落ち着きがない人の特徴は?原因や改善方法も紹介!

学校でも職場でも、何となく落ち着きのない人というのはいるものですよね。授業中、じっと座っていることができずに何度となく先生から注意を受けた経験のある人はそれなりにいるでしょう。子供の頃だけの話ならば懐かしい思い出話で済みますが、大人になっても落ち着きのない人はいます。

では、大人になっても落ち着きのない人は一体何が原因なのでしょうか?そして、どのようにすればよいのでしょうか?詳しくご紹介しましょう。

落ち着きがない人の特徴

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ではまず、落ち着きがないと言われてしまう人の特徴を見ていきましょう。

無駄口が多い

落ち着きがない人によく見られる言動として、無駄口の多さがあります。何かと口を動かしているものの、仕事はまったくはかどらないという人はいますよね。

「口を動かす暇があったら手を動かせばいいのに」と思うかもしれませんが、無駄口が多いということは不安が多いということの表れです。特に不安や焦りというのは、つい口が動いてしまうものですし、話すことでストレスや不安を解消しようという心の動きもあります。つまり、無駄口の多い人はそれだけストレスや不安を感じているということでもあるのです。

呼吸が荒い

また、息が乱れている人も落ち着きのない人である可能性があります。悩んでいたり切羽詰まっていらついた時などは呼吸が速くなりますからね。

そして、呼吸が速くなればなおさらストレスがかかり、よい状態で仕事をすることはできなくなります。余計な力が入ってしまって集中力も落ちてしまうわけです。

人の話を最後まで聞かない

こういうタイプの人も、周りからは落ち着きのない人だと判断されてしまいがちです。こういう人は最後まで指示を聞かずに仕事をするので失敗したり、指示とは違うことをしてしまうことが多いでしょう。会社では仕事をできないというレッテルを貼られてしまう可能性もあります。

話を最後まで聞かないということからも分かりますが、落ち着きのない人はせっかちであることが多いです。だからいつでもじっとしていることができずにせかせかと動いてしまうのです。

すぐに行動できるという意味ではよいですが、せっかちすぎるとじっくり話を聞くべきところで話を聞けませんし、時間をかけて判断することが苦手なのでデメリットもあります。せっかちな性格だという人は、性格を直すのはなかなか難しいので厄介かもしれません。

忙しい人である

これは性格とは関係なく、その人を取り巻く環境に原因があるでしょう。誰であっても、忙しすぎると落ち着きを失うものです。あれもこれもと、一日でやることがありすぎると、気持ちが焦ってしまい落ち着いて話を聞いたり仕事をしたりすることができません。

もしもキャパオーバーだと感じている人は、誰かに手伝ってもらうなど、SOSを出した方がよいでしょう。

計画性がない

また、思い立ったら後先考えずにすぐ行動してしまうのも落ち着き野ない人の特徴と言えます。

本当にそれでいいのか、やりかたや手段など、計画を練ってから行動に起こすのではなく、思い立ったらすぐにやってしまうわけですね。

性格以外に原因がある場合も

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落ち着きのない人は、もともと性格的にせっかちだったり、忙しすぎたりと、何かしらの事情をかかえています。しかし、単純に性格や生活環境だけが原因ではない場合もあるのです。

では、性格以外が原因となるものにはどのようなもがあるのでしょうか?

注意欠陥多動性障害

これは、ADHDとしても知られている発達段階です。常に何かとしていないと落ち着かず、じっと座っていることが苦手です。子どもの場合は自分の席にきちんと座っていられずに注意されてしまうこともあるでしょう。

症状は?

注意欠陥多動性障害(ADHD)は、集中力のなさが目立つ「不注意」、じっとしていることができない「多動性」、考えずにすぐ行動に移してしまう「衝動性」という特徴を持っています。

子供に多く見られる障害ですが、大人でもADHDである人はいます。子供の頃、おっちょこちょいだったり大人しく席に着いているのが苦手だったりした子は、このADHDだったかもしれません。

不注意

注意力が散漫なので、忘れ物をしやすかったり物事をやりっぱなしのまま他のことを始めてしまったりします。すぐに気が散ってしまうのでひとつのことを集中して続けられなかったり、整理整頓が苦手だったりという特徴があります。

幼児の場合、幼稚園が小学校などで身の回りがいつも散らかっていたり、宿題をしょっちゅう忘れてきたりする子がいたかもしれませんが、もしかしたらADHDであった可能性もあります。

多動性

多動性もじっとしていられないという点では似ていますが、集中力のなさが目立つ不注意よりも体の動きが目立ちます。実際にそわそわと体を動かしてしまったり、静かにすべき場所なのにおしゃべりしてしまったりします。授業中じっとしていられずに歩き回ってしまう子などはこうした特徴に当てはまりますね。

衝動性

衝動性というのは、順番を守るべき場所で守れ無かったり、思いつきで話をしてしまったり、すぐに手を上げてしまったりという特徴があります。会話の流れを無視してその時の思いつきで話をしてしまうなどです。

大人のADHD

子供の場合、宿題を忘れたり友達とトラブルになったりというリスクがあるADHDですが、大人になるとさらに複雑です。子供の頃は親や先生といった大人が間に入ってフォローしてくれることが多かったですが、社会人ともなるとそうはいきません。

