眠い病気って何?症状や原因、対処方法を紹介!

みなさんの中でどれだけ寝ても眠いなというときはありませんか?それにはいろいろな原因があります。

病気が原因だったり生活習慣だったりといろいろなことが考えられるのです。

これは、日中に何度も眠気に襲われてしまい、運転をしているときや、大事なお仕事、プライベートなど、どんな状況でも眠ってしまうという病気になります。

しかし、これは生活をしていくうえで、大変支障が出てきてしまいます。もし、こういったことでお悩みの方は、原因について知ってみても良いかもしれません。

これから原因についてなど紹介をしていきたいと思います。

ナルコレプシーという病気について

眠い①

ナルコレプシーという病気は、日中にもかかわらず何回も急に眠気に襲われてしまい、居眠りをしてしまうといった病気になります。

このナルコレプシーはとても強い眠気に襲われるのですが、それを、睡眠発作と呼んでいるのです。

何も症状のない人が2日間寝なかったときに感じる眠気と同じくらいの症状になります。このナルコレプシーは、10代後半の人によく見られるということが多いのです。

ナルコレプシーの症状について

ナルコレプシーは睡眠発作がよく出てくる症状になるということは、先ほど説明しましたが、それ以外にも、脱力感のある脱力発作や麻痺してしまう睡眠麻痺、眠るときに幻覚がみえてしまうといったような症状が出てくることもあるのです。

脱力感のある発作も睡眠発作と同じように良く出てくる症状の1つともいえます。

睡眠発作

私たち人間が朝起きたときに出てくる眠気というのは、大体同じくらいにはなってくるのですが、普通の人でもお昼ころから午後にかけて途端に眠くなってきたり、何回も眠気に襲われるということがあります。

居眠りとして何分かで短くて、そのあとはスッキリとすることもあるのですが、すぐにまた眠気がやってきて、何度もこれらの繰り返しになってくるのです。

脱力発作

脱力発作というのは、情動脱力発作とも言われていて、びっくりとしたり、大笑いをしたり、怒ったりとしたような、強く感情が出てきたときに体の姿勢も保ってくれる筋肉による力が抜けてしまうということを言います。

こちらについても先ほど説明しました睡眠発作と同じで力が抜けている状態は何分かになるのです。

人によっては、顔の筋肉の力が抜けてしまうということもあります。そのときには、話をすることが出来なくなってしまったり、目が開かなくなってしまうということもあるのです。

幻覚や麻痺について

ナルコレプシーになってしまう人の中には、寝るときに幻覚という症状が見られたり、睡眠麻痺になってしまう人がいらっしゃいます。

幻覚についてですが、眠りに入るときにはっきりと幻覚をみたり、幻聴が聞こえてきたりとすることで、朝起きるときとか、お昼寝をするときなどに起きてしまうのです。

そして、睡眠麻痺についてですが、よく旅行などに行って心霊スポットなどのあるところに泊ったりすると、寝ているときに金縛りになってしまう人がいると思いますが、その金縛りと同じようなことで、体に力が入らなくなってしまったり、声が出なくなってしまったり、体が動かないといったようなことになります。

ナルコレプシーの原因について

このナルコレプシーというのは、睡眠をコントロールしている脳の機能がいつもと違うといったような異常なことが起こるのですが、ある神経が活動しなくてはいけないのに、ほとんどなくなってしまったために、調整することがよく出来なくなってしまい、起きてしまうのです。

もしナルコレプシーになったら?

眠い④

ナルコレプシーの症状の1つでもある睡眠発作というのは、誰か人と話しているときとか、車を運転しているとき、緊張をしているときなどで起きることがあります。これは、健康な人でも急になることがあるのです。

これを本人もまわりの人たちも、ただの居眠りなのだと勘違いしていることが多いです。そのため、病気になっていると気付くまでに何年もかかってしまうこともあるのです。家族や自分のことをよく知っている人たちには怠け者だと思われたり、お仕事を失ってしまったり、事故災害を起こしてしまったりと、日頃の生活に大きな支障を与えてしまうこともありますので、なるべく早めに対処をしたほうが良いでしょう。

薬を使って治す方法や生活習慣を変える方法などがあります。よって、原因や症状に合っている対処をして症状を軽くしていくと良いと思います。

ですが、お医者さんによっては正しい診断を受けられないということもあるので、もし、ナルコレプシーかなと思ったら、睡眠障害を専門としているお医者さんや精神科などを受診してみると良いでしょう。

生活習慣が悪い原因について

眠い⑤

眠気をひどくしてしまう原因には生活習慣もあります。人によっては、体に良いと思っていたことが原因になっているということもあるのです。

眠気が襲う原因の1つには、自律神経のバランスがあるのですが、やり方を間違えてしまいますと、自律神経のバランスが崩れてしまい、夜寝るときも妨げられてしまいますので、日中に眠くなってしまう原因となってしまうこともあるのです。

寝る前にお酒を飲むこと

みなさんの中でも夜眠れないから寝酒を飲んでから寝ようという人はいるのではないでしょうか。眠る前にお酒を飲んでしまいますと、眠気をさらに強くしてしまうので、効果は逆効果になってしまうことが多いです。

