少し異性の友人と話しているだけで浮気だと騒がれたり、いつどこに誰と行くのかをいちいち報告しないと怒るほどに嫉妬しやすい恋人がいると悩んでいる方は意外とたくさんいるのではないでしょうか。
また、反対にどうしても人の事が信用できずに妄想してしまい、心の距離を取ってすぐに嫉妬してしまう方もいるかもしれません。
これらはどう解決しようと思ったとしても、なかなか難しいところですよね。しかし、自分の気持ちをコントロールできるのなら、あるいは対処することができたほうが良いかと思います。この記事ではそんな嫉妬深くなってしまう理由から見ていきたいと思います。
この記事の目次
嫉妬しやすい人の性格って一体どういったものがあるの?
すぐに怒ったり、泣いたりと感情表現が豊かでもある嫉妬深い人は、実は性格に特徴があると言われています。もちろんその性格の人全てが嫉妬深くなるわけではありませんが、こういった特徴がある人は嫉妬深くなりやすいと言われています。
特に、自分には嫉妬深いという自覚がなかったとしても、もしかしたらヤキモチを焼いていたり、今後嫉妬深くなる可能性があります。ぜひ、どういった性格だと嫉妬深くなりやすいのかをチェックしてみてくださいね。
他の人には負けたくない、負けず嫌い
小さいときから、自分がやっていることは他の誰にも負けたくないという強気な負けず嫌いなタイプの人は、実は嫉妬深くなりやすいと言われています。なぜ嫉妬深さと負けず嫌いが関係があるのか不思議に思う方もいるのではないでしょうか。
負けず嫌いということは、人と関わりを持つ時にも発揮されます。すなわち、他の人のほうが自分よりも優先されていることに腹が立つ為、嫉妬になってしまいます。それだけで済めばいいのですが、そのままどうしても許せないと嫉妬深い人になってしまいます。
人間関係は目に見えない感情が関わってくるので、頭でっかちに自分のほうが軽んじられていると感じてしまったらなかなかそれが解決せず、ずっと嫉妬してしまうこともあるようです。
他の人よりもよく見られたい、見栄っ張り
周囲の人によく見られたいと思っている方も、実は嫉妬深くなりやすいと言われています。特に、自分の身の丈よりも上に見られたい見栄っ張りの人です。
こういった人たちは、自分が仲良くしたい人よりも、自分がそばにいて、よく見られるような人と一緒にいて優越感を感じたいと考えるようです。そのため、交友関係もそれを中心に考えます。自分が魅力的ではなく、離れていってしまった人に腹をたてることもあります。
つまり、自分が劣等感や不安感を感じ、見栄をはりたいからこそ、他の人の方に行ってしまう人気者に嫉妬してしまうということですね。
自分がいちばんだと思っている、高い自尊心
自尊心が高い人というと分かりづらいかもしれませんが、この場合ナルシストなどを指しています。自己評価が高いナルシストは一般的に自分が一番の存在だと思っています。
その為、自分を放置して他の人を優先していることを許すことができません。特に、自分が束縛しておきたい人が離れていってしまうと非常に強い嫉妬心を感じてしまいます。また、自分が一番だけではなく、自分を常にかまったり褒めてほしく執着心が強いので非常に面倒くさいこともあります。
恋愛でも嫉妬深くなってしまう人ってどうしてなの?
