爪のへこみの原因は?症状と病気の可能性について

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日常以外と見落としがちな爪の状態ですが、ふっと気がつくと爪にへこみがっ!なんてことはありませんか?

女性のお洒落として様々なネイルアートが流行る中、もうしばらくの間、自然な爪の色や形状を見た事がない女性達もいらっしゃるのではないでしょうか?

自分の爪の状態を把握することで、自らの健康状態、またはあなたの体に潜む大病の早期発見につながるのです。まず、私達が爪の変化について気付くことは色そして形状です。

今回は爪の基本的な知識として爪の形状、特に爪のへこみが教えてくれる病気の種類、そして爪を健康に保つ方法についてご紹介したいと思います。

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爪とは

指浮腫み

まずは、爪について知っておきましょう。爪が存在している意味やその働きについて紹介します。また、爪はどの様な成分で構成されているのかについても紹介します。

足や手の生えている爪についての知識を深めていきましょう。

爪の役割

あなたは今までに爪が一体何のためについているのかと深く考えたことはありますか?

平素あまり考えることの無い爪の役割とは。まず第一に、手足の指先を保護しているという働きがあります。

手の指先を使い何かを掴む時は指先に力を込めますが、その時爪が支えとなり物を掴むことができるのです。そして、爪があるおかげで細かい作業や小さな物を掴む時にも力加減を微妙に調節することが可能なのです。

足の指に関しては、もし爪が無かったらつま先に力が込められず、歩きにくくなるのです。

手の爪はものをつかみやすくするため、細かい作業を行いやすくするために存在し、足の爪は地面を掴んで身体のバランスをとったり、歩行しやすくするという役割があります。

爪の成分

爪の状態が良くない時、もしかしたらカルシウムが不足しているのでは?と思う人がいるかもしれませんが、それは間違いです。

爪は硬くて白いので骨や軟骨などと混同しがちですが、全くの別物です。骨はご存知のとおりカルシウムからできていますが、爪は毛髪と同様に元々皮膚が変化をして形成されたものなのです。

爪は、皮膚の成分であるタンパク質が角質化して、固い繊維タンパク質となったもので、これをケラチンと言います。ケラチンには二種類あり、脂質は少なく硫黄を多く含み比較的硬い「硬ケラチン」と脂質を多く含み、比較的柔らかい「軟ケラチン」があります。爪は、この二種類のケラチンが入り組み作られています。

爪の成長

手の爪の場合、健康な成人では1日に約0.1mm伸びます。爪全体が再生するには、約6ヶ月かかります。足の爪の成長は、手の爪より約2倍の時間を要します。

一般的には若い人ほど早く伸びます。季節的には、夏の方が新陳代謝が活発になるため、冬より伸びが早いようです。

爪は爪の根元にある部分の爪母という皮膚の下で形成されて伸びてきます。根元の白い部分は爪半月と言って、出来たばかりの爪は水分を多く含んでいるので、白く見えています。

この爪半月が適度な大きさであることによって爪が短期間でしっかり生成されていて健康であることが確認できます。

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爪のへこみの症状

突き指

それでは気になる爪のへこみについて見ていきましょう。一言でへこみと言っても、様々な形状があり、それによって病気の種類が異なります。全く心配する必要のないものから、病院での検査を必要とするものまでいろいろです。

まずは、自分の爪の状態をじっくりと観察してみましょう。それぞれの爪の変形の原因について知っておきましょう。

爪甲縦条(そうこうじゅうじょう) 〜爪に縦スジ〜

爪甲とは、私達が一般的に呼ぶ「爪」の部分のことを言います。

爪甲縦条とは、爪に縦スジが入り、爪の表面が少々でこぼこしている状態です。この症状は、基本的にあまり心配する必要はありません。乾燥が原因で爪に縦スジが入るのです。

爪も肌と同じく、水分不足や新陳代謝の衰えによりダメージを受けます。年を重ねれば重ねるほど、はっきりと現れてくるのがこの縦スジです。30代でもほとんどの人にこの縦スジが見られますが、肌に出来るシワと同じく、年を経るにつれ目立つようになってきます。

しかしながら、縦スジがたくさん入って爪が折れやすい状態になってくると、胃腸病などの疑いがありますので注意して下さい。

爪甲横溝(そうこうおうこう) 〜爪に横みぞ〜

爪甲横溝とは、読んで字のごとく爪の表面に横に入った水平の溝のことをいいます。

爪甲縦条は、線状のもので爪に凹凸はあまり見受けられませんが、これは波打ったような溝ができます。それでは、その症状の原因は一体何なのでしょうか?