就職すると仕事も増え、一人でやらなくてはならないことがたくさんできます。もちろん先輩や上司のフォローを得ることはできますが、子供の頃と同じようにはいきません。

何度も同じミスを繰り返したりケアレスミスが多かったり、やるべき仕事を忘れて他の仕事を先にやってしまったりすると、本人の評価を下げることにつながってしまいます。

特にADHDは子供に多く、成人には少ないものですからなおさらですね。

ADHDの原因は脳にあり

落ち着きがなかったり忘れ物が多かったり、人の話をきちんと聞けなかったりと落ち着きのない人は、性格の問題と思われがちです。もちろん、せっかちな性格が原因でそうなっている人もいるでしょうが、ADHDの場合には性格が原因ではありません。

発達障害は昔であれば、親の育て方が悪いなどと言われることがありました。しかし、しつけが原因で発達障害になるわけではありません。

ADHDは、脳の前側にあたる前頭前野の働きに何らかの不具合が起こることが原因だと考えられています。さらに、ドーパミンやノルアドレナリンといった神経伝達物質が不足することによって脳の働きが不十分になり、結果として不注意や落ち着きのなさといった症状が現れるのではないかと考えられていますよ。

性格の場合にも簡単に治すことは難しいですが、ADHDは脳に障害が起こることが原因ですから、本人の意志ではどうにもできません。単純に気をつければよいという問題ではないのです。

ADHDの治療法

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ADHDの治療方法としては、心理的アプローチと薬物療法という2つの方法があります。

心理的アプローチ

心理的アプローチは、具体的には対人関係に関する能力や社会性を身に着けることで改善していく方法です。医師やカウンセラーといった専門機関の協力の下、自分の特性を理解したり、スケジュールを組んだり、生活リズムを整えたりと、スムーズに日常生活が送れるようサポートしていきます。

ADHDの人は、ケアレスミスが多かったり仕事のスケジュールを守れなかったりして、対人関係に問題を抱えてしまいがちです。職場での退陣関係はそのまま働きやすさに直結しますから非常に重要ですよね。

ですから、社会性を身に着けることで職場で受け入れてもらえるよう訓練するということです。

薬物療法

薬物療法は薬を使って症状を抑える方法ですが、単独で行うというよりは心理的アプローチと合わせて行われることが多いようです。具体的には、原因と考えられる神経伝達物質の不足を補うような働きを持った薬を用いた治療となります。

神経伝達物質を増やすことで症状を抑え、よりスムーズな生活を送れるようサポートする方法です。

必ずしもADHDとは限らない

さらに難しいことに、落ち着きが無かったりうっかりミスが多かったりしたとしても、必ずしもADHDとは限らないということです。もしもADHDが疑われる症状がある場合には、専門機関で一度チェックしてもらうとよいでしょう。特徴があるからといってADHDだとすぐに決めつけることは避けましょう。

改善方法は?

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では、落ち着きのない人は一体どのような対策を取ればよいのでしょうか?

深呼吸する

落ち着きのない人は、常に冷静さを欠き、目の前の物事に追われています。ですからまず、深呼吸をして気持ちを落ち着ける癖をつけましょう。大きく息を吸って吐くだけですが、気持ちはずいぶんと落ち着きます。

また、深呼吸をするということを癖づけることで、深呼吸が気持ちを落ち着ける儀式にもなるのです。

キャパを超えた仕事を引き受けない

もしも抱えている仕事量が多すぎてパンク寸前!という人は、受け持つ仕事量をセーブしましょう。断れない性格の人やまじめな人ほど、自分を追い込んでしまう傾向にあります。

しかし、どれほど能力が高くても、キャパを超えた仕事をこなそうとすれば混乱しますし、落ち着きもなくなります。冷静でいられない状態ではミスもしやすくなりますから、パンクする前に周囲に助けを求めるようにしましょう。

ADHDならサポート体制を

もしも原因がADHDにある場合、本人の努力では対処できません。締め切りを忘れてしまうのなら、実際の締め切りよりも余裕を持って設定し、こまめにリマインドをかけたり、タスク管理やスケジュール管理を行ったりと、仕事に支障が出ないようサポートしましょう。

何より、本人の特性に合った仕事を与えることが効果的でしょう。ADHDの人には社会で生きていく上で問題になりやすい点もありますが、活かせるところもあります。そこを見極めることが、ADHDの人とうまく向き合うポイントだと言えるでしょう。

まとめ

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いかがだったでしょうか?何かと落ち着きのない人は、単純にせっかちである可能性もありますが、発達障害が原因になっている場合もあります。発達障害の場合、本人の意志や努力だけではどうにもなりませんから、周りが協力して働きやすい体制やサポート体制を整える必要があります。

あなたの周りにいつも落ち着きのない人がいるなら、こまめに声かけをしたりサポートしたりして、働きやすいように手伝ってあげると能力を発揮できることもあるかもしれません。もしも周りの人や自分自身が発達障害ではないかと気になるのなら、一度専門機関を受診して診断を仰ぐことをおすすめします。

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