恋愛関係では、好きすぎると嫉妬してしまうなどということもありますよね。もちろん少し嫉妬するくらいなら恋のスパイスとして可愛らしく捉えることができますが、あまりにもひどい嫉妬は引いてしまうのではないでしょうか。
また、なぜそこまで嫉妬をするのかよく分からない場合には中々理解できずに分かり合えないですよね。まずは恋愛で嫉妬深くなってしまう人は一体どういった理由なのかを見ていきたいと思います。
異性に魅力的だと思われる方法を知らないから
小さいときから、あまり異性を異性だと思って接していない人などに多いのが、このパターンです。女子であったら少しぶりっこをしたり、男性であったら少し危険なことをしたり見栄を張ったりと、異性の前では少し自分を評価されるように取り繕う部分があるかと思います。
しかし、そういった経験をあまりしなかったり、そういう行動を嫌っていると、いざ自分が恋人を作った時にどのようにしてひきつけておけばいいのか方法が分からなくなってしまいます。
その為、一番自分が求めているという感情を表す方法として嫉妬を表に出してしまいます。パートナーと上手い距離感を取れずに、他人に対してストレスを感じたり、想像力を発揮して心配するのが心理的原因です。
もちろん最初はそれでもうまくいくのですが、あまりにもエスカレートすると意味がなくなってしまうので、逆効果になってしまう可能性もあります。
恋人に依存しすぎてしまっているから
友人関係よりも、恋人を優先するような恋愛主義の方に多いのはこれです。特に、ひっきりなしに恋人ができるような人は恋愛依存症だったり、恋人依存症になっている可能性があります。
もちろん一番信頼できる相手として恋人に頼ることは何も問題がありません。しかし、安心感を感じるために全ての行動を共にしたいと考えたり、自分の都合の良い時間で、相手の都合の悪い時間にも束縛しようとするのは決していい関係ではありません。
そういった間違った束縛心がエスカレートすると、自分に都合の悪い、恋人を取っていくようなものに対して心理的に深い嫉妬を感じてしまうことがあります。
恋人に対して幸せにしてもらおうと期待しすぎているから
恋人ができれば、いつも幸せで、何も喧嘩などは起こるわけがないと考えている人も実は嫉妬しやすいと言われています。これは意外かもしれません。
恋人の関係であったとしても、自分が行為をしてあげたいと感じあうのが一番良い関係です。特に、自分が何かをしてあげたから、なにかを返してほしいなどと思わずに、してあげたいとお互いに思い続けているのが一番良い関係ですよね。
しかし、彼氏に色々なことをしてもらおうと期待し、自分では何もしないと、段々相手に対して不満をいだき、恋人が他の人にしてあげていることに対して嫉妬を抱いてしまうことがあります。
思ったことをすぐに態度や言葉にしてしまうから
あまり何も考えずに口に出してしまう素直な人も嫉妬深いと感じられることがあります。相当閉鎖された会社などでない限り、どうしてもどこかしらで異性の友達はできてしまいます。また、恋人ができたからといって急に冷たくなるのはおかしいことです。
その為、恋人が他の人と仲良くしているのを見る機会もあるかと思います。これは、決して特別なことではなく、誰でも経験する可能性があることです。しかし、それに対して、自分の中で整理して表に出さない人がほとんどです。
ただ、素直な人はそういった不満や考え方も全て表に出してしまうので、些細な事でも全てが嫉妬になってしまいます。また、恋人はそういった思いを我慢しているので、喧嘩になってしまうこともあります。
嫉妬深い人って一体どういった行動をとりがちなの?
嫉妬深い人が周りにいると言っても、一体どこからが嫉妬深い行動だといえるのか分からないところですよね。特にLINEなどでこまめに連絡をとるくらいならば人によっては許容範囲でもありますし、難しいところかと思います。
しかし、あまりにもそういった行動を許容していると、段々エスカレートしてどんどんひどくなっていきます。それではどういった行動が嫉妬深い行動だといえるのかを見ていきましょう。
突然家やバイト先を訪問する
ある程度仲良くなると家や、自分が働いているバイト先に突然何の連絡も無しに来ることがあります。これは、自分がいない間にそういったプライベートの空間で知らない人と仲良くしているのではないかを確認するためです。
その為、人によってはそのまま中に入ることもあれば、外で様子を伺ってそのまま帰る場合もあります。しかし、何もやましいことをしていなかったとしても、そういった疑いの行動は控えてほしいところですよね。
すぐに機嫌を悪くしたりすねる
一緒にいる時であっても、すぐに機嫌が悪くなったり、すねたりすることがあります。特に、他の人の話をするとそうなる傾向が高いと嫉妬深い行動だといえます。
もちろん、元カノや元カレの話であったらすねても可愛らしく思えますし、むしろ嫉妬してほしいところだと思います。しかし、何でもないことであってもすぐに機嫌が悪くなるのはできれば止めてほしいところですよね。
また、拗ねたとしても、いつまでもその気持をひきずったままなかなか機嫌を直さないときもあります。そうなると面倒くさくなってしまいますよね。
スマホをチェックしようとする
最近で一番多いのが、スマホをチェックしようとする事です。特にやましい内容ではなかったとしても、他の人と連絡を取っている様子をすべて見られるのは監視されているような気持ちになってしまいいいものではないですよね。
また、教えてもいないのにスマホのパスワードを知っていた場合には反応しづらいですよね。もちろん見せてとお願いされるのであったら見せたくなりますし、仕事の話なども入っているのでできれば見せられないと説明することも可能ですよね。
嫉妬をすぐにしないためには一体どうすればいいの?
