無水カフェインとは?効果・効能を知ろう!飲み過ぎの注意点はなに?

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眠気覚ましや仕事の休憩時間などにコーヒーや紅茶、お茶などを飲むことはありませんか?このように、日常生活の中でカフェインを飲料する人は多くいます。無水カフェインも、コーヒーと同様にカフェインを含んでおり、簡単に体に取り入れることができます。

では、無水カフェインとは厳密に言うとどういった物質なのか、この薬にはどういった効果があるのか、その他に気を付けなければいけないことは何なのかについて説明をしていきます。

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無水カフェインとは?

薬 2

まず、無水カフェインの効果や副作用、注意点を知る前に、無水カフェインとはどういった薬物なのか、通常のカフェインとの違いは何なのか、取り入れる方法について説明をします。

水分子から分解された物質

何も手をつけていない状態では、水分子と混合しており、コーヒーやお茶などの飲料に含まれているような状態です。水分子と混合していることで、体の中に取り入れやすくなっています。

この水和物から水分子を取り除き、精製することでカフェイン純生の薬物が出来上がります。

通常のカフェインとの違い

基本的に、カフェインと無水カフェインの作用や効果には大きな違いはありません。通常の飲料水に含まれているカフェインと何が異なるのかと言うと、水分子が含まれている化合物であるか、純生の物であるかの違いです。

カフェインは、飲料に使用されている水分子を含んだ化合物です。無水カフェインは、コーヒー豆から人工的にカフェインを抽出して医療用医薬品にした物です。様々な治療に用いる一般用医薬品であり、カフェインのみが含まれているものです。薬として、純生の物なので、体内に摂取すると、飲料カフェインの含有量よりも多い量を簡単に摂取できます。

無水カフェインの取り入れ方

無水カフェインは、コーヒーに含まれているカフェインを錠剤にした薬です。

よって、いずれも成分は同じであり、効果も同じです。無水カフェインの場合は、コーヒーなどの飲料とは異なり、錠剤、顆粒状、液体状の物と、形が異なる物があり、いろいろな服用方法で体に取り入れることができます。

また、コーヒーや紅茶などとは異なり、カフェインの効果のみを得ることができます。一般用医薬品として、ドラッグストアで気軽に入手することができます。

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無水カフェインの良い効果・悪い効果

目覚め

日常生活の中で、カフェインを摂りたくても、コーヒーや紅茶が苦手であったり、お茶すら飲料せず、水しか飲みたくないという人も世の中にはいます。そこで、これらの飲料が苦手な人でも簡単に摂取できる物として無水カフェインがあります。

無水カフェインの効果は様々であり、良い効果と良くない効果があります。では、どのように取り入れることができるのか、効果と併せて紹介をします。

覚醒作用と興奮作用

無水カフェインは、中枢神経刺激作用のある精神刺激薬になります。この薬によって、脳内に眠気を誘発する神経伝達物質であるアデノシンの分泌が抑制されると、覚醒作用が生じたり、興奮作用が見られます。また、交感神経が刺激されて大脳皮質が活性化されることで、更に興奮しやすくなります。眠気を防止したい朝や仕事中には役立つ薬です。

エナジードリンクなどの栄養ドリンクや滋養強壮剤といった飲料の成分にもカフェインが含まれています。よって、これらの飲料からも覚醒作用を得ることができ、眠気の対策や疲労感・倦怠感から体を回復させる効果を期待することができます。

鎮痛作用

この薬は、血管拡張性と脳圧亢進性頭痛に効果があるとされています。これは、偏頭痛や高血圧性頭痛、カフェイン禁断性頭痛といった症状に適応され、偏頭痛治療薬や鎮痛薬として用いられます。

