爪が割れる原因は?病気の可能性や処置方法について!

女性で爪が長い方や、ネイルを楽しんでいる方で爪が割れてしまったという経験はよくあるかと思います。

また、手の指だけではなく、長時間歩いたり走ったりした後に足の指の爪が割れてしまった、という方もいるでしょう。

明確な原因が分からず、気付いたら割れていた、ということもあるかも知れません。爪が割れて神経が刺激されるとかなりの痛みが生じますので、日常生活に支障を起こしてしまう場合も多いかと思います。

今回は、爪が割れてしまう原因や気を付けなければいけないこと、対処法や予防法などをまとめてみました。是非参考にして頂ければと思います。

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爪が割れる原因

爪

それではどのような原因で爪が割れてしまうのか、考えられるものを幾つかご紹介していきましょう。

洗剤や除光液

特に女性に多い原因ですが、洗い物や掃除で使用する洗剤や、マニキュアを落とす際に使用する除光液によって、皮膚と同様、爪も刺激を受けたり、皮脂や水分が奪われることによって乾燥を引き起こします。

こういった外的刺激乾燥によって爪の表面には日々細かなヒビが入り、割れやすい状態となっています。そしてそれが悪化することで、実際に割れてしまうことがあります。

靴による圧迫

爪先が細いデザインの靴や、サイズの合っていないきつい靴を履いていると足の指が痛くなることがよくありますよね。

指が圧迫されていると、同時に爪も圧迫されて皮膚に食い込んでしまう状態となります。

その状態が続くと骨だけでなく爪も変形を起こし、痛みだけではなく爪が割れてしまう原因となります。

深爪

ついつい深爪をしてしまう方というのも、爪が割れやすい傾向にあります。

深爪をしている指を見て頂くと、周囲にある皮膚が盛り上がってしまっているのが分かるかと思います。

この状態で爪が伸びてくると、爪の両端が盛り上がった皮膚に食い込むように伸びてきてしまいます。

指先は手も足も同様に力がかかったり、圧迫されやすい部位ですので、爪が食い込んだ状態で圧がかかるとダメージが大きく、結果として爪が割れてしまうことにも繋がります。

栄養不足

爪には健康状態が現れるという話を聞いたことがあるかと思います。

爪は皮膚が角質化したものですが、主成分は、”ケラチン”と呼ばれるタンパク質の一つで、これは髪の毛も同様です。

このタンパク質を作る為にはビタミンなどの様々な栄養素が必要となり、これが不足すると肌や髪の毛、そして爪にもトラブルを引き起こします。

特に爪に関しては体の末端にある為に栄養素が届きにくく、不足すると顕著にその影響が現れるのです。

爪の状態によって不足している栄養素が分かりますので、ここで幾つかご紹介したいと思います。

■爪が乾燥する

先に挙げた洗剤や除光液による外的刺激の他に、”ビタミンA”の不足が考えられます。

そんな時は、ビタミンAが豊富に含まれるニンジンやほうれん草などの緑黄色野菜がお勧めです。

■爪の表面がうねっている

爪がボコボコとうねっている場合は、”ビタミンB群”が不足しています。レバー、納豆や豆腐などの大豆製品、卵や乳製品を摂取しましょう。

■爪に白い点がある

”亜鉛”が不足していると、爪に白い点々が現れます。

こちらもレバーや大豆製品、そしてナッツ類や牡蠣、うなぎなどに豊富に含まれていますのでお勧めです。

■爪が反っている

爪が反り返っている人は”鉄分”が不足しています。貧血の症状が出ているかも知れません。

鉄分を補う為には、赤身の肉や卵、海藻類、貝類、大豆製品を積極的に摂取しましょう。

■爪が黒い

爪が黒くなっている場合、極度に乾燥しているものと考えられます。この場合は”ビタミンB12”を摂取しましょう。

サンマ、サバ、イワシなどの青魚、牡蠣、あさり、しじみなどの貝類はビタミンB12が豊富に含まれる食品です。

冷え性

意外と多いのが、冷え性による血行不良により爪が割れてしまう方です。

冷え性を引き起こす原因には様々なものがありますが、主に自律神経やホルモンバランスの乱れ、そして筋力の低下です。

爪は体の末端にある為、栄養素と同様に血流が悪くなると爪先にまで血液が行き届きにくくなってしまいます。

お風呂でゆっくり温まることで、血流の改善や自律神経を整える効果が期待できます。

また、筋肉は全身に血液を巡らせるポンプの役割を果たしていますので、適度な運動によって筋肉をつけることは、冷え性の改善に役立ちます。

加齢

加齢によって代謝が低下したり、筋力が低下することによって爪に十分な栄養素が行き届きにくくなり、結果的に爪が割れやすくなるようです。

また、爪も老化していきます。

大人になると爪の表面に縦のスジが現れてきますが、これは老化現象の一つであり、病気などではなく自然なことなのです。

爪白癬(つめはくせん)

白癬とは、いわゆる”水虫”のことです。

一般的に水虫は足の指に出来ることが多いイメージですが、爪と皮膚の間に白癬菌が増殖することで爪白癬という爪の水虫が引き起こされ、爪がもろくなって割れてしまうことがあります。

