生理を早く終わらせる方法は?辛い生理を乗り切るために!

生理は「赤ちゃんが産める体になった」という大切な印です。しかし生理中は不快な思いをしたり体調不良に悩まされる事が多く、うんざりしている人も多いと思います。出来る事なら早めに終わらせたいと思ってしまいますよね。

現在、生理の期間は5日~7日の人が一般的だと言われていますが、昔は3日程度で終わっていたと言われています。なぜ昔は生理の期間が短かったのか、昔の人の知恵に習って生理の期間を早く終わらせる方法について詳しくご紹介します。

生理について

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女性は誰もが知っている生理ですが、生理のしくみや正体について、正しく知らない人もいます。生理の事を知ることで、生理と上手に付き会う事ができ毎月の不快感を軽減することができるようになります。

ここでは、生理の概要や生理の期間について詳しくご紹介します。

生理とは

生理とは子宮の中で作られた内膜がはがれて血と一緒に体の外に出てきたものです。この生理の時に排出される血は経血(けいけつ)と呼ばれます。生理は赤ちゃんを作る事が出来る印でもあります。

月経周期が正常に来ている人は、毎月左右にある卵巣のどちらかで卵子が成長します。そして、子宮では子宮内膜が厚くなりはじめて、赤ちゃんを育てる準備をします。しかし、卵子と精子が出会わずに受精卵が出来なかった場合は、古い子宮内膜は必要ないので、外に排出しようとします。この子宮内膜が子宮の壁から剥がれ落ちて血液と一緒に外に出るのが生理の仕組みです。

生理の期間について

現在では生理の平均期間は5日~7日と言われています。しかし、昔の女性は3日~4日程度で生理が終わっていたと考えられています。昔の人は便利な生理用品がなかった為、トイレでおしっこをするのと同じように、経血をコントロールしてトイレで排出していました。

膣に力をこめてきちんと排出出来ていたので、生理を短く終わらすことが出来たと考えられています。若い頃は3日程度で血液量が一気に少なくなっていたのにも関わらず、年齢を重ねるにつれて生理がダラダラと続いてるのを感じている人も少なくありません。

生理が長く続く場合は病気の可能性もありますが、膣の力が弱っている事も原因の1つです。子宮に残った血液をダラダラと排出するのではなく、膣の筋肉を鍛えて上手にコントロールすれば、排出もスムーズにされて生理を3日~4日で終わらせることが出来るようになります。

また、1日~2日で生理が終わってしまう場合は、過少月経と呼ばれ無排卵月などの異常がある可能性もあるので、産婦人科を受診してみましょう。

排卵日について

生理が早く終わることで、排卵日を早まらせることができると考えている人もいますが、そのような事はありません。妊娠を希望している人は、排卵日を知りその時期に性行為をすることで妊娠しやすくなります。

排卵日を知る方法は、生理周期から計算する方法や基礎体温グラフを基にする方法、体の状態から知る方法など様々あります。

生理が長引いている原因

現代の人が昔の人に比べて生理が長くなった原因は、食生活の変化や生活習慣の変化が大きく影響していると言われています。

生理が8日以上続いている人や不正出血を起している人の中には、子宮内膜ポリープ、子宮筋腫などの婦人科系の疾患の可能性も考えられます。しかし、病気でない場合に長引く理由として考えられる原因は以下のようなものが挙げられます。

■生理が長引く原因

  • 卵巣機能、膣の筋肉の低下
  • 過労、ストレス
  • 食事の偏り
  • 体重の増減
  • 冷え
  • 生活習慣の乱れ
  • 姿勢や歩き方が悪い
  • 血液の流れが悪い
  • ピルの服用
  • ホルモンバランスの乱れ

昔は和式トイレが一般的で踏ん張りやすく経血を外に排出するための膣圧を鍛えやすい状況にありました。しかし、洋式トイレに変わった事で踏ん張りにくく、月経コントロールする事が難しくなったと言われています。

また、便利な生理用品の誕生により、経血をコントロール必要がなくなったり、生活環境の変化や姿勢により骨盤の歪みや血液の滞りなどが現れて、ダラダラと生理が長引くようになったと考えれます。

