潜在能力とは?秘めている人が持つ共通点と引き出すポイントを紹介!

あなたは「自分には潜在能力がある」と思いますか?ほとんどの人は、持っている能力を出しきれていない場合が多く、潜在能力と呼ばれる秘めている力があります。しかし、適材適所という言葉もあるように、自分の適していない事をしてしまうことで、成績が伸び悩んでいる場合も多くあります。

ここでは潜在能力とは何か、また潜在能力を高めるコツや潜在能力を引き出すポイントについて詳しくご紹介します。

潜在能力について

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潜在能力と聞くと、アニメや漫画の中で頻繁に出てきそうな用語ですが、潜在能力とは一体何か知っていますか?

ここでは、潜在能力とは何か、また潜在能力を引き出せない原因についてご紹介します。

潜在能力とは?

潜在能力とは、生まれ持って備わった能力のことで、将来活躍が期待できるような力を指します。類義語ではポテンシャル、素質などがあります。つまりは、もともと持っている力ではあるけれど、何らかが原因となって出しきれていない隠れた力で「伸びる人材」である事が言えます。

潜在能力は仕事の内容や環境、人間関係などが複雑に絡み合って開花していきます。潜在能力は意識や行動を変えることで、引き出すことができます。

潜在能力を引き出せない原因は?

潜在能力は誰しもが持つことができます。しかし、それに気付かない人も多く、様々な原因を抱えている傾向にあります。持つことができない人や、その能力に気付けないは、人の目や周りの評価を気にしている場合が多くあります。日本の社会は、良くも悪くも人の目を気にしてしまうので、窮屈に感じる人もいるのではないでしょうか。

人と違った事をしていないか、協調性を大事にしているかなど、小さい頃から人と同じようになることを訓練付けられているので、仕方のないことではありますが、これを意識しすぎると、どうしても潜在能力を引き出す邪魔をしてしまいます。

例えば、英語などの語学に興味があって欧米文化をもっと学びたいけど、「大学卒業したら一般企業にきちんと就職しろ」と親からも言われているし、周りの目もあるからやっぱり就職先探さないとな・・・というような事は誰でも経験あるのではないでしょうか。

自分はあまり納得していないにも関わらず、周りの目や社会の目を気にして、自分の心の声を封印してしまうことは、潜在能力を閉じ込めてしまい引き出せない原因となります。自分の心の声に従い、失敗してもいいからチャレンジしてみることが大きな一歩です。周りの人の意見は聞くけれども、きちんと納得した上で判断することがポイントです。

潜在能力がある人の共通点について

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まずは、潜在能力がある人の共通点についてご紹介します。「この人は、絶対に伸びる」と周りから思われているような人には、共通点があります。

潜在能力がある人の共通点を学び、意識的にこの共通点に近づけるようにする事で、自分の潜在能力を高めることが出来、伸びしろがある人だと周りから注目されるようになります。

素直である

1つ目は素直さです。人は実際に経験をしたり、インプットしてきたものから自分の価値観を持つようになり、歳を取るごとに自分の作り出した固定概念に囚われて、頑固になっていきます。

頑固になることで人から「あの人は聞く耳をもたない」や「あの人に話しても受け入れてもらえなさそう」などのマイナスなイメージを周りからもたれたり、自分のやり方にこだわって、同じような失敗を繰り返すことに繋がります。

素直さは吸収率を大幅に高め、自分の経験や考え方と組み合わせて新しい発想を生み出すことができます。その為、人の意見に耳を傾けて素直でいることを心がけることが潜在能力を高めます。

好奇心が旺盛

好奇心が旺盛で、いつも自分から行動する人とあまり物事に関心がなく受身でいる人では経験値に大きな差がでてくるようになります。特に、物事に関心がない人は、仕事についた時、同じようなことを繰り返す変化の感じられない毎日に、つまらなさを感じようになります。

仕事がつまらないと感じるようになるとメンタル面に支障が現れ、次第に仕事に足を運ぶのが嫌になる場合もあります。このようになってしまうと、うつ病などの精神的な病気へと発展する恐れもあるので注意が必要です。

仕事を楽しくするには、色んな分野に興味をもってそれを知識として取り入れて、生かせるようになることが重要です。自分の好きな分野だけに囚われず、苦手な分野など幅広い部門の知識に手を出してみることが、潜在能力を高めることに繋がります。

忍耐力がある

「継続は力なり」という、ことわざがあるように継続すればその分大きな力へとなります。その為、決めたことをすぐに諦めてしまう人や忍耐力が低い人ほど、力もないのに愚痴をこぼしやすく、似たような仲間で集まる傾向にあります。

続ける事である程度の高いレベルまでは力を出せるようになってきます。また、忍耐力がある人は現状に特に不満がなく、ネガティブな言葉を口に出さずに、自分の目標としているものに向かっていく力を持ち合わせています。

準備万全にする

どんな仕事や場面でも準備を万全にしておく事は重要です。準備をしておくことのメリットは、自信がつくことです。準備段階で色々な事を想定して、発生するであろう問題点などを把握して、対策を行うことができます。

