どんなに真面目で優秀なビジネスパーソンでも、「今日は早めに帰りたい」「仕事を早く切り上げたい」と思うことがありますよね。でも、「周りに迷惑をかけてしまう」「上司の心象を悪くする」などと考えて、なかなか「早退させてください」と言い出せません。
どうしても早退したい時、上司や同僚が一番納得する理由は「仮病」です。「私用」でも、上司が納得する理由があります。
上司が納得する早退の理由と早退の伝え方、早退する時の注意点についてお伝えしますね。
早退理由は仮病がベスト?
どんなに真面目な人でも有能で仕事熱心な人でも、「今日は仕事をしたくないな」と思うことがありますよね。「仕事を早く切り上げて、家に帰ってのんびりしたい」とか「会社を早退して、コンサートに行きたい」とか思うことがありますよね。
でも、会社を早退する理由がコンサートやデートでは、上司も同僚も納得しません。早退する人自身も言い出しにくいですね。社会人は、上手に嘘の言い訳をして早退します。
[嘘も方便]
仕事を早めに切り上げて早退すると、会社の同僚など周りの人たちに迷惑をかける可能性があります。「仕事をする気分になれない」「デートやコンサートに行きたい」などと正直に早退したい理由を話すと、たいていの上司は早退を許可しません。周りの人も納得しません。強引に早退すれば、職場の人間関係にヒビが入りトラブルが起きやすくなります。
でも、無理に仕事を続ければミスをしやすくなり、かえって周りの人たちや会社側に迷惑をかけてしまうこともあります。どうしても早退したい時は、上手に言い訳して上司や同僚を納得させることが大事です。「嘘も方便」と言います。嘘の早退理由で職場の人間関係を良好に保つことができるなら、それは「社会人の知恵」と言えます。
[仮病はオススメの早退理由?]
「仮病」は早退の理由としてオススメです。「身体の具合が悪いので早退したい」「体調が悪いので早引けしたい」と言えば、上司は早退を許可せざるを得ません。早退を許可しないと、パワハラになる可能性があります。同僚や先輩も早退することを気持ち良く納得します。
頭痛・腹痛・生理痛など表面上わからない仮病を理由にする
早退理由にする仮病は、頭痛・腹痛・腰痛・神経痛など表面上はよくわからない病気・痛み・体調不良にします。
病院に行くほどではないが、仕事を続けるのはつらい
早退理由の仮病は、「病院へ行くほどではないが、仕事を続けるのはつらい」のがベストです。「具合が悪いので病院へ行くから、早退します」と言うと、診断書の提出を求められる可能性があります。上司から「病院へ行くか?」と聞かれても、「家で休めば大丈夫だと思います。良くならなければ、病院へ行きます」と曖昧に応えます。
花粉症など症状がハッキリ出る病気は仮病が難しい
花粉症など症状が外にハッキリ出る病気は、仮病が難しくなります。早退理由にしない方が無難です。
しかし、季節の変わり目には花粉症など実際に体調を崩す人が多くなります。早めに休んで体調を整える方が、会社にも周りの人たちにも迷惑をかけません。季節の変わり目の体調不良は、本当の早退理由になります。
女性は生理痛が早退理由になる
女性は生理痛を早退する言い訳に使うことができます。上司が男性の場合は、生理痛の辛さがわかりませんから突っ込んだ質問はしません。すんなりと早退を認めます。
上司が女性の場合は、少し難しくなる可能性があります。バリバリ働いて役職者になる女性は生理痛などものともせず、生理休暇も取らない人が多いようです。部下の生理痛に理解がない人もいます。「生理痛くらいで早退するなんて、だらしがない」と考えます。
生理痛は1ヶ月に1回しか早退理由として使えません。使うタイミングに注意が必要です。
仮病を早退理由にするには演技力が必要
仮病を早退理由にするには、演技力が必要がです。「今日はどうしても早く帰りたい」「今日は仕事をする気になれないので、早めに仕事を切り上げたい」と思う日は、午前中から「頭が痛い」「気分が悪い」という演技をします。想像力をフルに働かせて演技します。上司にも周りの人たちにも「具合が悪いらしいな」と印象づけるようにします。
急に早退したくなったら、頭痛か腰痛か微熱
午後になって急に早退したくなったら、頭痛や腰痛や微熱がオススメです。
頭痛・片頭痛は突然起こります。特に片頭痛は時々突発的に発作が起こり、とても仕事ができる状態ではありません。「いつもの片頭痛が起きたようです」と、痛みに耐えられないように演技します。
腰痛は、軽いギックリ腰や筋違いで突然起こる可能性があります。横になっていれば痛みなどの症状が治まることが多いので、急に早退したくなった時の言い訳に使えます。「立ち座りがスムーズにできない」「歩くなどの動作がぎごちない」など、演技力が必要です。
急に微熱が出ることも珍しくありません。病院へ行くほどではないが、仕事をきちんとできる状態ではありません。微熱が出ているのに無理をすると、仕事でミスをしたり体調が悪化したりする可能性があります。急に早退したくなったら、「たいしたことはないのですが、熱があるようでフラフラします」と微熱を早退理由にできます。
早退する予定であれば、前日から演技する
仮病は、その当日急に早退したくなった理由に最適ですが、前から早退を予定している時にも使えます。「最近忙しくて疲れ気味だ。仕事も一段落したから、明日あたり早めに帰ってゆっくり休もう」と考えた時は、前日から体調の悪さを演技します。
[家族の病気や体調不良も早退理由になる?]
