お肌の大敵・・・と聞いて何を考えますか?夜更かし、飲みすぎ、ストレス、たくさんありますよね。
なかなか治らない吹き出物や肌荒れの原因は色々あるとおもいますが、今回は女性の方に特に多いお肌の大敵の原因である便秘について原因と10分で簡単に出来る解消方法をご案内します。
便秘が続くと起こる不調とは・・・
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そもそも、どの状態を便秘と呼ぶと思いますか?その定義は様々ですが、大腸が健康な状態ならば柔らかくバナナ状の排便が、ほぼ毎日あります。感覚で言えば『すっきり感』がある排便です。
逆に、3日以上すっきりとした便が出ない状態は便秘と言えます。便が出ていても硬くて量が少なく、残便感があれば便秘に近いと言えます。
便秘状態が長く続くと、身体に様々な不調が出てきます。
・肌荒れ・吹き出物
・イライラ感
・肩こり、腰痛
・だるさや疲労感
・腹痛、お腹の張り、食欲の低下
・痔
など、女性にとっては大問題ですね。最近、お肌の調子や身体の調子が気になる方は腸内環境を整えて、美肌と快適ボディを手に入れましょう!
便秘の種類を3つ紹介
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ここで女性に多い便秘の種類を3つ紹介したいと思います。
1、弛緩性便秘
腸のぜん動運動が弱いことが原因で、便を腸の先に進めることがスムーズに出来ないため便秘状態になります・運動不足や水分不足だったり、過度な食べないダイエットで食物繊維が不足することで発生します。
また、腹筋が弱いと便を送り出せなくなる可能性も考えられます。
2、けいれん性便秘
弛緩性便秘とは反対で、腸のぜん動運動が強すぎることが原因となって腸が痙攣を起こしスムーズに便が出なくなります。ストレスや緊張によって、けいれん性便秘が起きることがあります。ただし、環境の変化が原因になる場合もあります。
3、直腸性便秘
排便のリズムが乱れてしまうと、直腸にたどり着いても便意が起こらないことがあります。原因は痔や、会社などの家でない場所で、便意を感じた時に我慢してしまう方に多く見られます。
日常生活で出来る便秘改善方法
さて、では日常生活で改善する方法をご紹介します。
・我慢しない
我慢してしまうことで便秘になりやすくなります。何より便意を感じたら我慢しないことが大切です。
・きちんと食事をとる
食事をとらない過度なダイエットや小食は、食物繊維が不足してしっかりとした便がつくられなくなります。
ダイエット中もバランスよく食べ、食物繊維を摂取することをオススメします。
・規則正しい生活を送る
朝早めに起きて、朝食を食べ時間に余裕を持って便意が無くてもトイレに行く習慣を作りましょう。
・適度な運動をして腹筋を鍛える
腹筋が弱いと、せっかくの便をスムーズに排泄する事が出来ません。腸のまわりの筋肉や、骨盤と足の付け根にある「腸腰筋」を鍛えることで、便を送り出す力が強くなります。
・水分をとる
水分が不足すると、便が固くなりコロコロした便になります。固くなった便は排泄するときに痛みも伴いますので、水分をたくさんとって柔らかい便に変えましょう。
足つぼを押して便秘解消へ!