それは、爪の付根下にあたる後爪郭(こうそうかく)という、できたばかりの爪を保護する役目を持った部分へのダメージ(栄養障害、外傷など)や、服用中の薬の副作用などが原因の1つとしてあげられますが、一番の原因は、精神的なストレスからです。

この爪甲縦条の症状は、多くのうつ患者に見られます。このことから、爪のへこみと精神的ストレスの因果関係の深いことがわかります。また爪のへこみがあると、円形脱毛症になる確率が高いと言われています。また不規則な生活習慣が要因となり爪に溝ができる人もいます。

あまりにも溝が深い場合は、貧血等の血液系のトラブルや、糖尿病、亜鉛欠乏症等の疑いがありますので、病院で診察を受けて下さい。

溝ができた指により、あなたの抱える病気の種類を予想する事ができます。

*親指だけに見られるみぞ

現在の精神状態がおもわしくない状態です。何らかのストレスが要因になっている可能性があります。

*人差し指だけに見られるみぞ

慢性の皮膚湿疹のトラブルを抱える人。

*中指だけに見られるみぞ

尿酸の排泄ができていないなどのトラブルを抱えている人。

*薬指だけに見られるみぞ

気管支炎や眼病などのトラブルを抱えている人。

*小指だけに見られるみぞ

神経痛などのトラブルを抱えている人。

匙状爪甲(さじじょうそうこう)

匙状爪甲とは、爪の部分がスプーン状にへこむ状態を言います。貧血や鉄分不足、職種、遺伝、などが原因で起こります。先天性の場合もあり、乳幼児に特に発生しやすく、長引く場合は思春期まで継続して発生していることがあります。

後天性の場合には、シンナー等を扱うペンキ屋や何かしらの皮膚疾患などが影響して問題が発生します。

口角びらんや舌が赤くなっている状態が確認された場合はプランマー・ビンソン症候群とも呼ばれる症状になります。

原因を明らかにして、それらを排除することで症状は回復します。貧血が原因で症状が発生していない場合でも、鉄剤などを服用することで症状が回復する場合があります。

爪縦裂症(そうじゅうれっしょう)

爪縦裂症とは、爪に何本もの縦の筋が入り、割れてしまう状態を言います。ポリッシュリムーバーの過度の使用や指の損傷が原因です。スプリットネイルなどとも呼ばれます。

指先で爪の根元の毛細血管や末梢部の循環器官が冷えや貧血、除光液などの影響で乾燥するなどの問題に繋がることで症状が発生します。

深く関わっているのが栄養不足です。抹消循環器が機能不足になることや、慢性的に栄養失調などの問題に陥ることで爪の生成に必要な影響が送られずに爪が割れる問題に繋がります。

また、それらの問題を引き起こす病気が関係している可能性もあります。

しっかり食事を摂っているんのに症状が発生してしまっている場合は、以下の病気の可能性があります。

糖尿病、高尿酸血症(痛風)、慢性貧血、卵巣機能障害、甲状腺機能障害、肝臓病、循環器腫瘍など

これらの病気が関係している可能性がありますので、一度皮膚科に行ってから爪の治療を施した後に精密検査や健康診断などを行って病気の可能性を探りましょう。

乾癬(かんせん)

爪の表面に小さなポツポツとした穴(くぼみ)ができたり、油点と呼ばれる、爪の下に生じる黄褐色の斑点ができます。また爪が剥がれたり、厚くなって崩れたりします。

後天性角化症とも呼ばれる症状で、足と手の両方に発生する事があります。

見た目が非常に特徴的ですので、視診で判断することが出来ます。治療には時間とお金を要します。最先端治療では1回20万円を超える治療があり、これを8回行って治療していきます。

外用薬などを使用した薬物治療もありますが、根本的な治療としては有効ではありません。

粗造爪(そぞうそう)

