足の裏の皮がむける5つの原因とは?病気や予防方法について

足の裏の皮がむけることはよくあります。運動や角質のターンオーバーによって特に問題のないことでも皮は剥けることがあります。

お風呂に入り、少しむけていたところがふやけると、そこからむける範囲が広がったりして、広範囲に渡って皮がベローンとむけることもあるでしょう。しかしこれは、古い皮が取れる自然なことでもありますので特に問題はないでしょう。

ただ、厄介な原因として一番多いのは、やはり水虫かと思います。一度かかったら、治るまではかなりの時間を要しますし、なにより水虫はとにかく痒くて痒くてたまらない状況です。

水虫の他にも足の裏の皮が向けてしまう症状はいくつかあります。治療を行わないと良くならない症状もありますので、自分の足の皮が向けている症状の原因を明らかにして正しく治療を行って改善していきましょう。

足の裏の皮がむける原因は?

足のマッサージ

足の裏の皮がむける原因を紹介します。足の皮が向けている状態などを確認して、どの原因に当てはまるのかを確認してみてください。

特に問題が無い場合と、皮膚病による問題が発生している場合の違いについても紹介しますので是非参考にしてみてください。

蒸れ

足は常に過酷な環境にあります。原始人なら裸足なのでそれほどの問題はないのですが、現代人は靴を履きます。まず靴を履くことによって、皮膚呼吸が困難になります。つまり皮膚から出ている二酸化炭素の行き場がなく、常に蒸れている状態にあるということです。

この蒸れている状態は、例えばお風呂に長い時間入ると手がふやけたりするのと同じような状況で、この際に手がふやけます。その時にささくれなどの死んだ細胞が白くなっていのを見かけます。

そして、これはむきやすくなっていますが、それと同様に足も蒸れた状態から死んだ細胞がむけやすくなります。これが皮がむける第一の理由です。当然、死んだ細胞なので、問題はありません。そのむけた皮の下には新しい細胞が出ています。逆にむいてあげることにより、新しい細胞を表に出してあげることがいいかと思います。

摩擦

靴を履くことによって、サイズのいい靴なら問題はありませんが、きつかったりゆるめだと、皮膚が擦れたり圧迫されて、摩擦で皮がむけます。

また、運動をあまり行っていない状態から長時間の歩行やランニングなどを行った場合に足の皮は向けやすいでしょう。特に親指やその付け根周辺が最も摩擦と体重がかかるので、大きく皮が向けやすいです。足の裏の皮が硬くなっていないとこの問題が発生しやすい状態と言えます。

顕著な例が足のマメです。これは摩擦によって熱を帯び、表皮と内皮の間に熱を冷やすため、水がたまります。

つまり、表皮を分離して内皮を守るために起こる現象です。マメができないまでも、若干の摩擦で皮はむけますので靴のサイズには用心したほうがいいでしょう。サイズがきつすぎる場合は、調整が難しいですが、大きめの場合には中敷きなどで対応するといいかと思います。

また、水ぶくれの状態になった時は、つぶして絆創膏で保護をしましょう。そうすることにより、治りが早くなります。また、再度その部分に過度な摩擦が起きないように十分注意する必要があります。というのは、その部分にマメができたということは、負担がかかりすぎているからです。靴を換えるか、負担がかからないように、二重に絆創膏で守るとかの処置をしたほうがいいでしょう。

乾燥

足の裏は、身体を支えるために、皮膚も若干普通のところより厚くなっています。この厚くなっている皮が古くなるとぽろぽろと剥がれてきます。特に乾燥しているときは、たくさんの皮がはがれます。

当然、身体の自然現象なので、問題はありません。が、ひどく乾燥したときは、ひび割れする場合があります。その場合には保湿クリームで保護しましょう。手につけるハンドクリームのような成分が含まれているのがいいかと思います。ある程度の保湿が必要なのですが、ひどいひび割れのときは、割れて出血することがまれにあります。手のひび割れと同じですね。

多汗症

汗をたくさん搔く人は、汗や湿気が靴の内部にたまって、水虫の原因にもなります。汗をたくさん掻いても靴内の換気ができれば問題はありませんが、あまりにひどいようですと、制汗スプレーなどを使用するのもいいかと思います。

ちなみに汗をたくさん掻きやすいのは、特に代謝のいい子供に多い現象です。この場合、換気性の高い靴を履くことにより、ある程度は防げます。また、子供は成長過程における現象により、足の皮がむけやすいこともありますので、あまり気にすることもないと思います。

水虫

一番厄介なのが、この水虫です。汗などの湿気と靴内の温度が高まることが続くと、水虫になることが多いようです。また、大衆浴場やプールのマットで、水虫菌が繁殖していて感染する場合もあります。

