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気持ちが沈んでしまう原因って一体どうしてなの?
普通に生活をしているのに、何だか食欲がわかなかったり、人生に希望が持てなくなってしまったという方は多いのではないでしょうか。運動をしても改善しないし、どんどん自己嫌悪に陥ってしまいますよね。
また、人によっては気分障害だけではなく、不安症のようになってしまい、何をしても不安で、家から出るのも難しくなってしまっているという方もいるかもしれません。
こういった症状を改善していくには、まずは原因が分からなければどうにもなりません。最近うつ気分が続くという方は、まずはどの原因が自分に当てはまるのか見ていきましょう。
心のなかに自分のこれまでの感情が溜まってしまったから
これまでと環境が変わったりすると、周囲の人間も変わります。そうなるとつい気をつかってしまってしまいますよね。もちろんこの時にたまったストレスを恋人や家族に相談したり、食べ物を食べることで心のバランスをとっていれば問題はありません。
しかし、そういった対処を上手くできないと、どんどん心に自分が嫌に思っていることが溜まっていってしまい、それを発散する術も残されていません。そうなると体にも何かしらの変化がでてきます。
ただ、身体が悲鳴を上げていても、実際病院に行っても病気ではないので、適切に診断を受けることができずに放置されてしまいます。もし、倦怠感などを感じ、異常がないのであれば一度精神科などに行くほうがおすすめです。
心に溜まったストレスが上手く発散されていないから
様々な困難な状況に立たされていると、当然様々なストレスがかかります。それに対して、的確に解消法や対策方法があれば適度に発散することができます。また、適度なストレスは合ったほうが、仕事などは円滑に進み、脳が活性化されると言われています。
しかし、あまりにもストレスが溜まると、逆効果になってしまいます。段々頭のなかで被害妄想を作ってしまったり、性格も変わり、落ち込み状態になってしまいます。
ストレスはスパイスのようなもので、あまりにも多くあれば、その分心には良くない作用を及ぼしてしまいます。また、人によっては逆にそれによりうつの症状を引き起こしてしまう可能性もあると言われています。
忙しくて上手く息抜きをすることができなかったから
ストレスが溜まったり、疲れがたまると、その都度他に影響が出ないように早めに気分が晴れるような息抜きをしていると言う方も多いのではないでしょうか。これは特別なことではなくても、女性であれば、喋り続けるなどでも効果があると言われています。
しかし、忙しいとそういった息抜きをする時間はなくなってしまいます。特に、更年期は更年期障害も加わるため、それに近づいているアラサー世代などは、意識的に季節性感情障害などにつながらないように心がけることが大切です。
忙しいときほど、ストレスは溜まるものです。その為、上手く心理的対処法ができなければ病気などになる確率もその分上がってしまいます。
どうしても気持ちが沈むときって一体どうすればいいの?
気持ちが沈んでしまうのって自分ではどうにもできないですし、プチうつ解消法などを調べてみても、自分はうつではないので、そこまで変化を感じることができないという方もいるのではないでしょうか。
かるいうつ病であれば、リズム運動なども勧められていますが、気持ちが落ち込んでいるとそもそもそういったことに対してやる気がでないですよね。また、薬を飲んだりといった治療は怖いので病院にはいかずに治したいと言う方も多いのではないでしょうか。
鏡で意識的に表情をチェックしてみるなど、小さいことから始めることで、こういった感情は抑えられていく可能性が高いと言われています。もちろんすぐに改善するわけではありませんが、ぜひ最近悲しみに突然襲われるなどという人は挑戦してみてくださいね。
自分を見つめ直し、心のなかで何がしたいのかを見つめ直す
まずは、何か紙などを用意してみましょう。自分が最近何に神経をすり減らされていたのか、どういった言葉に傷ついていたのかを一覧にすることで、目からも理解することが出来るようになります。
特に、自分が本当にしたいことは一体どういった事なのかを声に出したり、表現することで、脳内でイメージがつきやすくなります。感覚的な漠然とした考えから、明確に特徴を掴み、視覚化することによって自分が今望んでいることを明確に理解することが出来るようになります。
また、人によっては、最近の経験から、急激に成長したいと感じていたり、何かを変えていきたいと考えている場合もあるかと思います。そういった進歩をする時にはストレスがかかりやすいですが、それを解消するためには、まずは一歩ずつ着実に進歩をしていくことが大切です。
