どんなに中のいい夫婦でも喧嘩をするものです。
些細なことを原因に喧嘩をしても関係が修復不可能になってしまうこともあります。喧嘩の時に特に気をつけたいのが言葉。
感情的になるとたとえ家族であろうとひどい言葉を言ってしまうものです。
今日は夫婦喧嘩をした時に絶対言ってはいけない言葉について紹介します。余計な言葉を言って、問題をさらに悪化させないように注意しましょう。
夫婦喧嘩で絶対言ってはいけない言葉
どんなに仲の良い間柄でも言って良いことと悪いことがあります。
いくら長期間一緒に生活している夫婦といえど相手への思いやりやリスペクトは重要です。どうしても感情的になるとひどい言葉や余計な一言を言って相手を傷つけようとしてしまいますが、その中でも特に言ってはいけない言葉について紹介していきます。
言ってはいけない言葉なのに、多くの人が言ってしまうNGワードを言わないように注意しましょう。
女性が言ってはいけない言葉3つ
女性が言って男性が一気に冷めた、傷ついた言葉について紹介します。
離婚や今後の関係修復が不可能いなってしまうきっかけになるかもしれない言葉ですので、この言葉にはしっかり鍵をかけておきましょう。
「触らないで」
仲直りをしようと、妻に触れようとした時に放たれた一言。
スキンシップのつもりで男性が妻に触れた時に「触らないで」や「生理的に無理」などの言葉を突きつけられると、男性としてもう2度と妻には求められないんだと深く傷つき今後妻に触れる勇気がなくなる旦那が多いとのこと。
旦那のタイミングも悪いのでしょうが「触らないで」という言葉は男性にとってはかなり残る言葉となるようです。
「どういうつもり?」「スキンシップで誤魔化さないでくれる?」と触れられることが嫌なのではなく、あなたのタイミングが悪いんだということを伝えましょう。
マザコンであることの否定
母への連絡や仕送りをしていることについて、「マザコン」や「過保護すぎ」などと事情も知らずに言われることが、母親思いの男性としては傷ついたり相手への信頼感が低下する原因になります。
男性は基本、父親よりも母親のことを大切にする生き物です。
特に子供の頃は反抗しますが、大人になると関係が回復し今までの苦労や反抗したことへの恩返しとして他者からは過剰と思われるほどのお返しをするものです。
最終的には自分が母親の立場になるにも関わらず、母親への恩返しの行動について理解がないことについては男性は不信感を抱いてしまうようでしょう。
恋人よりも母親をとる男性も多数いるのでそう言った人にこの発言をすると離婚に繋がるでしょう。
結婚して・子供を産んで後悔している
結婚や出産について後悔しているという発言をした時にもっとも男性は離婚を考えるといいます。
結婚や出産は自分の意思で行なったことでもあるのに、全てを相手のせいにして結婚や出産を失敗だと言ってしまうことはおかしいし間違っているというのが男性の意見です。
中には離婚するなら親権もいらないから、と言い放つ女性もいるそうです。
感情的になって言っているのか、それが本心なのかわかりませんが愛情や愛着の低さや自分のことしか考えない一面が見えてしまうので信頼できなくなってしまうという意見があり、離婚を深く考える人が多いでしょう。
男性が言ってはいけない言葉3つ
男性の言葉がきっかけで離婚に繋がってしまうケースは多いようです。ちょっとした一言に傷ついていて、さらにそこに決定だとなる一言が加わって離婚になるというパターンが多く男性はそれに気づけていないことが多いので注意が必要です。
両親の悪口
「お前の両親ケチだよな(貧乏臭い)」や「お前の母親と一緒でだらしない」など両親を引き合いに出して家族も一緒に否定する旦那に不信感を抱く妻が多くいます。
人の両親を侮辱するようなことを平気で言う旦那に対して人としてありえないと感じることも少なくなく、それを期に離婚を意識する人も少なくありません。
結婚すると相手の両親も自分の家族と同じ家族として認識できる感覚がないと、結婚してからトラブルが多発する可能性があるでしょう。
「誰の金で飯を食ってると思ってるんだ」
誰が稼いでくれているおかげで飯が食べられていると思っているんだ。と言う発言は全ての女性の反感を買う言葉でしょう。
