手首を太くするにはどうすればいい?トレーニング方法と注意事項を紹介!

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近年、筋肉トレーニング略して筋トレに励む男性が増えているようです。特にSNSの浸透によって、インスタグラムやツイッターなどに自分の鍛え上げた筋肉美の画像を投稿する人が増えています。筋トレに励む理由は人それぞれですが、このようなSNSを利用した交流がトレーニング強化のモチベーションの一つになっていることは事実のようです。

そんな筋トレ好きの男性あるいは女性の間では、筋トレ効果が出て筋肥大し、それなりに見栄えの良い肉体を手に入れると、前腕筋や上腕筋が発達した前腕部・上腕部と比較して相対的に細く見える手首の存在が気になるようです。

そこで今回は、手首を太くするための方法や手首を太くするために知っておくべき前提知識などについて、ご紹介したいと思います。

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手首は太くなるのか?

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そもそも筋トレ開始以来、十分すぎるくらいの筋トレメニューを消化して手首に負荷をかけても、手首が前腕部・上腕部と比較して相対的に細く見えるのならば、手首は太くならないと考えることもできます。それでは、手首は太くなるのでしょうか?

手首が細い理由は?

手首を見て、最初に気がつくことは前腕部や上腕部に比べて、手首には筋肉がほとんど存在しないということです。

手首は手関節とも呼ばれ、前腕の橈骨(とうこつ)・尺骨(しゃっこつ)と8個の手根骨(しゅこんこつ)、これらの骨を結合させる腱(靭帯)が主要な構成パーツです。この骨と腱を覆うのが脂肪組織と皮膚で、その中を神経や血管が走行しています。

つまり、手首は筋肉組織が存在しない部位であるため、いくら筋トレをしても手首が前腕部や上腕部のように筋肥大することはないのです。

ちなみに、周りには自分と比べて手首が太い人もいるかもしれませんが、それは遺伝的要素で骨が太かったり、単に脂肪組織に脂肪を溜めこんでいる肥満傾向の人のいずれかである場合がほとんどです。

手首は太くできるのか?

このように手首は筋肉組織が存在しない部分ですから、いくら筋トレをしても手首が前腕部や上腕部のように筋肥大することはないのです。とすると、食事で多くのカロリーを摂取して体脂肪を溜めこむことでしか、手首は太くできないという結論に達してしまいます。

しかしながら、見栄えの良い肉体美を手に入れてきた筋トレ好きの人にとっては、体脂肪を増やして太ることは本末転倒で受け入れることができないでしょう。

実は、ある研究報告では、一定の動作を長く継続して実施していると、その動作や運動に最適化するように腱が順応することにより、腱の太さが変化する可能性を指摘しています。

ただし、筋肉と腱は担っている役割がまるで異なりますから、トレーニングメニューを消化することで、腱が筋肉のように劇的に発達するわけではありません。

また、骨も筋肉のように目に見える形で発達するわけではありませんが、筋トレや運動で負荷を与えることにより、それに順応しようと骨密度を高めて微妙に太くなることもあります。

ですから、筋肉組織のように目に見える形で成長が実感できるわけではないものの、手首は長くトレーニングを継続することで太くなる余地はあると言えるでしょう。

手首の見た目を太くする

たしかに、ここまで述べたように手首の腱や骨が長期間のトレーニングで順応して、手首が太くなる余地があるかもしれません。しかしながら、一定の動作を長く継続することに投入するエネルギーやモチベーションに比較して、得られる効果は目に見えるほど大きなものではないことも事実です。

そこで、費用対効果の側面からも、肘から先の前腕部の前腕筋群を様々なトレーニング方法で鍛えることによって、前腕部を太くして手首の見た目の印象を改善していくことが現実的な方法と言えるのではないでしょうか。

しかも、前腕筋群の多くは手首・手関節を可動させる筋肉ですから、前腕筋トレーニングなどの筋トレついでに、手首を構成する骨や腱に負荷を与えることができます。とすれば、前腕部を太くして手首の見た目の印象を太くしていくための筋トレ種目が、手首を構成する骨や腱の順応を促して手首を太くすることにもつながると言えるでしょう。

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前腕部を鍛えて手首の見た目を太くする筋トレ方法

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このように、発達した前腕筋や上腕筋と手首の太さを調和させるためには、肘から先の前腕部を鍛えることによって、前腕部を太くして手首の見た目の印象を改善していくことが現実的な方法です。そして、この前腕部を太くして手首の見た目の印象を太くしていくことこそが、結果として手首を構成する骨や腱の順応を促して、手首を太くすることにもつながります。

そこで、前腕部を鍛えて手首の見た目を太くする筋トレ法について、ご紹介したいと思います。

リストカール(ダンベルリストカール)

前腕部や手首の筋トレ方法として、最も代表的かつ基本的な筋トレ種目がリストカール(ダンベルリストカール)です。リストカールとは、リスト(wrist:手首)をカール(curl:丸める・曲げる)するという意味で、通常はダンベルなどの筋トレ器具を用いて負荷をかけます。