お酒を飲むと、よく眠れるということについてですが、これは覚醒出来なくなってしまうためになるのです。

また、交感神経という神経が活発にはたらいてしまうことになります。これは、興奮をさせてしまうことが多いので、この力がたくさん働いてしまいますと、夜は眠れずに朝起きたときに疲れが残ってしまっているということがあるのです。

睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠とよばれるものがあるということはなんとなくお分かりいただいていると思います。これは、浅い眠りか深い眠りなのかということになりますが、お酒を飲むとレム睡眠という浅い眠りが増えてしまうことになります。

よって、どれだけ寝たとしても眠れなくなり疲労が重なってしまい、夜中も何回も起きてしまうということがあるのです。

寝る前の食事について

夜寝る前に食事を摂ることも眠くなってしまうことのうちの1つになります。

食事をしてしまうと、胃腸がよく働きますので、睡眠を邪魔してしまうのです。胃腸の中で消化をしているときは、眠るということに集中することが出来なくなってしまいます。

私たち人というのは、眠くなると体温は下がってきますので、体をリラックスさせて休めることが出来るのですが、胃腸がはたらいていると、体温をあげてしまいます。

よって、寝る前に食事をすることは控えたほうが良いでしょう。できるだけ、寝る前は3時間あけて寝るようにしてください。

炭水化物の摂り過ぎ

炭水化物というのは、ごはんとかパンなどのことを言うというのは、ご存知かと思いますが、主に当分と食物繊維で出来ているのです。

この炭水化物を摂りすぎてしまいますと、血液にあるブドウ糖が増えてしまい、体は血糖値を低くさせようとします。そうすることで、栄養不足にもなってしまい、普段働いている脳が働かなくなってしまうために、眠気に襲われることになるのです。

食べ過ぎてしまう

健康にはよく、腹八分目で食事をすると良いということは聞いたことがあると思います。

しかし、満腹になるまで食べてしまう人のほうが多いかもしれません。満腹になるまで食べてしまうと消化をするのに負担がとてもかかってしまうことになりますので、内臓へ送る血液が多くなってしまい、逆に脳へくる血流は減ってしまいます。

そうなると、眠気が襲ってきてしまうことになるのです。また、満腹のときというのは、消化をするのに時間がかかってしまいますので、どれだけ寝ても眠いということになります。

お風呂へ入ること

先ほども、寝る前というのは体温下がってしまうということを説明しましたが、寝る前にお風呂へ浸かってしまうと、体温はもちろん上がってしまいますので、寝るときに体温が下がりきらないということになるのです。

また、お風呂へ入るときに体を勢いよく温めてしまうということも良くありません。熱いお風呂へ勢いよく入ってしまうと、体は減ってこなくてはいけない交感神経が働いてしまいますので、睡眠の邪魔をしてしまうことになるのです。

お風呂へ浸かるというのは、ストレスや疲れなどをリラックスさせてくれるのですが、入り方が少しでも違うだけで、安らかに眠るということが出来なくなってしまうこともあります。

歯磨きをすること

寝る前に歯を磨くことも実は良くないのです。特に歯茎を刺激してしまうとメラニンというホルモンが通常よりも少なくなってしまいます。

よって、寝る前に歯磨きをしてしまいますと、眠くなくなってしまうことになるのです。

激しい運動をすること

トレーニングをしたり走ったりなどと、激しい運動をすることは、朝起きたときにとても眠いなと感じてしまう原因にもなります。

激しく運動をしてしまいますと、体は興奮してしまうことになりますので、眠るというはたらきが減ってしまうのです。

タバコを吸うこと

よく寝る前にタバコを吸うという方もいらっしゃることでしょう。リラックス出来るからという人もいるのですが、寝る前にタバコを吸うということは熟睡するためにいは効果がありません。

ニコチンはアドレナリンを発動させてしまいますので、興奮してしまうことになります。また、朝起きたときも眠くなってよく寝れたということがなくなることになるのです。

ナルコレプシー以外の病気の原因について

眠い⑥

ナルコレプシーの他にも原因となっている病気があるのです。

肩がよく凝るなという人や慢性的に肩が凝ることが多いという人は、筋肉が固まってしまうのです。これというのは、交感神経が活発になっているからになります。

この交感神経がよく働いてしまいますと、筋肉にも力が入ってしまいますので肩こりになってしまうこともあるのです。

そして、最近花粉症になっている人も多くなってきましたね。花粉症でも眠くなってしまう原因のうちの病気の1つになります。

花粉症は鼻水や鼻づまりなどが主な症状になりますが、これは鼻での呼吸をすることが大変になってしまうために眠るのを邪魔してしまうことになります。

他にも無呼吸症候群だったりうつ病だったりといろいろな原因があります。

まとめ

病気が原因でくる眠気、生活習慣などが原因でくる眠気などいろいろな原因があることが分かったと思います。

間違った生活習慣を続けてしまいますと、日中にくる眠気だけではなくて、神経のバランスまでもおかしくしてしまい、病気になってしまうことも考えられます。

普段の生活を確認して、もし違うなと思ったら、正しい生活習慣を送るようにしたほうが良いでしょう。

  
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