カフェイン中毒の症状を紹介!1日の量はどれくらい?

仕事中や授業中に眠てくなるを防ぐために、コーヒーからカフェインを摂取する人は多くいますよね。確かに、コーヒーを飲むと頭がすっきりして、集中力が増すことがあります。

しかし、毎日の様にコーヒーを飲んでいるとだんだん効果が薄れてきてしまい、飲む量が多くなってくることがあります。

そうなってくると、コーヒーを飲むことで「カフェイン中毒」になってしまうことがあります。

今回は、カフェイン中毒についての記事を書いています。コーヒーが飲みたくてたまらない人や、気にしている人はぜひ読んでみてください。

カフェイン中毒とは

尿酸値 コーヒー

では、カフェイン中毒がどういったものなのかを紹介します。

カフェインについて

まずはカフェインについて紹介します。カフェインといえば眠気を解消するというイメージを持っている人が多いと思います。

カフェインには、

  • 覚醒作用
  • 利尿作用
  • 集中力のアップ
  • 眠気解消
  • 筋肉疲労に効果的

といった作用があります。カフェインの効果は8時間〜14時間持続することがあり、昼間や夕方に飲んだコーヒーが原因で眠れなくなることもあるので注意しましょう。この様にみる良いことばかりですが、デメリットもあります。カフェインのデメリットとしては、

  • 胃に負担である
  • 血圧を上昇

といったことがあります。それ以外にも飲み過ぎると「カフェイン中毒」を引き起こします。

カフェイン中毒の症状

ではカフェイン中毒の症状を紹介します。どのような症状があるのかを知っておきましょう。

カフェイン中毒の症状として、

  • 不安になる
  • 落ち着かなくなる
  • 緊張しやすくなる
  • 眠れなくなる
  • 胃の調子が悪くなる
  • 疲れを感じない
  • 頻尿になる

といった症状が見られます。さらに重い症状になると、

  • 痙攣を起こす
  • パニック状態になる

といったことが現れます。カフェイン中毒は、体内にカフェインが取り入れられら際に発症します。そのため、短時間の間に多くのカフェインを摂取することが原因で発症するということを覚えておきましょう。

カフェイン中毒になる量は?

コーヒー 豆

では、どれくらいの時間でどれくらいの量を飲むとカフェイン中毒が起きるのかを知っておきましょう。

個人差はありますが、1時間で約300ml、3時間で約800mlの量を摂取するとカフェイン中毒が発症してしまうことが多いようです。身長や体重により変化しますが、このペースでカフェインを摂取してしまうと症状が現れることがあります。

缶コーヒーに例えてみると、1時間で3本以上飲んでしまうと300ml摂取してしまうことになるので危険です。特に、市販されている缶やペットボトルのコーヒーは、カフェイン量が多いので注意しましょう。

また、コーヒー以外にも

  • コーラ
  • 紅茶
  • エナジードリンク
  • 栄養ドリンク

といったものにもカフェインは多く含まれています。コーヒー以外なら大丈夫だと思わずに、裏に記載してあるカフェイン含有量を確認するようにしましょう。

カフェイン中毒になりやすい飲み物

カフェインが含まれている飲み物は多く存在しますが、カフェイン中毒を起こしやすい飲み物は、

  • コーヒー
  • エナジードリンク

の2つだといえます。特に、コーヒーはカフェインが含む飲み物としては有名ですが、エナジードリンクにカフェインが含まれていることを知らずに、一度にたくさん摂取してしまい急性カフェイン中毒になることがあります。また、この2つを1時間以内に飲んでしまうことも多くあるので、気をつけましょう。

他にカフェインが含まれている飲み物といえば、

  • 緑茶
  • 紅茶

といったものが挙げられます。しかしこれらの飲み物には「タンニン」という成分が含まれており、カフェインと結びついてカフェインの効果を緩和してくれます。そのため、コーヒーやエナジードリンクと同じ量を摂取しても、中毒になることは少ないといえます。

とはいえ、カフェインを含んでいるので、あまり多く飲むことは依存へと繋がるので注意してください。

カフェイン依存症にも要注意!

コーヒー

カフェインにも依存性があるため、多くの量を飲んでいるとカフェイン依存症になることもあるので注意しましょう。カフェイン依存の人は、慢性的にカフェイン中毒が起きることがあります。

カフェイン依存症の症状

カフェイン依存症は、カフェインが体内から排出されると無性にカフェインを摂取したくなっていしまい、摂取しないと

  • イライラする
  • 不安になる
  • 吐き気や頭痛
  • そわそわする

といった症状が現れることがあります。タバコやアルコール依存と同じように、慢性的に摂取していると依存症になることがあります。また、依存により過剰に摂取してしまい起こる症状を「慢性カフェイン中毒」といいます。

個人差はありますがカフェイン依存の人は、最後にカフェインを摂取してから1日〜2日前後で症状が現れます。

カフェイン依存症になる量は?

では、カフェイン依存になってしまうのは、どれくらいの量なのかを紹介します。

1日に250mgのカフェインを摂取している人は注意が必要です。カフェイン250mgというのは、コーヒーでいうと3〜4杯という量ですが、1日に3杯前後飲む人は意外と多いのではないでしょうか?毎日それくらいの量を飲んでいる人は注意しましょう。自分では気が付かない内に、カフェインを欲している場合もあることを知っておいてください。

カフェイン依存は自分の力で治すことも可能です。自分がカフェイン依存だと気づいた場合は、量を減らすようにしたり、カフェインの量を減らすなどして少しづつ依存から抜けられるようにしましょう。

カフェイン中毒の対処方法

コーヒー

では、カフェイン中毒になった場合はどうすれば良いかを紹介します。

基本的には、身体からカフェインが排出されれば症状も治まります。そのため無理に何かをする必要もありません。早く症状を緩和したいのであれば、水分を多めにとって尿から排出を促進するという手もあります。

ただし、パニックや痙攣などの重たい症状が現れた場合は、すぐに病院へ行ったほうが良いでしょう。

慢性的にカフェイン中毒が発生する人は、カフェインに依存している状態から抜け出す必要があります。依存しているために最初は苦しい思いをすることもありますが、3日〜4日経てばその状態にも慣れてきます。

どうしてもコーヒーや紅茶が飲みたい場合は、「ノンカフェイン」のものを摂取しましょう。そうすることで、コーヒーを飲みながらもカフェインを断つことが出来ます。

カフェイン依存は、タバコやアルコールに比べると脳の神経に作用しているわけではないので、抜けやすい依存だといえます。

まとめ

カフェイン中毒の症状

・不安になる

・落ち着かなくなる

・緊張しやすくなる

・眠れなくなる

・胃の調子が悪くなる

・疲れを感じない

・頻尿になる

・痙攣を起こす

・パニック状態になる

カフェイン中毒になる量

・1時間に300ml、3時間に800m

・缶コーヒーだと1時間に3本

カフェイン中毒になりやすい飲み物

・コーヒー

・エナジードリンク

カフェイン依存になる量

・1日に3本以上

カフェイン中毒の対処

・体からカフェインを排出する

以上が今回の記事のまとめになります。

カフェイン中毒は、短時間に多くのコーヒーを飲まない限りは起きることはないので無理に心配する必要はありません。もしカフェイン中毒になっても、時間が経って体内から排出されれば症状は治まります。

毎日コーヒーを飲むことでカフェイン依存になり、慢性的なカフェイン中毒を起こす人は注意しましょう。

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