生理を早く終わらせるトレーニング方法

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生理を早く終わらせるには、生理をコントロールできるようになる事が重要です。膣をしっかりと締めて経血をためて、一気に排出します。

このようにコントロールできるようになる為には、骨盤の歪みを治して子宮に十分なスペースを作ったり、膣筋肉を鍛えて外に排出できるようにする事が重要です。ここでは、生理を早く終わらせる為のトレーニング方法についてご紹介します。

骨盤の歪みを直す

月経血をコントロールするには、骨盤の締まりをよくするのも重要なポイントです。骨盤が歪んでいると、子宮や卵巣が圧迫されたり、血管が圧迫されて血行不良を起したり、ホルモンバランスの乱れへと繋がります。

骨盤の状態は生理の周期、女性ホルモンの影響を受けて変化していきます。月経期間中は経血の排出がスムーズに行われるように、骨盤が開くようになります。生理の2日が一番開く時で、経血の量も多くなります。そして、生理が終わりに近づいてくると骨盤がどんどんと閉まってきます。

このように骨盤は生理と大きく関係しているのです。骨盤が歪んでいて締まりが悪くなると、ダラダラと血液が続いてしまったり、骨盤の開きが悪いと経血がスムーズにいかない原因となります。

骨盤エクササイズ

骨盤エクササイズを行い、骨盤の歪みを整えることが出来ます。下記で紹介する骨盤エクササイズの動作を10回、朝と夜の2回行いましょう。

■骨盤エクササイズ

  1. 仰向けに寝転がり、膝を90度に立てます
  2. お尻を床につけた状態で左右に揺らします。

子宮を柔らかくする

ストレスや冷えが原因となって子宮がガチガチになり、血液がドロドロになり排出されにくいことも原因として挙げられます。子宮を柔らかくして血液をサラサラにする事で経血の排出をスムーズにすることが出来ます。

子宮を柔らかくするには、目を閉じて脳をリラックスさせたり、1日5分間深呼吸をするなど体をリラックスさせる事も重要です。他にも、野菜を多く摂取したり、1日30分の適度な運動すること、お腹を温めるようにする事も血液をサラサラにするのに効果的です。

また、子宮を動かして骨盤体操をすると子宮の動きが高まります。普段から立ちっぱなしや座りっぱなしなど同じ姿勢でいる事が多い人ほど骨盤や子宮が凝り固まりやすくなります。

骨盤体操

  1. 四つんばいになり、手足と床を90度の状態に保ちます。
  2. 息を吸いながら、お腹を真上に引き上げるように10秒間かけてグッと力を入れます。
  3. 息を吐きながら10秒間かけて元の状態に戻していきます。

2と3の動作を合計10回繰り返し、朝と夜の2回行いましょう。骨盤体操を行うことで骨盤が動きやすくなり、子宮も柔らかくなります。生理を早めに終わらせるだけでなく、様々な月経トラブルの解消に効果的です。

膣を締める

生理の直前から前半にかけて、プロスタグランジンという物質が増えて、これにより子宮の収縮が起こります。この子宮の収縮が経血を外に排出する役割をしています。子宮の収縮自体をコントロールすることはできませんが、膣を締めたり緩めたりすることで月経血量をコントロールをすることが出来ます。

中でも骨盤底筋と呼ばれる子宮や腸などを支えている筋肉を普段から鍛えておくと、経血を意識して出しきる事ができるようになり、生理を短い期間で終わらすことが出来るようになります。

膣トレーニング

膣を収縮させるトレーニングは、膣を締めたり緩めたりするだけです。初めは膣を締める感覚が掴めない方は、肛門をキュッと閉めるように意識してください。肛門を締めることで自然と一緒に膣を締めることができます。

また、最近では膣トレーニング用のアイテムも増えてきているので、道具を使って膣トレーニングをするのもオススメです。

■膣を収縮させるトレーニング

  1. 足を肩幅に開き、つま先を内側にして立ちます。
  2. 息を吸いながら10秒間かけて膣に力を入れて引き上げる
  3. 息を吐きながら10秒間かけて膣を緩めます

月経血をコントロール

骨盤の歪みを整え、子宮を柔らかく、膣トレーニングをしたら、月経血コントロールを実際に行ってみましょう。月経血コントロールは、尿や便と同じように中に溜まって来たら外に排出します。