男性もわかっている上で女性に対して発言しているので効果的に相手を傷つけるという目的は果たしています。
妻に対してのリスペクトの欠けらもないこの発言で旦那に対する愛が冷めてしまう瞬間のトップとなる言葉でもありますので注意しましょう。
「お前の躾が悪いからだ」
子供が悪さや問題を起こした時は妻のせい、という都合のいい時だけ自分の手柄にする典型的なマイナス内弁慶の亭主関白な人間の発言です。
自分は外で働いていることが多いから妻にばかり負担を押し付けてしまっているのに申し訳ないの一言もありがとうの一言もないのに失敗した時だけ必要以上に責める。
こんな旦那の言動に嫌気をさしている妻は数多くいます。
夫婦喧嘩の内容ベスト4
夫婦喧嘩をしてしまう喧嘩の原因について高い順に紹介します。
どんなことが原因で喧嘩になることが多いのかを知ってあらかじめ対策しておきましょう。
家事の分担
近年は共働きをしている家庭が多い中で、今までのように妻にだけ家事を押し付けるということは喧嘩の原因になることが多くなっています。
特に妻側から寄せられる意見ではゴミ捨てをしている程度で家事を手伝ったと思っている旦那に不満を感じていることや、結局自分がやった方が綺麗だし早いから自分でやらざるおえない。
などの意見が多くあります。
夫がやる気なく家事をやる姿やあとでやるから洗い物を置いておいて、などの発言をきっかけに喧嘩になることが多いので各家庭毎の解決策が必要でしょう。
お金の話
金銭感覚や、金使いの荒さによって意見が食い違い喧嘩になってしまうケースが多くあります。
旦那が渡してくる生活費の量が少ないことに関する不満が多く寄せられています。自分は毎日夜遅くまで飲んでくるのに、家庭のお金の話になるとそんなお金どこにあるの?
ととぼける旦那に呆れ果てて実家に帰りそのまま別れるなど、悪びれる様子のない散財によって喧嘩が発生しています。
子供の育児の問題
女性の意見としては
- 子育てをしている母親への配慮が足りない
- 妊娠している時に隣で平気でタバコや飲酒をする
- 母親だからできて当たり前という態度をとる
- 子供ができても相変わらずだらしないままでもう一人子供がいるようだ
などがあり
男性の意見としては
- 母親としての自覚が足りない
- 子供をほったらかして長時間電話や立ち話している
- 指摘が細かく過保護。もっと大雑把でいい
- それほんとに子育てに必要!?ってものを買う。それあなたが欲しいだけでしょ
という意見があります。
このすれ違いで喧嘩に発展するケースが多くあります。
態度についての不満
結婚後の態度の違いによって不満が蓄積し、今まで喧嘩をしなかった人も喧嘩をしょっちゅうしているというケースがあります。
- 相手が悪いという考え方をしている態度への不満
- 自分がやればいいのに相手にやらせようとする不満
- 家庭外の問題を家庭に持ち込んでずっと危険悪くしている態度に不満
- 謝る時の態度に全然謝る気がない
- 人の間違いは指摘するのに自分の間違いはそれくらい許せと言う態度
- やってもらって当たり前、感謝の気持ちが一切ない
- ご飯は?と言って作っても美味しいの一言もない
と言うことが多く喧嘩の原因になっています。結婚をして夫婦生活の中でお互いがお互いのために何かをすることに特別感がなくなり、家族なんだから当たり前という態度が全面的に現れてしまうことが関係を悪化させる大きな原因でしょう。
夫婦喧嘩をした時の仲直りの方法は?
ではそんな喧嘩をしてしまった時はどのように仲直りをすればいいのでしょうか?
その方法についておすすめの方法を紹介します。
まずコミュニケーションが大事
言葉がとにかく大事です。
言葉で理解し合わないと相手のことを理解することはできません。日本人の気質でどうしても察することを美徳とする文化があるので、ここが障壁になることが多いようです。
特に家庭での会話数が少ない夫婦は喧嘩をしやすいので、喧嘩をした時こそ話をする機会を多くしてコミュニケーションで相手に伝える努力をしましょう。
言わなくてもわかるは幻想です。すれ違ったことに対してはもう一度しっかり話をかわして歩み寄りをしましょう。
「おはよう」「いただきます」などをしっかり言う
朝の挨拶や言ってきますなどの言葉をしっかり言っていますか?
