思慮深いの意味とは?長所はある?特徴や弱み、思慮深くなる方法を知ろう!

思慮深いと思う人が身近にいる。けども、何を考えているのかわからなかったり、言動を理解するのが難しいといったことを感じている人もいるかもしれません。

思慮深いとは、その名前の通り、物事を深く考える様です。立ち止まって、物事に集中し、思考を巡らせる。そういった人は時として、人の思いつかないようなことを考えるものです。

では、思慮深い人にはどのような特徴があるのでしょうか。また、人付き合いや物事を進めて行く上で悩みとなっているもの。そして、付き合い方についてみていくことにしましょう。

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思慮深いとは?

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そもそも思慮深いとはどういう意味なのでしょうか。具体的には「物事を注意深く観察し、考えるさま」という意味があります。物事の表面だけをみるのではなく、その真意を洞察するのですね。

例えば何か物事がおきた時、人は表面だけの情報をすくい取って判断しがちです。それが誤解を招いたり、何かの争いになることもあるでしょう。しかし、思慮深い人は違います。

まず、物事がどうして起こったのかという原因を探ります。そして、それが今後どういった影響を与えるのか、問題があれば、どうやって解決するのか。これらのことを考えるのです。

思慮深いの言葉について

思慮深いとは言ったものの、なかなか言葉から意味を汲み取れないという人もいるかもしれません。この言葉の類語としては「考え深い」、「考え抜かれた」、「奥深い」などがあります。

そのほか、物事の善悪がつくという意味でも使われます。言い換えるならば「分別をもつ」、「道理をわきまえる」、「慎重さを持つ」といった少々難しい言葉でも表現されます。

もっと簡単な言葉で言えば「頭が切れる」、「利口な」、「洞察力の優れた」とも言われます。いつも考えていて、道理の通った意見を持っている、頭の良い人という印象があるのかもしれませんね。

一方で対義語としてはそのまま「思慮が浅い」と表現されます。さらに「軽率な」、「気軽な」、「短絡的な」とも言われます。かなり軽い言葉になりましたよね。

思慮深い人との付き合い方

物事を深く考えてしまう人は、どこかとっつきにくいことがあります。話が合わなかったり、コミュニケーションがとりにくいなんてこともあるかもしれませんよね。

ただ、それは一つの個性であると受け止めると、付き合いはもっと楽なものになります。ついつい考えてしまう癖がある。これは悪いことではありませんし、こちらが壁を作る必要もないのです。

むしろ、こちらにはない価値観や知識を持っていることがありますから、話をしてみると面白いことがあるかもしれません。1の話題を投げかけてみると10返ってくるなんてこともありますから、会話をしてみてください。

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思慮深い人の特徴とは?

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では、そんな思慮深い人にはどのような特徴があるのでしょうか。思考を深く探る癖ともいうべきものは、周囲の人にどのような影響を与えるのかについてもみていきたいと思います。

考えてから行動する

思慮深い人の第一の特徴は「考えてから行動する」ということです。こういったタイプの人は非常に多いです。何か物事があるとき、もしくは今後何かをするときは、まず考えることから始めます。

全体図の把握、ゴールの設定、そこまでの道のり。全てがわからないと気が済まないという人が多いのかもしれませんね。一つのことに集中し、あらゆる可能性を頭の中で巡らせます。

知的な部分を兼ね備えている

物事を深く洞察する癖があるため、普段から多くの知識を吸収しています。このため、知的な部分があり、冷静に物事を判断する力に長けています。

もちろん、知識を持っているだけではなく、それを実践に活かす知恵まで昇華していることが多いです。どうしたらこの知識を使えるだろうか。そんなことを考えているのです。

仕事ができる

仕事では計画性と失敗やリスクを小さくすることが求められます。それが最小限の資源で最大の利益を得るために必要なことだからです。思慮深い人は計画性を持っているので、仕事ができるという長所があります。

不測の事態に対しても、それを冷静に分析し、対応することができます。それは蓄積した経験や、これまで蓄えた知識からくる自信ともいえるでしょう。

集中力が高い

物事を深く考えるためには周囲の雑音をかき消してしまうほどの集中力が必要です。日常的な考える癖が集中力を高くする一因となっています。

思慮深い人は一旦、思考の世界に入ってしまうと、周囲が声をかけても反応が薄くなります。そして、その世界から出てくるのは思考が終わってからでしょう。それほど集中力が高いのです。

