遅刻癖があるのは病気?その心理状態や特徴、対処方法を紹介!

遅刻癖には楽天的な性格の人も多いです。日本は特にこのような四角にはまったことを、とても重要視する向きがあります。

世界にはのんびりとした遅刻という、概念のない国も沢山存在していて、楽天的なのんびりした性格が悪いというのではありません。

時間に縛られない生き方もあり、時間管理の下手な人は、時間に縛られないのんびりと生きる方法もありますし、その様な国は沢山存在しています。

時間に追われて過ごすより、ゆったりと人生を楽しむのも、これまた人生です。

遅刻癖の性格について

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日本社会においては遅刻という概念を、とても厳しく考える人が多くいます。

時間に追われるより、ゆったりとした気持ちをもって、日常生活を送ることは悪いことでは、ないように考えられますが、日本社会においてはとてもとても、罪悪感を感じなければいけない出来事のようです。

遅刻癖の性格には

  • 約束の把握をきちんとしていない
  • 約束について確認や連絡事項がない
  • 物事を大雑把に把握しているタイプ
  • 所要時間や交通機関の時間に対して楽天的な人が多い
  • 待ち合わせ場所に先について待つのが苦手なタイプ

遅刻する人の思考と行動パターン

  • 夜寝るのが遅くて朝早く起きることができない
  • 遅刻のラインで出発時間をぎりぎりに設定
  • 大雑把に時間の計算をしている
  • 待ち合わせ時間ぎりぎりに家を出発する
  • 余裕を部屋の時計を早めたことで感じている
  • 寝坊して間に合ったことがあったのでぎりぎりに設定する

遅刻癖のある人は待ち合わせの時間を、設定する場合も9時ぐらいと、はっきりと時間を指定せず曖昧にします。

待ち合わせをすることは
  • 場所
  • 時間
  • 移動時間

この3点が重要です。遅刻癖の人たちは移動する時間を、考慮してないことが多いのですね。現在はとても便利で、グーグルマップで出発地を入れて、移動方法を選んで、目的地を入力すれば所要時間や、到着時間など詳しく出てきます。

到着時間が分かれば出発時間も表示されるので、到着時間を10分から30分に設定しておけば遅刻をすることがなくなります。

遅刻癖の心理的特徴とタイプ

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遅刻癖の治らない理由はどの様な、心理的特徴があるのでしょうか?無意識や潜在意識にどのような心理が潜んでいるのか、心理状態をみてみました。

遅刻癖の人が治らない理由は色々あります。遅刻しない人は脳内にチェックリストを抱え、何時もチェックを怠っていない人です。

ある調査で「絶対付き合いたくない女性」の人気ランキングで、遅刻する女性とは付き合いたくないという回答が、男性の2位に上がっていました。皆さんデートでも遅刻を大いにやっている人もいるようです。

それでは遅刻癖の心理的特徴を見てみます。

自罰傾向の心理

遅刻したことに対して強い自罰の心理があります。強い罪悪感を抱えて、無意識に自分は罰せられるべきと考えている人が多くいます。

自罰傾向の強い人は潜在的に誰かに責められたい、攻撃されたいと感じている人たちです。自罰傾向の心理の中に、そのような心理が潜んでいます。

罪悪感を感じている人の感情は「ごめんね」「私って駄目ね」という感情から始まるので遅刻したことに罪悪感を感じて、それ以後のことも楽しめなくなります。

セルフ・ハンディキャッピングの心理

能力や結果が伴わない場合の言い訳に、自分自身不利な状況を作り出していることを、セルフ・ハンディキャップと言います。

セルフ・ハンディキャップの人は元々完璧主義の、自分に対するハードルが高い人で、自分に対して無意識に「遅刻していなかったら、自分は必ず成功していたが、遅刻していたから成功できなかった」と言い訳にしています。

試験勉強の時に突然漫画を読みたくなったり、したことのない部屋の掃除をして、結果が悪い言い訳にすることです。

損得で物事を考えるタイプ

遅刻癖の人は、物事を損得で考える人たちが多く、待ち合わせて30分前に目的地に到着する計画を立てれば、どんなにイレギュラーなことが起こっても、遅刻は回避できるのですが、しかし遅刻癖の人は待つのが嫌いで、待つことが損だと考える人が多いです。

待たされるのが嫌なタイプ

待たされるくらいなら、またしても良いという心理が見られます。予定の時刻より早くついて相手が到着するまでの、しばらくの間が我慢ならないのです。

いつも待ってもらっているのに、またされるとイライラする人っていますよね。

約束を軽く見ている心理

待ち合わせの相手が重要なクライアントや、上司であった場合それでも遅刻癖で、遅刻するでしょうか?