自分の病気や体調不良だけでなく、子供や配偶者(夫・妻)や両親など家族の病気や体調の不良も早退理由にできます。家族の病気や体調不良は真偽がわかりにくく、しかも診断書の提出を要求されることもありません。
「子供が熱を出したと、保育園から連絡があったので迎えに行く」「学校から連絡があって、子供を病院に連れて行く」などの言い訳は緊急性があって、上司は早退を認めないわけにはいきません。就学前の幼児や小学校低学年の児童は、急に熱を出したり具合が悪くなったりすることがよくあります。上司も同僚も納得する早退理由です。
「父または母・義父(舅)または義母(姑)が急に倒れたので、病院へ行く」という早退理由も、緊急性があります。高齢者は急に倒れることがよくあります。
嘘がばれると、自分も上司もいい気持ちがしない
子供や両親など家族の病気を理由にして早退した時、後で「嘘だった」とわかると、自分も上司もお互いにいい気持ちがしません。「嘘をついてまで仕事をサボりたかったのか」と、上司も同僚も考える可能性があります。
本当に子供や両親などが病気になって欠勤・早退する必要が起きた時に、信用してもらえない可能性があります。嘘をついた時は、最後までばれないように細心の注意を払います。
仮病以外の早退理由は?
仮病の他にも早退の理由にできることがあります。病気や体調不良の演技をする自信がない人は、私用を早退理由にすることをオススメします。しかし、私用を早退理由にする時は、それが「仕事よりも大事である」「土日など休日では間に合わない緊急性がある」ことを、上司に納得させる必要があります。
①自宅建物のメンテナンス・工事・点検の立会
自宅建物のメンテナンス・工事・点検の立会は早退の理由になります。突然の水漏れやガス器具の不具合などが起きた時は、修理の工事に立ち会うので遅刻や早退をすることになります。ガスや水道の点検・給湯器などのメンテナンスは平日に行うことが多く、必ず家主が立ち会う必要があります。上司は早退や遅刻を認めます。
工事や点検の立会は事前に予定がわかる
メンテナンス・工事・点検は事前に予定がわかっていますから、当日急に早退したくなった時の理由としては使えない可能性があります。事前に「この日はガスの点検があるので、早退させて頂きます」と、上司に断っておきます。早退する予定が立っている時には、オススメの早退理由です。
点検を早退理由にした日をメモしておく
自宅建物のメンテナンスやガス・水道の点検の立会は、普通年1回です。嘘の早退理由に点検の立会を使う時は、その日をメモしておきます。実際に立ち会う時にボロが出ないように注意します。
独身でなければ、配偶者が立ち会えない理由を考える
家主の立会が必要な場合、独り暮らしをしている独身者は自分で立ち会う他に方法がありません。早退や遅刻の理由になります。でも、配偶者のいる人は「配偶者の都合がどうしてもつかないので、自分が立ち会う必要がある」ことを、上司に納得させます。「配偶者の出張の予定と重なる」などの言い訳を用意します。
②役所や銀行の手続き
役所は平日午後五時までしか窓口が開いていません。銀行は平日午後三時までしか営業していません。土日祝日しか休みのない会社員は、役所や銀行で必要な事務手続きをする場合、どうしても早退する必要があります。あるいは、午前中に手続して遅刻するしかありません。
市役所や区役所で事務的な手続きをする必要は、だれにでもあります。銀行でいろいろな事務手続きをする必要もあります。「役所に必要書類を取りに行く」「役所で必要な事務手続きをする」「銀行に行かねばならない」のは、上司が納得して許可する早退理由です。
役所の無料法律相談
市役所や区役所では、定期的に無料の法律相談を行っています。「弁護士に相談したいが、費用が心配」という人には、役所の法律相談がオススメです。法律相談は平日の昼間に行うので、会社を早退して行く必要があります。「弁護士に無料で相談したいことがある」のは、早退理由になります。上司も「何を相談するのか?」「相談した結果はどうだ?」などと聞くことはできませんから、どうしても早退したい時には使える理由です。
健診
市区町村では、「ガン健診」など無料でいろいろな健診を行っています。平日に行うので、会社員は会社を早退しないと受診できません。「健康管理も仕事のうち」ですから、上司も「健診のための早退」を快く認めます。