物事を抽象的に見ることができる

何か問題がおきた時、それを解決するのは抽象化です。つまり、一段高い視点で物事を見る必要があるのです。思慮深い人はこれが得意です。

例えば、同僚が遅刻した時、抽象度が低い人は遅刻したことだけに集中します。しかし、抽象度が高い人はその背景にある遅刻原因を考えることができます。

前日に飲み会があった。仕事が最近忙しくて疲れている。恋人と別れ、精神的なショックを受けている。そういったことまで考えが及びます。

抽象度が高いことは、問題解決をスムーズにしますし、なにより人間関係を良好にしてくれます。思慮深い人には抽象度を高くすることが得意な人が多いのです。

効率を重視する

仕事でもプライベートでも思慮深い人は物事のスタートとゴールを設定し、その2点の効率を重視します。どうやったら最短ルートで達成できるかどうか、ということですね。

効率を重視し、不測の事態が起きても対処するだけの予定は立てるようにしますが、やはりそういった事態にはなかなか良い気分を示さないことが多いようです。

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思慮深い人の弱み

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思慮深い人の特徴から、仕事もできて充実しているように思えます。ただ、一方でそうでないはないケースもあります。思慮深いがゆえにどういったことにつまづいてしまうのでしょうか。

思い切り感に欠けてしまう

行動を起こす前にまず考える。思慮深い人の1つの特徴でしたが、その姿勢は思い切り感に欠けてしまうことがあります。つまり、物事のスタートが遅くなってしまうのですね。

例えばスピード感のある仕事では、こういったことが欠点となることがあります。考えすぎるがゆえ、対応が遅れてしまうなんてことがあるのですね。

慎重すぎるがゆえ行動しない

物事を深く洞察できるメリットも、解決策がわかってしまってその時に諦めに変わってしまうことがあります。これこれこういう理由でできない。だから、行動しない。そんなことを起きるのです。

もちろん、何にしてもやってみなければわからないことがあります。思慮深さというのは、癖になればなるほど、物事に否定的になってしまうことがあるのかもしれません。

周囲の人とペースが違う

思慮深いとはつまり思考することです。思考の際には自分の世界には入り、どっぷりと考える必要がありますから、必然的に周囲の人とペースが異なってしまうことがあります。

物事の進め方が早すぎたり、反対に遅すぎるということがあるかもしれません。それが原因となって、人間関係に小さなヒビが入ることがあるのです。

感情より効率を取ってしまう

仕事を進めていくなかで、人間的な理由で滞りが出ることがあります。忙しかったり、疲れていたりすると、集中力が下がり、仕事効率が下がります。

しかし、そういった人間的な部分を脇へ置き、目標期間内に仕事を達成しようとします。必要なことといえばそうなのですが、しばし、周囲とのトラブルが起きてしまうことがあります。

ナイーブである

思慮深い人は人間関係の不調から、些細な言葉に傷つきやすいという面を持っていることがあります。感情的な問題には明確な回答がないこともありますから、なかなか解決することは難しいです。

もちろん、すべての人が傷つきやすいわけでありません。様々な経験を通して、こうしたほうがいいのではないだろうかと考え続けて、より良い人間関係の結び方を学んでいくのです。

殻にこもりがちである

深い深い思考が周囲とのトラブルを起こす、ということを話しました。そんな状況が長く続くことで、ふとこう思うことがあります。「周囲とは関わらず、1人でやったほうがいいのではないだろうか」。

そういった方向に進んでしまうと、殻にこもり、1人で物事を進めがちになります。ストレスはないといえばないのですが、協調ができなくなっていきます。

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思慮深くなるために

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メリットもデメリットもある思慮深い性格。ただ、仕事をより効率化し、人生を謳歌させるために考える癖を身につけることは悪いことではありませんよね。

では、そういった思慮深くなるためにできることは一体どういったことがあるのでしょうか。具体的には以下のことがあげられます。

どんなことでも「なぜ?」を考える

インターネット上で流れてくるニュースや情報。これらのことに関して、どんなものでもいいので「なぜ」を考えてみてください。そして、それを続けてみましょう。

どんなことにも考えることのメリット。それはあらゆる物事が、遠からずとも関連しあっていることがわかります。また、そういった癖をつけることで、知識をつけ、思考を深くすることができます。

何気なくみている普段の景色。例えば、天気について考えてみるというのもいいかもしれません。どうして、雨は降るのか。空はどうして青いのか。そういったことから、思考が始まります。

どんな対象でも構いません。一瞬一瞬考え続ける。そういった癖の継続が思慮深さを身につけさせてくれるのです。

「なぜ?」を深掘りする

物事は表面的なことだけでみてしまうと、本質を見抜くことはできません。それは思慮深さとはかけ離れた行為であり、あまりしないほうがいいかもしれません。

例えば、交通事故が起きたとします。どうして交通事故が起きたのか。運転者の疲れかもしれませんし、見通しの悪い道路だったのかもしれません。車の故障なんてこともあるでしょう。

