足の爪が白い原因はなに?病気の可能性も?色の変わり方をチェックしよう!

足の爪、日頃チェックしたりまめにお手入れしてますか?手の爪と違って、靴や靴下で隠れることの多い足の爪。女性はネイルで爪本来の色に気づいていないこともありそうです。

お風呂あがりなど、ふと見た時に足の爪が白くなっていたらびっくりしますよね。ぶつけた覚えもないし痛くもない、それなのに爪が白い。何か病気かな?など心配になってしまうかもしれません。足の爪が白いときに考えられる病気や原因、その対応などをご紹介します。

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足の爪の役割って?

素足

足の爪って骨の一部と思っていませんか?実は皮膚の一部です。足の爪にはどんな役割があるのかも説明します。

足の爪は何からできている?

足の爪は、日頃は靴下を履いたり靴を履いたりで、人によってはお風呂に入る時や爪を切るときくらいにしか目にしないかもしれません。そんなこともあってちょっと地味な存在な気がしますが足の爪はとても大事な役割を持っています。

爪はとても固い組織です。そのため骨の一部と勘違いしてしまいそうですが、爪は皮膚が角質化したもので「ケラチン」という繊維状のタンパク質でできています。爪のケラチンは、「シスチン」という硫黄を含むアミノ酸を多く含む「硬ケラチン」からできています。髪の毛も同じ「硬ケラチン」でできているので、髪が燃えると変な匂いがするのは硫黄を含んでいるからなのです。

ちなみに皮膚は「軟ケラチン」からできていてシスチンの含有量は少なく、そのため柔らかいのです。

足の爪の役割は?

爪は骨が達しておらず、しかも神経が集中している指の先の部分を守る役割があります。また足の指の爪は体を支えて安定させる役目もあるのです。

立っているのはもちろん歩いたり走ったり、体のバランスをとるのも足の爪がないとできません。足の爪は大変重要な役割をしているのです。

足の爪が白くなる症状

そんな大事な足の爪が白くなっていることに気付いたら驚くと同時に心配になってしまいますよね。なぜ?病気?病院へ行かないとダメ?などいろいろ考えてしまうのではないでしょうか。

まずは足の爪が白くなるとは例えばどのような症状があるのかどんな病気が考えられるか。白くなる症状と考えられる病気をいくつか説明します。

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白い点が爪に現れる

足の爪大理石

爪に白い点状のものが現れるのは「点状爪甲白斑(てんじょうそうこうはくはん)」である可能性が高そうです。点状爪甲白斑は子供や若い人に多く見られるようです。爪の成長に伴って先端に移動し消えてしまいます。ほとんどの場合特に治療も必要はなく心配はいらない症状です。

点状爪甲白斑の原因は?

原因としては爪が作られた時、体調が良くなかったり、ストレスがあったりして爪に空気が入ってしまい白い点となって現れたことが考えられます。またちょっとした外傷の後だったことも原因となるようです。

マニキュアを頻繁にする人にも現れやすいといわれているので、白い斑点が出たらマニキュアは少しお休みするといいかもしれません。

あまりに頻繁にできたり数が多く心配になったら皮膚科で診てもらうとよいでしょう。

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白い線が爪に現れる

爪 変形

足の爪に白い線が現れるのは、縦に入る場合と横に入る場合があります。線が入るのは先天性と後天性がありますが、多くは後天性のようです。

縦に白い線が現れる

足の爪に白い縦筋が現れる、これはどういう症状なのでしょう。実はこれはほとんどの場合、加齢によるものなのです。代謝が落ちてしまって、新しいものへうまく入れ替わりができていないことが原因です。

加齢に加えて栄養状態のバランスが悪くなっていたり、乾燥していたりということもありますので、食生活を見直したり、爪にもハンドクリームを塗るなどのケアをするといいですね。

