巻き爪の治し方とは?自分で治療する方法と病院での治療法を紹介!

10人に1人は悩んでいると言われている巻き爪。爪がどの程度巻き込んでいるかによって、巻き爪の種類も異なりますが、いずれの場合も痛みを伴い、重度になると炎症を起こし、化膿する場合もあります。

また、女性の場合は、足元のネイルを楽しめなかったり、ハイヒールが履けない、ストッキングが引っかかるなどの不便さも出てきます。

そこで、ここでは、巻き爪の治療法や、そもそもの原因を探り、巻き爪を予防するための方法をご紹介いたします。

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巻き爪の治療法【病院編】

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巻き爪の治療法を大きく分けると、病院で治療する方法と、自宅で治療できる方法との2種類があり、それぞれ費用も異なるようです。

症状が悪化し、歩行が困難な場合や、化膿している場合は、病院での治療をおすすめします。病院へ行く場合は、外科、あるいは整形外科を受診しましょう。

それではまず、病院での治療法について、ご紹介いたします。

爪の部分切除

症状が軽度の場合は、この治療法が行われます。局所麻酔を使用し、指に食い込んでいる爪を一部切除します。比較的早く治り、痛みも少なく、手術時間も10分~30分と短時間で終わるというメリットがありますが、再発しやすいというデメリットもあります。したがって、術後は、根本的な改善をしていく必要があります。

費用は、医療機関によっても異なりますが、保険適用有で8000円前後(初診料を含まない)を目安と考えておきましょう。

プレート法

これは、軽度~中度の巻き爪に有効な治療法です。プレート法は、プラスチックや金属製のプレートを爪に横一文字に貼り付け、プレートの両端が上に引っ張る力を利用して、爪の巻き込み部分を矯正するという方法です。

最近では、ドイツで生まれたグラスファイバー製の薄い板を貼り付ける「B/Sブレース方式」という無痛治療もあり、これはネイルサロンなどでも施術されているようです。

痛みを伴わず、日常生活への支障もないことから、軽度の巻き爪治療には大変効果的ですが、ほかの治療法に比べて、矯正力が弱いため、治療期間が半年~1年と長く、その分、治療費も多くかかるというデメリットがあります。

費用の目安としては、プレート1枚につき5000円前後、さらに処置費用として2000円~3000円をプラスした料金になります。しかし、保険適用されない場合が多く、何度か通院しなければならないため、トータルで数万円かかると認識しておいた方が良いでしょう。

フェノール法

これは、症状が進行した中度程度の巻き爪に行われる治療法です。フェノール法は、局所麻酔を使用し、巻き込んでいる部分の爪を切除した後、フェノールというヘンゼンから合成される薬品を使って、爪が生えてくる部分を殺してしまいます。そうすることで、変形した爪が生えてくるのを防ぎます。施術後は、1日~1週間程度、内服薬を服用します。

化膿していたり、巻き込みの度合いがある程度深いものでも施術が可能で、手術時間も10分~30分と短時間で終わらせることができますが、爪の幅が狭くなる、再発の可能性があるといったデメリットもあります。

費用は、保険適用有で6000円~9000円前後(初診料を含まない)と言われていますが、術後の通院を含めると、もう少し多く見積もっておいてもよさそうです。

VHO法(ワイヤー法)

これは、軽度~重度まで、巻き爪の幅広い症状に対応できる、ワイヤーを使った治療の一つとして知られている治療法です。

VHO法は、スチール製のワイヤーを爪の左右両端に引っ掛け、爪の中央部分にある専用のフックでひねりながら固定し、爪の両端を徐々に持ち上げることで矯正します。痛みは少なく、短い爪にも対応でき、こまめに通院する必要がないというメリットがあります。

一方、保険適用外のため、治療費用が高くつくことや、半年~2年と治療期間が長いというデメリットもあります。

費用の目安としては、1ヶ所10000円前後と思っておいて良いでしょう。しかし、通院回数が少なくても済むので、ほかの治療法のトータル費用と比べても、そう大差はありません。

マチワイヤー法(ワイヤー法)

これも、VHO法同様、軽度~重度までの巻き爪に対応できます。マチワイヤー法は、爪の両端に穴を開けて、形状記憶のワイヤー(ニッケル、チタンの合金)を通し、ワイヤーが元に戻ろうとする力で矯正する治療法です。

施術時間も痛みも少なく、日常生活に支障がないといったメリットがある一方、保険適用外のため治療費が高くつくことや、治療期間が半年~2年と長いこと、短い爪では施術できないといったデメリットもあります。

費用の目安としては1ヶ所10000円前後ですが、途中でワイヤーを入れ替える場合は、トータルで30000円以上かかる場合もありますので、事前に医師に確認しておくと良いでしょう。

爪母全切除法

これは、重度の巻き爪の場合に行われる治療法です。爪は、根元にある、白い爪半月と呼ばれる部分で作られているのですが、この部分を「爪母」と言います。

爪母全切除法では、この爪母を完全に切除し、爪を生えてこなくさせてしまいます。二度と爪が生えなくなってしまいますが、何度も繰り返す巻き爪や、重度の巻き爪による痛みに悩まされることはなくなります。

