風邪の時にチョコレートが効く?食べた方がいい5つの理由と注意点を紹介!

風邪を引いた時、皆さんなら何を食べますか?おそらくほどんとの人がお粥やうどん、ゼリーなどの消化が良くあっさりとした食べ物を答えるのではないのでしょうか?

しかし、実は風邪のときにはチョコレートを口にするのがおすすめです。栄養価の高いチョコレートは風邪を引いた時にぴったりです。

今回はチョコレートの効果についてまとめてみました。

風邪を引いたときこそチョコレートがおすすめ!

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風邪にもいろいろな種類があり、何も食べられないくらい高熱な風邪、お腹から来る風邪などあります。ですが、どんな風邪でも共通なのは「消化しやすく胃腸に優しい食べ物を食べる」ということです。

昔から日本では風邪を引いたらお粥を食べるという風習があり、お粥以外にもすりおろしたリンゴなどのあっさりとしていて食べやすい食べ物を食べる人がほとんどです。

そのため、「え?風邪のときにチョコ?食欲無い」と思うかもしれませんが、実はチョコレートには風邪を引いた時に摂っておきたい色々な成分が凝縮されています。

チョコレートは不老不死の万能薬とも言われていた!?

チョコレートが日本に伝わったのは江戸時代と比較的新しいものの、海外ではなんとさかのぼること紀元前2000年ごろにはチョコレートは存在していました。

当時の古代メキシコでは、チョコレートの原料のカカオは”神様の食べ物”と言われており、とても貴重なものでした。ちなみに当時はカカオ豆を覆っている果肉や繊維の部分も食べられていました。

いつから現在のチョコレートが食べられたのかというと、これは本当に偶然なことでした。たまたま起きた山火事でカカオが燃え、香りと味が良いことに気づき、それからカカオ豆をすりつぶして食べるようになったんだそうです。世界中の人々を魅了しているチョコレートは偶然できたものなのです。

さらに16世紀初めのメキシコでチョコレートの栄養価を知ったアステカの皇帝モンテスマが薬として飲み始めました。モンテスマはなんと1日に50杯も飲んでいました。

当時はカカオ豆をドロドロにつぶした「エクソコアルト」と呼ばれる飲み物にバニラやとうもろこしの粉、唐辛子などの香辛料を加えて飲んでいました。

そもそもチョコレートってどうやって作られているの?

チョコレートはココアと同じようにカカオの種を発酵し焙煎したカカオマスが原料となっていて、ココアバターや砂糖などを加えて練り固めたものです。

カカオマスの量でビターやスイート、ミルク、ホワイトとあり、色が茶色いチョコレートほどカカオマスの含有量が多いです。

チョコレートにはどのような栄養素が含まれているの?

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チョコレートは元々はカカオの種子から作られているということもあり、非常に栄養価の高い食べ物です。

チョコレートに含まれている主な栄養素

ポリフェノール

抗酸化作用で有名なポリフェノール。赤ワインに多く含まれているイメージがありますが、実は赤ワインよりも多く含まれているのがチョコレートなのです。老化の原因である活性酸素を抑制し、免疫力の向上や疲労回復効果、血液サラサラ効果が期待できます。

亜鉛

亜鉛も抗酸化作用があり、またビタミンAの働きを助けてくれる作用があります。ビタミンAは健康維持や免疫力アップなどの効果が期待でき、また、喉のイガイガなどを軽減してくれます。

ビタミン

ビタミンも豊富で、皮膚を保護して免疫力をアップする効果のあるビタミンEやビタミンA、代謝アップ効果のあるナイアシンなどのビタミンB群も含まれています。

ミネラル

免疫機能に関係するカルシウムや代謝を良くするマグネシウム、リンなどといったミネラルも豊富です。

テオブロミン

カカオマスの成分であるテオブロミンは自律神経を調整してリラックスさせてくれる働きがあるほか、過敏になった喉の反応を鈍くする効果があります。

そのため、咳が止まらなくなったときに食べるのが効果的です。

糖質・脂質

チョコレートは糖質や脂質が多く、少し食べただけでもエネルギーになります。そのため、食欲のないときや風邪の時に食べるとパワーの源になります。

風邪を引いた時にチョコレートを食べたほうがいい5つの理由と注意点

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古くから不老長寿の万能薬として愛されてきたチョコレートですが、実際にどのような効果があるのでしょうか。

風邪のときにチョコレートを食べたほうがいいと納得できるような理由が5つあります。

免疫力を強化できる

チョコレートはポリフェノールが豊富な食べ物として知られています。ポリフェノールは抗酸化作用に優れており、ストレスによる身体の酸化を防ぐだけでなく、体内に侵入してくる風邪などのウイルスを除去してくれる効果があり、免疫力アップにつながります。

そして、実はチョコレートには亜鉛も含まれており、亜鉛にも免疫力向上する効果があります。特に亜鉛は普段の食事だけでは不足しがちなので、チョコレートから補えると良いですね。風邪やインフルエンザが流行する前から予防としてこまめに食べるのがおすすめです。

