特に男性に多い〇〇自慢。中でも寝てない自慢は誰もが聞いたことがあるのではないでしょうか?もしくは自分も話した経験があるかもしれません。
「ねみー、俺もう30時間以上起きてるわ。」「そうなんだ。」程度で終わればいいのですが、同じ内容を3回4回と数分おきにされたり、理由を聞いてないのに勝手に語り出されると非常にめんどくささが増します。
そんな若干めんどくさい男性の心理や対処法についてここでは紹介していきます。
この記事の目次
寝てない自慢をする人の心理
寝てない自慢をする人の心理って一体どんなものなのでしょうか?相手に相手に何を期待しているのか?なんども繰り返し寝てないことを報告して何を伝えたいのかについて考えて見ましょう。
心理が明確にわかるとうざさが軽減したり対処もしやすくなるかもしれません。
心配して欲しい
寝てないことで体調が悪いことや寝不足になっていることについて他人にどうしても心配して欲しいという感情が溢れ出してついつい寝てないことを報告してしまう場合があります。
心配してもらうことを目的にしているので、この理由から寝てない自慢をする人は寝てない時間を盛って話す傾向があります。
男性の場合は主に女性に甘えたようにアピールして話すことから周囲で聞いている人の心までざわつきます。
保険をかけている
もし自分が仕事上の失敗したときやパフォーマンスが低下することについて保険をかけているパターンです。
あまりきつく言われないように、仕事を押し付けられないように先に自分の体調が悪かったり、睡眠不足であることをアピールしているパターンです。
寝不足の原因と状況によっては眠そうにしているだけでもアウトです。
忙しいことを報告したい
聞いてもないのに寝る時間がないことの理由を説明してくるタイプがこの心理であることが多いでしょう。
「いろんな案件が溜まっているので寝る時間がないんだよねー」という表現をすることが多いです。謎めかした案件に潜んでいる本当の内容については聞いてもはぐらかされますし、興味もありません。
たまに思い出したように独り言を言って「今日もねれないのかー」と追い討ちをかけてきます。
共感を求めている
他にも寝てない人がいないか仲間を求めて寝てないアピールをしてきます。
クワガタやカブトムシを勝負させるようなノリで、自分の睡眠時間と人の睡眠時間を勝負させて一喜一憂しています。もちろん睡眠時間が短い方や睡眠不足になっている理由がより充実している方やボロボロになっているが勝ちというクソルールです。
自分が寝て居ない事の報告の前に相手に「毎日どれくらい寝てる?」とジャブを打ってきます。
過去に睡眠時間短いトークで盛り上がった経験があるのでしょう。誰とでも盛り上がれると思うと大怪我をします。
人気者アピール
朝まで飲んでた、友達に誘われた、上司から呼び出し食らった、仕事の付き合いで朝まで接待、バーでテレビ関係者と出会って仲良くなったなどなど。
あげればキリがないほどの人付き合いアピールをしてくるタイプです。
自己啓示欲や承認欲求が高く、ナルシストの人に多い傾向があります。忙しい俺かっこいい系の意識高い系ですね。
寝てない自慢だけでなく、人気自慢、人脈自慢などの他の自慢も兼ねているのでかなり厄介です。
寝てない自慢はどの年代に多い?
寝てない自慢をしている人はどの年代に多いのでしょうか?年代別に異なる自慢話の内容について紹介します。
若年層に多い寝てない自慢
特に寝てない自慢をする人が多くいるのが20〜40代までの若年層。確かにこの年代は仕事や大学での付き合いや勉学や仕事の内容もこなさなくてはいけないタスクが多いので寝不足になりがちです。
うざいと感じる自慢話の内容でもっとも多いのが寝てない自慢、寝てないアピールですのでこの話をしている人の多さにも関係しているでしょう。
壮年期や更年期に入るとボロボロ自慢
50歳を過ぎた頃からは寝てな自慢の熱は冷めて今度は体ボロボロ自慢に入ります。
若い人が体が痛い話を振ると、聞いても居ない自分の体ボロボロ自慢が始まりますので要注意です。
だいたい腰や膝など関節の話や、現在の病気、過去の病気、飲んでいる薬の量などを話し出します。こっちの体の話だったのに全然労ってくれずに、逆に体の心配をしてあげなくてはいけなくなるという逆転の法則が存在します。要注意です。
寝てない自慢はどうしてうざいのか
寝てない自慢、語っている本人にとっては単純に自分の今日の体調の報告やたわいもない話題の一つに過ぎないのですが聞いている人からするとなかなかうざいものです。
ではどうして寝てないことをうざいと感じてしまうのでしょか?
語り手と聞き手の感覚の違い
寝てないことを自慢するタイプの人は、寝てない=充実している人間と捉えているのに対し、うざいと感じる聞き手の人は、寝ていない=要領が悪い、管理ができない人間だと感じています。
この感覚のすれ違いによって、お互いの望んでいる会話が成立せずに、主に聞き手が受け身になることで聞き手にうざさや面倒臭さが発生する原因となっているでしょう。
心の中ではこう感じている
いい人の場合表面的には「大変だねー」「休まなくて大丈夫?」「すごい起きてるじゃん」など言って相手をしてあげて居ますが、深層心理では相手のアピールの目的がわかっているので、聞き手はこう思って居ます。
「寝てないんだよね(心配して欲しい)」・・・帰れ、寝ろ
「寝てないんだよね(保険をかけている)」・・・ミスったら殺す、絶対助けない
「寝てないんだよね(忙しいことを報告したい)」・・・時間の使い方見直せ、お前普段めっちゃ暇そうやん
「寝てないんだよね(共感して欲しい)」・・・枝野見習え、自分7時間寝てるんで、自分のせいだよね?