完治すれば、完全に痛みはなくなり、また、保険適用されるので、治療費も比較的安く済みますが、術後3週間は激しい運動や、長距離の歩行を避ける必要があり、術後しばらくは痛みが続くなどのデメリットもあります。何より、爪が生えてこなくなるのが、最大のデメリットです。これは最終手段と考えておきましょう。

費用は15000円~20000円程度が目安です。

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巻き爪の治療法【自宅治療編】

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軽度~中度の巻き爪の場合は、自宅での治療も可能です。病院での治療に比べ、比較的安価に、手軽に行えるので、炎症や化膿が起きていない場合には、これらを試してみるのも良いでしょう。

巻き爪矯正専用キット

インターネットサイトなどで手軽に購入できる、巻き爪矯正専用キットというものがあります。爪が指に巻き込むのを防ぐタイプと、爪の形を正常に戻すタイプの2種類が主となり、テープ系、プレート系、ワイヤー系、ゲル系など種類も様々です。

医療機器の許可を取得しているものもありますので、それらを使用すると安心して治療できるでしょう。

費用は、1000円~20000円前後と、キットによって大幅に異なります。高価なものは、医療機器の許可を取得しているものも多いようです。

コットンパッキング

これは、中度~重度の巻き爪には、あまり効果は期待できませんが、軽度の巻き爪であれば、簡単に効果が得られる治療法でもあります。

清潔なコットンを小さなボール状にして、爪が巻き込んでいる部分の、爪と、指の間に挟みます。用意する物も、コットンとピンセットのみなので、手軽に行える治療法の一つと言えるでしょう。

爪をスクエアカットにする

爪が短かったり、爪の形にそのまま沿って切ってしまうと、爪の両端が丸みを帯びるため、伸びるときに指の肉に食い込みやすくなります。そこで、爪を四角く切ることで、巻き爪を防ぐというわけです。

「そんなことで治るの?」と思う人も多いかもしれませんが、軽度の巻き爪であれば、これで改善されるケースが多々あります。

また、使用する爪切りは、刃の形状が丸みを帯びている物よりも、やや直線的な物の方が、上手くカットできるのでおすすめです。

パーマ液矯正法

パーマ液は爪を柔らかくする効果があるので、巻き爪を改善する際に使用すると効果的だと言われています。しかし、肌の弱い人は、事前にパッチテストをするようにしてください。パーマ液は市販の安価なもので十分効果が得られます。

まず、爪にやすりをかけ、巻き爪専用のワイヤータイプのキットを装着します。その状態で爪にパーマ液を塗りサランラップで指を包み、30分程度放置します。

30分経ったら、ワイヤーをつけたままパーマ液を洗い流し、その状態で数時間さらに放置します。数時間後、ワイヤーを外したら、爪がそのままの形をキープし、巻き爪を改善できるというわけです。

手間はかかりますが、通院するよりも安く済ませることができますので、試してみる価値はありそうです。

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巻き爪の原因を知って改善しよう!

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巻き爪になってしまう前に、原因を改善し、予防することも大切です。巻き爪を引き起こす原因には、以下のようなことがあげられます。

靴のサイズがあっていない、ハイヒールを履く

本来の足のサイズよりも小さな靴を履いたり、足先の幅が狭くなっている靴を履くと、足指と爪が圧迫されるため、巻き爪になりやすくなります。

また、これと同じような原因で、ハイヒールをよく履く人も、爪先に体重がかかり、足指と爪が圧迫されるため、巻き爪になる傾向があります。

自分のサイズにあった靴(とくに足指部分の横幅)を履き、ハイヒールを履く機会の多い人は、あまり高くないヒールを選び、スニーカーやフラットシューズで過ごす日を作るなどして、爪先への負荷を軽減するよう、心がけましょう。

深爪

深爪をすると、爪の周りの肉が盛り上がり、爪が伸びてくるときに爪の成長を妨げます。そのため、爪が皮膚にくい込みやすくなり、巻き爪になる、あるいは巻き爪を悪化させることがあります。先に述べた「スクエアカット」を参考に、深爪しすぎないように注意しましょう。

スポーツ、怪我

スポーツなどで、爪先に大きな負荷がかかる場合や、怪我などで足指に大きな衝撃が加わり、炎症が起きると、その部分が腫れ、指の肉が盛り上がって爪を圧迫するため、巻き爪を引き起こす場合があります。

爪先に炎症が起きている場合には、まずはその炎症を抑える処置で、指の腫れができるだけ早く引くようにしましょう。

体質

とくに明確な原因がないのに巻き爪になりやすい人は、爪が薄く、柔らかい人が多いようです。このような場合には、爪の根元をマッサージしたり、ケラチンというタンパク質を積極的に摂り、食生活を改善することから、爪そのものを丈夫にすることが必要です。

また、乾燥も爪のトラブルを招きやすいので、ネイルオイルなどで爪をマッサージすることを習慣づけるのも良いでしょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。これからの季節、サンダルを履く機会も増えてきます。巻き爪でネイルが楽しめない、痛くて歩けないといったことがないように、早めに改善することが大切です。

とくに、化膿してしまった場合は、治療が長引くだけでなく、歩行が困難になるため、全身の骨格のバランスも崩れやすくなり、様々な不調を招きます。少し違和感を感じた時点で、改善方法を検討しましょう。

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