カカオマスで身体をぽかぽかあたためる

チョコレートに含まれるカカオマスは身体をあたためる働きがあります。風邪の引き始めなど急に寒気を感じたときにこそチョコレートがおすすめです。そのまま食べるのはもちろん、身体をあたためたいときはホットチョコレートとして飲んだり、さらにしょうがや唐辛子などの発汗作用があり辛み成分のある食材を加えてあげるのも身体が温まりおすすめです。

風邪の時だけではありませんが、身体が冷えると免疫力が低下していきます。脂肪分が多いので食べ過ぎるのは太る原因になり、よくありませんが、日ごろから栄養補給としてチョコレートを摂ることで身体の冷えを予防し免疫力をつけることができます。

つらい咳が改善する

熱が下がってもなかなか治らないのが咳。授業中や仕事中、電車の中など、咳を我慢したいときほど喉がイガイガとして咳をしたくなってしまいます。そんなときにチョコレートがおすすめです。

チョコレートに含まれたテオブロミンが自律神経を調整してリラックスする効果があるほか、喉の神経を鈍くする咳止めのような作用があります。

あまりにも喉の炎症がひどく咳が続いているという場合は病院を受診しないといけませんが、風邪が治った後であれば、風邪の名残で喉の神経が過敏になっていることが原因である可能性が高いので、チョコレートを試してみるのがおすすめです。

炎症を鎮める

カカオマスにはプロシアニジンという成分が含まれており、このプロシアニジンには抗炎症作用があるため、風邪以外にも発熱や頭痛、口内炎などに効果があると言われています。

また、生理痛などの痛みを和らげる効果があるので、生理痛がひどいけどあまり薬には頼りたくないという方におすすめです。

食欲不振時の栄養補給に

風邪を引いたり体調が悪いと体力がなく、食欲が失われてしまいます。できるだけ栄養バランスの良い食事を食べて栄養を摂ったほうがいいのですが、どうしても食欲がなく食べられないという人にチョコレートはおすすめです。

万能薬として知られていたチョコレートにはビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれているので、1欠片食べるだけで満足感を得ることができるのです。

体調が悪いときに無理せず栄養を補給することができるのでとてもありがたい食品といえます。

風邪を引いた時にチョコレートを食べるときの5つの注意点

風邪のときに食べると良いチョコレートですが、注意点が5つあります。

風邪の引き始めは食べてはいけない

風邪を引いた時にこそチョコレートは有効ですが、風邪の引き始めに食べてはいけません。チョコレートには鉄分が含まれており、ウイルスは鉄分を摂って増殖していくため、引き始めにチョコレートを食べてしまうと、逆に風が悪化してしまうことがあるのです。

自ら風邪ウイルスを増やしてしまわないように食べる時期は注意しましょう。

お腹の調子が悪いときは食べない

チョコレートに限ったことではありませんが、お腹の調子が良くないときは消化に良いものを食べるのが一般的です。

チョコレートはポリフェノールやビタミンなどの様々な栄養成分が含まれていて健康効果がありますが、脂肪分が多く、胃の中での滞在時間が長く消化に悪いので、お腹の調子が悪いときにチョコレートを食べてしまうとかえって悪化させてしまうことがあります。

もし風邪であってもお腹の調子が悪いときは控えましょう。

喉が痛いときは食べてはいけない

咳がひどいときにチョコレートが有効と先述しましたが、実は喉が炎症を起こしているときにチョコレートを食べると症状が悪化してしまう可能性があるので、喉が炎症を起こしているときに食べるのはおすすめできません。

カカオマスは苦み成分で、唐辛子などと同じ刺激物なので、もし喉が炎症を起こすような風の場合はチョコレートを食べるのを控えたほうがいいでしょう。

牛乳を先に飲まない

牛乳を飲んでからチョコレートを食べるという人がたまにいますが、風邪を引いているときはおすすめができない組み合わせです。

牛乳などの乳製品を摂取すると胃に膜を張られます。お酒などアルコールを摂る前に飲むとアルコールの吸収が抑えられて二日酔いや悪酔いに良いのですが、この膜によりチョコレートの様々な栄養成分の吸収も抑えられてしまいます。

どうしてもチョコレートと牛乳を一緒に摂りたいという人はチョコレートを先に食べてから牛乳を飲むか、ホットチョコレートにしましょう。

食べ過ぎはNG

チョコレートだけではありませんが、どんなに身体に良いものでも食べすぎ摂りすぎはよくありません。

とても意外ですが、チョコレート自体はそんなに太る食べ物ではなく、脂肪燃焼作用があるのですが、この作用は運動をしないと実感することができません。むしろ脂肪分が多いので食べ過ぎて太ってしまったり甘いチョコレートであれば糖尿病などになる恐れがあります。

