子供っぽい人の特徴や原因を知ろう!改善する方法はある?

いい年になったのに、なんだか子供っぽいなあと感じる人はいますよね。自分と関係ない人ならよいですが、それが近所の人や会社の上司、同僚だった場合にはかなり厄介です。大人なのに子供のような振る舞いをしてしまう人は、一体なぜそうなのでしょうか?

子供っぽいというのは、別の捉え方をすれば少年のようであるとも言えます。しかしそれは、よい面ばかりではありませんよね。では、子供っぽいと感じてしまう人の特徴をご紹介しましょう。客観的に特徴を知ることで、上手い対処方が見つかるかも知れません。

子供っぽい人の特徴

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では、具体的に「子供っぽい」と感じてしまう人の特徴をご紹介します。

我慢ができない

これが、いわゆる子供っぽいと言われる人の典型かも知れません。大人になれば、仕事でもプライベートでも、我慢することはたくさん出てきます。周りの人と歩調を合わせることも求められるのですが、それができずに自分の意見や欲求をぶつけてしまうのは子供っぽいと言えます。

それを本当の子供がやっている分には、まだ子供だから仕方ないと許してもらえる部分も多いですが、大人になると失笑されてしまいますし、面倒くさい人というレッテルを貼られてしまうかも知れません。

感情表現が激しい

笑う時には手を叩いて大爆笑、嫌なことがあれば怒り、悲しいことがあれば人目をはばからず涙を流す、というような人は子供っぽいんと言えるかも知れません。もちろん、笑い上戸の人や豪快な笑い方をするだけの人もいますから、それだけでは子供っぽい人と決めつけることはできません。

しかし、人前で怒ったり泣いたりというように、感情を剥き出しにする人は、気持ちを理性で抑えられないということですから、やはり子供っぽいと言えるでしょう。

また、些細なことで怒ったり泣いたりというように、感情の起伏が激しいことも特徴です。子供は気に入らないことがあれば怒りま寿司、上手くいかないと泣くこともあります。しかしそれを大人になってもやると、子供っぽい人だとレッテルを貼られてしまうかも知れません。

すぐに泣く、怒る

特に女性に多いのは、気に入らないことや上手くいかないことがあった時にすぐ泣いたり怒ったりことです。男性で泣く人はめったにいませんが、女性だとたまにいるかも知れません。

しかし、社会人として、大人の女性として、上手くできないからと泣くことは、非常に子供っぽい行動です。行動年齢の低い人を見ても、誰も「かわいそう」とは思ってくれません。むしろ、「いい年をして」と呆れられてしまうことの方が多いでしょう。

冷静さに欠ける

職場でも、トラブルなどがあった時、冷静に迅速に判断、対応をしてくれる人は頼られますよね。

一方、冷静になれず、感情的に動いてしまう人は子供っぽいと思われてしまいます。大人ならば、特に仕事ならば、感情よりも冷静に状況を判断し、問題解決する方が大切ですよね。

空気を読まない発言

これは男女ともに言えることですが、場の空気を読まない発言をする人も子供っぽいと言えます。

ここでは自分の意見を通すべき、ここでは我慢すべきと言う判断ができず、自分の感情をまっすぐぶつけるだけでは、誰の同意も得られないでしょう。

落ち着きがない

何事にも興味津々でテンションが高く、無邪気に反応する人は、子供っぽい人に見られてしまうでしょう。無邪気なことはよいことでもありますが、落ち着くべき場面ではしゃいでしまったり、些細なことで笑ったりする人には、大人としての落ち着きはありません。そういう意味では、無邪気な人と子供っぽい人は紙一重と言えるかも知れませんね。

キャラものが好き

女性の中には、キャラクターものが好きで集めている人もいると思います。好きなものを集めることは決して問題ありませんが、あまりも度が過ぎると子供っぽい人と思われるでしょう。

キャラクターのグッズなどは、小さな子供が特にほしがります。それを大人になってもほしがっている時点で、周囲からは子供っぽい人だと思われてしまうのです。

人に当たる

仕事をしていて上手くいかない時、失敗してしまった時、希望が通らなかった時などに他人に当たる人がいますが、これの子供っぽい行動の一つです。自分のミスを認めず、人のせいにしたり他人にイライラをぶつけたりするというのは感心しません。それでは責任を放棄しているのと同じですよね。