それらを行うことで、自信へと繋がり自信は周りにも伝染していきます。自信に満ち溢れていると、周りもなんだか出来そうという気になったり、あなたについていきたいという良い影響を与える事も出来ます。

準備をしないで、何とかなると思って行動すると思わぬ失敗を招く場合もあります。自分の自信がつくようになるまで、準備をしっかりと行うことで、潜在能力を高めることができます。

几帳面である

仕事で上司やマネージャーに言われたことは、しっかりとメモを取ったり、それをきちんと復習したりと、大事なことをしっかりと覚えておくようにする姿勢を見せる几帳面な人は、必ず伸びます。

その場限り大きな声で「分かりました」と返事をしたとしても、メモも取らずに会議が終わったら、別の事を考えているような人は成長しません。

気遣いができる

社会人になると、自分のことでいっぱいいっぱいになってしまい、周りが見えなくなってしまうこともあります。しかし、周りへの気遣いの気持ちを忘れなければ、その配慮した事は必ずあなたに戻ってきて助けとなります。

「同期に負けたくない」など同じ職場の中で、張り合う人もいますが、職場の仲間は敵ではなく仲間であり、張り合うよりも助け合うべきです。例えば、営業成績が伸びずに落ち込んでいる同期がいたら、自分が成功した例などをあげて励ましたりすると、いつかあなたの助けとして返ってくる日がきます。

営業成績の低い彼を励まして会社全体の営業成績があがれば、あなたへの評価も上がります。いつもこのような見返りがあるとは限りませんが、必ず周りに見てくれている人はいます。また、周りへの気遣いができる人は、周りからの信頼も厚く、マネージャーなどの管理職に向いています。その為、自然と出世や昇格するチャンスを掴みやすいです。

見返りばかりを求めて行動するのではなく、継続することで力になると信じて周りへの配慮を習慣付けましょう。しかし、自分の仕事に支障がでるほど気遣いをする必要はありません。会社や自分の目標に近づける方法は何かと考え行動に移すことが重要です。

夢があり目標を高く設定できる

「目標を持て」「夢を持つことは重要だ」という事は小さい頃から、ずっと言われてきていると思うので、分かっていると思っている人も多いと思います。しかし、理解しているのにも関わらず、目標を持っていない人も多くいます。

夢や目標を持っている人と持っていない人の行動には大きな差が出てきます。目標がない人は上に向かっていく力がなく、現状維持に満足してしまいがちです。一方で目標がある人は目標に向かっていく力があり、モチベーションが低くなった時でも目標に近づくために「こんなんじゃダメ!」と自分で奮起する事もできます。

潜在能力を引き出すポイント

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上記でご紹介した「潜在能力を持っているの共通点」は意識的な部分が大きく影響しています。自分の意識を変えることでで潜在能力を高める事はできますが、実際に行動に移していかなければ、潜在能力を引き出すことができません。

ここでは、実際にどんな行動をするべきか、潜在能力を引き出すポイントについてご紹介します。

好きなものを追求する

好きなものをとことん追求することは、潜在能力を引き出すことに繋がります。「好きこそ物の上手なれ」という、ことわざがあるように好きなものに対してはどんな事があっても熱心に努力することができ、上達が早いです。その為、まず一番始めに自分の事を知ることが大事です。自分の好きな事や苦手な分野のことを考えて見ましょう。

自分の好きなものが分からないという人は、まずは紙とペンを用意して、どんな事をしているのが楽しいのか考えて見ましょう。例えば、営業職の人で「外国人のクライアントと話している時が楽しい」と思うのであれば、英語力を磨いたり、他の言語を磨くことがあなたの好きな事になります。

文章を作るのが好きな人であれば、人の書いた本をたくさん読んだり、旅をして自分の経験を増やすことも好きな事に含まれると思います。このように、まずは自分の好きなものを把握して、それに関わるようなことを追求していきましょう。

苦手な事にチャレンジする

好きな事にチャレンジしていると時には苦手な分野に出くわすこともあります。好きな事にチャンレジするのは楽しいですが、苦手な分野は気分が乗らないと思う人もいるかもしれません。しかし、苦手なことにもチャレンジすることで自分の能力を幅を増やすことができ、それにより潜在能力を引き出す場合もあります。

苦手なことを今までと同じ方法でやると、成長が遅いだけであって「やっぱり苦手だ」と思って終わってしまいます。ポイントは、異なるの方法でチャレンジすることです。例えば、絵は好きだけれども、髪型を描くのが苦手な人の場合、自分の思うような絵を描きたいのであれば、上手い人のものを真似することから始めると、自分のあった方法を見つける手がかりになる事もあります。

他にも絵が上手だけれども、機械関係に弱くフォトショップを使えない人もいると思います。そういった好きな分野やあなたの仕事に繋がるものの中でも苦手なものに対しては逃げずに克服する姿勢が大切です。

苦手なものというのは、あなたの嫌いなものではありません。嫌いなものは、何をやってもつまらなく、そこにあなたの潜在能力が隠れていることは少ないです。あなたの好きなものの中から得意な分野を伸ばすこと、また苦手な分野を克服していくことが、潜在能力を引き出すことに繋がります。