特に寝てない理由が遊びやゲームしてて、などの理由だと余計にこんな心の声が止まりませんね。
寝てない自慢をする人に対するネットの声
「うざい」
「仕事ができない」
「言い訳ばっかりするタイプに多い」
「無能」
「眠い、だるいが口癖の奴は何をやらせてもダメ」
「いちいち報告しなくてよし」
「デートで寝不足なんだよねとか眠いとか言われた日はそこまで無理して来なくていい」
などの声が多く見られますが、逆に「寝てないわ」という何気ない会話に対していちいちうざいと感じる意味がわからない
ただの会話のタネだろと特にうざさを感じて居ない人も居ました。
普段の人柄や会話の流れにもよりますが、話の内容が常に自慢の人の話はしんどいですよね。
寝てない自慢の対処法
寝てない自慢をしている人はどのように対処することが正解なのでしょうか?
寝てないアピールをしてくる人のあしらい方について紹介します。
無視する
自分は忙しいふりをして「大変だね」「そうなんだ」以外のリアクションをしない方法です。
ちょっとでも寝不足の理由やどれくらい寝て居ないのかを聞こうものなら自慢が止まらなくなります。これで大丈夫かな?と不安になるかもしれませんが仕事や勉強に集中している風を装えば問題ありません。
甘やかさない
寝てないことをアピールされただけで仕事の内容を減らして負担を軽減してあげたりしてはいけません。しっかり働かせましょう。
「もし自分も寝不足であまりにも辛かったらどうしよう」などと考えますが、その場合は寝不足である事の理由や体調の報告をしっかりして「辛いので休ませてください」などと言えばいいのです。
アピールさせるだけで負担を軽減するように気を使って居ては、しっかり自己管理している人がかわいそうですし相手は調子に乗ります。
共感してはいけない
寝てないアピールをする人もしっかり話す人(アピールする相手)を選んでいます。
自分を甘やかしてくれる人や、話を聞いてくれる優しい人を選んでいるので、うざいと感じたり甘えられたくない対象に対しては安易に共感してはいけません。
厳しい態度で臨みましょう。
愚痴っちゃダメ?寝てない時はどうすればいいの?
しかし誰しも、寝不足で辛い時はあるものです。そんな時誰かに話を聞いてもらうだけでも気持ちは楽になります。
どんな風に会話をすればうざいと思われずに寝てないという会話をすることができるでしょうか?また寝てない時の対処法としてオススメの方法を紹介します。
黙ってエナジードリンク
眠いことを報告されることをよく思わない人も居ます。自分の効率の悪さを露見するだけですし、ただ話のタネだと思って居ても空気を悪くしてしまうこともあります。
なので、眠いことや寝不足であることを話題のネタにしたり、その会話だけを相手に振るのはやめましょう。
黙ってエナジードリンクを飲んで、話題を振られた時に話せばいいのです。
眠い自慢をするよりも、頑張って仕事や勉強をしている時にコーヒーや甘いものを差し入れされたりちょっと休む?などと気遣いされた方がお互い気持ちいいでしょう。
絶対に仕事に支障を来さないように
いかに寝不足でも社会人であれば仕事に支障を来さないように心がけなければいけません。
まだ新卒や新入社員のうちは周りが助けてくれますが、上になればなるほど責任や信用が重要になりますから眠いなどと愚痴を吐いていては誰もついて来ないでしょう。一部の実力があり結果を出している人は別ですが。
睡眠方法や生活習慣の見直しをして寝不足にならないように工夫するべきでしょう。
本当に辛い時は相談を
たまたま用事や付き合いが重なって睡眠時間が著しく短くなってしまうことは大人であれば誰しもあります。それを理由に言い訳するのは社会人としてはNGです。
しかし本当に辛い時は倒れたり失敗をする前に、誰かに相談をしっかりして助けてもらいましょう。
信頼できる人だけに相談して、必要であれば他の迷惑をかける可能性のある人に謝っておいて、自分でできる限りのことをしましょう。
そんな時に助けてもらえるように信頼を作っておくことも大切ですよ。
甘える時はお詫びを忘れずに
もし、どうしようもなく状態が悪くて周囲に迷惑をかけたり、かける恐れのある時には何かしらのお詫びを用意しておきましょう。
手ぶらよりも何か飲み物だけでもあれば印象が違います。特に入りたてのコミュニティーなどではお互いのことをよく知らないのでマイナスイメージがつきやすい時期でもあります。
そんな時でも気遣いがしっかりできているだけで、自分への配慮もストレスなく相手が行なってくれる状況を作ることで円満な関係が築きやすくなります。
自慢だと騒ぎ立てるのもほどほどに
寝てない自慢は確かにうざい一面もありますが、コミュニケーションの一環でもあります。
その人と全く関わるつもりがないのであれば無視してもいいと思いますが、自慢だなんだと異常に騒ぎ立ててしまうことは関係を悪化させるだけですし、自分のストレスにもなって誰も得しない状態に陥ります。
いい感じに話を合わせて相手を気持ち良くさせてあげたり、自分も笑ったりした方がお互い気持ち良く話が終わります。
しっかり自己管理ができる素敵な人になるための反面教師にして、自分は寝てない自慢をしないように心がけましょう。
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