イライラする気持ちは分かりますが、大人ならぐっとこらえて冷静に対処することも必要です。

責任能力がない

特に男性の場合、出世して役職が上がると、責任感はどんどん増していきます。それなのにいつまで経っても判断力がなかったり責任能力が欠如していたりすると、子供っぽいどころか、人としても信用されなくなってしまいます。

人に頼る

周りの人をアテにするというのも、子供っぽい人の特徴です。自分一人の力では問題の解決策を見つけられず、すぐ周囲に助けを求めるような人は、子供っぽい人だと言えるでしょう。

こういう人は周りに頼り切っているため、環境の変化などについていくことが苦手です。常に周りが自分を守ってくれるという生ぬるい状況に慣れてしまうため、問題と直面することができないのです。

また、人に頼るということは、自分に自信がないことの現れでもあります。自信がないから、他人に頼り、助けてもらおうとするのです。

背伸びしている

男性が女性にモテたいと思うこと、女性が男性にモテたいと思うことは自然なことです。しかし、モテようとするあまり、間違った行動に出てしまう人もいます。

ワルなふりをして女子にキャーキャー言われたいと思っている男性がいるとしましょう。しかし、そういうキャラがその人に合わなければ、痛々しいだけです。

モテようとして無理に背伸びしていることがバレてしまっては、かえって恥ずかしいですし、まずモテません。

自分のものさしで物事を判断する

価値観というのは、人によってまちまちです、ですから、必ずしも自分の考え方だけを信用し、物事を判断するのは危険です。しかし子供っぽい人は、自分の価値観を信じ、自分の価値観ですべて物事を捉えてしまいます。

広い視野で物事を判断できないというのは、子供の特徴ですよね。子供は周りがあまり見えていないので、他人の判断よりも自分の判断を優先してしまいます。何でもかんでも自分の思い込みや価値観で決めつけてしまう人は、子供っぽいと言えるでしょう。

自分のことばかり話す

自分が中心なのは、人と話す時でも健在です。まるで小さな子供がその日あったことを親に反しているかのように、自分のことばかりを話す人は、子供っぽい人、と思われてしまうでしょう。

正直、他人の話というのはよほど興味がなければ面白くないものです。うれしいことや楽しいこと、驚いたことがあったら人に話したくなりますよね。でも、何でも感でも自分のことばかりを報告していたら周りは面白くありません。

おそらく、「いつも自分のことばかり話していると、自分大好きで面倒くさい人、と思われてしまうでしょう。

一人称が名前

話し方で分かるものとして、一人称が名前であることも挙げられます。ある程度年齢が上がってくると、自分のことは「わたし」「俺」「僕」などと呼ぶようになりますが、中には自分の名前で呼んでいる人もいます。

やはりある程度の年齢になっても名前呼びをしていると、幼い印象になりますよね。子供っぽいとか、精神年齢が低そうだと思われてしまうので、注意が必要です。

ファッション面

子供っぽさというのは、精神面だけではありません。たとえば、ミニスカートやフリルの着いた服装をしていると、それだけで子供っぽく見えます。

メイクも、童顔の人は大人っぽく見えるメイク方法を学ぶなどしないと、いつまでも子供っぽい雰囲気が抜けない、ということにもなります。

服装にしてもメイクにしても、使う色やデザインを気を付けるだけで、実年齢に見合った雰囲気に変えることはできます。

子供っぽい原因は?

