爪がボコボコになる原因は?爪でわかる健康状態について!

ネイルアートで綺麗に飾った爪はもちろんのこと、何もしていない状態でも爪は意外と人に見られています。だからこそ、綺麗に保つためにちゃんとお手入れをしてあげたい箇所ですね。

ところが自分の指先をよく見てみると、爪がボコボコ!変な色!健康だった自分の爪が突然ボコボコになっていたり色がいつもと違っていたりしたら、何これ病気?と不安になってしまいます。

爪は健康のバロメーターと言われるくらい、体の健康状態によって変化が現れるものです。爪がボコボコしていたり、色がいつもと違っていたりしたら思わぬ病気のサインかもしれませんので、注意するようにしましょう。

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爪のボコボコの種類と原因、その治療法

爪

「爪がボコボコしている」と一言でいっても、そのボコボコの仕方にはいくつも種類があります。自分の症状がどれにあてはまるのか、爪の症状の種類を知った上でよく観察してみましょう。

縦に線が入るようにボコボコしている

爪に縦の線が入る、縦方向に皺が寄る、といった症状の主な原因は加齢と乾燥です。加齢が原因となると根本的な解決ができるわけではないので、やすりで削って表面を平らにするなどの対症療法が主な対応になってきます。

また、ハンドケアによる乾燥対策やネイルオイルなどで爪へ栄養補給をするなど、日頃のお手入れが老化を速めないために大切です。

やすりで削る場合は爪の表面用のやすりを用いましょう。また、削りすぎると爪が薄くなってしまうので気を付けて行いましょう。

爪への栄養補給では、爪の塗る強化剤や爪用のクリーム、爪を強くするサプリメントまで、昨今ネイルアイテムは充実しています。老化現象だとあきらめずに、自分の爪を労わってあげましょう。

横に線が入るようにボコボコしている

爪に横向きの線が入る主な原因は次の2つのうちのどちらかです。

  1. ぶつけるなどして爪の根元がダメージを受けている。
  2. 栄養不足で爪が正常に作られていない。

1の場合は、甘皮処理などのしすぎで爪の根元が弱ってしまっているの可能性も考えられます。心当たりがある方はケアの方法を見直しましょう。

2の場合は、栄養は摂取していても不規則な生活やストレスなどによりバランスが崩れ、爪までうまく行き渡らなくなってしまったということも考えられます。また、体調を壊した後などに横線の入った爪が生えてきてしまうこともあるようです。これは全て、爪の根元にある爪を作る働きを持つ部分(爪母)が弱り、正常な爪を作れなかったことによるものです。

1であれば一時的なものですので、自然に解消されるでしょう。ただし頻繁に甘皮処理などで爪に負担をかけている人はその行為が原因となっている場合がありますので、過剰な処理は控えるようにしましょう。

2の場合は、栄養失調の症状ともいえますので、しっかりと栄養を摂りましょう。タンパク質、ビタミンの多い、ミネラルをバランスよく摂るように心がけます。

タンパク質は爪の主成分で、肉類・魚介類・卵・大豆などに多く含まれます。動物性タンパク質も植物性タンパク質もどちらも健康な爪には必要ですので、バランスよく摂取してください。

ビタミンはビタミンA、ビオチン(ビタミンB7、ビタミンH)、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンEがそれぞれ爪によい効果をもたらします。これらのビタミンは緑黄色野菜や果物、レバー、ナッツなどから摂取できます。

ミネラルはカルシウム・鉄・マグネシウム・亜鉛などの摂取が効果的です。とくにカルシウムは健康な爪の成長には必須の栄養素です。ビタミンDと組み合わせての摂取が吸収を促進してくれます。

栄養はどれかひとつをたくさん摂るのではなく、まんべんなく摂取することが大切です。

表面に小さい穴がたくさん開いている

爪の表面に針でつついたような小さい穴がたくさん開いてボコボコしている状態は、爪甲点状凹窩(そうこうてんじょうおうか)といいます。

原因としては栄養不足あるいは爪の根元への刺激など、爪の横に線が入る症状と似た理由が考えられます。他に、乾癬や円形脱毛症によって引き起こされている場合もあります。

爪が厚くなりボコボコしている

足の親指の爪が異常にぶ厚くなって、表面がボコボコしている状態を爪甲鉤彎症(そうこうこうわんしょう)といいます。他の指に全くできないわけではありませんが、主には足の親指に見られます。鉤のように湾曲しているのが特徴です。

原因は、外傷によって爪の先端が欠けてしまったり、サイズの合わない靴による圧迫で爪の正常な成長が妨げられたことなどです。爪が脱落したたり成長しなかったために先端まで爪がない状態にあると、指の先端が盛り上がり、その盛り上がった指でさらに爪の成長が妨げられるという現象が起きます。こうなってしまうと爪は変形しぶ厚くなります。爪がぶ厚くなりすぎ自分では爪切りで切れなくなってしまい、最終的には靴すら履けなくなってしまいます。変形した爪に押されることによる痛みを伴うこともあります。

