あなたの周りにこんな人はいませんか?
「余計な一言が多く、面白くない毒舌で傷をえぐってくる」
「上から目線で自分に都合のいい話ばかりする」
「自分の話しかせずに人の話を聞かない」
「自分に甘く人に厳しい条件を押し付ける」
こんなムカつく人と話をしていると、それだけでストレスで嫌になります。学生時代にも多いですが社会に出てみて初めて意外とこういう人種が多かったことに気づく人も多いのではないでしょうか?
しかし社会人になると選り好みすることはできません。どうしてもそんな人とも仕事上はうまく接していかなければいけません。
今日はこんなムカつく人の特徴とそんな人に一矢報いるための対処方法や上手な付き合い方について紹介していきます。ムカつく人に悩まされている人はぜひ参考にしてみてください。
ムカつく人に共通する10の特徴
人に対してムカつく言動を取る人にはある共通した特徴があります。
この共通点にどうしてその人がムカつく人ありえるのかが全て含まれています。それぞれの特徴についてみて行きましょう。
悪口や陰口が大好き
人の陰口や悪口が好きな人がいます。口をひらけば人の悪口で、直接その人にいうことはせずに陰でこそこそ人のことを笑い者にします。
この性質の人は複数に集まっているコミュニティーは最悪です。まだ一人の場合は周囲が仕方なく話を聞いてあげることで収まりますが、複数人いる場合はどんどん悪口の内容が過激になって最終的には感覚が麻痺して理不尽ないじめや攻撃に繋がります。
こういうタイプの人間は人を貶めることに快感を得ているタイプですので、その場にいない人であれば誰にでもターゲットにしてしまいます。
周囲まで悪口に引き込もうとしてくるので絶対に話に乗ってはいけません。
プライドが高く粘着質
プライドが高く絶対に自分のプライドを汚す人を許しません。
自分のプライドが傷つくことがあればネチネチネチネチ粘着質に相手に対して嫌がらせを行います。
この特徴を持っている人がもっとも嫌うことが、自分の批判や否定です。自分のことを否定する人のことは絶対に許しません。
器が小さいとも言い変えることができます。
認証欲求が強い
プライドが大きく、いつでも自分は相手よりも上位に居たいと考えている人の大きな特徴は認証欲求が強いこと。
相手に認められたい、絶対に自分は人よりも優れて居なければ気が済まないという使命感から常に「自分が」「自分が」で人の意見を聞こうとしません。
とにかく人の意見は否定して自分の意見を突き通す、しかし失敗したら「こういう経験をすることができた。」人が失敗すれば「お前のせいで失敗した。やっぱり俺の意見を取り入れておけばよかった」などと話を自分の都合のいいようにして自分を周囲に認めさせるようポジショントークを行います。
平気で嘘をつく
自分の有利に話を進めるためであれば平気で嘘をつきます。
また何気ない会話の中でも「自分が休みの日になにをした。」「旅行でハワイに行ってなになにをした。」など一部は本当かもしれませんが嘘の話も混ぜ込んでかなり話を盛って相手に自分のことを大きく見る人もいます。
あまり嘘をつくことに対する抵抗がなく、診断してみると虚言癖だったという人も少なくありません。
この特徴は悪口などにも繋がります。人の悪口を有る事無い事言って人を貶めて自分の株をあげようとするムカつく人の常套手段です。
自分に魅力がないことや説得力がないことを嘘の力でカバーしています。
可愛さや頭の良さなどでマウンティングしている
自分にとって有利なことでマウンティングをしていちいち誰が上で誰が下かという上下関係を決めるいわゆるマウンティングを行います。
フラットな関係を求めず、自分よりも収入の少ない人には発言権を持たせない、自分よりも可愛くない人の意見は聞き入れないなど、わかりやすく人を見た目や能力などで格付けして差別します。
都合のいいように周囲をコントロールする、コントロールできなければ気が済まないという権力者の典型です。
上から目線
常に否定や文句から入るタイプの人間です。