もし黒色の縦筋が入ったら

白い縦筋はほとんど心配ありませんが、黒や褐色の縦筋が出たら注意が必要なこともあります。

黒い縦筋が足の爪に入った時は爪甲色素線条というホクロのような色素沈着や老化現象、打ち身という心配のない場合ももちろん考えられます。生後間もない赤ちゃんに現れることもあり、これも徐々に褪色していくので心配はないようです。

ただ黒い縦筋が稀に「メラノーマ」という悪性の皮膚がんの可能性もあるのです。思春期以降に黒い筋が現れ、黒い色が濃くなってきたり、徐々に広がってきたり、でこぼこしているなど気になることががあったらすぐに皮膚科または総合病院に行きましょう。

また黒い筋ができるものとしては副腎のホルモンの分泌異常で起こる「アジソン病」もあります。爪に黒い筋ができるだけでなく全身も黒ずんでくることが多いようです。先天性で子供に発症する場合もあるようですが、中年の男女に多く発症するようです。アジソン病は難病に指定されていますが、適切な治療を受けることで日常生活が送れるので過度に心配する必要はありません。

足の爪に黒い筋ができたり、全身倦怠や体調不良が続くときは受診をお勧めします。

足の爪に横に白い線が現れる

足の爪に縦ではなく横に線が現れたら、どのような疾患の可能性があるでしょうか。

白い帯状の線は「線状爪甲白斑(せんじょうそうこうはくはん)」の可能性が考えられます。

原因は様々なものが考えられます。栄養不足や外傷、鉛やヒ素などの化学物質の中毒、または感染症、月経の影響、さらにはマニキュアの影響も考えられます。まずは病院へ行って原因を確かめることをお勧めします。

そして白い横線が、爪の成長に伴って動かない場合は「ネフローゼ症候群」など腎疾患の可能性が考えられます。

ネフローゼ症候群の可能性

「ネフローゼ症候群」とは尿中にタンパクが大量に排出されてしまう病気です。腎臓機能の異常により体に水分が溜まるようになり、その結果むくみが生じてネフローゼ症候群に気づくことも多いようです。

ネフローゼ症候群の原因は様々あり「糖尿病性腎症」や「膠原病」などが挙げられます。

爪に帯状の白い横線が現れて、それが爪が伸びても位置が変わらないという時は、もしかしたらネフローゼ症候群の可能性も考えられます。むくみも見られるようでしたらなるべく早く総合病院など医療機関にかかったほうがよいですね。

詳しくは、ネフローゼ症候群とは?原因や症状、治療方法を知っておこう!を参考にしてください!

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足の爪が全体的に白い

爪のへこみ

足の爪は健康な時は通常薄いピンク色をしています。それが全体的に白い場合はどんなことが考えられるでしょう。まず考えられるのは貧血です。

足の爪を押してみて白くなってもすぐにピンク色に戻るようでしたらそれほど心配はありませんが、ずっと白いという時は「鉄欠乏性貧血」を疑ってみたほうがいいかもしれません。

「鉄欠乏性貧血」の可能性

「鉄欠乏性貧血」とは血液中の赤血球数が少なく、ヘモグロビン(Hb)の濃度が低い状態をいいます。鉄の不足が原因でなる貧血です。赤血球は酸素を運ぶ役割を持つ細胞です。

この細胞にはヘモグロビンというタンパク質が存在しており、ヘモグロビンは酸素と結合します。このヘモグロビンの生成に鉄は欠かせません。鉄が不足するとヘモグロビンが合成が阻害されてしまいます。その結果ヘモグロビンの濃度が低くなり貧血が起こってしまうのです。ヘモグロビンの減少により全身の細胞の酸素不足になり様々な症状が現れます。爪が白くなるのも症状の一つなのです。

また爪の中央がへこんでスプーン状になったり爪が2枚に割れてしまう症状も見られることがあります。

鉄欠乏性貧血の原因は?