健診を受けない人が早退理由として使うと、後で「健診はどうだった?」などと上司や同僚に聞かれる可能性があります。納得させられる答を用意しておきます。「病院に健診に行く」という嘘の早退理由を使う時は、みんなが納得する持病があることをほのめかすのも一つの方法です。
③冠婚葬祭
法事・葬式・結婚式など冠婚葬祭も早退の理由になります。
身内の法事は早退理由になる
一周忌・三回忌・七回忌などの法事は土日に行うことが多いのですが、日取りの関係性や関係者の都合で平日に行うこともあります。法事を早退理由にする時は、「日取りの関係で平日に行うことになってしまいました」と言い訳するようにします。「身内の法事なんか行かなくてもいい」という上司は、まずいません。納得できる早退理由になります。
早退する予定がわかっている時に使う理由
ただし、法事は事前に予定されていますから、当日急に早退したくなった時の理由には使えません。「どうしても行きたいイベントやコンサートがあるが、上司に正直に理由を言うわけにはいかない」など、早退する予定がわかっている時に使えます。
法事の内容はくわしく言わない
法事を早退理由にする時は「○○の△回忌です」程度にして、法事の内容をくわしく言わないようにします。くわしい話をすると、嘘がばれやすくなります。
本当に法事が理由で早退することもある
祖父母の○○回忌など身内の法事は、早退して出席する必要があります。「この日は早く帰りたいな」などと安易に法事を早退理由にすると、本当に法事がある時に、「先月、お祖父さんの三回忌で早退しただろう?また、お祖父さんの三回忌があるのか。君は、何人お祖父さんがいるのだ?」などと上司から突っ込まれる可能性があります。
身内の不幸は早退理由になる
祖父母・大叔父・大叔母など身内に不幸が起きると、早退して葬儀に駆けつけなければなりません。直系の親族であれば、何日か休む必要があります。しかし、遠い親戚ならば、午前中出勤して仕事の段取りをつけるなどして午後から早退する人が多いようです。身内の不幸で早退することを認めない上司はいません。
身内の不幸は、嘘の早退理由やズル休みの理由になりやすいといいます。しかし、身内の不幸を理由に仕事をサボるのは、社会人としてのモラルに問題があります。
結婚式で早退する
最近は、経済的な理由や関係者の都合で平日の午後や夕方に結婚式・結婚披露宴を行う人が増えています。結婚式シーズンは結婚式場が混んでいて、平日しか予約が取れないこともあります。親戚や親しい友人の結婚式に出席することは、上司が納得できる早退理由になります。
結婚式も予定が事前にわかっていますから、早退したい時は早めに上司に伝えます。当日早退したくなった時の言い訳には使えません。結婚式シーズンには、結婚式が多くなります。平日の結婚式を嘘の早退理由に使うと、本当の平日の結婚式に出る時に困ります。月に5~6回も結婚式で早退すると、上司も同僚も「本当かな?」と疑う可能性があります。
④プライベートな案件
子供の学校の行事などプライベートな案件は、正に私用ですが早退理由になります。
学校行事には早退しても出席する
子供の学校・幼稚園・保育園の行事には、会社を早退しても出席するようにします。高度経済成長時代には、子供の学校行事などで会社を休んだり早退したりすることは認められませんでした。しかし、現在は、ほとんどの上司が認めています。学芸会・運動会・父兄会・進学についての三者面談には、両親そろって出席することが大事です。
子供がトラブルを起こして、幼稚園や学校の先生から「呼び出し」を受けることがあります。万障繰り合わせて、両親が行く必要があります。上司には、正直に早退理由を伝えます。
嘘の早退理由にするのはオススメできない
仕事をサボる早退理由に、学校行事や「呼び出し」を使うことはオススメできません。本当に早退する必要がある時に、早退しにくくなる可能性があります。
引っ越しの準備
引っ越しの準備をするために早退することは、上司も納得して許可します。でも、本当に引っ越しする必要があるので、「早めに帰って休みたい」「コンサートなどイベントに行きたい」時の早退理由にはなりません。その時は、「身内の引っ越しを手伝う」ことにします。「自分が引っ越しをする時に手伝ってくれたので、お礼の意味で準備の手伝いをしたい」という理由にします。
早退する時に注意するポイントは?
