理解力がない人の特徴や原因を知って改善しよう!

理解力のない人に仕事を教えたり、何かを覚えさせようとしたりするのは大変なことです。何度言っても分かってくれないと「なんで分からないの?」とイライラしてしまうこともありますよね。家族や友達同士なら人間関係に強いストレスを感じてしまいますし、職場だとストレスはもちろん、仕事の効率にも関わります。

ではそもそも、理解力がない人にはどのような特徴があるのでしょうか?

理解力がない人の特徴

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では、「この人、理解力ないなあ」と感じる人の特徴についてご紹介しましょう。

勝手な解釈で進める

理解力がない人によく見られるのは、自分一人で判断してしまうことです。もともときちんと理解できていないのに、自分流で理解し、それを正しいものとして勝手に仕事を進めてしまいます。それほど知識がなくても、自分一人で勝手な判断をしてしまうので、場合によっては大きなミスにもつながります。

自分の考え方で進めて問題ないか答え合わせをしないまま突っ走るので、周りも事態を把握仕切れずに困ってしまいます。社会人であれば、上司に確認を取ってから仕事に取りかかるのが普通ですが、その工程が抜けてしまってるわけです。

無気力

これは決して理解力がないわけではなく、そもそも学ぶ姿勢ができていない人に当てはまります。ちゃんと聞く気を出せば理解できるだけの力はあるかも知れないので、聞く気にさせることが必要です。

少々厄介ですが、無気力になってしまっている原因を知ることから始めなくてはいけないでしょう。理由が分かれば、原因を取り除くことで理解力を引き出せる可能性があります。気持ちの問題なので、何か悩みがあるのか、別の原因があるのかを探るところから始めましょう。

協調性がない

理解力がない人の中には、協調性がなく、周りに合わせることをしない性格が原因になっている場合もあります。会社に身を置く以上は納得できなくても周りと同じやり方を取る必要がありますが、人に合わせるということをしないために理解を示そうとしないのです。

周りの言葉にも理解を示さないので厄介です。社会に出て働く上では協調性がかなり重要ですから厄介です。

理解力がない原因は?

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ではそもそも、なぜ理解力がないと思われてしまうのでしょうか?原因を探ることで、改善点が見えてきます。

理解する気がない

そもそも、理解しようという気持ちがなければ理解は進みません。相手が分かった気になっていたり、納得いかないからと否定的な態度をとったりすれば、歩み寄って理解を求めるだけで一苦労です。相手の話を理解するためにはフラットな姿勢でちゃんと理解しようという思いがなければ意味がないのです。

せっかく話をしているのに一切メモを取らない人がいますが、こうした人は聞く姿勢になっていない可能性がありますよ。

余裕がない

本人に余裕なく、物事を理解する状態にないということも考えられます。このタイプの人はいくつも仕事を抱えたり問題を抱えたりして、常に精神的に追い込まれていることが多いのです。

心に余裕がないと新しいことを覚えたり理解したりすることはできませんよね。そのため、まずは相手の抱える問題を聞き出し、それを解決することが先決です。

理解するレベルになっていない

そもそも知識が足りていない場合、いくらそれについて説明しても、知識がないので理解することができません。こうした場合は、説明する相手に合わせてかみ砕くことが大切です。

その人の知識でも理解できるレベルに分解して仕事を教えることで、上手く理解させることができます。話を聞いてもらう人間のレベルに合わせた説明方法を用いれば、指示や作業をきちんと遂行してもらうことができますし、成功体験をさせることでやる気を引き出すこともできます。

相手の話を聞かない

能力的な問題以前に、人の話を最後まで聞かないタイプの人もいます。一見すると聞いているように見えても、実は最後まで聞いていないので話をちゃんと理解していないのです。

こういう人は、会話しているように見えても実はまったく会話が成り立っていないことがあります。返事はしていますが、頭の中では別のことを考えていて、話に集中していないということが考えられます。

こういう人を相手にすると、理解したと思って仕事を任せたのにミスをされたり、自分の指示とは違うことをされたりして、結果的に失敗に終わります。

自己流である

人の話を聞く気がない人の中には、職場のやり方に従わず、自分流で仕事をしてしまう厄介な人もいるでしょう。こういう人は、自分こそが正しいと思い込んでいるタイプなので、いくらこちらが説明をしても理解してくれない場合があります。

このタイプの人は自己中心的な人が多く、周りから見ると意味の分からない独自の理屈をこねてくる場合もあります。自分の考えが他と違っている、間違っているとは思わないので、理屈の通らないことを言う変な人、理解力のない人、と思われてしまうことも多いでしょう。本人は自分自身に問題があると思っていないので厄介です。