上から目線で相手の気持ちを考えない言動で言葉を選ばず相手を平気で傷つけます。自分が興味のないことに対してはとことん無関心でひどい態度をとります。
本当にできる人や、周囲から尊敬される人物は「それだったらこうしたらいいんじゃない?」「こういう方法もあるんじゃない?」と相手の手段や意見を尊重しながら意見を述べます。
しかしムカつく人は「お前バカだろ、そんなんで成功するかよ!」や、表では「いいんじゃない?」と言っておきながら陰で「あいつダメだわ」とバカにしたりします。
人によってコロコロ態度を変える
ムカつく人は誰にでもムカつく人間を演じているわけではありません。
人によって態度を巧みに変えて、権力者には媚を売り、そこで感じたストレスを他人に押し付けるということでストレスを発散しています。
今まで「なし」と否定していた他人の意見も上の人間が「こういうのどうだ?」というと「いいですねえ!さすが!」と真逆の反応をなに食わぬ顔でやってのけます。
また、かっこいい男の前では態度が豹変する女性や、可愛い女性の前だけでいい男アピールをする男性。わかりやすくて清々しいですが、自分の趣味ではない人に対していちいち嫌な態度を取るところがムカつくポイントです。
口が軽い
人の言って欲しくない情報やを耳にするとスパムメールかのごとく周囲に拡散していきます。
自分から持ちかけてきた悪口に適当に「そうですね」と話を聞いてあげたのに、こいつお前のこととこう思ってるぞ、と誤解を招くような発言をして人間関係を悪化させます。
自分のことを棚に上げている
自分のことを棚に上げて人に対して理不尽な要求をしてきたり、文句をってくる人。これもおとんどのムカつく人に共通している特徴です。
自分の失敗や問題は棚上げして人の粗探しや失敗に対してしつこく咎めてきます。
「そんなこともしらなかった?」や「それくらい分かれよ」など自分が明るい分野では偉そうにして知らない分野では「教えて」「それくらい教えてくれよケチだな」と相手の問題にすり替えます。
聞いてないことを話す
誰も聞いてない、そんな話をいきなり始めます。
人の話は聞かずに自分の話ばかりをする人に多い特徴で、全く聞いてない話を初めて相手の話を遮ります。
自分の自慢話や、前にも聞いた話をなんどもする人。そんな人が多いです。自意識が高く、ナルシストなのでこちらが呆れていることもわからずに話をするので話していて疲れるでしょう。
ムカつく人の対処法
社会人になるとこんなムカつく人ともうまく付き合っていかなくてはいけません。こんな人が上司になってしまった際には本当に最悪ですが、それでも世渡りしなくてはいけないのです。
ムカつく人の対処方法について紹介していきます。
認知的再評価をしてムカつかないようにする
世の中には同じ対応をされてムカつく人とムカつかない人がいます。
素直に相手の意見を受け入れられる場合とムカついてしまう場合とではそれぞれの性格の相性もありますが、ムカつく意見をされたり、行動をされた時の捉え方を再認識することでムカつかないようにすることができます。
それが認知再認識です。
まずはじめに相手の言動に感じたものは直感や感情で感じたものでそれが真っ先に表情や行動に現れます。しかしそれをそのまま実行するのではなく一旦思いとどまり、先程の事象をもう一度再認識して認識し直します。
例えばお釣りのお金を店員に投げられた時「客に向かってなんだその態度は!」とはじめに思ったとしてもそれを表現するのではなく再認識して「反射神経の訓練だ」と捉えることで怒りやムカつきの感情を抑えます。
特にムカついたことを行動に表しても自分になんのメリットもない場合にはこのようにストレスを去なすことで回避するといいでしょう。
理不尽な行動でも感情に身を任せて怒っても採算が合わないことが多々あります。そういう時にぜひこの方法で対処してみましょう。
最低限の付き合いしかしない
最低限の付き合いしかしないことも有効です。
どんなに相手が優秀でも、嫌な人間である場合あまりその人に依存したり、その人を頼るような関係性を作るべきではありません。