体が血を出しきることを覚えると、膣内に血が溜まってダラダラと生理が続くこともなくなります。初めは感覚が掴めない人でも、コントロールをしていくと慣れてきて経血が溜まって来た感覚を掴むことが出来るようになってきます。初めは1時間に1回トイレに行って排出するのがオススメです。

■月経血コントロールの方法

  1. 膣を締めて経血が漏れないようにする
  2. 経血が溜まって来たらトイレに行く
  3. トイレで膣を緩めて経血を排出する
  4. 経血を出しきったら再度膣を締める

経血が出しきれない時には息を吐き出しながら前かがみになりましょう。このような体勢になることで、子宮に腹圧がかかり、経血が外に出やすくなります。

生理用品について

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生理用品に使い捨てナプキンを使っている人は多いですが、他にも生理用品があるのは知っていますか?使い捨てナプキンは便利な反面、通気性や使用感も悪い為、痒みを起したりストレスを抱える原因になりやすいです。

生理用品を変えることでも、生理を短期間で終わらせる可能性があります。ここでは、生理を短期間で終わらせる可能性のある生理用品についてご紹介します。

タンポン

使い捨てナプキンの次に利用者が多いのがタンポンです。タンポンは膣内に直接挿入する為、挿入感が嫌だと感じている女性も多いです。しかし、使い捨てナプキンを使用するよりもタンポンを使用した方が生理が早く終わる可能性があります。

タンポンは子宮から出た経血を素早く吸収することができます。生理は3日目以降は膣内や子宮内に残った血液が少しずつ出てきている為、この血液をしっかりとタンポンが吸収することが出来れば生理を早くに終わらすことができます。

布ナプキン

布ナプキンは布で出来たナプキンで、使い捨ての紙ナプキンとは素材が違うだけで、使い方は一緒です。使い捨てナプキンは素材にビニールを使っている為、通気性が悪くムレる原因になったり、独特なニオイが発生する原因になります。

また、ムレやビニールの素材が肌に擦れることで、肌の弱い人はかぶれや痒みを引き起こします。他にも、使い捨てナプキンに使用されている「吸水ポリマー」は、血液を吸収すると固まって冷たくなる性質があります。その為、体を冷やし血液が滞り、子宮の働きを鈍くしてしまいます。

一方で、布ナプキンは通気性に優れていて湿気は外に排出されます。布ナプキンに使われる素材のほとんどは綿で出来ており、オーガニックコットンが使われている場合もあります。その為、肌に優しく付け心地は抜群に良いです。これにより、生理中のストレスを軽減することもできます。また、生理不順や生理痛を引き起こす原因の冷えも解消することができます。

熱は筋肉で作られますが、股の部分は筋肉が少なく冷えやすい部分でもあります。体が冷えると血液の流れが悪くなり、子宮の動きも鈍くなります。布ナプキンを使うことで子宮の周りを温めることができ、早めに生理を終わらせるだけでなく生理痛などの月経トラブルも解消することが期待出来ます。

布ナプキンの洗い方

布ナプキンは1枚500円~1,500円程でドラッグストアやインターネットで購入することができます。布ナプキンは何度も使える為、経済的である反面、自分で手洗いする必要があるので、メンドクサイと想像している人もいると思います。

しかし、実際に布ナプキンの洗い方を知ると、簡単だという事に気付きます。生理の血は蛋白質による汚れなので、アルカリ系の洗浄剤を使用する必要があります。水ですすいで1日つけておくだけなので、とても簡単です。

■布ナプキンの洗い方

  1. 水の中で経血を洗い流す
  2. アルカリ系の洗浄剤を入れて1日浸す
  3. 水気を取り、洗濯機にかける

月経カップ

月経カップとは、シリコン製の柔らかいカップを膣内に入れて経血をためる事のできる生理用品です。日本では最近話題になりましたが、30年ほど前からカナダで市場に出回るようになり、それ以降は度々改良されて欧米諸国を中心に愛用されていました。

月経カップを使うと血が出ているという感覚が分かるようになってきます。このような感覚を覚えることで膣圧をかけられるようになり、経血が排出されやすくなって生理が早く終わるのではないかと考えられています。