まず、頭痛が起こる機序は、何らかの原因によって脳の内の血管が拡張され、一気に脳内の血流量が増え、脳の神経が刺激されて生じます。

そこで、この薬には血管の収縮を促し、血流量を調整する作用があり、頭痛を一時的に緩和させるため、頭痛薬として用いられることが多いです。

なお、無水カフェインと同じように鎮痛作用のある薬として抗ヒスタミン薬が挙げられ、この薬の副作用は催眠性の強い薬として有名です。抗ヒスタミン薬の副作用を緩和させる目的に、無水カフェインを処方されることはないです。

抗炎症作用

鎮痛作用に併せて抗炎症作用もあるため、炎症による痛みを鎮静させる際にも効果を発揮します。

但し、注意すべき点は、常に服用していると、薬の効果が切れた際に、その反動で痛みが増幅する可能性はあります。よって、服用する頻度や摂取量には注意が必要です。

代謝を良くする

薬の作用によって、交感神経が刺激され、体の細胞のエネルギー代謝を高めます。脂肪の燃焼を促進する効果もあるため、ダイエットにも良いとされています。

更に、ドーピング検査の対象となるほど、筋肉の収縮力を強くする作用もあるため、筋肉疲労を引き起こしにくく、持久力を向上させます。

つまり、疲労感や倦怠感も感じにくくなるということです。よって、運動前に薬を服用することで、ダイエットの他にも糖尿病などの生活習慣病といった病気の予防効果も期待できます。

抗酸化作用

カフェインは、ポリフェノールの一種です。

ポリフェノールには、抗酸化作用があるため、体内に取り入れることで、シミやシワなど体の細胞の酸化(サビ・腐る)による老化を防ぐ効果が期待できます。

腸内環境を良くして病気の予防が期待できる

カフェインとオリゴ糖を併せて摂取すると、腸の収縮運動を促進します。

これによって、整調効果が得られ、便秘の改善が期待できます。また、骨肉腫や軟部腫瘍といったガンの治療や、脳の活性化をさせるといった点で認知症の改善の効果も期待できます。

利尿作用

薬の効果により、交感神経の作用が促進され、優位に働き、尿を生成する腎臓の血管が拡張されて、尿の濾過する量が増えます。更に、抗利尿ホルモンが抑制され、体内への水分の再吸収も抑制されます。この作用によって、排泄がされやすくなります。

なお、前述でも出てきているアデノシンは、膀胱括約筋の収縮に作用し、排尿を抑制する作用がありますが、この薬はアデノシンの作用を抑制する効果があります。そのため、頻尿になる可能性は高くなります。

頻尿になると、脱水症を引き起こす危険性が高くなるため、飲料はカフェインを多く含む物は避けると良いでしょう。また、脱水によって体内の水分量が減少すると、便秘を引き起こしやすくなります。不安な人は医師や薬剤師に相談して服用するようにしましょう。

強心作用

強心作用とは、字の如く、「心臓の収縮力を強くする」、「心臓の働きを活発化する」という作用です。無水カフェインが中枢神経を刺激してアデノシンの作用を抑制すると、強心作用が働きます。

すると、心臓の筋肉の収縮力が強くなり、心拍数の上昇や血圧の上昇、動悸などの症状が出現します。この薬から直接的な精神面への影響はありませんが、上述したような症状が出現すると、不安感の増幅やパニック障害といった精神障害・症状も出現しかねません。

こういったことからも、不安障害やパニック障害といった精神障害をもっている人は、この薬を過剰摂取することはおすすめできません。

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無水カフェインの副作用・注意するべき点

注意

医薬品であるため、得られるものは良い効果だけではなく、副作用も現れる可能性が考えられます。

摂取量が少量であれば、副作用が出現する危険性は低いですが、過剰摂取をしていると、副作用が出現する危険性が高まります。場合によっては、命に関わることがあるため、注意が必要です。