本当に具合が悪かったり大事な用事があって早退する時も、どうにも仕事をする気になれなくて早退する時も、上司の気持ちや印象を悪くしないように早退することを伝える必要があります。欠勤・遅刻・早退をする時にビジネスマナーに違反すると、上司や周囲の人たちの信用を失う可能性があります。
特に、嘘をついて早退した場合、嘘がばれると上司や同僚など周りの人たちの信用を完全に失います。ついた嘘は最後までばれないようにすることが最大の注意点であり、会社員としてのマナーでもあります。
[早退を上司に伝えるグッドポイントは?]
早退することを上司や同僚に伝えるグッドポイントは、5つあります。
①自分の口から上司に早退することを伝える
当日急に早退したくなった時も早退すると予定している時でも、自分の口から上司に早退することと早退理由をきちんと伝えます。何も言わないで帰ってしまうのもメールで早退を伝えるのも、会社員としてはマナー違反です。
当日、仮病を理由にして早退する場合は、演技力をフルに発揮して上司に早退することと理由を伝えます。
同僚・先輩など周りの人にも挨拶して早退する
早退する場合は、上司だけでなく同僚や先輩・後輩など周りの人たちにも早退することを告げて挨拶します。「迷惑をかけて、申し訳ありません」という気持ちを伝えることがポイントです。職場の仲間に対するマナーです。
早退したら会社の近辺をうろつかない
体調不良や大事な私用で早退するのですから、会社の近くをうろつくのは変ですよね。上司や同僚に見つかったら怪しまれて、嘘がばれます。仮病や嘘の用事を早退理由にしたら、サッサと会社から遠ざかるのがビジネスマナーです。
②早退理由を堂々と告げる
早退理由が本当でも嘘でも、上司には堂々とした態度で明瞭な言葉で伝えます。特に嘘をついて早退する時は、少しでも怪しまれないように堂々と早退理由を述べます。「周りの人たちに迷惑をかける」「嘘がばれたら困る」などとオドオドした態度を取ったり、曖昧な言葉や言い方をしたりすると、かえって怪しまれます。
③早退する日が決まっている時は、できるだけ早く伝える
結婚式や法事や工事・点検の立会などを早退理由にする時は、あらかじめ早退する日がわかっています。上司には、できるだけ早い時期に早退の予定を伝えます。「申し訳ありませんが、この日は私用で早退させて頂きたいと思います」と言います。早期に連絡・報告することは、ビジネスマナーの基本です。同僚やチームの仲間にも事前に早退の予定を伝えます。
「その日までに自分の業務を終わらせておきます」などと、業務の終了予定を上司や同僚に伝えるのがポイントです。仕事の段取りをしっかりつけておけば、チームメンバーに迷惑をかけなくて済みます。
仕事の状況を見ながら早退する日を決める
嘘の用事で早退する場合、仕事の状況をよく見て早退する日を決めます。仕事が一段落する見通しがついたところで早退するようにすれば、会社にも職場の仲間にも迷惑になることはありません。仕事の進む状況によっては、早退する日を変えたり諦めたりすることも必要です。
④早退した翌日、お礼の気持ちを伝え、しっかり仕事をこなす
仮病など嘘の理由で早退した翌日は、早めに出勤するようにします。上司や職場の人たちに早退させてもらったお礼を述べて、感謝の気持ちを伝えます。「おかげさまで、すっかり気分が良くなりました。助かりました」「おかげさまで法事を無事に済ませることができました。ありがとうございました」と、お礼を言います。
どんなに準備していても、早退すればだれかに迷惑をかけることになります。早退した翌日からは、しっかり仕事をこなします。やる気と誠意をハッキリ示すことで、自分も職場の人たちもモチベーションをアップさせることができます。
お礼の言葉とやる気を示すことで人間関係が良くなる
誠心誠意をこめたお礼の言葉と「今日からまたバリバリ仕事をします」というやる気を示すことで、職場の人間関係を良好に保つことができます。
⑤普段から真面目に仕事することが大事
