爪が痛いのは病気?ズキズキと痛む原因や対策について!

爪が痛い!ってこと経験したことありませんか?爪の痛みはズキズキ続き、本当に辛いものです。体に痛いところがあると気分も落ち込みますよね。

足の爪が痛むと歩くのが億劫になりますし、手の爪が痛いとキーボードを打つのがひどく辛くなります。早く何とかしたいですね。痛みや爪の変化が起きているのにもかかわらず放置していると、症状が悪化して見た目も非常に病的に見えるようになっていしまいます。

ここでは爪の痛みの典型的な原因とその対処法を取り上げます。どの原因が発生しているのかを把握して正しく対処していきましょう。

巻き爪による爪の痛み

爪やすり 使い方

巻爪が発生していることにより、爪が痛いと感じている可能性が考えられます。特に足に発生しやすく、高齢者に発生するケースが多く見受けられる症状になります。

具体的な症状や状態と、対処法について見ていきましょう。

巻き爪の症状は?

爪が痛い原因でもっとも可能性が高いのは巻き爪です。普通、爪は手足の指を覆うように広がっていますが、緩やかなカーブで形成されている爪が何らかの原因で爪の両端が内側に曲がって円形になっていくことがあります。爪の角が皮膚に食い込むようになった状態を陥入爪(かんにゅうそう)、爪の曲がりが強く丸まった場合を巻き爪といいます。

陥入爪や巻き爪は足の親指に良く見られます。爪が皮膚に食い込んでいくのでとても痛く、歩くのが大変になります。足の爪が痛いと感じたら爪が皮膚に食い込んでいないか見てみましょう。

巻き爪の対処法

陥入爪や巻き爪は軽度の物であれば自宅でも治せます。ちょっとその方法を見てみましょう。

(1)小さくきった綿(コットン)を爪と皮膚の間に挟む方法があります。皮膚への食い込みが軽いのであれば、小さいな綿(コットン)を爪と皮膚の間にピンセットで詰め込んで隙間を作ることで痛みがすぐに和らぎます。ただ爪の矯正するわけではないのであくまで応急処置です。

(2)テーピングを用いて爪と皮膚を離す方法があります。テープを指先ぐらいの幅で用意して、爪先の下の指先に当て、爪を上に持ち上げるようにテーピングします。綿(コットン)を挟むのと違い、爪に力がかかりますので若干の矯正効果があります。

(3)専用の矯正キットを使う方法があります。いろいろな矯正キットが売られていますが、ワイヤー系、プレート系などがあり、爪の上に貼り付けて巻き爪を治す方向に力をかけるようにできています。たくさん種類がありますので困ったら薬局で相談しましょう。これは巻き爪を元に戻すように力をかけますので矯正効果があります。

巻き爪が発生する原因について

巻き爪の原因には幾つかありますが、一つには靴が原因とも言われています。特に女性は先の細い靴やヒールを履くので指先が圧迫され、巻き爪になりやすいのです。爪を圧迫するという意味では、運動やスポーツでつま先に負担をかけている方も注意が必要です。巻き爪を予防するには、靴の選び方に注意が必要です。

また爪の切り方が問題だったりします。爪先はつい丸く指先にそって切りがちですが、これだと爪の先端と外側の長さが違うので、巻き爪になりやすいのです。爪の長さに垂直にフラットカットすることで予防効果が期待されます。

特に深爪は絶対NGです。フラットカットするための専用の爪切りも売られていますので要チェックです。自分で食い込んだ爪を切るのはやめましょう。深爪と同じことになりますます症状が悪化します。

また加齢でも巻き爪は生じます。爪は加齢によって厚くなります。厚くなる一方で水分がいきわたらなくなり、乾燥して爪が縮んでしまい、爪の下側の柔らかい部分を巻いてしますのです。

爪が割れたことによる爪の痛み

爪 変色

爪が割れているために、爪が痛いと感じている場合があります。痛みが発生している爪が割れているので、原因は一目瞭然でしょう。

しかし、爪が割れてしまう原因は様々で、以外なことが原因となってしまうこともあります。原因を排除しないと繰り返し他の爪も割れてしまう事に繋がりますので、しっかり対処していきましょう。

爪が割れる原因

爪が痛む理由に、爪がもろくなり割れてしまった場合があります。指先には神経が集中しているので、ちょっとした割れ、傷でもとても痛みます。

爪は常に外部からの刺激にさらされています。洗い物での洗剤も爪に影響しますし、マニキュアの除光液も爪に影響します。爪の表面が乾燥すると細かな割れが生じて最後には割れてしまうこともあります。

また栄養不足などが影響して爪の生成が正常に行われていなくて割れやすくなっているという可能性もあります。これは、偏った食生活、ビタミンバランスが摂れていない食事などが原因となって発生しています。

爪に特に必要な栄養素はタンパク質です。爪はケラチンというタンパク質でほとんどが構成されています。ですのでタンパク質が不足している場合は爪が割れやすくなるでしょう。

