リッチな入浴感を求めたいなら、日常のあわただしさ中でひとりになってリラックスしたいなら天然成分を含む塩分を中心にしたバスソルトのバスタイム。
正しい使い方で、入浴剤では得られないリッチな入浴を堪能しましょう。
風呂釜や浴槽を傷めないかと心配する人もいますが、さて、その真相はいかに、またバスソルトをどうやって使えばいいのかも一緒に見ていきましょう。
バスソルトとは?
バスソルトとは、お風呂に入る時に湯船に入れる塩のことです。また肌を擦る場合ににスクラブ(磨き粉)としても使われています。
欧米では、昔からたくさんの家で使用されています。
バスソルトには死海の塩など天然成分で作られているもの、エプソムソルトで硫酸マグネシウムを主成分とするものの二種類があります。
どちらの場合も、海水の天然ミネラル成分が皮膚から吸収され、人間の体に良い効果があるとされています。
バスソルトはどうやって使うの?
バスソルトが最近、流行っています。
バスソルトを、ただお風呂に入れるだけという方は多いと思いますが、はたして正しい使用法というのがバスソルトにはあるのでしょうか?
正しい使い方でバスソルトのお風呂に入ると、入浴剤では得られないリッチなリラックスと、天然成分を含む塩分のデトックス効果で、くつろぎの時間を満喫することができます。
ほとんどのバスソルトは岩塩から作られ、それに香りがついている場合もあります。
「発汗効果」、「美肌効果」、「保温効果」、「代謝効果」などがあり、女性には嬉しいバスタイムの時間です。
それでは、これからバスソルトの正しい使を詳しく見ていくことにしましょう。
お風呂に入る時どうやってバスソルトを使うの?
バスソルトを使用した時の入浴は、まず、湯船で10分〜20分ぐらいの時間をゆっくり温まりましょう。
普通、シャワーだけで済ませ、浴槽に入らない人でも、ぜひ10分ぐらいは入浴して、温まりながらリラックスの時間をくつろぎましょう。
はじめは10分という時間がすぐすぎるようにおもいますが、実際入浴してみると意外と長い時間です。
半身浴ををご存知でしたら、腰までお湯につかって汗を流すのもいいでしょう。当然、決められた量のバスソルトを計って入れることをお勧めします。
量が少なすぎたり多すぎたたりしても、効果が薄れますので、説明書に指示してある量を計って使うようにしてください。。また、湯船のお湯は髪を洗う時には使用しないでで、シャワーを使いシャンプーやリンスを流しましょう。
もし、髪に塩分が残ってしまうと、髪が傷む原因になります。髪の毛に塩分が残ると、キューティクルが開いてしまって髪のうるおいやタンパク質が流出してしまう恐れがあります。
ですから、お湯がかかってバスソルトの塩分が髪にまだ残っている時は、シャワーでよくすすぎましょう。また、目や口に塩分が入らないようにしましょう。
もし、いつもやってるように、思わず浴槽に潜ったり、顔に塩分が残った時は、よく洗い流してください。お風呂から出る時は、体全体についた塩分が残らないように、よくシャワーで洗い流すことを心がけましょう。
また、バスソルトの種類により、風呂釜が劣化したり、錆びたりしてしまう場合もあります。バスソルトの説明書きをよく読んで、もし風呂釜に注意と書いてある時は、ある程度お湯を満たした後でバスソルトを入れてください。
バスソルトがお風呂に入っているままだと、追い炊きをした場合に風呂釜を劣化させてしまう恐れがあります。あるいは、お風呂に入った後の塩分が含まれて居るお湯は全て流し、浴槽に残った塩分をよく洗い流しておきましょう。
バスソルトマッサージ
入浴剤としてバスソルトを使う他に、マッサージにも使用できることはご存じですか。サウナなどで塩のマッサージをやっていますが、自宅でもやれるのです。
両手でバスソルトを水で練って、手のひらにのせます。らせんを描くように、身体に塩を優しくすり込んでみてください。
バスソルトマッサージは、お風呂には入らないので、風呂釜を錆びさせたり劣化させることもなく、すぐに洗い流す必要もありません。しかし、最後には体に塩分が残らないように、シャワーを使ってよく洗い流してください。
バスソルトの足湯は気持ちいい?
バスソルトを使って自宅で足湯をする場合にも、更にリッチな足湯を楽しめます。
アロマのほのかな香りが癒し効果を醸(かも)し、更に良い気持ちのリラックスタイムを楽しめるでしょう。バケツを使って足湯をするのも結構ですが、たらいでも発泡スチロール製の容器でも何でも使用して下さい。
足湯で温まりながら、ゆっくりテレビでも見ながらくつろいでください。バスソルトを入れたお湯はアロマ効果も高く、リラックスし疲れも取れます。特に冷え性の方は、テレビを見たり、読書したり、ゆっくり足湯に浸かると体質も良好になるでしょう。
バスソルトの三つの効果とは?