爪白癬にかかると、爪の表面が白く濁ったり、黄色くなってきます。

残念ながら自然治癒は難しい病気ですので、こういった症状がある場合は皮膚科を受診し、治療を受けることが必要となります。

また、通常の水虫を抱えている人は、悪化するとこの爪白癬にまで進行してしまい完治に時間がかかってしまいますので、早めに治療を受けることをお勧めします。

爪甲縦裂症(そうこうじゅうれつしょう)

聞きなれない名前かと思いますが、その名の通り爪が縦に割れてしまう状態のことを言います。

原因はこれまでに挙げたものの他に、糖尿病や甲状腺、肝臓、卵巣の病気が原因となることもあります。

あるいは爪を強くぶつけたり傷つけることがあった後、新しく生えてくる爪に最初から縦に割れ目が入ってしまうこともあります。

爪が割れてしまうと、そこから菌が侵入して炎症を起こしたり、強い痛みを伴うこともあります。

外的要因の場合は皮膚科を受診して適切な治療を受けることにより悪化を防ぎます。

また、鉄欠乏性貧血や内臓の病気が要因となっている場合は総合病院の内科を受診し、原因となっている病気の治療を受けることが大切です。

爪甲剥離症(そうこうはくりしょう)

こちらも聞きなれない名前かと思いますが、爪甲剥離症というのは爪の先から根元にかけて徐々に浮き上がってくる状態を言います。

浮き上がってきた部分は白または黄色く変色したり、隙間にゴミが溜まって褐色になる場合もあります。

原因として多いのは、今回挙げた爪の割れる原因となるものの他に、爪と皮膚の間にトゲなどの異物が入り込むことで起こったり、カビの一種であるカンジダ菌の感染、服用している薬の副作用多汗症や皮膚炎など様々なものがあります。

稀に先天性遺伝性の場合もあるようです。

治療方法は爪甲縦裂症の場合と同様、それぞれの原因に合わせた適切な処置をすることとなります。

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爪が割れない為の予防法

医者

それでは爪が割れない為に、日常で行える予防方法を幾つかご紹介していきましょう。

保湿

原因の項目でも述べましたが、乾燥によって爪が割れてしまうことがあります。

毎日ハンドクリームを使用している人も、意外と爪までは塗っていないということが多いのではないでしょうか。

最近では爪のケア成分の入ったハンドクリームや、爪専用のケア用品も数多く販売されています。

洗剤や除光液を使った後、お風呂上りなどには手や指と同様、爪もしっかりと保湿してあげましょう。

また、長期間マニキュアや除光液を繰り返し使用することによって爪が薄くなってきてしまう為、たまにはマニキュアをお休みして爪を休ませてあげることも、爪が割れるまで悪化させない予防方法となります。

足に合う靴選び

爪先の細いデザインの靴やきつい靴、特にハイヒールを履いている人は爪先に体重がかかり強い圧迫がかかります。

爪が割れてしまう他に、足のケガや全身の健康に悪影響を及ぼすこともありますので、靴を選ぶ際はしっかりと試着をし、足の形やサイズにぴったりと合った靴を選ぶようにしましょう。

長時間の立ち仕事や、ハイキング、運動をする場合は、最初は平気でも時間と共に痛みが出てきますので、特に気を付けましょう。

深爪をしない

原因で述べた通り、深爪も爪が割れる原因となる場合があります。ついつい爪を切り過ぎてしまったり、あるいは爪を噛む癖がある人は注意しましょう。

特に足の爪というのは、手の爪と比べて爪を切る際に微細に調整がしずらい為、深爪になりやすいです。

爪を切る時の注意点は、

  • 爪を切る前にお湯に手をつけたり、お風呂上りなど爪が柔らかくなった状態で切る。
  • 爪の端から徐々に中央に向かって切る。
  • 一度に広い面積を切るのではなく、細かく切っていく。
  • 切れ味の悪い爪切りは使わない。
  • 切った後は保湿クリームを塗る。

また、深爪防止の為に爪切りではなく爪やすりを使うこともお勧めします。

慣れるまでは時間がかかってしまうこともあるかも知れませんが、爪やすりを使用すると爪への刺激や衝撃が少ない為、特に爪が弱っている時は爪切りではなく爪やすりを使うと良いでしょう。

■爪やすりの使い方

  1. 横から見て45度くらいになるように爪にあてる。
  2. 一方向に向かって削っていく。

※左右にゴシゴシと往復させない。

バランスのとれた食事

爪の主成分はタンパク質であることは既に述べました。

ダイエットをしている人インスタント食品が多い人は不足しがちなので、爪だけではなく健康の為に意識して摂取することが大切です。

原因の項目であげた爪の状態別でお勧めのビタミンの他にも、常日頃からバランスのとれた食事をすることが爪の割れ予防に繋がります。

肉、魚、野菜、卵、大豆、海藻、乳製品などをバランスよく、三食規則正しくとるように心がけましょう。

血流を良くする

指先の冷えを感じたら、手を何度かグー・パーすることで血流が良くなります。

また、爪の両側をもう片方の指で10秒ほどギュッと押さえ離す、ということを何度か繰り返すことでも温まります。

いずれも簡単にできる方法ですので、気付いた時に行うと良いでしょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

日常生活で起こりえる様々な要因によって、爪の割れが引き起こされることが分かりました。

外的なものであれば、ご紹介した対処法や予防法によって悪化を食い止めることができます。

また、内的要因の場合は放置せずに病院を受診し、しっかりと治療を受けて改善させていくことが大切です。

爪は健康のバロメーターです。爪に異常を感じたら、健康状態をチェックするようにしましょう。

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