また爪は皮膚の延長線上でもあり、爪を生成している爪母という部分が皮膚になります。髪の毛を生やす時に頭皮を健康的にするのと同様に、爪を生成するためには指先の皮膚も健康的にしなければいけません。手荒れなどが慢性的に発生していると、爪への栄養が足りなくなってしまう事にも繋がり割れてしまう事も多いでしょう。

爪が割れるの対処法

爪が割れてしまったときに簡単にできる処置としては、市販のネイルグルーを使って修復する方法があります。まずマニキュアや汚れをやさしくふき取ります。力を入れすぎると余計に割れがひどくなるので要注意です。その後、ネイルグルーを少し少なめに塗り、乾燥するまでまてば完了です。ただしあくまで応急処置です。

爪は毎日0.1mm伸びるといわれています。その爪の健康を保つには、バランスの取れた食事が重要です。爪の成分のタンパク質、爪の乾燥を防ぐビタミンA、爪の成長を助けるビタミンB2をきちんと取るようにしましょう。

また除光液は爪の水分を奪い、乾燥させますので、保湿クリームなどを指だけでなく爪先にも塗り乾燥を防ぐことが大事です。

割れた爪は剥がしたほうが良いのか?

爪が割れている場合、剥がしてしまったほうが良いのかどうか迷うシーンもあると思います。しかし爪を剥がしてしまうかどうかは状況によります。

爪の割れ具合、剥がれ具合を見て判断する必要があるので、自己判断で行ってしまうと新しく生えてくる爪が変形してしまう可能性もありますし、爪の下の皮膚を傷つけてしまう事もあります。

出来れば広範囲に爪は割れている場合は皮膚科を受診して治療を行ってもらってください。

爪が割れている場合、まずは出来るだけ爪を短くして、これ以上爪の割れ目が広がらないように負荷を減らして対処していきましょう。

感染症による爪の痛み

爪甲剥離症

感染症により爪が痛いと感じていることがあります。爪に発生する感染症にはいくつかの種類があります。それぞれの皮膚炎、皮膚病の症状や原因と対策方法についてみていきましょう。

急性爪囲炎とひょう疽という感染症

爪が痛む原因に、急性爪囲炎とひょう疽という感染症の場合があります。これらの感染症はささくれや、爪切りの際に傷つけた場所、巻き爪で爪が皮膚に食い込んだ場所に細菌が感染して起こります。爪の周りが赤く腫れて、ズキンズキンという激しい痛みが生じます。

急性爪囲炎は爪の根元、ひょう疽は指先の深いところに生じます。また感染症なので押すと膿が出てくる場合もあります。爪が痛いとき爪の周りが赤く腫れていたらこれらの感染症を疑いましょう。

急性爪囲炎とひょう疽の対処法

急性爪囲炎やひょう疽という感染症の場合、自分では治療はできません。皮膚科を受診し治療を行いましょう。抗菌剤の内服薬や塗り薬が処方されるはずです。また痛み止めも処方されます。

もし化膿している場合には、膿を出す処置がされることもあります。とにかく爪が痛くて指先が腫れているようであれば、我慢せずに病院に行って治してもらいましょう。

爪白癬

爪白癬は白癬菌というカビの一種が爪の皮下組織に感染し、激しい痒みや痛みなどを発生させる症状になります。いわゆる水虫が爪に発生している状態で、爪水虫ともいいます。

本来爪は半透明の色をしていて、半月爪と色の違いを区別することが出来ますが、爪全体が白っぽくなていたり濁っている場合は白癬菌に感染している可能性があります。

家族内に水虫にかかっている人が居て、バスマットや床などを経由して手足の爪の中に侵入して感染してしまう場合があります。

爪水虫は非常に多く発生している症状で、60代以降の年齢になると、20〜40%程度の確率で発生している問題でもあります。

爪白癬の原因

原因は既に白癬菌を保持している患者からの間接的な接触感染、自分の水虫が爪に及ぶことでの感染の2通りが主な感染経路になります。

蒸れの多い環境での作業。不衛生な靴を長時間は居ていることでのカビの発生からの感染などの状況が発生している場合、感染が発生しやすいでしょう。

爪白癬の対処法

爪白癬は市販の水虫の薬などでは薬用成分が爪の下の皮膚に届かないので、自己治療が難しい症状でもあります。

ひどい場合皮膚科を受診する必要があるでしょう。内服薬を使用しての治療を始めないと治療が難しい症状です。稀に外科的な手術で爪を切り取って治療を行う場合もあります。

慢性化したり、症状が重症化した場合歩行が困難になる場合もあります。

手にも足にも発生する可能性がある症状ですので、手に発生しているばあいに水虫だと気づかずに放置してしまい重症化してしまうケースも少なくありません。

手に発生している場合は感染を拡大してしまう危険性が高くありますので、早めの処置を心がけましょう。

腫瘍による爪の痛み

爪周囲炎

腫瘍が発生しているために、爪の痛みを感じている可能性があります。爪の周囲に腫瘍、もしくは爪の中に腫瘍が発生しているかどうか確認してみましょう。

腫瘍の原因

爪が痛む原因には、爪の下に腫瘍ができた、もしくは爪先や爪の根元に腫瘍が発生している場合があります。この場合、何もしていないと違和感を感じる程度ですが、爪を押すとひどく痛みます。