多分しないのではないかと考えます。待ち合わせの相手が同僚とか友達の場合に、遅刻癖の人は遅刻する人が多いです。また重要な会議なら遅刻しないが、普通の会議なら遅刻する人が多いですね。

このように考えると、遅刻癖の人は、相手を軽く考えて少々遅刻しても許してくれると言った考えが、深層心理の中にあるように考えます。

被害者意識が強いタイプ

遅刻癖の人は遅刻の原因を、他人のせいにして、遅刻したくないのに遅刻したと自分が、遅刻を選択した意識に掛けます。その為何かあると被害者意識が強いです。

思考が楽観的タイプ

思考が楽観的な人は遅刻癖の人が多いです。目的地に着くまで何も起こらないと思っていて、何の用心もしていなくて、降りかかるトラブルに弱くなります。

遅刻癖の人は万が一を予測できない人です。

時間に対する危機感がないタイプ

遅刻癖の人は時間に対する危機感がありません。たとえば時間に5分遅れて飛行機に乗れなかったという事態になった時、あるいは時間に5分遅れて入場できなかったりすると、遅刻癖の人でも治るかも知れませんが、やはり思考が楽観的なので、中々治らないかも知れません。

準備の段階を考えていない心理

誰かと明日の朝待ち合わせの約束をして、目覚ましをかけて予定通り起きるところまでは、遅刻癖の人も考えています。

しかしその後どの服を着て、何を持っていくかなどの準備を全くしてない人が多いです。遅刻しない人は、前日に取り揃えたり、着ていく服も決めていたりします。

謝ったら許してもらえる心理

遅刻癖の人は謝れば許してもらえると思っています。約束の時刻は絶対に守らないといけないとは思っていません。

遅刻すれば適当に謝っておけば許してもらえると思い、他の人もみんなそのように考えていると思っている節があります。

派遣社員の遅刻癖タイプ

派遣社員のブラックリストがあります。どのようなものがブラックリストに載るのでしょうか?ブラックリストにのると、次の仕事を紹介してもらえなくなります。

ブラックリスト100%

ブラックリストに即載る人は契約期間中にも関わらず、電話1本メール1通でやめてしまう人、また大手企業の入館証などを返却しないケースなどは1度やったらアウトです。

ブラックリスト75%

遅刻・早退・休みが多い派遣社員です。1ヶ月の間に複数回、2社で同じような働きをしていたらブラックリストに載ります。また契約期間内終了も、ブラックリストにのります。

長続きしないタイプ50%

派遣の更新を1回目で断ったり、派遣先の会社が更新しない場合もブラックリスト入りです。派遣先の会社が更新しないのは

  • 指揮命令者に派遣スタッフが嫌われている
  • 社会的マナーが派遣社員にできていない。コミュニケーション不足などがある
  • 遅刻や早退が多い

もしブラックリストの載ってしまったと感じたら、別の派遣会社の登録をすることが必要ですが、同じような態度をとっていたら、また新しい派遣会社でも仕事を、斡旋してもらえなくなります。

朝起きられないから全日制高校に通わずに、定時制高校に通う人もいるようです。小さいころから学校に遅刻をしていた人は、夢の中でも遅刻の夢をみて、良い睡眠が得られません。

遅刻癖の病気

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遅刻が脳の病気だということが最近分かってきました。小さいころから学校を遅刻し、大人になっても会社に遅刻する人は、病気の疑いが濃いようです。

慢性遅刻症候群

遅刻癖には慢性遅刻症候群という病気があるのです。これは脳の病気で、原因は正確に時間の経過を把握できないのが原因です。

症状はどの様な約束でも遅刻してしまい、仕事に支障をきたします。今のところ効果的な治療法は見つかっていません。

認知症

今まで遅刻癖がなかったり、衣服が乱れてきたりしたら、認知症の可能性もあります。今までは遅刻は全くしなかったのに、この頃は遅刻が多くなったという時は、注意が必要です。

注意欠陥多動性障害

優先順位がはっきりできなくて、突発的に何かに没頭してしまう病気です。また行動管理や時間管理をするのが苦手で、家を出た時間から無理があり楽観的です。

精神内科医、心療内科医、心理カウンセラーなどの診断を早く受けて、専門家の助けを借りながら、自分の状態について自覚をすることです。

脳が時間の経過を認識することができないため、暮らしの中でいつの間にか時間が経過したと考えられる場合は、注意欠陥多動性障害の可能性があります。

発達障害

発達障害は脳機能障害の一種で、発達障害の人間関係において、コミュニケーション不足だったり、集中関心を保ったり、ミスや抜け漏れなく社会生活を送ることが困難な人が多いです。

知的障害を伴わなくて、先天的な特性で根本的な治療はなく、しかし症状を適切な支援で緩和することはできます。

遅刻癖の対処法

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遅刻癖の人は遅刻を気にしてないのではなく、暮らしの中で困る遅刻癖には、共通の心理が隠されています。遅刻癖を本気で治したいと思う、対処法を見てみました。

  • 約束の時間を5分早めて認識する
  • 家を会社や学校の近くにする
  • 朝寝坊の多い人は、朝の会議やミーティングなど入れないようにする
  • 時計を数分速めておく
  • アラームを出発時間の5分前に決めておく

