中性脂肪の基準値とは?高くなる原因や下げる方法を紹介!

なんだか最近お腹がポッコリしてきたなぁ・・・と悩んでいる人はいませんか?そのポッコリしたお腹には”中性脂肪”がたっぷり入っているかもしれません。

”中性脂肪”が高くなると病気になりやすく体にとって良い事が1つもありません。今回は”中性脂肪”の基準値や下げ方など説明していきます。

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中性脂肪とは?

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中性脂肪とは別名トリグリセリドとも呼ばれていて、3つの脂肪酸とグリセロールが結びついてできます。食べ物から摂取された脂質は小腸から吸収されて、血液の中に入ります。人間の体を動かすエネルギー源となって消費されていきますが、使い切れなかったエネルギーは中性脂肪として体に蓄えられていきます。

中性脂肪は皮膚の下に蓄えられて、お主に肝臓で中性脂肪のコントロールを行っています。中性脂肪値が高くなってくると肝臓に負担をかけてしまい、肝臓の機能が低下して皮下脂肪や肝臓などに脂肪がどんどん蓄積されてしまうのです。

中性脂肪の基準値

中性脂肪の基準値は様々な見解があります。

日本動脈硬化学会によると中性脂肪の基準値は、30~149mg/dlが適正値としています。

  • 29以下:低中性脂肪血症…原因となる病気の有無を調べる
  • 30~149:正常値
  • 150~299:軽度高中性脂肪血症…食事療法や運動療法を開始しなければいけない
  • 300~749:中等度高中性脂肪血症…食事療法や運動療法以外に薬物医療を行う
  • 750以上:高度高中性脂肪血症…膵炎の危険性がある

人間ドッグ学会によると中性脂肪の基準値は、海外の基準値と比べて日本動脈硬化学会の数値が海外の基準値と比べて厳しいと言われているので、その数値を緩和したものになっています。

  • 男性:39~198mg/dl
  • 女性:32~134mg/dl

一般的には医療関係者の間では日本動脈硬化学会の基準値を使用しているようですが、病院によっては日本人間ドッグ学会の基準値を参考にする場合もあるようです。医師側からすると中性脂肪の基準値だけで判断せずに、その他に総合的に見て診断している面が多いと思われます。

この中性脂肪の基準値を調べる為には血液を採取し、酵素の試薬を使って検出します。

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中性脂肪が高くなる原因

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中性脂肪が高くなると体に何かしらの変化を与え、病気の原因にもなります。では、高くなってしまう原因はどういったところにあるのでしょうか?

食生活で偏りがある

一番の原因は毎日の食事にあります。揚げ物や脂分の多いお肉など、好きな物だけ食べているとバランスが崩れて中性脂肪が高くなってしまいます。限度を超えた量を食べてしまうと消費できずに蓄積されています。

油物を食べていないという人でも、果糖の撮りすぎで中性脂肪が高くなってしまう人がいます。果糖は少量でも甘みを感じられる低カロリーの甘味料として使用されていて、主に清涼飲料水やお菓子類に含まれています。ご飯の他にもお菓子や清涼飲料水を沢山飲み食いしてしまう人は中性脂肪が高い可能性があります。

太っている人ですと食事に気を使う人が多いと思いますが、痩せている人でも注意が必要です。中性脂肪は皮膚の下や内臓に付くので見た目ではあまりわからない人もいます。痩せているからといって糖分の高い食べ物や脂身ばかり食べていると中性脂肪が増えていきます。

運動不足

最近運動不足になっている人が多いと言われていますが、車や公共機関ばかり使用して普段歩く事がなくなっていませんか?体を動かさなくなるという事は、使用されるエネルギーが少なくなるという事です。食事で摂取した量と消費する量に差があると中性脂肪として蓄積されていきます。

わざわざジムに行って過激な運動をしなければいけないというわけではなく、少しでも歩く事を意識するだけでもだいぶ違います。

喫煙や飲酒

喫煙は血管を収縮させてしまい、赤血球が酸素と結びつくの邪魔してしまいます。すると血液がドロドロになり血行が悪くなってしまいます。また、アルコールを摂取しすぎてしまうと肝臓の機能を低下させてしまい、中性脂肪の消費を邪魔してしまいます。

先天性

私生活が原因でない場合は生まれつきの先天性という事も有り得ます。家系にそのような人がいる場合は遺伝する場合があります。

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中性脂肪が高いとどうなるの?

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中性脂肪が高くなると動脈硬化を早めてしまいます。動脈は心臓から送り出されている酸素を沢山含む血液が通る血管で、体の細かい部分まで酸素を運ぶ重要な部分です。その動脈は歳を重ねるごとに柔軟性が無くなり硬くなってしまう事を動脈硬化と言います。

動脈硬化が進んでしまうと血管の中に血栓を作ってしまい、血液が通りにくくする環境を作ってしまいます。それによって様々な病気を引き起こす種になってしまうのです。

動脈硬化が進んでしまう事で起こる病気が以下の通りです。

脂肪肝

脂肪肝とは中性脂肪が肝臓に溜まりすぎてしまった状態の事を言います。脂っこい物を食べ過ぎている場合や運動不足などが原因でエネルギーが消費されずにいると、肝臓に中性脂肪が蓄積されていき、肝細胞の30%以上中性脂肪が溜まると肝脂肪になります。

肝臓は沈黙の臓器の1つなので自覚症状が無いのが怖い部分です。なぜ脂肪が溜まりすぎると良くないのかと言うと、血流が悪くなり酸素や栄養が肝臓全体に行き渡らなくなります。すると肝臓の機能が低下してしまうのです。肝臓の機能は他の臓器では補えない働きもあるので、大事にしなければいけない臓器になります。

詳しくは、脂肪肝を改善する方法は?食事や運動、サプリを意識しよう!を参考にして下さい!