爪の表面が粗くでこぼこになり、色が濁る状態です。アトピー性皮膚炎、円形脱毛症、乾癬などで起こります。このような爪の症状は、子供に多く見られます。

ストレス、生活習慣の乱れなどが特に関係して発生しやすい症状ですので、しっかりこれらを得対策することが大切です。

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爪の健康維持

指を細くする方法

爪を健康な状態に保つための方法を紹介します。身体の異常を感じる前に爪に初期症状として変形の症状が確認できる場合も少なくありません。

しっかり対策をして爪とともに身体全体の健康を維持しましょう。

爪の保護

爪の健康維持には、水仕事などをする際は、ゴム手袋などをしてあなたの手を乾燥から保護してあげて下さい。保湿性のあるハンドクリームやローションなどで手先までゆっくりとマッサージして、日常的なケアを忘れないで下さい。

手のひらや甲、指先だけでなく爪にもしっかりハンドクリームを塗ってハンドケアをしておくことも重要です。爪も乾燥してしまいやすい部分です。

手の乾燥が気になるときは皮膚の部分だけでなく、爪の潤いもしっかり与えるように意識して対処していきましょう。

ストレスの発散

生活の中でどうしても溜まってしまうストレス。これはしっかり小まめに発散しなくては行けません。

溜まってしまうと、自律神経が上手く働かず循環器障害などが発生し、爪の形状に異変を発生させます。趣味や入浴、読書などを集中して行うことがストレス発散に有効な方法であることが明らかになっていますので、これら方法をルーティーンで行って飽きないようにストレスを発散していきましょう。

また、爪の成長を行うには睡眠中に分泌される成長ホルモンの働きが重要になります。

睡眠不足でも爪に影響が発生しやすいので注意してください。睡眠不足は皮膚の乾燥などを引き起こす問題にも繋がります。結果的に爪にも悪影響を及ぼしますのでしっかり睡眠時間を確保するようにしましょう。

健康的な爪を手に入れる栄養素

健康的な爪を維持するためには、タンパク質の摂取が重要です。特にコラーゲンの摂取に効果があります。コラーゲンはタンパク質のひとつで、皮膚に弾力をもたせます。

コラーゲンを含有する食物は、鶏の手羽先や、豚足、牛スネ肉、魚の頭や尾などの部分です。また、皮膚の新陳代謝を促進する亜鉛(うなぎ、牡蠣など)、タンパク質の代謝を促進するビタミンB2(イワシ、サンマなど)、ケラチンの生成に関与しているビタミンB6(鮭、納豆など)、コラーゲンの生成を促進するビタミンC(柑橘類、野菜など)の摂取も健康な爪を手に入れるのに大変有効です。

実際コラーゲンは食べ物から摂取する場合ほとんど身体に吸収されないと言います。

ビタミンをしっかり摂取して体内で生成することが最も有効とされていますので、ビタミンC、B群をしっかり摂って対策しましょう。

またビタミンBやCは水溶性のビタミンになりますので、大量に摂っても肝臓に蓄積されず2〜3時間後に余分な分は体外に排出されてしまいます。

定期的にビタミンC、Bを意識的に摂取して保持量を一定に保っておきましょう。

爪の最適な長さ

爪は伸びてくると自分で切る場合がほとんどだと思います。

爪をカットする時に流さや切り方について正しい方法を知っていますか?爪をカットする方法を間違っていると、爪への負担が大きくなり劣化につながります。

また、割れやすい形状にならないように切ることが重要です。

スクエアオフカットと呼ばれるカット方法があり、これが最も最適な爪の切り方、形状になります。

まず四角の形状になる様に先端の爪を切って長さを整えます。次に両サイドの角張った部分の角を落とすという簡単な方法です。あえて丸い形状にしないのは、これが最も割れにくく、怪我につながらない形状だからです。

爪が乾燥している状態では負担が大きいので、風呂上がりなどで爪が柔らかくなっている状態で行うようにしましょう。

爪の長さは手を上から見た時に爪から指先が飛び出て見えない長さがベストです。これ以上短くすると深爪になりますので注意してください。

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まとめ

日頃あまり気に留めることの少ない爪ですが、私達が爪から学ぶことが大変多くあることをわかっていただけましたでしょうか?

爪のへこみだけではありません、その他の爪の形状、爪の色などが知らせてくれる私達の現在の健康状態、それほど気にする必要の無いものもあるのですから、必要以上に怖がったりするのではなく、一度ゆっくりと自分の爪を観察する機会を持ってみて下さい。

自分で判断できない場合は、深刻な病気が隠れている場合もありますので、病院にてご相談ください。健康な爪を維持することにより、ネイルアートで飾られた爪だけでなく、艶のあるピンク色の健康的な爪を自慢する機会が増えてくるかもしれません。

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