高齢者に多い疾患ですが、20代でも起こり得ます。また、稀なケースではありますが甲状腺機能低下症などの病気から発生している場合もあります。

爪甲鉤彎症に関しては自分での治療は難しく、皮膚科を受診することになります。皮膚科で爪を切ってもらったり削って薄くしてもらう治療を受けますが、日常生活に支障をきたすほど進行してしまっている場合には、爪を全て取り除くこともあります。甲状腺機能低下症などの病気が原因だった場合はその病気を治療し治癒することによって爪甲鉤彎症も改善されます。

予防法として普段の生活で気を付けられることは、サイズの合わない靴による圧迫を避けることです。先端の細いハイヒールなども爪への圧迫の原因となります。

真ん中がへこみ外側が反ってスプーン状になっている

これはスプーン爪もしくは匙型爪甲といい、その名の通り爪甲全体がスプーン状にへこんでしまっている状態です。この症状の原因にはいくつかのパターンがあります。

①鉄分の不足

鉄欠乏性貧血の症状のある女性は、爪がスプーン爪になってしまうことがあります。このパターンでは、口角炎なども併発する場合もあります。鉄欠乏症貧血であれば病院で診断を受ける必要があり、改善には鉄分の摂取が重要になります。

②遺伝性

遺伝的に爪がスプーン状になっている人もいます。先天性のスプーン爪は無害なので心配ありません。

③職業上発症するケース

指先に力を入れることが多い職業(農業など)の方や、アルカリや酸を使う職業(クリーニングなど)の方は、爪周辺の血流が悪くなることでスプーン爪を発症してしまう場合があります。

④その他

十二指腸虫症・低色素性貧血などの疾患があることによってスプーン爪が併発されることがあります。ほとんどが貧血がもととなって爪がスプーン状になってしまうケースです。元になっている病気の治療がそのままスプーン爪改善の道となります。

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爪の色の異常の種類と原因、その治療法

爪のへこみ

爪の色でも自分の体の状態を知ることができます。体調によって変わっていく爪の色とその原因をご紹介します。

黄色い爪

爪甲が黄色になってしまっている状態を「黄色爪(おうしょくそう)」といいます。主な原因は次の4つが考えられます。

  • 喫煙
  • 薬剤(テトラサイクリンやビタミンD3など)
  • 皮膚病(乾癬、掌蹠膿胞症、円形脱毛症、真菌感染症など)
  • 全身疾患(黄色爪症候群、糖尿病、シェーグレン症候群など)

この中でもとくに「黄色爪症候群」が、黄色い爪の原因として多い疾患です。黄色爪症候群は爪が黄色くなる・体がむくむなどの症状があります。爪は黄色くなるだけでなく伸びなくなります。中年期以降の発症が多い病気です。

この病気の原因はまだはっきりとは解明されておらず、病院でも対症療法が中心の治療になります。糖尿病などを併発するケースも多くみられます。

白い爪

全体に色が薄くなって白っぽく見える爪の原因で最も考えられるのは、貧血です。鉄分の摂取を心がけましょう。

爪の中に小さな白い斑点があるケースは、点状爪甲白斑といい、爪を作る過程に空気が入ってしまったときに白くなるものです。病気ではありませんので、心配する必要はありません。

爪が白濁している場合は要注意です。肝硬変や肝臓ガンなどの肝臓の疾患、あるいは腎臓の疾患などがあると爪が白濁する症状が見られます。すぐに病院を受診した方がいいでしょう。

黒い爪

爪に黒い斑点がある場合、メラノーマ(黒色種)の可能性が心配されます。皮膚科で診察を受けましょう。

全ての指の爪が黒い線が現れた場合、アジソン病が疑われます。アジソン病は慢性原発性副腎皮質機能低下症とも呼ばれ、副腎の機能の低下による全身的なホルモン異常の病気です。色素沈着とともに、倦怠感や食欲不振などの全身症状と、集中力低下などの精神的症状の見られます。

アジソン病は初期には日常生活に支障が出るほど強い症状はないのですが、急性腎不全など重篤な病気を引き起こす可能性もありますので、爪の色素沈着症状を発見したら速やかに病院で診察を受けるべきでしょう。

詳しくは、メラノーマが爪に出来てる?見分け方や他の病気の可能性についてを読んでおきましょう。

赤い爪

爪が赤くなるのは非常にまれなケースです。本来爪は薄ピンク色をしていますが、爪そのものがピンク色なわけではなく、血管が透けている色なのです、これがピンクを通り越して赤く見えるというのは、「多血症」という病気の可能性があります。
多血症とは血液中の赤血球が異常に増えてしまう病気で、水分不足である場合とガンなどの病気が潜んでいる場合とがあります。多血症は様々な疾患によって起こるため、一概にこれが原因とはいえません、爪が赤く見えるようだったら、病院を受診した方がいいでしょう。
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まとめ

爪の異常には様々な病気や体の状態が反映されていることがおわかりいただけたのではないでしょうか。ぎょっとする状態の爪でも無害であることもあり、ちょっとした変化の奥に恐ろしい病気が隠れていることもあります

。ネイルアートで飾るのもいいですか、ときには自分の爪をよく観察してあげることも大切です。素の爪をケアしながら観察すれば、思わぬ変調が発見できるかもしれません。

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