原因はいろいろあります。

  • ・まずは出血が挙げられます。例えば女性の子宮筋腫などによる月経過多、不正出血、胃潰瘍や十二指腸潰瘍からの出血、消化器のがんからの出血もあります。痔からの出血も貧血の原因となることがあります。
  • ・偏った栄養摂取によるもの。偏食や極端なダイエットで鉄分不足になり貧血になってしまうことがあります。
  • ・成長期の子供の成長に鉄の供給が追いつかず、鉄欠乏性貧血になることがあります。

日頃から食事の隔たりがないか食生活を省みて、鉄分の多いものを摂取したり、食後すぐにお茶を飲まない(カフェインが鉄分の吸収を妨げることから)などの対策も同時にするといいかもしれません。

食事だけではなかなか改善されないことも多いので、爪が白く、他にも息切れや倦怠感などの症状があったら医療機関を受診したほうがいいでしょう。

爪も白く指先が冷たい時はレイノー現象の可能性

レイノー現象を起こす疾患は「レイノー病」と「レイノー症候群」に分けられます。

レイノー病とは

爪が全体的に白くなると同時に手足の指先が冷たいという時は「レイノー病」という病気の可能性も考えられます。

普段人の動脈というのは、状況に応じて拡張収縮を繰り返しています。ところが動脈の収縮が何らかの原因で強く起こると手足の指先の血流が悪くなり、指先が冷たくなったり白くなったりしていまいます。これをレイノー現象といいます。原因がはっきりしないものを「レイノー病」といいます。この病気は難病に指定されていますが、直接命に関わる病気ではありません。若い女性に多く見られます。

レイノー症候群とは

レイノー現象の原因となる基礎疾患があるものは「レイノー症候群」と呼ばれます。

例えば「全身性エリテマトーデス」「強皮症」「混合性結合組織病」などいわゆる「膠原病」が原因となることが多いようです。循環障害が生じたり、血管が損傷を受けることで血流が悪くなりレイノー現象が起きてしまうのです。「膠原病」も難病に指定されています。

他に「閉塞性血管疾患」など動脈硬化や動脈塞栓症も原因となります。動脈の血管が厚くなる、血栓ができるなどで血流が悪くなってしまうことでレイノー現象が起きるのです。

最初は冷え性がひどくなったのかななどと考えてしまうかもしれませんが、あまりに手足が冷たくなり足の爪まで白くなってしまうような時は病院へ行き相談したほうがよいかもしれません。レイノー現象が出た時は、原因となる病気があるのかまたはないのかをよく調べてもらいましょう。

またカフェインや抗ヒスタミンの摂取は血管の収縮を招きやすいのであまりとらないほうがよいですね。

詳しくは、レイノー症候群とは?皮膚の色が変わる症状や原因、治療方法って?を読んでおきましょう。

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爪の一部が白濁する

世代爪

足の爪の一部が白濁している時はどのようなことが考えられるでしょうか。実は肝硬変の患者さんに多く見られるのが爪の白濁なのです。

肝臓の異常の可能性

肝臓の病気として「慢性肝炎」「肝硬変」「肝臓がん」などで爪が白濁することがあります。肝臓はとても重要な臓器で様々な働きをするため「体内の化学工場」とも言われる一方、病気になってもなかなか症状が現れないので「沈黙の臓器」とも言われます。

肝臓は食べたものから摂ったたんぱく質や糖などの栄養を貯蔵したりエネルギーに変えたり、体に取り入れたアルコールや老廃物、薬物の解毒をしたり、またいらないものを排出してくれる「胆汁」を作ったりしています。

肝臓は予備能力も高く、何か障害を受けてもなかなか症状としては自覚ができないことから「沈黙の臓器」と呼ばれているのです。

その肝臓の疾患の症状として「足の爪が白濁する」というものがあるのです。爪がいつもと違う感じがしたり、他に全身倦怠感や目の白い部分が黄色いなどが見られたら総合病院や内科に行って診察を受けた方が安心です。