バスソルトはリラックス以外にも、体に嬉しい効果があります。
一体どのような効果があるのでしょうか、それを見ていくことにしましょう。
バスソルトのデトックス効果
バスソルトの入浴の発汗効果で体の毒素が汗と一緒に流れていくから、ニキビや吹き出物などの肌荒れにも有効です。
ミネラルの成分によってバスソルトの入浴は体を温め、カロリーの消費量を促します。大量の汗をかいて、デトックス効果は高まります。
汗と一緒に体内の不純物を体の外に出せれば、当然肌もピカピカになります。また、バスソルトの入浴は、毛穴から天然ミラル成分を吸収して、肌が生まれ変わったようになります。
保温効果で血行も良くなり、末端血管まで血液が良く流れるようになり、代謝も良くなります。
バスソルトの保湿効果
乾燥は肌に取っての大敵ですから、美肌になるためには保湿から始めましょう!バスソルトの天然ミラル成分と塩分がが入った湯船は、保水力が大変高くなっています。
それにより、末端にある血管の流れを良くして、血の巡りがよくななり、美肌効果と保湿効果が働きます。
バスソルトで腸内活動の活発化
バスソルトの入浴で、腸の調子も良くなります。バスソルトの保温効果で、腸の調子も抜群に良くなります。
便秘気味の人には、ぜひ、オススメです。
おすすめのバスソルトは?
それではこれから いくつかの代表的なバスソルトを見ていくことにしましょう。
マークスアンドウェブ(MARKS&WEB)のバスソルト
パッケージデザインがおしゃれて人気を呼んでいるバスソルトが、マークスアンドウェブ(MARKS&WEB)のバスソルトです。
女性ばかりでなく男性の愛用者も多いので、誕生日などのプレゼントにも最適かもしれません。
このMARKS&WEBというブランドからは、いくつかのバスソルトのシリーズが販売されていますが、「ハーバルバスソルト」のシリーズは、マンダリン、ローズマリー、ペパーミント、ゼラニウム、ラベンダー、カモミールの6種類があります。
香りが大変味わい深く、自然のフレグランス素材を使用しているので、人気の高いシリーズです。おしゃれな容器に入っていますので、お好みの香りをコレクションして、お好きな場所に飾っても綺麗ですね。
バスソルトの入浴一回分は300円弱なので、初めはワンパッケージずつお好みの香りを数種類購入して、どれが自分の一番好きな香りかトライしてみましょう。
その他にも、敏感な肌の人にお勧めなのが、重曹を主成分とする「ハーバルバスパウダー」です。「ハーバルバスパウダー」も、「ハーバルバスソルト」のシリーズと同じように香りの種類には6種類用意されています。
クナイプ(Kneipp)のバスソルト
天然ハーブ精油と岩塩で作られたクナイプ(Kneipp)は、ドイツ製のバスソルトとしてよく知られています。
天然のミネラルの発汗作用で、古い時代から日本でも幅広い世代に愛用されているので、大変歴史のあるバスソルトでもあるのです。
香りが豊富なことで有名なクナイプのバスソルトの定番は、ローズマリー、ワイルドローズ、オレンジ、ラベンダーなどがあります。
その他にも、ワコルダー、ホップ、花粉症に効果があるユーカリなどの香りがあります。30周年を記念して ”You make me happy” ”Everything will be fine” ”Cheer up” の3種類の限定販売のバスソルトは1回分ずつ購入できます。
メッセージの意味に即した贈り物にも、最適ですね。ぜひ、お友達や恋人にプレゼントしてみてください。
サボン(SABON)のバスソルト
最近よく目にするサボン(SABON)のバスソルトは、可愛いパッケージに入っているので女性に人気です。
イスラエルの死海の塩から作られたサボン(SABON)のバスソルトは、天然成分のミネラルを多く含みます。ローズ、バニラ、ハニーピーチの三種類フレグランスがあり、ガラス製の密封されたおしゃれな容器に入っているので、後から小物入にも使えます。
ハニーピーチやバニラのフレグランスは、サボン(SABON)のバスソルトだけの香りなので、きっと違う気分が味わえるかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今、話題のバスソルトには、正しい使用法があることをみてきました。
- お風呂はは半身浴やぬるいお湯の湯船に10〜20分はリラックスして入りましょう。
- 塩分が髪に残らないようにして、入浴後は必ず身体中の塩分をよく洗い流してください。
- 塩分が残っていると、風呂釜を痛める場合もありますから、入浴後はお風呂もよく洗ってください。
- バスソルトはマッサージや足湯にも使用することができます。
いろいろな種類のバスソルトを使い分けて、リッチなリラックスタイムを楽しんでください。そして、是非ご自分のお気に入りのバスソルトを見つけてください。