それでもなかなか改善しない事があります。便秘が続くと本当に辛いですよね。そんな方にオススメするのが足つぼ指圧です。今回は簡単に出来る足つぼをご紹介します。
足の裏にはたくさんのつぼ(反射区)があります。胃腸のつぼを刺激すれば、胃腸の働きを活発にすることが出来ます。自律神経を整えるつぼを刺激すれば、神経がリラックスしてストレスの緩和にも効果があります。即効性もありますので、便秘の解消には足つぼを是非オススメします。
では、足つぼの方法を紹介します。
まずはじめに、保湿クリームかベビーオイルなど、滑りを良くするものを準備します。さらにフェイスタオルを二枚用意します。
一枚は足つぼを行っている足の下に敷き、床が汚れないようにします。足つぼはどうしても左右交互に行うので、足つぼを行っていない反対の足が冷えてしまいます。フェイスタオルを足にかけて冷えるのを防いだ方が効果的になります。
次に、足つぼを押す前に足を温めておくのが大切です。入浴後や寝る前の、足が温かい状態で行うようにしてください。時間に余裕があるときは、風呂桶にお湯を入れて温めてから行う更に効果が上がります。
そして指圧の強さですが、『痛い!!』と感じる強さではなく『痛いけれど気持ちがいい』くらいの強さで押すようにします。呼吸は止めないよう、ふぅーっと息を吐きながら『1,2,3,4,5』とゆっくり数えます。5秒押すのを2セットから3セット繰り返します。
もしも強すぎる痛みを感じた場合や、気持ちが悪くなった場合は無理せず中止しましょう。さぁ、準備が出来たらさっそくはじめましょう。
①土踏まずをグリグリしよう!
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土踏まずには、胃や十二指腸などの消化器官のつぼがあります。クリームなどを塗って滑りを良くしたら、土踏まず全体をまんべんなく押すようにします。
上の方には胃のつぼが、下のほうには腸のつぼがあるので、上の方からかかとの方に向けて一方通行で押します。
両手の親指を使い少し強めに圧迫します。固いところがあれば、そこが不調のポイントです。揉みほぐすようにゆっくり時間をかけて押します。
土踏まず全体をしっかりグリグリすることで、消化器官を活発にして消化力の低下を防ぎ便を作りやすくなります。
②湧泉(ゆうせん)を刺激して身体を元気にしよう!
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土踏まずの少し上の指を曲げて凹むところに、湧泉(ゆうせん)という自律神経を整えるつぼがあります。両手の親指を重ねてくぼみの部分を少し強めに圧迫します。
『1,2,3,4,5』とゆっくり数え手を離します。2~3セット行うと、足や身体全体が温かくなってきているのを感じます。
胃腸の働きを整え自律神経をリラックスすることで、身体全体が元気になります。さらに湧泉は、身体を温める効果もあるので冷えの改善にもつながります。痛すぎず優しすぎず、気持ちが良い強さで押すように気をつけましょう。
③厲兌(れいだ)を押して便秘解消と美肌を手に入れよう!
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場所は、人差し指の爪の横で中指側にあるつぼです。押して痛いと胃腸のバランスが崩れている証拠であり、不調のサインの表れです。手の人差し指のお腹に、足指を乗せ親指の爪の先で厲兌を強めに押します。
左右押してみて、痛いほうの足を集中的に刺激します。便秘が続くと肌荒れや吹き出物が出やすくなります。厲兌は胃腸の働きを助けて腸の運動を活発化します。
④三陰交(さんいんこう)を押して胃腸の疲労、そして生理痛改善へ!
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足の内側のくるぶしのやや上にあります。くるぶしの上に指を4本当てるとくぼみがあり、その場所が三陰交です。
場所が良く分からないときは軽く押してみて痛みがあれば、そこがポイントです。親指をつぼに当てて手のひらと指で足を包むようにします。あまりグリグリと圧迫しないように揉み込むように優しく押します。
三陰交は消化器官や内臓に効果があり、生理痛やむくみなど女性特有の症状を改善するのにも役立ちます。
⑤三里(さんり)を刺激して効果倍増!
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最後に紹介するのが足三里です。
場所は、座った状態で膝のお皿から指4本分下の脛の外側にあります。指で押したときに鈍い痛みがあれば、その場所がポイントです。息を吐きながらイタ気持ちいい強さでゆっくり5秒を目安に押します。
お腹の張りや消化不良などの胃腸の不良から、足の冷えやむくみ、だるさなどの全身の症状にもとても効果のあるつぼです。ある程度強めに押しても大丈夫ですので、固い場合は強めにグリグリ押していきます。
まとめ
いかがでしかたか?
今回は便秘の仕組みと改善方法をご案内しました。
足つぼが終わった後は水分補給をして身体が冷えないように気をつけましょう。日常生活を改善して、足つぼで内臓をリフレッシュして快適な生活を送りましょう!
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