頭のなかで考えるのではなく、感じるようにする
頭のなかで、いつまでも考えていて、何も実行することができないという方もいるかもしれません。しかし、机上の空論と言うように、いつまでも考えていても、何も始まることはありません。
特に、感情の面であったり、人が絡んでくるようなことは、どうしても自分が考えていても予測できない方向にいってしまうことがあります。頭のなかで悪い結果を考え続けるくらいであれば、いっそのこと挑戦してみるなどもいいかもしれません。
一度挑戦してしまえばすっきりと普通に継続し続けることができるかもしれません。また、思い切った結果ストレスがかかるにせよ、それはやらないストレスよりもかなり軽減しますよ。
希望的な未来を考えるようにする
自分の人生を考えないと行けなかったり、これからどうすればいいのかを考えていかないといけないと悩んでいる方もいるかもしれません。そういった未来を考えるときって、どうしても悲観的に考えてしまいますよね。
自分が楽観的に考えようと思っても、「でも」や「だって」という言葉でついつい否定をしてしまうのではないでしょうか。これは、もちろん人間の防衛反応でもあるので、仕方がないことでもあります。特に女性の場合は自分が完璧だと思わないと悲観的に考えがちだとも言われています。
しかし、未来なんて分からないものです。未来を考える時に、どうせならば希望的に未来を予測するようにしましょう。自分が都合のいいように考えたとしても、何も悪いことはありません。むしろそれが現実になると言い聞かせて希望的に考えるようにしましょう。
気持ちが沈むのは悪いことだけではない?
気持ちがどうしても沈んでしまうと言うことに対して、自分はメンタルが弱いのであったり、色々な事に支障をきたしてしまっていると悩んでいる方もいるかもしれません。しかし、実は気分が落ち込むのは決して悪いことだけではないと言われています。
人間はそもそもいつも気分が晴れていて、楽しいわけではありません。目の前の現状がどうにもならないほど絶望的であれば、やはりどうしても気分は落ち込んでしまいますし、それはどうしようもないことです。
しかし、気分が落ち込んだ後に、どういった考え方や、行動をとるのかが問題になってきます。特に、考え方まで気分の落ち込みに合わせてしまっていたら、意味がありません。ぜひ、これを読んで、気分が落ち込んだ自分を受け入れ、正しく対処していってくださいね。
やりたくないことをするのなら皆気分は沈む
大人になっていくにつれて、自分がやりたくなくても家族や恋人などの大切な人のためにやらなくてはいけない事がたくさんあります。特に、1人だけならば逃げてしまう仕事なども、無理にやってしまうかもしれません。
しかし、自分がやらないといけないことも、大切な人のために頑張りたいと言う気持ちもあったとしても、それは自分からしたらやりたくないことです。その為、それに合わせて気持ちはどうしても沈んでしまいます。
気持ちが沈んでしまうのは自分のメンタルが弱いからだと思ってしまう方もいるかもしれませんが、決してそういうわけではありません。自分が、単純にそれに対してあまりいい感情をもっていないから気分が沈むだけのこともあります。
気分が上がるのと沈むのをバランス良く保つのが重要
気分がよく沈んでしまうと言う方もいるかもしれません。しかし、感情豊かな人であれば、自分の感情に正直になり、気分の浮き沈みが激しい場合もあるかと思います。これは決して悪いことではありません。
ただ、気分が沈むことが多くあるのに比例して、気分が上がることもなければいけません。特に、気分が沈んでいるのを、気分が上がることによってカバーすることができなければ、どんどんうつ状態になっていってしまうこともあります。
その為、ただ、自分が気分が沈んでいるのを受け入れてあげるのではなく、それに加えて、自分の気分が上がるようなことを積極的に取り入れるようにしましょう。
好きなことを積極的にするようにする
気分をあまり沈まないようにするためには、無理に自分がやりたくないようなことをするのではなく、自分が好きなことを積極的にするようにしましょう。決して他のことを人に押し付けるのではなく、自分が好きなことと相手の好きなことを互いに分業し合えば問題はありません。
嫌なことをしたくないから、好きなことを積極的にしたいし、好きなことだけをして仕事にしたいと思っている方もいるかと思います。しかし、どんな仕事であっても、自分がやりたくないようなことは必ずしなければいけません。
その為、好きなことを積極的にしつつ、心のバランスはしっかりと取れるように心がけましょう。
気分が沈んだら取り入れてみたい行動とは?