狭心症

狭心症とは動脈硬化などが原因で心臓の筋肉に酸素が行き渡らない病気の事を言います。心臓の筋肉に酸素が行かなくなってしまうと、胸痛や胸部が圧迫されたような症状が見られ、動悸、息切れ、呼吸困難などを引き起こします。

詳しくは、狭心症の症状をチェック!種類や原因、治療方法を紹介!を読んでおきましょう。

心筋梗塞

心筋梗塞とは冠動脈に血栓などができて血流がほとんど止まってしまい、心筋の一部が壊死するほど悪化した状態の事を言います。左胸部を中心に激しい痛みや圧迫感を感じ、吐き気などを伴います。

症状は30分から数時間とばらつきがありますが、治療が早いほど治癒する確率が高くなります。

詳しくは、心筋梗塞の前兆は?症状を知って適切な処置を!を参考にして下さい!

脳梗塞

脳梗塞とは脳内にある血管の中に血栓が詰まり、脳の神経が圧迫されたりうまくはたらかずに神経麻痺などの症状が出てしまう事を言います。

脳梗塞の原因は「血栓症」「塞栓症」「血行力学性」といった物が挙げられますが、どれも動脈硬化が関わってきます。

詳しくは、脳梗塞の初期症状とは?めまいや上手く喋れない状態に注意!を読んでおきましょう。

間歇性跛行症

間歇性跛行症(かんけつせいはこうしょう)とは、5~10分歩くと脚が痺れや痛みを感じて歩けなくなってしまう状態の事を言います。暫く休むとまた歩く事が出来るのですが、また10分ほど歩くと同じ症状を繰り返し起こしてしまいます。

これを引き起こす原因は2つあり、1つは神経の問題もう1つは血流の問題で閉塞性動脈硬化によるものです。

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中性脂肪を下げよう

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食生活の見直し

中性脂肪は毎日の食事面を見直しすると減らす事が出来ます。過度なダイエットは逆効果になってしまう可能性があるので、食事の量や質を変える事をオススメします。まずは中性脂肪を高めてしまう脂身の多い食品や果糖の多く含まれるお菓子や清涼飲料水は避けるようにして下さい。牛乳やチーズなどの乳製品も高めてしまう食品に入ります。牛乳は毎日飲んでおきたいところですが、牛乳以外で摂取する物の資質が高い場合は飲むのを止めましょう。

中性脂肪を下げるのに良いとされている食品は以下の通りです。

「鶏肉のササミ」「青魚」「大豆」「シイタケ」「エリンギ」「昆布」「わかめ」「こんにゃく」「大根」「キャベツ」「ブロッコリー」「豆腐」「納豆」「白菜」「リンゴ」「寒天」

これらは食物繊維が多く含まれていて、脂質や果糖が少ない食品です。特に青魚は「DHA」「EPA」という成分が血中中性脂肪を下げる効果が期待できるので、是非毎日の食事メニューに入れて欲しい食材です。

まずは食事の脂質を下げるという事に注意して食事をしていきましょう。また、食事をする際は

  • ゆっくり噛む
  • 決まった時間に食事をする
  • 満腹まで食べない

という事にも注意していきましょう。

アルコール摂取はほどほどに

中性脂肪が高い人の半分以上の人にお酒を飲む習慣があるそうです。「お酒を飲む時におつまみを食べなければ大丈夫だ」と考えている人もいるようですが、アルコールのみを摂取しても中性脂肪が高くなるのです。

中性脂肪が高い場合はアルコールを摂取しないようにする事が一番ですが、どうしても飲みたいという方は量を減らす為に、アルコールが強いお酒で満足感を高めるなどするようにしましょう

無理のない運動をする

中性脂肪はその時だけ下げるのでは意味が無く、下げてからその数値を持続させる事が大事になります。一時的に過激な運動をして減らしたとしても、その後運動が続かずに結局意味が無くなってしまったという人も多くいらっしゃると思います。

只でさえ忙しい日常に運動する時間を設けるというのはとても大変な事だと思います。今までの生活の中に少し工夫をするだけでも効果があります。例えば家から駅までの間は自転車を使っていたというのであれば徒歩に変えてみたり、歩く時いつもより脚を大きく上げたり大きく手を振ってみたりと、こんな些細な事でも構わないのです。

また、呼吸の仕方1つでも変わってきます。腹式呼吸で息をゆっくり長く吐く事によって脂肪を燃焼して体を温めてくれるので、基礎代謝を上げる効果が期待されるようなのです。呼吸であればいつでも試す事が出来るので取り入れやすい方法ですね。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?中性脂肪が原因で危ない病気になるという事が分かって頂けたでしょうか。改善方法としては普段の食生活の見直しです。

好きな物ばかり飲み食いしているとどんどんお腹がポッコリしてきますよ。自分の体の為に一度見直しをしてみてはいかがでしょうか。

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