人とは違ったことをしてみる

苦手なものを克服するのに人の真似から始めてみたり、人と同じことをするのは上達する近道になります。しかし、得意な分野に関しては既に伸ばせる部分が少なくなっているので、新しい発見をする為にも、人とは違うことをする事を意識しましょう。

インプットしてきたもの、自信の経験や感情が複雑に絡まり価値観が生まれ、そこから新たな発見が出来るようになります。得意な分野に関しては、人と同じことをやろうとするのではなく、あえて人と違うものを取り入れたり、ダサいといわれる方法を取り入れたりと、違ったことにチャレンジしてみることがオススメです。

瞑想をして自分が心から求めていることを知る

「瞑想」と聞くと、宗教を思い浮かべる人もいますが、現在瞑想に対する考え方は大きく変わってきています。仏教徒を信仰していないにも関わらず、世界中で瞑想を取り入れている人が増えてきています。

著名人の中ではイチロー選手や長嶋茂雄さん、スティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツ、マドンナなどが挙げられ、米Google、ゴールドマンサックス、Yahoo!などの大手企業も瞑想を研修内容に取り入れたり、アスリートの人も取り入れている人が増えています。

彼らが瞑想を取り入れているのには、瞑想による効果が大きなものだからと言えます。瞑想は精神を落ち着かせる効果があるだけでなく、無になることで潜在意識にアクセスできるようになり、自分の本当にやりたい事がハッキリとしてくると言われています。

自分のやりたい事がまだハッキリと定まっていない人は、瞑想を取り入れて心を無にしてみることがオススメです。瞑想に入りにくい方はヨガなどから始めると入りやすいと言われています。

紙に書いて言葉に出す

自分のやりたい事がハッキリとしてきたら、それを紙に書いて言葉に出すようにしましょう。「有言実行」や「思考は現実化する」などの有名な言葉がありますが、人は思っていたり言葉に出すことで、実現できるように行動に移していきます。

自分の目標とするものは、なかなか忘れないと思いますが、常に意識したり思い出すことが重要です。その為、自分の見える部分に紙を貼ったり、携帯の待ちうけ画面に言葉を出すようにするなど、普段の生活の中で自分のやりたい事を思い出す機会をつくることが重要です。

自分のやりたい事を人に話すことも大切です。人に話すことでより具体的になったり、頭の中でグチャグチャしているものが、まとまることもあります。また、人から実現の為にアドバイスを貰える可能性や思わぬところでチャンスが出てくる場合もあります。

生活習慣を整える

潜在能力を引き出すのに、健康であることはとても重要です。人はエネルギーがないと、目標があってもそれに向かう力を持つことが出来ません。その為、規則正しい生活、質の高い睡眠、適度な運動を取り入れて、健康維持を行いましょう。

また、現代はストレス社会とも呼ばれ、ストレスの多い時代です。ストレスが溜まり続けると病気を引き起こしたり、ネガティブな思考になったりと自分をコントロールすることが難しくなってきます。このようなストレスを解消するのにも、規則正しい生活は重要です。

身体だけでなく心にもいい影響を与え、ポジティブで前向きな姿勢を保つことで、色んなチャンスが舞い込んでくるようにもなります。

芸術作品に触れる

芸術分野で潜在能力を持っている人も多くいます。しかし、芸術分野は安定した仕事として保つのが難しい職業でもあり、好きではあるものの、ほど遠い生活を送っている人も少なくありません。このような人の場合は潜在能力を見つけることはできない可能性が高いです。

その為、美術館や展示会、博物館、伝統工芸などに足を運ぶきっかけを作り、魅力的に感じるものは一度チャレンジしてみるのがオススメです。今まで人生で芸術に関わってこなかった人でも、やり方を学ぶことで作り手まわることもあります。

例えば、ジュエリーがもともと好きな人で、個人で出しているショップなどを見て周るうちに、「自分でも出来そう」と趣味でDIYを始めて、それがきっかけで個人店を出すことになる場合もあります。このように新しい能力を引き出すのには、普段とは異なる刺激を与えることが重要です。

職人やプロの人と関わる

能力を引き出すのには自分が感化されるような人と出会うのが近道です。プロフェッショナルや職人と話してみることで、自分の考え方が変わり潜在能力が引き出される場合があります。例えば、サイクリングに関する潜在能力があったとしても、素人のサイクリングの様子を見たりしても感化されることは少ないです。

しかし、プロフェッショナルの試合を実際にみたり、機会があれば話したりその道の人たちの書いている本を読んだりすることで、感化されて潜在能力を引き出す場合があります。

一流の人たちが作りあげるものや彼らの考え方は、人に感動を与えたり、こうなりたいなどの夢を持つきっかけとなります。その感情に触れることで、自分の目指す道を決めるきっかけを作れたり、自分の才能に気付くことができます。

おわりに

潜在能力は、あなたの意識を変えることで高めることができ、行動することで引き出すことができます。人生は一度きりです。現状維持で満足するのではなく、常に変化を求めて刺激のある人生の方が楽しいです。

今回紹介した意識の持ち方のポイントと行動を行い、自分の可能性を引き出して、人生を楽しみましょう。

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