嫌なやつだけど、その人がいないと仕事が回らないなどの、相手に頼った関係性や、状況を作ってしまうとどんどんムカつく人の都合のいい関係性が構築しやすくなりどんどん不利になります。
できるだけその人と関わらなくても仕事や作業が進めるような状況に作り変えてしまうことがオススメです。
どうしても、その人がいた方が楽だからとしんどい道を進むことを諦めてしまうのですがそれは自分を苦しくするだけです。精神的にストレスフリーな環境で生きられることの方がきっと自分にとっても最良の選択になるでしょう。
迎合しない
相手の悪口や話にいちいち乗っかっているとどんどん相手は調子に乗って行き同じような神j種を自分に惹きつけることに繋がります。
求めてもいないのに、適当に合わせているせいで逆に嫌いな人が寄ってくるというマイナスの現象が発生します。
それを回避するために聞きたくない話や考え方については頑固に迎合しないという姿勢も重要です。頑固であることが相手に伝われば、あいつは話を聞いてくれないことがわかるので、そういった系統の話を持ちかけられることがなくなります。
しかしある程度相手の話を聞きながらも相手から情報を引き出すことも重要です。うまく割り切るか、頑固に自分流で生きるか、これは覚悟が重要です。
ムカつく人の懲らしめ方
ムカつく人に仕返しをしたいと考えている人も多いはず、しかし仕返しが仕返しを産みいつまでも終わらない戦いが始まってしまう可能性もあります。
うまく相手を懲らしめるスカッとする方法について経験談を紹介します。
バリバリ結果を出しその人よりも上の立場になる
もっとも有効な方法はその人を反面教師にして怒りのパワーを全てプラスの方向に向けて結果に繋げることです。
結果を出さない状況では誰からも認められません。どんどん自分の立場は悪くなっていく一方です。まずはどんどん自分に投資をして結果を出しましょう。
嫌な上司との付き合いや、嫌いな奴との付き合いもそのための踏み台と思えば何も苦ではありません。最終的に結果を出してその人がなんと言おうと自他共に負け犬の遠吠えに聞こえる。そんな状況が最上の結末です。
証拠を集めて上に報告
上に報告したからといって上が動くとは限りません。
何もしない可能性も十分考えられます。しかし何も証拠を集めていないと後から何も話すことはできません。
とりあえず証拠だけは集めておいて損はないでしょう。証拠を集めている、いざとなったらいつでも反撃できる、これ以上ひどいことをやったらその証拠を集めることができるという心の余裕が自分を自由にします。
もし結果を出す対策だけでは問題が解消されない場合は、証拠を集めることもオススメします。
大きな声で会話をする
嫌な奴やムカつく奴は基本的に小声で会話を行います。
他の人が聞いていないところでの悪口や、ここだけの話をすることが好きなのです。
逆に言うと他の人には聞かれたらまずい大声では言えないようなことを話すことが多いので、大きめの声で話をすると自然と相手はムカつく言動を慎むようになります。
また、他の人がいる前で過去にされた理不尽な意見の話を切り出して、人前でも同じことを言えるのかどうかを判断してみるといいでしょう。
まとめ
ムカつく人はうまく対象者に餌を振りまきながら自分の都合のいいように接してくることがほとんどです。まずは相手に好きを見せないようにして、できるだけ相手に悟られないように爪を隠しながら相手を撃退する準備を進めていくといいでしょう。
ムカつく人との関わり方は捉え方や考え方を少し変えるだけでだいぶん楽にあるものでもあります。いい意味で他人事として捉えて、まずは自分の抱えている問題を着実に解決していきましょう。
少なくとも相手と同じ土俵に立って直接対決することはあまりいい結果を残さないのでオススメできません。大人の対応でうまくいなす方にしましょう。
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