嫉妬をしたら駄目だと分かっているのに、どうしてもすぐに嫉妬してしまうと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。特に、嫉妬深くなりたくないのに、些細なことがきっかけですぐに気持ちが落ち込んでしまうという方はお困りかと思います。
また、そういった気持を改善するのは大変なことですよね。しかし、小さなことから改善することができます。それでは早速、嫉妬をすぐにしないためにはどうすればいいのかを見ていきましょう。
不安になったり、他と比較をするのを止めてみる
嫉妬を感じてしまうのは、もしかすると自分に自信がないからかもしれません。自分から離れていってしまうと不安になったり、他の人と比較して自分はだめな人間だからと思いがちなことはありませんか。
そういった、不安や、比較することを一度止めてみるのが大切です。どうしてもそういった事を止められなければ、身近な人に自分の魅力を聞いてみるのがいいかもしれません。特に、自分のことをどうして選んでくれたのかなどを聞いてみると、嫉妬することは減るかと思います。
本音で思ったことを伝えあう
嫉妬をしてしまった時に、そのまま溜め込んでしまうと、後でケータイを見てしまったり、ストーカーのように家に行ってしまうことがあります。そういったことを止めるためには、まずはきちんと嫉妬してしまう時に話をしてみるのがおすすめです。
何も言わなければ、相手はどう思っているのか全く分からないため、いつまでたってもお互い分かり合えずに終わってしまいます。しかも、そうなってしまうと嫉妬している理由も、嫉妬されている理由もわからないままです。
そうならないためには、まずはきちんと本音で思っていることを伝え合いましょう。もしかしたら些細な事でそういった嫉妬心が解決するかもしれませんよ。
最後は相手のことを信じる
嫉妬をしてしまうというのは、最終的には自分の恋人を疑ってしまっているということです。もちろん自分に魅力がないからと思っている方もいるかもしれませんが、そういった考えは選んでくれた恋人も批判していることでもあります。
自分をきちんと選んでくれた、自分が好きな相手を不信しているというのは辛いことではないでしょうか。もちろん嫉妬を少し感じるくらいならば良いのですが、いつも疑っているのはとてもつらい関係になってしまっています。
一度全てを忘れて、相手はそんなことをするはずがないし、もしもそう思えたとしてもそれは考えに過ぎず、信じようと決意するのも非常に大切なことです。また、その考えを伝えるのもいいかもしれませんよ。
嫉妬深い人に対して一体どのように対処すればいいの?
自分はそこまで嫉妬が強くないのに、非常に恋人が嫉妬深いと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。あまりにも多くのことを束縛されると困ってしまいますよね。
しかし、そういった嫉妬心を感じやすい恋人に対しても、対処法がしっかりとあります。それでは一体どのようにして対処すればいいのかを見ていきましょう。
ネガティブに接されても動じずに同じ態度を続ける
嫉妬を感じている場合には、いつもと違ってかなりネガティブに接されるかと思います。特にテンションが低かったり、非常に責められるかと思いますが、しかし、その時に弱気になったり強気になると逆に嫉妬心を煽ってしまいます。
そのため、どんな態度になったとしても一貫していつもの態度を変えずに暖かく接するようにしましょう。そういった行動が一番安心しやすく、嫉妬を抑えやすいと言われています。
信頼していることをこまめに伝える
嫉妬をしてしまうということは、逆に言うと自信がなくなってしまっているということでもあります。もしも嫉妬しているように感じたら、こまめに自分は信頼しているし、好きだということを伝えるようにしましょう。
特に愛情表現が苦手だったり、言わなくてもわかると思っていたとしても、現実は不安に感じてしまうことがあります。少し恥ずかしいかもしれませんが、勇気を持って、相手のためにもそういった言葉を伝えるようにしましょう。
自分自身でも気になっている所は改善するようにする
もしかすると、嫉妬されている原因は自分でも気になっている部分かもしれません。異性が多い職場で合コンなどに参加しやすかったり、どうしても華やかな職場だと嫉妬されてしまうのも無理はないですよね。
実際はそんなことはないし恋人だけが好きだと言うのを伝えていても、相手の立場になって考えるとやはり不安だと思います。そのため、こまめに連絡をするようにしたり、少しは飲み会の頻度を減らすなどして、少しでも不安が改善するようにしましょう。
まとめ
すこしくらいの嫉妬であれば、むしろ自分に対して執着してくれているという事なので嬉しく感じるという方も多いのではないでしょうか。しかし、それは限度の問題であり、あまりにも嫉妬が深いと対処に困ってしまいます。
特に、ストーカーのように自分の行動をずっと見張っているとなると、一体自分はどうしてここまで疑われているのか困ってしまうところですよね。また、信用されていないことに腹をたてる方もいるのではないでしょうか。
もちろん嫉妬をするということは愛情の裏返しでもありますが、限度を考えることも重要です。お互いに自分が思っていることをきちんと話し合う環境を作ったり、考えていることや些細な不満なども相談できるような環境を持つようにしましょう。
話し合ったり、問題にきちんと向かい合うことによって、お互いが不満なく、少しの嫉妬心ならば楽しめるくらいに信頼関係を持てるようにぜひ頑張ってみてくださいね。
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