病気が原因の場合も

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このように、理解力のなさにはその人のスキルや心の持ちよう、性格が深く関わってきますが、それだけではありません。中には病気が原因になっていることもありますよ。

アスペルガー症候群

アスペルガー症候群というのは発達障害の一つで、脳の機能障害です。特徴として、人の話を理解しにくいという症状があります。あいまいな指示を受けるときちんと理解できず、適切な行動が取れません。例えば「少し」とか「適当に」などという表現が苦手です。指示を出す時には具体的な数字で伝えることが必要です。

他にも、気を遣うことが苦手なので周りが忙しそうにしていても、指示がなければ手伝わないため、悪気はないのに距離を置かれてしまうことにもつながります。職場の人間関係にも影響が出てしまう障害なのです。

ADHD(注意欠如多動性障害)

ADHDは、注意力が散漫だったり、じっとしていることが苦手という特徴があります。子供の頃は席に座って授業を受けることができずに先生に注意されるといったことがあったかも知れません。学校のクラスに一人や二人は落ち着きのない子がいたかと思いますが、そうした子の中にはこうした障害が原因になっている子がいたかも知れません。

しかし、じっとしていられないといった症状は大人になると目立ちにくくなり、その分頭の中で多動性が目立つようになります。分かりやすく言うと、作業を順序よく行うことが苦手だったり、いろいろな事を同時に考えてしまい、気が散ってしまったりといった特徴があります。

気が散るということは物事を理解するのに向いている状態ではありませんから、結果的に理解力のない人だと思われてしまうのですね。

知的障害

基準として、知能検査で知能指数が70以下の人が知的障害と判断されることが多いようです。程度によっては日常生活を送る上で大きな影響が出ない場合もありますが、知的障害は記憶量が少なく、多くのことを覚えられなかったり、理解力が低かったりする特徴があるので、仕事をする上で影響が出てしまう可能性は高いと言えるでしょう。

こうした障害が原因になっている場合には、本人の努力だけでは解決できません。早めに専門家の意見を伺い、改善方法を探った方がよいでしょう。

理解力を培うためには

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理解力のなさは訓練によって改善することができます。具体的な訓練方法には以下のようなものがありますよ。

重要な部分を意識する

話をただ聞いているだけでは、内容は入ってきてもすぐに抜けてしまいます。ですから、話を聞いたらどの部分が重要なのかを意識的に抜き出して記憶するクセをつけましょう。

重要なポイントを押さえるということはそれだけ考えると言うことです。理解力のない人の中には考えるということをしない、あるいはその力が低い人がいますので、まずは意識してみましょう。

アウトプットする

考えるという意味では、相手の話をただ聞くだけでなく、それに対して思ったことを口にすることも大切です。口に出すということは話を聞いているという証拠にもなりますし、気になったことを口にすることで勘違いを防ぐこともできます。

この時、けんか腰になるのではなく、あくまで冷静に自分の考えを伝えることが大切です。

目的意識を持つ

自分がなんのためにその仕事をするのか、きちんと意識することもよいでしょう。ただ言われたからやるのと目的意識を明確にして取り組むのでは、やる気も理解力も違ってきます。漠然と指示を聞くのではなく、自分なりに目標意識を持つようにしましょう。

自分で理由や目的を持つことで聞く姿勢ができますから、話の内容も入ってきやすくなります。

知識を増やす

そもそも知識が足りない場合には、読書などによって知識を増やし、深めていくことが大切です。知識不足のままでは理解できることも理解できません。少し知識を増やすだけでも理解の幅は広がります。

また、自己流でやってしまう人にとっても、知識を深めることは視野を広くする効果があります。様々な考え方を知ることで、自分の考えだけが正しいとは限らないことを知ることができるでしょう。柔軟に考えられるようになれば、自己流で仕事をしてしまうこともなくなります。

まとめ

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理解力のない人を相手にしていると本当に疲れますし、イライラしてしまいますよね。しかし辛いのは本人も同じかも知れません。うっかりしているだけなのか、知識不足なのか、本人の気の持ちようなのか、どういったことが原因で理解力が低いのかを見極めることが求められます。

また、障害が原因になっている場合には治療や、障害に合わせた向き合い方を考える必要があります。どちらにしても理解力がないからと言ってすぐに見切りを付けるのではなく、一人一人としっかり向き合っていくことが何よりの改善策となるでしょう。気長に構えることを心がけましょう。

  
  
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