爪白癬(つめはくせん)の可能性

足の爪が白濁している時に考えられる疾患に「爪白癬(つめはくせん)」という病気があります。これは「爪水虫(つめみずむし)」とも呼ばれ「白癬菌(はくせんきん)」というカビに爪が感染してしまったために起こります。爪白癬は手や足の白癬感染に引き続いて起きることが多いようです。そして白癬は人から移り、人にも移してしまうのが厄介なところです。

爪白癬の症状

白癬菌はケラチンを分解して発育するのでケラチンを多く含む爪も感染してしまいます。

最初は足の爪の先の方や横が白く濁り、だんだん爪が分厚くなっていきます。最初の方は痛みや痒みはありません。しかし先端の方から爪が崩れてしまうようになってくるとそうなると痛みも生じたり二次感染の恐れも出てきてしまいます。

爪白癬の原因

爪白癬の原因は、もともと罹っていた足白癬が爪に広がってしまった、人から白癬菌が移ってしまったなどがあります。例えば公衆浴場の床やバスマット、スリッパなどから感染してしまうのです。

一日中通気性の悪いブーツを履くなどして、蒸れた状態が長く続くことで爪白癬になってしまうこともあります。高温多湿を好む白癬菌なので、そこで増殖してしまうのですね。

また長くつけていたジェルネイルが原因となることもあります。硬くなったジェルネイルと爪の隙間から白癬菌に感染してしまい爪白癬になってしまうのです。白癬菌だけではなく「緑膿菌」という菌に感染してしまうこともありこれは「グリーンネイル」と呼ばれます。

爪白癬の検査と治療

市販の水虫薬を爪の上に塗っても薬が患部に行き届かず効きません。自分ではなかなか治療することができないので、皮膚科へ行く必要があります。

病院では患部の爪の角化物を培養して菌を調べます。爪白癬の白癬菌は爪の奥の方に存在しているので、しっかりと検体をとる必要があります。そこで白癬菌が検出されたら治療を開始します。治療はほとんどの場合内服薬を処方してもらうことになります。何種類か処方されるようですが、医師の指示に従ってきちんと飲む必要があります。

白癬菌はとても生命力の強い菌なので治ったと思って治療を勝手に中断したりするとまた蘇ってしまう可能性が高いので、しっかり治療することが重要なのです。また治療には比較的時間がかかるようなので、根気よく付き合うことが大切です。

近年、軽症の爪白癬の塗り薬が開発されました。内臓疾患があって長期間内服薬を服用するのが困難だったり、副作用を生じてしまう患者さんには朗報ですね。ただ薬価が高めのようですので、医師とよく相談して治療を進めていきたいですね。

爪白癬の予防

白癬菌は人から移りますし、人にも移してしまいます。家族に感染した人がいる場合は家庭でもバスマットやトイレマットをこまめに洗う、スリッパはもちろん、バスタオルなどを共有しないなどの対策をとる必要があります。

プールやフイットネスクラブ、温泉などでも感染してしまう可能性がありますので、しっかり洗うことを心がけましょう。白癬菌に触れれば誰でも感染するわけではなく、きれいに洗うことで予防ができます。足に傷などがなければ24時間以内なら感染しないと言われています。

またブーツなど通気性の悪い靴を長い時間履かないようにする、履いたらブーツをよく乾かしましょう。手足はいつも清潔に保つようにします。

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まとめ

綺麗な足の爪

足の爪が白い、という症状はさまざまな症状があり、特に心配のないものから早めに受診して早期治療をしたほうがいいものまでいろいろあります。

日頃はどうしても靴下や靴で隠れ、じっくり向き合うことのない足の爪。しかし重大な病気の症状が現れていることもありますので、毎日足の爪のチェックを欠かさないようにしましょう。また女性のマニキュアや除光液、ジェルネイルが爪の負担になることもあります。時々爪を休ませてあげることも大切ですね。

そして少しでも心配な症状があるときはまずは「皮膚科」の受診をお勧めします。そこで爪をよく診てもらい、他科の受診が必要なときは紹介状を書いてもらうなどの対応をしてもらいましょう。

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これらを読んでおきましょう。

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