具体的には、手のひらを上に向けた状態でダンベルを持ち、前腕部は手首から先は宙に浮かせて、手首から肘の部分は水平な台に乗せて安定させます。その上で、ダンベルの重量を利用して手首を手の甲側に十分に伸ばしてから、息を吐きつつ手首を手のひら側に徐々に曲げてダンベルを上げていく一連の動きを繰り返します。

このリストカール(ダンベルリストカール)では、ダンベルの重量で負荷を調整しながら、橈側手根屈筋(とうそくしゅこんくっきん)などの前腕屈筋群を強化します。

ちなみに、ダンベルリストカールでは片手ずつのトレーニングとなりますが、筋トレ器具をバーベルに変更すると両手同時のトレーニング(バーベルリストカール)となります。

リバース・リストカール(リストエクステンション)

リストカールの手のひらの向きを、上下逆にした筋トレ種目がリバース・リストカール(リバース・ダンベルリストカール)です。リストカールをリバース(reverse:反対・逆さ)するという意味で、別名をリストエクステンションとも言います。

具体的には、手のひらを下に向けた状態でダンベルを持ち、前腕部は手首から先は宙に浮かせて、手首から肘の部分は水平な台に乗せて安定させます。その上で、ダンベルの重量を利用して手首を手の甲側に曲げおろしてから、手の甲側に手首を徐々に伸ばしながらダンベルを引き上げていく一連の動きを繰り返します。

このリバース・リストカールでは、ダンベルの重量で負荷を調整しながら、長橈側手根伸筋(ちょうとうそくしゅこんしんきん)などの前腕伸筋群を強化します。

ダンベルカール

ダンベルカールは、上腕部と前腕部を鍛えることができ、筋トレ初心者でもダンベルを使ったトレーニングとして最もイメージしやすい筋トレ種目の一つです。

具体的には、両手にダンベルを握って、身体の横にダンベルを持った手をぶら下げるようにして立ちます。この際に、ダンベルを握った手は、手のひら側が身体に向くようにします。その上で、胸を張って姿勢を正し、肘から上の上腕は固定したままで、左右片方の肘を曲げていき肘から先の前腕だけでダンベルを自分の肩の近くまで持ち上げます。

ダンベルが持ち上げられる過程では手首を外向きに回転させて手のひら側が前面を向き、最高点までダンベルを持ち上げた時には手のひら側が肩と向き合うようになります。このようにしてダンベルを持ち上げたら、逆の動きでゆっくりと元の位置に戻した後に、逆の肘でも同じ動作を実施して、左右交互に繰り返します。

このダンベルカールでは、ダンベルの重量で負荷を調整しながら、上腕筋や前腕の腕橈骨筋(わんとうこつきん)・円回内筋(えんかいないきん)などを強化します。

ハンマーカール

ハンマーカールは、ダンベルカールに良く似た筋トレ種目で、ダンベルの持ち上げ方が異なります。

具体的には、両手にダンベルを握って、身体の横にダンベルを持った手をぶら下げるように立ち、ダンベルを握った手が身体に向くようにする点はダンベルカールと同じです。その上で、胸を張って姿勢を正し、肘から上の上腕は固定したままで、両方の肘を曲げて前腕だけでダンベルを自分の肩付近まで同時に持ち上げます。

ダンベルが持ち上げられる過程では、両手首はお互いに内側を向き合うようになります。このようにしてダンベルを持ち上げたら、逆の動きでゆっくりと元の位置に戻した後に、一連の動作を繰り返します。

このハンマーカールでは、ダンベルの重量で負荷を調整しながら、上腕筋や前腕の腕橈骨筋を強化します。

リストローラー

リストローラーは、前腕部・手首・握力を鍛える筋トレ器具で、そのまま筋トレ種目の名称にもなっています。リストローラーは、多くの格闘技においても、前腕部・手首・握力を鍛えるために、実施されているトレーニング方法でもあります。

リストローラーという筋トレ器具は、肩幅程度の水平の棒の真ん中に紐が1本垂れていて、その紐の先に鉄製のおもりが結ばれています。

リストローラーによるトレーニング内容は、非常に単純でリストローラーの水平バーを両手で持ち、両腕を伸ばして肩の高さで維持した上で、雑巾を絞り上げるような形で手首のスナップを効かせながら、おもりのついた紐を巻き上げるだけです。そして、巻き上げ終わったら、逆の動作で徐々におもりを下げていきます。

リストローラーによって前腕部や手首だけでなく握力アップすることは、手首周りの細かで様々な筋肉を強化し発達させることができます。ちなみに、握力にはクラッシュ力(握り込む力)・ピンチ力(つまむ力)・ホールド力(握って保持する力)の3種類があり、それぞれ主に使われる筋肉は異なります。