では、どういった副作用があるのか、どういったことが起きる危険性があるのか、その他に注意をするべき点について説明をしていきます。

中毒症状

この薬は、1日当たりの摂取量が少量であれば副作用が生じる危険性は低いです。しかし、1日の摂取量が250㎎以上になると、過剰摂取となり、中毒症状が出現します。

症状は、手の振戦(しんせん)、動悸、頻脈、不整脈、不眠、不安、瞳孔散大、虚脱、眩暈や吐き気などが挙げられます。また、薬物誘発性不眠症の原因も、カフェインが最も多いです、

死の危険性

一度の摂取量が多量になる場合や中毒の場合、命に関わる可能性があります。致死量は、一度に付き、10~12gの量です。コーヒーで言い換えると、100杯以上になります。

コーヒーで一度に100杯分のカフェインを摂取することは極めて難しいことですが、無水カフェインを服用することは容易です。効果が弱く感じたとしても、薬を多量に摂取することは避けましょう。

離脱症状

鎮痛作用の項目でも述べているように、カフェインの効果による一時的な鎮痛作用は、その作用が切れた際に反動で痛みが増幅する可能性が高いと述べていることが、離脱症状に当たります。効果が切れたことに対する反動が離脱症状なのです。

このように、薬を減量したり中止すると離脱症状が出現します。離脱症状には、身体症状と精神症状が挙げられます。薬には胃液分泌を促進する作用があるため、身体症状としては、胃腸不快感、胃炎や、胃炎が悪化すると胃潰瘍になります。

また、血圧の上昇や骨の虚弱化、上半身や関節の痛み、筋肉痛、頭痛、が挙げられます。精神症状には、抑うつ気分や不安感、短期になる、カフェイン摂取への欲求などがあります。その他に、集中力の欠如や疲労感・倦怠感、過眠も生じます。

これらの離脱症状は、カフェイン摂取を中断して12~24時間後に出現し、48時間後にはピークに達します。通常は2~9日間で消退しますが、離脱性頭痛の場合はカフェインを平均235㎎/日摂取していた人に対し、中断後2日目で約半数が体験すると報告があります。

他の薬との併用によって起こる副作用

風邪薬や喘息の薬、消化性潰瘍の薬を併用して服用すると、副作用の症状が出現しやすくなる危険性が高くなります。どういった薬を併用すると、どういった危険性を伴うのかについて、幾つか紹介をしていきます。

なお,安全性を確保して服用するためにも、他の薬も服用している場合は、必ず担当の医師や薬剤師に相談をして処方箋を出してもらいましょう。病院以外に、薬屋でも同様です。

・中枢神経刺激薬の場合

特に、喘息の薬で用いるデオフィリンやキサンチン系神経中枢刺激薬は副作用を生じやすいです。これらは、中枢神経刺激薬であり、副作用として過度の中枢神経作用が出現する危険性があります。また、併用している薬の代謝や排泄を遅延させる可能性もあります。

・類似した薬の併用の場合

逆に、無水カフェインと同様の、鎮痛作用のあるロキソニンといった薬を服用すると、無水カフェインの効果によって効果を抑制してしまうケースがあります。

・阻害薬の場合

阻害薬を併用して服用していると、頻脈や血圧が上昇するといった自律神経の異常が出現する場合があります。

過剰摂取による他の副作用

前述でも述べていたように、消化器症状や循環器症状といった内科的な症状が出現します。また、呼吸が促進して過呼吸になったり、呼吸麻痺を起こすなど、呼吸器症状も出現する危険性があります。

その他、カフェインは、精神神経用薬でもあり、精神神経系用の痙攣や昏睡といった症状も引き起こす危険性があります。

これらに対して、胃の洗浄や吸着剤、下剤の投与によってカフェインの薬物が除去され、輸液等の処置によって排泄の促進を図ります。また、興奮状態が顕著な場合は、対症療法として中枢神経抑制剤の投与を検討されます。