事故が起きた、という表面ではなく、その背景にあるあらゆる原因を考えてみる。このなぜの深掘りをしていると、仕事にも応用することができるかもしれませんよ。

読書をする

思慮深さを形成する1つの要素は知識です。知識というパズルのピースの数が多ければ多いほど、問題をスムーズに解決することができます。

また、読書は他者の視点で物事を考えることができます。そういった視点もあるのか…そういった発見が、より思考を深めてくれるきっかけを与えてくれるでしょう。

人に話してみる

思慮深い人に付き合ってくれる人は稀かもしれませんが、考えていること、思ったことを人に話してみるといいでしょう。読書と同様、違った視点を学ぶことができる良い機会だと思います。

人の意見や視点は、自分だけではわからない新たな価値観を生むことがあります。それは知見の広がりをもたらし、実生活により良い充実感を与えてくれるでしょう。

やってはいけない「ネット検索」

思慮深さを欠く行動の1つにネット検索があります。今や検索すればすぐに答えにたどり着けるような世の中になりましたよね。これは良い面もありますが、悪い面もあります。

例えば数学の問題を解くとします。この時、検索して答えを丸写しては全く身になりませんよね。思考力を低下させますし、スマホがなければ生きていけないようになってしまいます。

現実の世界ではネットに答えがあるほど簡単なものではありません。自分の頭で 考え、ブロックのように思考を積み上げることが地頭を形成していくのです。

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思慮深さを身につけるため4つの視点

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物事を深く考えられるようになると、問題解決をスムーズに解決できるようになります。それは仕事であれ人間関係であれ、あらゆる問題にあてはまるでしょう。では、その中でもぜひ実践したい「4つの視点」についてお話しします。

4つの視点とは物事に対する人の立場を表しています。それは具体的に「当事者」「相手」「客観的視点」「自分の思い」です。恋人同士の喧嘩を例に考えてみましょう。

当事者

当事者とはまさにその問題に関わっている人です。恋愛であれば、相談者ともいえることができるでしょう。彼氏か彼女かはわかりませんが、とにかく悩んでいる人です。

相手

当事者に対し、反対の意見を持っている人やぶつかっている人です。当事者とは反対の意見を持っています。同じく問題を抱えて、解決したいと思っていますが意見の食い違いが起こります。

客観的視点

当事者、反対意見を持つ人から一歩外の存在が客観的視点です。例えで言えば友人に該当する人でしょう。この人たちが喧嘩をどう思っているかということを考えます。

自分の思い

自分の思いは上記3つの視点を総合的に考えた上でどう感じているかということです。当事者の意見とは異なり、一旦その思いを横に置いて考える必要があります。

カップルが喧嘩をした時の意見とは

思慮深い人はあらゆる可能性を考えて、問題を解決します。そこには冷静さが必要です。反対に感情的になってしまっては、問題は長引いてしまうでしょう。

上記の4つの視点を持って色々考えてみると、喧嘩は些細なことがから始まっていることがほとんどです。例えば、恋人同士が喧嘩をしてしまったときのことを考えてみます。

当事者の意見としては、イライラが募っていた。そのイライラの原因は仕事の疲れやプロジェクトの滞り。喧嘩の原因は相手にあるのではなく、イライラだったのかもしれません。

相手の意見も同様に、仕事が忙しくて心の余裕がなかったのかもしれません。普段ならイライラを受け止められるけど、ついつい強くいってしまったなんてこともあるでしょう。

客観的視点では友達の行動を考えてみます。仲の良いカップルはこのようなときどう行動するだろうか。そう考えてみると、解決の糸口が見えてきます。

そして、これらを総合的に考え、自分がどう行動するのかを考えます。素直に謝るのか、それとも喧嘩を続けるのか。様々な選択肢から、自分が最も良いと思うことを選びます。

恋人同士の喧嘩を例にあげましたが、もちろん仕事でも視点は大切ですよね。それぞれの視点は会社、消費者、クレーマー、自分の思いとも言えます。思慮深くなるためには、こういったたくさんの視点を持って考えることが大切です。

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まとめ

思慮深いとは物事を深く思考することでした。この力を身につけることができれば、今抱えている問題をシンプルにスムーズに解決できるかもしれませんよね。

一方で自分の世界にハマりすぎてしまうと、視野が狭くなってしまうなんてこともあります。思考するというのは、井戸を掘るように狭い範囲を深く掘るような作業ですから、周囲のことに気を配るような場面では扱いに注意が必要です。

このように深く思考する場面と、気楽に考える場面での使い分けが必要でしょう。悪いことではありませんから、少しずつ思慮深くなる努力をしてみてはいかがでしょうか。

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これらを読んでおきましょう。

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