また爪を冷水につけるとひどく痛むのが特徴です。この腫瘍はグロームス腫瘍(グロムス腫瘍)とよばれ、良性の腫瘍です。

このグロームス腫瘍(グロムス腫瘍)が発生する原因は血管の折り返し地点に存在するグロムス細胞の異常増殖です。

グロームス細胞は、血液中の酸素濃度や二酸化炭素濃度などを検知して呼吸器官などと連動している細胞組織になります。これは以上に増殖して腫瘍を形成してしまうことがあります。

痛み以外には特に問題はないので、良性の腫瘍となります。

腫瘍の対処法

巻き爪でもないのに爪が痛んで腫れもない場合、冷水につけて痛みが増すかチェックしましょう。

もし冷水につけて激しい痛みを感じるようであれば、すぐに皮膚科を受診しましょう。グロームス腫瘍は爪の下部に生じる腫瘍で、根源は血管の腫瘍とも考えられています。大きくなると指先の骨が圧迫され侵食されます。

早期であれば、指先に放射線を当てるなどの治療で完治しますが、症状が重い場合、手術で腫瘍を取り除くことになります。ただこの手術は入院も不要ですし、長い間指先を固定する必要もありません。

腫瘍が小さい場合見逃されがちな症状である

この腫瘍の大きさが小さく、爪の下に存在している場合、特に外部からの視診では判断できないため、自己判断では長期的に放置してしまいやすい問題でもあります。

表面には特に問題が見られないので原因不明のまま、慢性的な痛みを抱えて我慢し続けている人も多く居ます。

MRI検査、レントゲン、血液検査などの方法で検査することが出来ます。我慢できる程度の激しい痛みを長期間抱えている人は一度皮膚科を受診してみましょう。

爪が痛い!そのほか気になる病気

爪2

その他の原因を紹介します。上記の症状に当てはまらない人は以下の病気について考えてみてください。中にはがんの可能性のある症状もありますので、他の部位に転移してしまう前に対処していきましょう。

爪が赤黒く変色して痛い

これは爪の下に血豆ができたときの生じる症状です。

  • 爪に何かを落とした
  • サイズが合わない靴を履いていた
  • 長時間足の爪を圧迫するような姿勢をとっていた

などで生じます。ランナー黒爪というぐらいで、何らかの原因で爪に長時間負荷がかかっても起きます。爪を押すとひどく痛みます。

軽い物でしたら放っておいても直りますが、足指の場合ひどくなると靴を履けなかったり、靴下ですれただけで痛むようになります。その場合は、皮膚科を受診するようにしましょう。

爪が黒く変色して痛い

爪に黒い線が入る程度であれば、メラニン色素が増えて症状が起きているだけですが、爪に黒い部分ができ、しかもそれが日ごとに大きくなっているような場合、皮膚がんの一種である悪性黒色腫が疑われます。

メラノーマと呼ばれ欧米人に多いがんですが、最近は日本人にも増えているようです。これはがんですから即、病院にいきましょう。

短期間で色の変色が広がっている、縦線状に黒い筋が発生している、全体的にぼんやり黒い場合には注意が必要です。基本的に痛みや痒みなどを発生させる症状ではなく、見た目以外には特に症状が無い問題になりますので、発見が遅れてしまうことが多々あります。

皮下組織の深部にまで到達し、他の臓器への転移が確認されるまでに進行してしまうと、5年生存率が著しく低下してしまいますので、早めに医師に相談し症状を明らかにすることが大切です。

必ず病院に行くようにしてください。

メラノーマについては、メラノーマが爪に出来てる?見分け方や他の病気の可能性についての記事を参考にしてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。爪は指先の神経が過敏なところにあり、爪が皮膚に食い込んだり、割れて傷がついただけでもとても痛みます。

またそれ以外にも爪が痛む病気を紹介しました。たかが爪と思わず、気になる痛みがあれば早めにセルフケアするか、医師を受診するようにしましょう。

爪の問題に関しては皮膚科で問題ありません。爪が割れたなどの問題の場合は形成外科などでも大丈夫でしょう。皮膚科と形成外科が併設されている病院やクリニック、診療科が最も最適でしょう。

見た目を重視した治療を特に意識する場合は形成外科的な治療を行う病院のほうが適しているでしょう。

爪は健康のバロメーターとして大きく生活に影響を及ぼします。爪の不調が臓器から来ている、病気のメッセージの可能性もあります。一緒に健康診断などを行って健康管理をしていきましょう。

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