空腹時の摂取は避けましょう

空腹時は、胃に溶かすものが何もない状態です。この状態でカフェインを摂取すると、カフェインは胃酸の分泌を促進するため、胃壁が溶かされます。

胃壁の胃粘膜が溶かされると胃炎や胃潰瘍になる危険性が高くなります。空腹時に摂取することは避けましょう。

摂取量に注意が必要

投与する量は、成人1日2~3回、0.1~0.3gが目安となっています。

対象の年齢や全身状態によっても左右します。医師の処方に基づいて摂取するようにしましょう。

何らかの疾患を患っている人は注意

持病をもっている人は特に注意が必要です。胃潰瘍や心臓病、緑内障といった内科疾患を患っていると、カフェインによって症状を悪化させる可能性があります。

これは、前述した空腹時の対応からも理由がわかります。処方の際は医師と相談しましょう。

入眠前の摂取は避ける

カフェインには中枢神経刺激作用があり、中枢興奮作用が働いて覚醒が上がります。しっかりと睡眠をとりたい人は入眠前に摂取することは避けましょう。

勉強や仕事などで起きていないといけない人は、摂取しても問題はないでしょう。

喫煙の依存症には注意

煙草に含まれているニコチンは、体内に入ったカフェインの代謝を促進する作用があります。

よって、喫煙者は非喫煙者に比べると、カフェインが体外へ排出されやすくなってしまいます。つまり、ニコチンへの依存性が高く、煙草を止めることができていないと、カフェインの効果が得られにくくなるということです。

更に、血液中の尿酸の値が高くなり、痛風を発症しやすい体になります。

妊娠している女性・授乳期の女性は注意

女性では特有と言える、妊娠の時期がありますが、この時期の薬の摂取には注意が必要です。薬の成分は、容易に胎盤を通過して胎児に行き渡ります。また、母親の母乳を飲んで栄養を得ている乳幼児も同様です。薬の成分が母乳に混ざって乳幼児に行き渡ります。健康体でありながら、抵抗力の無い胎児や乳幼児にはこの薬の成分は有害となり得ます。

また、カフェインは、胎盤への血流量を減少させてしまう可能性があります。胎盤の血の量が減るということは、胎盤で育っている胎児への栄養や酸素を運ぶための血流量が減るということを示しています。つまり、胎児は酸素不足や栄養不足になり、発育への悪影響が生じて流産になってしまったり、発達障害児が生まれる可能性が高くなります。

なるべくカフェインを摂取しないように注意が必要です。

女性の貧血

無水カフェインは、鉄分の吸収に対して阻害作用があります。鉄分が体内に吸収されにくく、体外へ排泄されてしまうと、貧血になりやすいです。

月経によって大量の血が体外へ出ていく女性は、貧血になりやすく、カフェインを過剰摂取することで更に貧血を悪化させる危険性が高くなります。

できるだけ、食事の際に吸収する鉄分を体内に吸収させることが大切になるため、食事前後にカフェインを摂取することは控えるようにしましょう。

高齢者は注意

高齢者の場合は、若年者とは異なり、生理機能が著しく低下している可能性が高いです。自律神経失調症も引き起こしやすいです。通常、成人が1日に摂取する量よりは減量する必要があります。

また、高齢者では若年の時に比べて血管も虚弱化しています。無水カフェインには血管拡張作用があるため、もし血管が虚弱化している状態で過剰に服用し続けると、血管拡張がされて脳出血障害などの障害を引き起こす可能性があります。

その他、内科疾患を誘発する危険性もあるため、注意が必要です。服用の際は、医師とよく相談して処方に従いましょう。

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まとめ

コーヒーと同じ

無水カフェインの効果といっても、良い物だけではなく、良くない効果もあることがわかります。

良い効果であっても、服用するタイミングを間違えると逆効果な場合もあります。薬を上手く利用してみると、健康的に生活を送ることができるでしょう。

副作用はあるものの、カフェイン飲料水が苦手という人は取り入れやすいので、カフェインと同等の効果を得たい人は医師や薬剤師に相談をすると良いでしょう。

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