しかも風邪などのときは運動量がどうしても減ってしまい便秘にもなりやすくなるので、チョコレートのカロリーや脂肪分が身体につくので食べ過ぎはやめましょう。

栄養補給におすすめなチョコレートとアレンジレシピ

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栄養補給に食べるチョコレートはどれでも良いというわけではありません。できるだけ栄養価の高いチョコレートがおすすめです。

栄養補給として食べるならダークチョコレートがおすすめ

チョコレートの効果や食べ方をご紹介しましたが、できれば高い効果が得られるチョコレートを食べたいですよね。おすすめなのは一般的に「高カカオチョコレート」と言われているカカオ70%以上のチョコレートです。カカオの含有率が高ければ高いほど、ポリフェノールやミネラルなどが多く、それだけ高い効果を実感することができます。

また、ミルクチョコレートなどミルクが多く使われているチョコレートほどカロリーも高く、カカオの量が少ないので、あまりカロリーの高くなく栄養価が高いダークチョコレートはおすすめなのです。

風邪のときにおすすめなチョコレートのアレンジレシピ3つ

風邪のときには手軽にさらにもっと栄養価をあげられるチョコレートのアレンジレシピがおすすめです。

作り方も簡単なのでぜひ試してみてください。

ジンジャーホットチョコレート

あたためた牛乳にチョコレートを入れて溶かしていきます。完全に溶けたらしょうがのしぼり汁を入れたら完成です。ちなみに電子レンジでやってもいいのですが、その時は様子を見ながらあたためると失敗をしないで作ることができます。

電子レンジでやる場合も温めた後にしぼり汁をいれましょう。チューブのしょうがでもいいのですが、生のショウガの方が香りがよく、より身体がポカポカしてくるのでおすすめです。

金箔きんかんチョコ

よく洗ったきんかん200gを1回簡単にゆでこぼしをしてしたるぐらいの水と砂糖50gを加えて煮ます。柔らかくなったら1日外で置いて少し乾燥させ、市販のチョコレートを溶かしたものをコーティングして冷やせば出来上がりです。

こちらは少し時間がかかるのですが、風邪がはやり始める時期に作って食べれば風邪予防になり、きんかんは喉にもいいのでおすすめです。

チョコレートとアボカドのプリン

材料はチョコレートとアボカドとはちみつの3つ!チョコレートは刻んで溶かして、アボカドはボウルに入れてペースト状にします。ボウルにチョコレートとはちみつを入れてミキサーでクリーミーになるまで混ぜます。

アボカドも栄養価が高く、はちみつは抗炎症作用があるため、チョコレートと合わせるとかなりの栄養価を摂ることができるので風邪を引いた時にも風邪予防にもいい優秀レシピです。

インフルエンザのときにも食べても大丈夫?

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風邪の時はチョコレートを食べても大丈夫だけどインフルエンザなどウイルス性の病気のときは食べても大丈夫かきになりませんか?基本的に食べ過ぎてなければ、インフルエンザのときに食べても問題はありません。

実際、タミフルを飲むときに、チョコレートアイスやココアなどに混ぜて飲むと飲みやすいと言われているので、飲んでも大丈夫です。むしろタミフルが飲みにくいと感じている人はチョコレートアイスなどに混ぜて飲むのがおすすめです。

ただし、インフルエンザの場合も下痢や嘔吐をしていたり、喉が炎症を起こしている場合は症状が悪化する可能性があるので、控えるようにしましょう。

風邪になったときではなく、こまめにチョコレートを摂って免疫力アップを!

先述した通りチョコレートには免疫力アップの効果があるので、風邪を引いたり体調が悪くなってから食べるのではなく、元気な時にこまめにチョコレートを食べて免疫力を高めるのがおすすめです。

免疫力を高めることで、風邪を引かなくなったり、いざ体調が悪くなっても症状が軽く抑えられたりするものです。

チョコレートはとても美味しいので、ついつい食べ過ぎてしまう可能性が高いですが、食べ過ぎてしまうと逆に糖分の摂り過ぎになったり、太ってしまって健康被害を及ぼすことがあるので、食べる量を決めておくといいでしょう。

1日の目安は25g

そうはいっても1日どれくらい食べればいいのかわからないという方もいると思います。愛知県の実権によると高カカオチョコレートを1日25g食べたら血圧が改善したという結果と、25gを毎日食べても体重とBMIに影響はなかったという結果が出ました。
市販で売っている板チョコは1枚50g程度なので1日半分食べればいいということになります。

なおこの結果は高カカオチョコレートなので、ビターチョコレートやカカオ70%以上のものを選ぶことで同じような効果が期待できると言っていいでしょう。

ただし、ミルクチョコよりもカロリーが高いものがあることがあるので、購入するときは一度表示を確かめることをお勧めします。

まとめ

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風邪を引いたらあっさりとしてお腹に良いものをというイメージだったのが覆されたのではないでしょうか?

チョコレートを少し食べるだけで、豊富な栄養が取れて、風邪を少しでも早く治すことができます。ただし、風邪の場合でも食べてはいけない場合もあるので、なるべく風邪を引いた時ではなく、普段から健康のためにチョコレートを食べるようにしましょう。

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