これも白くなって皮がどんどんむけます。痒みも伴い、搔いてはむけ、むけては搔いての繰り返しになってしまいます、が、まったく痒くない水虫もあるのです。これは、水虫にかかっているかどうかもわからない状態になっているので、非常に厄介です。そして、水虫は皮膚の内部に菌が入り込むため、治すのも厄介です。

最近では割といい薬も出ているようですが、対応を早めにしないと、どんどん広がってしまいます。特に湿気や高温で悪い環境になりがちなので、長い間、靴を履かない状況とか、裸足で生活する習慣ができればいいのですが、なかなかそのような環境を作るのは無理かと思います。

つまり、悪い環境にさらされる状態が続いてしまうため、余計に負担がかかっています。痒いという状況が始まったら、すみやかに医師の診断を仰ぎましょう。この場合は躊躇しては悪化する一方です。

これら水虫にはたくさんの種類があります。以下、簡単に説明します。

・小水疱型

赤い水疱のような水ぶくれが、足の横側とか裏にできます。この水泡が乾燥して皮がむけてきます。症状的には軽いほうなのですが、これも水虫です。放っておかないように注意してください。

・趾間型(しかんがた)

足の部分で一番皮膚と皮膚がくっついている部分が指と指の間です。その間の部分にできてしまうのが、この趾間型の水虫です。皮もむけると同時に、痒みがかなり強く出ます。

この指の間の部分は、皮膚がくっつき合っているため、非常に蒸れやすいことが原因の一つですが、実はあまり洗われない部分でもあります。結構、きちんと洗っていない人が多いというのが実情です。

一回、水虫にかかり、痛い目に合っている人ですと、以後は気をつけるようにしっかりと洗うのですが、ほとんどの人はあまり洗っていません。つまり、若干不潔の部分でもあるわけです。それゆえに水虫の発生する率の高い部分でもあるわけです。

・角質増殖型

角質増殖型の水虫は非常に厄介です。と言いますのも、痒みの症状がない上に、見た目でわかるような赤いポチポチもなく、水泡のようなものも出来てないからです。つまり、見たところ足がガサガサしている意外に、症状が見られないからです。

この水虫は皮膚の厚い部分で発症するため、ただガサガサしてひび割れしているのが特徴です。その上痒みもなく放っておかれがちです。ですが、注意しなければいけないのは、このガサガサしている部分から、皮膚がはがれ落ちて風呂などの足ふきマットに付着し、他の人への感染が発生するケースが多いとのことです。そして、知らない間に悪化してしまいます。

足のかかとがガサガサしてきて、市販薬や保湿クリームなどを塗っても治らない場合は、この角質増殖型の水虫を疑ったほうがいいでしょう。すみやかに医師の診断を仰ぐ必要があります。

・爪白癬(爪水虫)

これは足の水虫を放っておくことにより、爪にその水虫の菌が移ってしまう病気です。爪が黄色くなったり、白く濁ってくる傾向があります。その他にも爪もぽろぽろはがれたり、痒みが発生したり、爪の形が変形することも稀にありますので注意が必要となります。

爪の変形は、靴が履きにくい状態になることもありますので、早めに対応が望ましいかと思います。またあまりにも進行してしまったいる場合は手術をして爪を剥がす処置を行う場合もあります。

ですので爪に違和感を感じた場合は市販薬などを使用せずに早めに病院での治療を開始しましょう。

異汗性湿疹(汗疱)

汗疱は、汗をかきやすい人に発生しやすい症状で、皮膚の中から分泌されてくる汗が、汗腺から排出されずに皮膚の中で溜まってしまい、水疱などを発生させて最終的にそれが破れて皮が剥けるという症状が発生するものになります。

はじめのうちは皮膚がじゅくじゅくした感じになっていますが、時間とともに逆に乾燥してきて、最後には元の状態に戻ります。

しかしこれで自然治癒したわけでなく、また1週間後くらいには再度症状が発生し、この治っては再発の流れを何度も繰り返すものになります。

異汗性湿疹は手のひらや、足の裏などの部分に発生しやすい症状になります。若干の痒みなどを発生させるので水虫と間違えやすく、白癬菌の有無を確認しないと水虫であるかどうかの判断が出来ないので、皮膚科等の病院での検査が必要な症状でもあります。

どのみちどちらの症状であっても市販薬を用いた自己治療ではなかなか完治する事が難しいものになりますので、早めに病院での治療を行ったほうが良いでしょう。

足の皮が向けたときの対処法

足根管症候群

足の皮が向けた!痛い!早く治したい!そんな場合に有効な対処法をご紹介します。

痛みを広げてしまったり、敏感になった皮膚からバイ菌などが侵入して炎症などを発生させないようにしっかり対策していきましょう。

湿潤療法

出来るだけ外気に触れさせないように専用のフィルムなどをかぶせて治療する方法が最も治りが早く治療できる方法になります。

しかしこの治療を行っている病院はあまり多くありません。しかも、この特殊なフィルムは薬局などには売ってないので簡単に行う事が出来ません。

これの代用品として使用できるのが絆創膏です。通常の絆創膏ではどうしても通気性も良くなってしまうので湿潤療法を行うことは出来ません。しかし、キズパワーパッドなどの完全に密閉するタイプの絆創膏であれば簡易的な湿潤療法を行うことが出来ます。