朝シャワーを浴びる

朝目が覚めるとシャワーを浴びます。

交感神経を目覚めさせるように、朝のシャワーは副交感神経から交感神経にギヤーチェンジします。

早めに準備する

遅刻癖のある人は、余裕を持って準備をすることを計画します。不測のことが起きるかも知れないと思って準備することが大切です。

また準備に必要以上にかかる方は、前の日に準備をして、洋服から持ち物まで、決めておくことが大切です。そうする事で気持ちに余裕ができてきます。

遅刻癖のメリットとデメリットを書き出す

遅刻癖は自分で選んでいる行為です。他人のせいではありません。日本社会において社会人として、遅刻するメリット・デメリット、遅刻しないメリット・デメリットを書き出してみてください。

そしてメリットとデメリットが分かれば、どちらを選ぶか自分自身で決めてください。決めたのは貴方です。決めた以上自分が責任をとる覚悟を決めてくださいね。

約束の30分前に着く

待ち時間の30分前に到着時刻を設定し、30分早く着いたらそこで楽しめる時間を作る事です。コーヒーを飲んだり、お店を除いて見たり、またスマホでゲームをやったりしていると、遅刻はしなくなります。

時間の感覚を早めて、待ち時間の場所にできるだけ早く到着するようにします。そして付いたらそこで無駄な時間を過ごさないように、空き時間を楽しむことで、待ったという心理にならないようにします。

夜早く寝て二度寝をしない

親元から離れた高校生など登校の時間に遅れる人が、新入生になると出てきます。生活リズムが親元から離れ気楽になった反面、朝起こしてくれる人がいません。

朝二度寝をするとどうしても遅刻してしまいます。ですからそれを治すには早く寝ることです。そして一度目に起きた時に、シャワーを浴びると目が覚めますので、朝のシャワーは副交感神経から、交感神経に移動方法として、とても良い行動です。

職場における遅刻について

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色々遅刻について見てきましたが、職場において遅刻することが、そんなに悪い事なのか私には、少し理解ができませんでした。

遅刻する人は信頼がおけない?

遅刻する人間は信頼がおけないと良く言われます。しかしそうでしょうか?優秀な人材は遅刻をしない人ばかりでしょうか?

会社の業務内容にもよりますので一概に、言い切る事はできないかもしれませんが、結構遅刻してくる人の中で、優秀な人材がいるようにも考えます。

外資系の会社の遅刻の考え方

そこで外資系の会社をみてみましたら、職場にもよりますがやはり外資系は、5分10分の遅刻には寛容なようですね。

外資系の会社は結果を求められますから、仕事の結果が良ければ余り時間のことは、厳しくないようです。またこれが生産工場などでは、違いがあると感じます。

経営者はどちらの首を切る?

結果も出さないで遅刻ばかりしていれば、信頼もなくなるでしょうが、仕事の結果を出している人と、仕事は余りできないがしかし遅刻はしてこない人と、会社がもし何かの時にどちらかの首を、切らないといけないとなった時、どちらの首をきるでしょうか?

タイムカード

日本の会社がもし伸びない理由に、タイムカードというものが存在するためなら、日常生活においても、遅刻という行動において、もっと柔軟な考えを持たなければ、世界から取り残されるような気がします。

能力主義の社会

現在日本も能力主義の社会になっています。それなのに遅刻早退の時間を、厳しくしている国は余りないのではないかと考えます。

会社の業務内容にもよるので、一概には言えませんが特に営業マンは、その様な結果主義であるのなら、遅刻という時間に縛られなくても、良いような気がします。

成績が悪くて遅刻ばかりしていれば、必然的に解雇の道をたどるのは、仕方ない事のように考えます。外資系は結果が出なければ、どんなに頑張っても評価されません。

それが能力主義の社会です。それを日本社会は年功序列社会から、変更したにも関わらず今なお時間を気にするのは、ちょっと理解できないところが私にはあります。

まとめ

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いかがでしたでしょうか?遅刻癖について見てきましたが、日本は能力主義になったわりには、時間を気にする人が多いのに驚きました。

能力主義がまだ芽生えない社会なら、遅刻もとても重要な課題になると思いますが、しかし能力主義の会社なら、仕事を時間内に終わればよいことで、遅刻をしたから評価が下がるというのは、とても不平等な気がします。

能力のある人が1時間でやる仕事を、普通の人が1日かかってやっている場合、遅刻をしないでダラダラ仕事をした方が良い事になります。

学生の場合はまた違いますが、現代の労働環境ににおいて、遅刻がそんなに悪評にも私には思われません。

これは血液型に関係しているのではないかと、見てみましたらやっぱりA型人間は、遅刻は余りないようです。でもこれは人にもよりますから、必ずしも血液型だけでは決まりません。

遅刻の常習者はO型B型が多いようですが、日本社会はA型人間が多いので、どうしても細かい事に目がいく社会かもしれません。ところで私はA型でだいたい15分から、1時間前に到着して近くを散策しています。

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