気分が沈んでしまったときって、何をしようにも、何もすることができないですよね。特に、溜まっていることやしないといけないことはたくさんあるのに、それになかなか取り組む事ができないという方も多いのではないでしょうか。
しかし、そういった時には、手軽な気分転換として、出来ることはたくさんあります。特に趣味として取り入れたり、一ヶ月に一回思いっきりストレス発散として行ってみるなどでもかなり効果があるかと思います。
ぜひ自分なりの解決方法を見つけてみてくださいね。
何も考えずにぼーっと散歩をしてみる
忙しくなってしまうと、移動はつい早くつく自動車などになりがちかと思います。しかし、散歩をしてみると季節の移り変わりや、その日の天気などを明確に気づくことができ、視覚的にもかなりリラックスすることができます。
何も考えずに、ぼーっと眼の前の景色を見ながら歩いてみると、新たな発見をすることがあるかもしれません。また、普段は運動不足の人であっても、少しでも身体を動かすことによって気分は晴れますよね。
決まった散歩コースがなかったとしても、近所をすこし歩いてみたり、買い物などで、いつもは歩いていかない所にいってみるなどして、いつもと違った新鮮な気分を味わってみるのもおすすめですよ。
泣ける音楽や映画を見て、ひたすら泣いてみる
感動する映画や、泣ける音楽などは、いつの時代にもたくさんありますよね。しかし、忙しかったり自分のことでいっぱいいっぱいだと、なかなか映画を見る時間や、歌詞を聞いてじっくりと音楽に浸る時間というのは少なくなってしまうのではないでしょうか。
しかし、映画といっても長くて2時間かかるかかからないかくらいです。レンタルでも、実際に映画館に行くにしろ、思いっきり泣いてみるのもいいかもしれません。
案外泣いてみると、自分が爽快な気分になっているのに気づくこともあります。また、そこから新たな趣味に発展したり、泣くことによってストレス発散になる為、ぜひ挑戦してみてくださいね。
美味しいものを食べ、十分に睡眠をとってみる
人間は、食欲や睡眠欲といった3大欲に勝つことはなかなか難しいものです。そのため、ストレス発散には、この3大欲を解消すればかなりすっきりすると言われています。忙しいと美味しいものといっても出来合いのものになってしまいます。
評判のお店や、気になっていたお店に行ってみるのはいかがでしょうか。また、いつもは寝ないような早い時間に布団にはいって、ぼおっとしているのもいいかもしれません。食欲が満たされると、自然に早くても眠くなってしまいますよね。
また、早く寝れば寝るほど翌日爽快に目覚めることができ、新たに頑張るパワーにもなります。休日の過ごし方として、自分を全力で労る事をしてあげるのもいいかもしれませんね。ぜひ自分なりに、快適な休日にしたり、いつもより自分のための平日を作ってみてくださいね。
まとめ
最近何だか気分が沈んでしまって、どうにも解決することが難しくて悩んでいるという方もいるかもしれません。しかし、こういった気分が沈んでしまう時には、かならず何かしらの原因があります。
もちろんこの原因がどういったものなのかということは、自分では気づいていないかもしれません。しかし、その原因は着実にストレスを与えていますし、それによって色々な弊害も起こっていってしまいます。こういった弊害も見逃し、ほおって置くと、段々神経も傷つき、最終的に精神的に病気を発症してしまう場合もあります。また、それにも気づかないとどんどん悪化してしまいます。
そういった事を防ぐためには、まずは自分が最近何だか落ち込んでいるなと感じているのであれば、どうしてそう思ってしまっているのかをしっかりと見つめ直してあげることが重要です。特に、最近変わったことや、考えていることに注目するようにしましょう。
自分の心であっても、きちんと向かい合わなければ、自分が考えていることなどは気づくことができません。また、気づいていても対策法をきちんと考えなければどうにもなりません。もし、自分が最近気分が沈みがちだなと感じたら、ストレス解消法を考えてみたり、自分がしたいと思っていることを思いっきりしてみるのもおすすめですよ。
自分の気持ちと上手く向き合っていってくださいね。
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