特におはようは朝の第一番目の挨拶です。喧嘩をした時こそ大きな声、優しい声で相手に声をかけて挨拶や言葉を交わすことが心を開くきっかけになります。
喧嘩をしていることと、挨拶や感謝をしないことは別問題なので感情的にならずに問題を分けて一緒に問題解決をしていく意思をみせましょう。
自分の話の前に相手の話を聞こう
喧嘩をする場合多くの人がやってしまうことが、自分の意見を相手に伝えることばかりをしてしまうことです。
しかし自分の意見ばかりをお互いが伝えたいだけでは話はまとまりません。
どちらかが聞く姿勢を見せないと話が進まず平行線を辿ります。
まず自分が聞く姿勢をしっかり見せて相手の話を聞いたあと、相手がしっかり自分の意見も聞こうと言う姿勢になってから自分の意見を話すようにしましょう。
決めておきたい夫婦間のルール
あらかじめルールを決めておくことが重要です。
夫婦になる時に決めておきたいルールとしては以下に挙げておきます。
お金の管理をどうするか・・・基本的には家事分担や家庭のお金の支払い管理をする人が財布を持つことが重要です。家庭にはどれくらいの出費があってという計算ができてそれを把握している人でないと財務感覚がわからなくなるからです。
完璧を求めない・・・相手に完璧を求めないことは相手に確認しておきましょう。自分が完璧を求めている場合は自分も相手に対して完璧であるという条件が必須です。しかし喧嘩になる多くの場合は自分のことを棚に上げて相手に完璧さを求めているので喧嘩になります。あらかじめ相手には完璧なことを求めないことが重要です。
連絡のルール・・・決めていてもなあなあになりがちな連絡のルール。何時に帰ってくるのか、今日は遅くなるのか、急な用事で予定が変わるなどのお互いの行動に関わるような連絡はもちろん必要です。さらに定期的な何気ない連絡もなくなるとどんどん二人の距離が離れていき喧嘩をしやすくなります。少なくともどんな時に連絡をするのかについてしっかり話し合っておきましょう。
夫婦喧嘩がもたらす3つの不幸
夫婦喧嘩はいくつかの不幸をもたらします。そのことをもう一度肝に命じて、喧嘩をしたらしっかり謝ることを忘れないようにしましょう。
離婚
もう2度と顔を合わせたくない。とうおっしゃる人も少なくありません。
もともと好き同士で一緒になったのにどうして相手の顔も見たくないほど憎み合ってしまうのか、それを引き起こすのが夫婦喧嘩です。
相手の気持ちを尊重しない喧嘩はマイナスでしかないので、せっかくのパートナーを失って、後からその大事さに気づかなくてもいいように相手を大事にしましょう。
子供のトラウマ
子供がすでに生まれていて、自我が芽生えている場合両親の喧嘩はかなりのトラウマになります。
相手のことを尊重せずに喧嘩をしている両親を見て心を歪めてしまうこともも少なくありません。
そんな夫婦仲が悪い二人にどんなにどれっぽい教育をされたところで説得力もなくなるでしょう。どんなに小さな子供でも二人が喧嘩をしている意味を理解しています。
親への信頼を失う原因でもありますので注意しましょう。
家族の絆に大きな溝が
喧嘩をきっかけに家族間に修復不可能な溝が生まれてしまった家庭は少なくありません。
疎遠になってしまったり、誰もが夫婦喧嘩に対して見て見ぬ振りなので家族なのに家族ではないような関係性を続け、成人してからは2度と連絡を取らないような人も多くいます。
夫婦の関係が悪くなると家族全体の関係が悪化するので要注意です。
まとめ
どんなに怒りのボルテージが溜まっていても、夫婦関係は今後も長い間続けていかなければいけません。
もう少し考えてから発言するようにしましょう。一瞬の言葉の選択や行動の選択が今後の人生を良い方向にも悪い方向にも変えます。
どんなに相手にムカつく原因があっても、それをマイナスの方向に向かわせないように自分に芯を持ってブレないようにしましょう。
夫婦は二人三脚で人生を歩んでいくものです。
自分がどんなに効率よくできたとしても相手のペースに合わせることができなければ、結婚生活を仲良く過ごすことはできません。
昔、相手を幸せにすると決意した頃の自分の気持ちを思い出しながら仲睦まじく今後の人生も歩んでいきましょう。
関連記事としてこちらの記事も合わせて参考にしてみてください。