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では、子供っぽいと言われる人には、どのような原因があるのでしょうか?大人になっても子供っぽい人と付き合うのはなかなか大変ですが、原因を知ることで少し理解し、付き合い方を考えるきっかけにもなります。

育ってきた環境

生まれた時から親に溺愛され、厳しくしつけられてこなかった人は、知らず知らずの内に子供っぽい性格になってしまう可能性があります。他人に合わせたり、自分が折れたりしなくても、思い通りことが進むことが多かった人は、社会に出ても人に合わせたり、譲ったりすることを知らずに、子供の時のまま育ってきてしまします。

幼い頃から、周囲の人間に合わせることを教えていれば、子供は自然にそうなるでしょう。しかし、常に自分の考えが通ってしまえば、それが当然だと思い、自然とわがままな性格になってしまうのです。

病気の可能性

子供っぽいと言われる原因に、病気が関係していることもあります。ただの性格ではなく病気が原因だった場合、自分の意志だけではどうにもできません。子供っぽさの原因となる病気を知っておくことも大切です。

ピーターパン症候群

ピーターパン症候群とは、体は大人になっていくのに、心が子供のままであることが特徴のパーソナリティ障害です。精神状態が子供のままなので、怒る場面でコントロールが効かず、必要以上に怒ったり、反対に笑ったりしてしまう他、上手く感情が出せないこともあるようです。

また、「なんとかなる」「誰かがやってくれる」という考えから、自分で行動を取らないというのも特徴です。ぐうたらして自分では何もしないと言うのは、まさに母親に任せきりの子供と一緒ですよね。

統合失調症

統合失調症というのは、情報を整理する脳が上手く機能しないことによって引き起こされます。そのため、ありもしない声が聞こえる「幻聴」や、人が自分の悪口を言っているのではないかと思い込む「被害妄想」などの症状が出てきます。

こうした症状は「陽性症状」と呼ばれ、反対に「陰性症状」では、意欲低下などの症状が見られますし、「認知機能障害」という症状によって、物事に対する判断力が低下する症状などがあります。

特に被害妄想に駆られて「自分は誰かに見張られている」などというようなことを言い出すと、こうした行動が子供っぽく見えることがあります。

ADHD

ADHDの症状には、落ち着きのなさが特徴の「多動性」と、衝動的な行動を取ってしまう「衝動性」というものがあります。大人になれば頭で考えて冷静に行動するものですが、それができずに衝動的な行動を取ってしまうので、子供っぽい人だと思われてしまうのです。

本人の意志だけではどうにもできないものですが、理解を得られないとストレスの原因になり、非常に苦しい思いをすることにもつながってしまいます。

子供っぽさを改善するには?

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子供っぽいことは、決して悪いことだけではありません。目の前のことに素直に感動したり楽しんだりできるというのは、人生を楽しく、素晴らしいものにするためには非常に有効です。しかし、仕事や人付き合いをする中では、大人の対応を求められることも多々あるでしょう。

そこで、子供っぽい性格を改善する方法をご紹介しましょう。

相手の気持ちを考える

大人の人間として振る舞うには、相手の気持ちを察することが非常に大切です。子供っぽい人は悪気なく、自分の頭に浮かんだことを言ったりやったりしてしまいがちです。しかし一度踏みとどまって、自分が相手の立場だったらどう考えるかを想像してみましょう。

話し方を変える

一人称が名前だったり、語尾を伸ばしたりして子供っぽい話し方をしている人は、意識的に大人っぽい話し方をするとよいでしょう。頭ではきちんと考えていても、話し方が子供っぽいとそれだけで印象が悪くなってしまうことがあります。それはとても損ですよね。大人らしい言葉遣いや話し方をすることで改善していきましょう。

感情に流されない

これまでご紹介してきた通り、子供っぽい人と言われる人には感情的に動く傾向があります。どんな理由があっても、大人ですからあまり感情で突っ走ることは好ましくありません。気持ちが態度や言動に出てしまうこともマイナス印象ですから避けたいですね。

責任感を持つ

当然ですが、責任感のない人を大人っぽいとは言いません。自分の言動に責任を持ち、いざと言う時にはきちんと責任を負えることが大人になるためには必要です。何でも人に頼らず、自分で責任を負うことを意識しましょう。

まとめ

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いかがだったでしょうか?子供っぽい人には、それぞれ特徴がありました。自分の周りに当てはまる人がいたら、もしくは自分に当てはまるところがあったら要注意です。

しかし、子供っぽい人の特徴を知ることで、実際にそういう人に出くわした時、少しは冷静に対応できると思います。また、中には病気が原因である場合もありますから、気になる場合には早めに医療機関を受診して、専門家の診断を仰ぎましょう。

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