使い方

月経カップを折り曲げたまま膣内に入れて、カップの底を押すとカップの形状が元の状態に広がり、経血を受け止めることができます。経血が溜まって来たら、お尻の穴を締めるようにして力を入れて、膣を締めるとカップが下に降りてきます。

そして、カップの先端のつまみを掴んで引っ張って取り出します。3日目までは3時間前後を目安にしてカップを取り出します。カップに入った経血をトイレに流してカップを洗い、再度装着して使用します。使い捨てナプキンと比べると経済的で、ムレやかゆみなども抑える事もできます。

ビデ

ビデとは、膣内洗浄に使われる道具です。生理の終わりかけは経血の量が少ないものの、生理用品を外すことは出来ません。生理の終わりかけに膣内洗浄用品を使うことで、経血の残滴を取り除くことができ、ダラダラと続く生理とサヨナラできます。

ドラッグストアなどで、使いきりビデと呼ばれる膣洗浄用品を購入できます。洗浄は月に2回~3回ほどがオススメです。洗いすぎると常雑菌までも殺してしまい、トラブルになる可能性もあると言われています。

シャワーやトイレのビデで洗浄する方もいますが、専用の膣内洗浄では不純物を取り除いた純度の高い水である精製水を用いて膣内を洗浄します。体の中に入れるものなので、水道水ではなく水にも拘る事をオススメします。

使い方

専用の膣内洗浄に付属されている先端のノズルを膣内にいれて精製水の入ったボトルを押すと、精製水が押し出されて膣内の経血の残りをキレイに洗い流してくれます。

力が入っていると挿入しづらい為、トイレの便座もしくはお風呂場に座って息を吐きながらリラックスしてゆっくり挿入しましょう。使い捨てタイプを洗って使いまわすと雑菌が繁殖する原因となり膣炎などのトラブルを引き起こす可能性もあります。使い終わった後は捨てて、毎月新しいものを購入するようにしましょう。

生活習慣を改善する

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日本人の食生活は昔は野菜や魚が中心の食生活でしたが、欧米文化が入ってきたことで脂っこいものやお肉などを食べるように変わってきました。

お肉や油も体に必要な栄養素ですが、摂取しすぎると血液の流れを悪くして経血の排出の妨げになります。生活習慣に気をつける事も生理を早く終わらせる重要なポイントなのです。

生理前に控えるべき食べ物

血液をドロドロにするのは「塩分」「糖分」「脂質」の3つです。最近では外食でも健康に気を使った食べ物が多くありますが、中には味の濃い食べ物や脂質の多い食べ物もあります。

これらの3つの成分は、ファーストフード、インスタント食品や揚げ物、お菓子などに多く含まれている為、生理前には特に控えるようにしましょう。

生理前に積極的に食べるべき食べ物

生理前に積極的に食べるべき食べ物は、血液の流れをよくしてくれる食べ物です。

中でも黒色の食材は子宮や卵巣の働きを活発にさせたり、血液の流れをよくする食べ物がたくさんあります。ひじき、のり、ごま、わかめ、黒豆、プルーン、干しぶどうなどを積極的に食べるようにしましょう。

姿勢を正す

子宮や膣は骨盤の骨の間に位置しています。この骨盤は体を支える重要な役割をしている為、姿勢が悪かったり歩き方が悪いと骨盤に負担がかかり、歪んでいきます。生理が始まると骨盤が広がり経血を排出しやすく働きがありますが、骨盤が歪んでいると上手く排出できなくなります。また、歪んだ骨盤に子宮が圧迫されて血液の流れが悪くなる場合もあります。

椅子に座るときや歩く時のポイントを抑えておくだけでも、骨盤の歪みを改善していくことができます。まず、椅子に座るときには、骨盤の一番下にある坐骨という場所で体を支えるようにして座ることを意識しましょう。また、歩く時には、猫背にならないように背筋を真っ直ぐと伸ばして前を見てあるくようにしましょう。

おわりに

憂うつで面倒な生理ですが「月経血コントロール」「生理用品」「生活習慣」を改善すると早く終わらせることができます。

これらの対処法を行うことで、生理痛の緩和や生理用品の痒みなど様々な月経トラブルも併せて改善できることが期待できます。毎月、不快な悩みに悩まされている人は、是非試してみて下さいね。

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