拳立て伏せ

腕立て伏せは、懸垂運動・腹筋運動・スクワットなどと並んで、器具を使わずに自分の体重を負荷として利用する自重トレーニング・自重筋トレの代表的な存在です。この腕立て伏せを、手を開かずに拳を握って手首を自分で固定した状態で実施するトレーニング方法が拳立て伏せです。

そもそも腕立て伏せは主に大胸筋を鍛える筋トレ種目ですが、拳立て伏せはプラスして前腕部や手首に負荷をかけることができるとして、多くの打撃系格闘技においても実施されている筋トレ方法です。

具体的には、ほぼ腕立て伏せと同じですが、両手を開かずに両手で拳を握って、その拳で身体を支えます。その状態で、身体を沈めたり、持ち上げたりを繰り返します。手首がぐらつかないように、拳に力を入れて握ることによって手首を固定することがポイントです。

ちなみに、拳立て伏せよりも負荷をかけたい場合には、指立て伏せを実施すると良いかもしれませんが、怪我に十分な注意をするようにしましょう。

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前腕部・手首の筋トレにおける注意事項

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このように肘から先の前腕部を鍛えることによって、前腕部を太くして手首の見た目の印象を改善していくトレーニングには、様々な筋トレメニューがあります。

しかしながら、手首は重要な関節でもあるため、怪我をしてしまうと日常生活にも影響が及んでしまいます。そこで、前腕部・手首の筋トレを実施するにあたっての注意事項を、ご紹介したいと思います。

筋トレ前後のストレッチ

まずは、筋トレをするにあたって、事前と事後に手首のストレッチをするように心掛けましょう。

筋トレ前のストレッチには、筋トレ効果を引き出すための準備体操としての役割と、筋肉組織や腱をほぐして血流を良くしておくことで怪我を予防する役割があります。一方で、筋トレ後のストレッチには、筋トレによって緊張している筋肉を緩めて、筋肉の緊張緩和をする役割があります。

ストレッチの具体的な方法は、片方の手首を手のひら側に折り曲げて、もう一方の手で折り曲げた手の甲を軽く押さえます。その後、逆に手の甲側に手首を伸ばして、もう一方の手で肘側に軽く引っ張ります。この一連の動作を10~20秒程度ずつ実施して、逆の手首も同様に繰り返します。

負荷は徐々に高くする

怪我予防の観点からは、急激に負荷を高くすることは止めましょう。筋トレにおいて筋肉にかける負荷は高すぎれば怪我の原因となりかねませんし、低すぎても筋トレ効果は出ません。

一般的に筋肉組織の発達には、漸進性過負荷の原則が当てはまると言われます。つまり、筋トレをすれば筋肉は成長するので、成長に応じて自分にとって比較的重いと感じられる負荷重量にして、その負荷で限界まで回数を行うことを繰り返していくのです。目安としては、20~30回で自分の筋肉に限界が来る程度の負荷重量です。

この漸進性過負荷の原則は、筋トレならば自宅筋トレであっても、体幹トレーニングでも、マシントレーニングでも基本的に全てに当てはまります。

地道に長く継続する

筋トレは、総じて地道に長く継続することが必要です。大腿筋や上腕二頭筋など大きな筋肉群は、比較的早期に目に見える形で筋トレ効果が現れますが、手首周りの小さな筋肉群や手首の強化には、時間がかかります。

本気で手首や前腕部を太くする気持ちがあるのならば、我慢強く筋肉トレーニングに向き合う必要があります。

余裕があれば専門家の助言を受ける

筋トレは、前述のように地道に長く継続する必要があります。しかしながら、どうしても単調なトレーニングばかりだと、筋トレを継続していくことが精神的に困難となる場合もやってきます。また、筋トレ初心者などの場合は、筋トレを実施するにあたっての基本姿勢や筋トレ器具の正しい使用方法を身につけていくのも、意外と大変です。

ですから、金銭的な余裕があれば、パーソナルトレーナーなどの専門家の助言を受けるようにすると良いかもしれません。専門家につくことで、より正しい知識や動作を身につけることはもちろん、モチベーションやメンタルのサポートを受けることもできます。

単調なトレーニングになりがちな筋トレでは、身近なところに質問・疑問に回答してくれる人がいることは、思っている以上に助かる存在になります。

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まとめ

いかがでしたか?手首を太くするための方法や手首を太くするために知っておくべき前提知識などについて、ご理解いただけたでしょうか?

たしかに、手首は関節であって、主に骨・腱(靭帯)・脂肪組織でできていて、劇的に太くすることはできないかもしれません。しかしながら、一定の動作を長く継続して実施していると、その動作や運動に最適化するように腱が順応することにより、腱の太さが変化する可能性があるとされています。

つまり、筋肉組織のように目に見える形で成長が実感できるわけではないものの、手首は長くトレーニングを継続することで太くなる余地はあるのです。

加えて、前腕部など手首周りの筋肉を太くすることによって、手首の太さの印象を良くすることもできます。本記事が、あなたの筋肉トレーニングの参考となれば幸いです。

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