水虫の場合

水虫の場合は病院での治療を行うことがおすすめですが、市販薬でも治療することが出来ます。

軟膏タイプやクリームタイプ、スプレータイプなど幾つかの種類がありますので、自分の水虫に合っているものを選択して治療を開始しましょう。最も万能でオールラウンドにどの症状にも対応しているのが軟膏タイプ化クリームタイプになります。

初期の症状であれば、これらの市販薬でも十分対応できるでしょう。しかし治ったと思っても、白癬菌はまだ根元に潜伏している可能性があるので、症状がなくなってからも4週間くらいは油断せずに治療を続けることが大切です

汗疱の場合

汗疱の場合は病院で処方されるアンテベートなどの軟膏やクリームが有効になります。ステロイド剤を使用することが最も有効な治療法ですので、なるべく早く病院での検査を受けて、治療を開始したほうが良いでしょう。

特に夏場によく汗をかくため、症状が発生しやすい傾向があります。汗疱については発生を予防するために、常に履いている靴などを改善する事が重要でしょう。

足の裏の皮がむけるのを予防する方法

足

できれば足の裏の皮は向けない方がいいですよね。予防方法を紹介します。

なるべく足の裏の皮が向けないために出来る対策法を行って、足裏のトラブルが発生しないように対策していきましょう。

栄養補給

栄養補給で水虫を防ぐことも可能です。これは、一般的な栄養素なのですが、特に皮膚を作ってくれるビタミンAとCです。これは、よく肌荒れにいいというものと一緒です。

この栄養素は角質を新しくしてくれ、免疫力を強化し抵抗力も強くしてくれますので、水虫の菌の侵入を防いでくれます。この二つのビタミンは、普段から心がけることにより、風邪も引きにくい状態にもしてくれ、また、肌荒れも防いでくれるので、水虫対策というよりは、健康維持としての対策としてもいいかと思います。

それぞれの特徴ですが、ビタミンAは、代謝をよくして肌の角質を新しくしてくれる栄養素です。また、ビタミンCは、皮膚を作るために必要な栄養素であり、肌荒れや美容にも良い影響を与えてくれます。

また、皮膚の健康を維持するために欠かせないビタミンB群もしっかり摂って肌の免疫力を高めていくことも大切です。

ですが、この栄養素をいくらとっても、皮膚を強くして、かかりにくい状態にはできますが、現在かかっている水虫の菌を排除することはできませんし、即効性もありません。既に問題が発生している場合は、治療法をしっかり行って対策してください。

靴のサイズ

適正な靴のサイズを選ぶことは重要です。先にも述べましたが、小さすぎも大きすぎも過度な摩擦が生じます。この摩擦により、皮がむけやすくなります。大きすぎる靴には、中敷きなどを入れて調整しましょう。

また、小さめの場合には、靴下を薄いものにして調整しましょう。もしくは、皮革の靴でしたら、靴屋に依頼して皮を伸ばしてもらい、履きやすくする方法もありますので、お試しください。

靴の中の環境

靴の中の換気には十分に気をつけましょう。一日中履き続けですと、高温多湿で過酷な状況になっています。2~3時間おきに靴を脱ぐなどして換気をよくする必要があります。

また、靴の素材にも気をつけたほうがいいかと思います。ビニール製のような、空気が外に出ないようなものだと、湿気がこもってしまいます。逆に革で作られた素材のものですと、通気性がよく、外気も入りやすいので、かなり長い時間履いていてもそれほどの湿気はたまらないでしょう。

出来るだけスニーカーなど通気性の良い靴を履くようにしたり、何日も連続で同じ靴を履かないなどの対策で足のムレや雑菌の繁殖を防ぎましょう。

まとめ

いかがでしたか。足の皮がむけるには、水虫とは限らないことがよくわかったかと思います。そういった意味では、皮がむけたから水虫だ、と恐れる必要はありませんが、あまりに足の環境に無頓着でもいけません。

足は、どうしても痛みとか痒みなどがなければ、放っておかれがちになります。割とそのような状況に限って、後々に重大なことにつながることも多いと思います。気になったら、医師の診断を気軽に受けることも重要なのかとも思います。

  • 靴の中の換気をよくする。
  • 足を清潔に保つ。
  • 同じ靴を毎日履かずにローテーションをする。
  • 乾燥しているときは保湿をする。

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