だれでも「今日は仕事したくないな」「仕事を早めに切り上げて遊びにいきたい」と思うことがあります。スマートに会社を早退できて怪しまれないためには、普段から真面目に段取り良く仕事をしていることが何よりも大事です。真面目に仕事をして結果を出す力のある人が、たまに仕事をサボることがあってもだれも怪しみません。
早退クセをつけない
早退する理由の使い方がわかると、気軽に早退するようになる可能性があります。早退クセがつくと、仕事に対するモチベーションが低下します。困難な仕事に対応する気力がなくなります。安易に早退することはNGです。
[早退すると半休になる可能性がある]
会社によって就業規則が違います。それぞれの会社が就業規則に有給休暇や欠勤による減給を定めています。会社によっては、早退や遅刻を半休(半日休み)として扱い、減給したり有給休暇を減らしたりします。就業規則をよく読み、有給休暇・欠勤等の情報を知る必要があります。早退・遅刻・欠勤する前に、就業規則をよく知るようにします。
[嘘をついてまで早退したいと思うのは?]
仮病や嘘の用事を理由にしてまで早退したいと思う原因は、2つあります。
①頭も身体も心も疲れている
仕事熱心でバリバリ仕事をして結果を出すビジネスパーソンは、自分でも知らないうちに頭も心も身体も疲れすぎている可能性があります。嘘をついてまで早退したいと思うのは、頭や身体がSOSのサインを出しているのです。
早退して半日ゆっくり気ままに過ごすのもいいのですが、思いきって1~2日有給休暇を取ることをオススメします。頭・心・身体をゆっくり休めることができれば、新たな意欲が湧いてきてバリバリ仕事ができます。
1~2日休む時には仮病が良い欠勤理由になります。早退する時は、仮病の他の理由(家族の体調不良や水漏れ事故の修理など)を使う方が良いでしょう。
②今の職場に満足できない
特にバリバリ仕事をしているわけでもないのに嘘をついてまで早退したいと思うのは、現在の職場に不満を持っている可能性があります。転職を考えた方がいいかもしれません。
しかし、安易に転職するのはリスクが高すぎます。サイトの記事で求人の情報を収集したり、転職エージェントに相談したりすることをオススメします。ただし、100%満足できる職場はどこにもありません。転職を考える前に、現在の職場の不満を解消する方法を見つけることも重要です。
まとめ 早退する理由は仮病がベスト
どんなに真面目で勤勉な会社員でも、時には会社を早退したくなることがあります。「今日は仕事をする気になれない」「今日は早めに仕事を切り上げて帰りたい」という時、早退理由は仮病がベストです。
頭痛・腹痛・腰痛・微熱など「病院へ行くほどではないが、仕事をするのは辛い」程度で、表面上よくわからない病気を早退理由にします。演技力を発揮して、午前中から具合が悪いふりをします。自分の体調不良でなくても、子供や家族の高齢者の病気・体調不良も緊急性があるので早退理由になります。
早退する日が事前にわかっている場合は、水道ガスの点検や自宅建物のメンテナンスの立会・役所や銀行の事務手続き・法事や結婚式などの私用も早退理由になります。ただし、私用が仕事よりも重要であることを上司に納得させる必要があります。
仮病など嘘の理由で早退する場合は、最後まで嘘がばれないようにします。嘘がばれると社会人として信用されなくなります。上司には自分の口で堂々と早退することと理由を伝えます。職場の仲間にもきちんと挨拶し、早退させてもらう感謝の気持ちを伝えます。早退の予定がわかっている時は、早めに連絡するのがビジネスマナーです。
スマートに早退して怪しまれないためには、普段の勤務態度が重要です。普段から真面目にベストを尽くして仕事に取り組み結果を出していれば、上司も同僚もだれも怪しみません。快く早退を認めてくれます。
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