揉み返しってなに?良い揉み返しと悪い揉み返しの判断方法を知ろう!対処方法は?頭痛が起きることもある!

仕事を長時間していると肩や首、腰のコリを感じますよね。ちょっとした動作で痛みが走ったりしますし、慢性化すると動くことさえも面倒になるなんてこともあるでしょう。これが毎日続くとなかなか精神的にも辛いものです。

そんなとき、マッサージ屋さんにいって筋肉をほぐしてもらうことはよくあるかと思います。しかし、気分がよくなるかなぁと思って行ってみたけど、 なんだか体がだるくなったり、筋肉が痛くなってしまった。そんな経験はありませんか?

このような、マッサージ後の筋肉の痛みを「揉み返し」といいます。なんだかお金を払ったのに、体が痛くなって帰ってきた。なんだか悲しいことですよね。期待したのに裏切られた気持ちになります。

では、どうして揉み返しが起こるのか。その解消法やメカニズム。そして、どうやって体の不調を改善していけばいいのかのついてみていきましょう。

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揉み返しってどんな状態?

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揉み返しとは冒頭でも述べたようにマッサージ後に発症する筋肉の痛みです。それは走った後の筋肉痛のような痛みとそっくりです。筋肉に沿った鋭い痛みです。

揉み返しが起こっているとき、筋肉は小さな損傷を受けています。これは筋肉痛と同じ理由です。緊張した筋肉にマッサージという刺激を加えることで、傷ついてしまっているのですね。

もちろん、深刻なほど損傷を受けているわけでないですから、心配する必要はありません。時間が経てば症状は治ります。痛みが出ているときはなるべく安静にするようにしましょう。

揉み返しのメカニズム

マッサージを受ける人の筋肉は緊張状態にあります。例えば仕事なんかで、長時間同じ姿勢でいると、筋肉がその状態を維持するために緊張状態になります。それが続くと筋肉はどんどん固まっていきます。

マッサージはその筋肉をほぐし、血行を良くすることが目的です。粘土を練れば練るほど柔らかくなるように、筋肉もマッサージするほど柔らかくなるのです。

コリはつまるところ、筋肉の緊張が高まり、柔軟性を失った結果です。コリを解消するためには、筋肉の緊張を解いてあげることが必要なのです。

揉み返しが起こるのは柔軟性の低下した筋肉に強い刺激をあたえるために起こります。筋肉に柔軟性がないから、ちょっとした刺激で傷んでしまうのですね。

ですから、慢性的なコリがある人にマッサージをすると体が楽になることもありますが、一方で使わない筋肉に刺激を与えたことで傷んでしまうことがあるのです。

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揉み返しの症状

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ただ、マッサージで筋肉をほぐして血行を良くすると、体に溜まっていた老廃物が流れ出すようになります。このような作用から、以下の症状を発症することがあるようです。

  • 鼻水
  • 発汗
  • 倦怠感

これらは体の血液循環が良くなり、老廃物を排出しようという体の生理現象です。流れが良くなっているので、それほど心配になる必要はありません。

頭痛がひどくなる?

マッサージをすることで筋肉をほぐす。すると血行が良くなり、身体中の老廃物が流れ出します。時間をかけてゆっくりと、体の状態は回復していきます。

しかし、一方でマッサージによって筋肉が緊張してしまうとコリが悪化するなんてことがあります。これによって引き起こされるのが頭痛です。頭痛は脳の血流量が減り、伴って血圧が上がることで起こると言われています。肩こりの人に頭痛が多いのは、肩の筋肉が凝っていて、脳へ送られる血液量が少ないためです。

マッサージによってコリがより悪化してしまった。そんな人は伴って頭痛を発症することがあります。以前から頭痛持ちと言う人も症状悪化を感じるかもしれません。

頭痛の原因の多くは肩こりにあります。このため、頭痛そのものの解決をするのではなく、肩から症状を改善するようにしましょう。マッサージをした後、揉み返しが起こっているときも注意が必要です。

マッサージ後の倦怠感

揉み返しと同じく、マッサージ後に強い倦怠感を感じる人がいます。これは自律神経が関わっています。自律神経は体のオンとオフ。興奮と鎮静を司る神経です。

筋肉が緊張しているのは体がオンの状態。仕事中といった場面では大なり小なりストレスを受けていますが、このようなとき、自律神経の働きによって筋肉は緊張しています。

マッサージをすると気持ちが良くなり、眠くなりますよね。このようなときは自律神経によって体が沈静化されています。筋肉は緩み、呼吸もゆっくりになります。

この状態が体の倦怠感を招くといわれています。深い眠りに入っているにもかかわらず突然起こされる。そのようなイメージが近いのではないでしょうか。そのときの倦怠感はとても強いですよね。

マッサージ=気持ちが良いというイメージもあるかもしれません。しかし、体の状態によっては強い倦怠感を感じることもあります。これは体が休息を取りたいというサインの1つなのです。

揉み返しは悪いものではない

揉み返しという筋肉の痛みは起こるものの、これは悪いものではありません。確かにマッサージで体が軽くなることを期待したものの、返って痛くなったのであれば、それはマッサージ師の腕が悪いように思います。

ただ、これまでのメカニズムを見ていくと、痛みが起こるのは至極当然かと思います。今まで使っていなかった筋肉に刺激を与え、ほぐしているのですから、多少の痛みを伴うこともあります。横になって運動をしているようなものですから、筋肉痛は起こりますよね。

ただ、筋肉のコリは改善され、血行が良くなっているということは確かです。揉み返しが悪いと決めつけてしまうのは早計でしょう。使っていなかった筋肉の正常な反応なのですから、マッサージ師を悪くいうのもまたおかしなことかもしれませんね。

揉み返しが終わり、筋肉の痛みが取れると、そこで初めて体が軽くなったことを実感するのです。時間差があるから実感しにくいですが、体の状態が良くなるのには時間がかかるものなのです。

ただ、一方で悪い揉み返しも…

動かしていなかった筋肉に刺激を与え、ほぐしてあげる。その過程で揉み返しが起こってしまうことがあります。それは筋肉痛と一緒であまり気にすることではありません。

しかし、一方でコリとは関係ない部位に痛みが発生してしまうことがあります。このようなケースでは、揉み返しの症状について考える必要があるでしょう。

また、コリ症状がより悪化したり、痛みがひどくなった。このようなことも注意すべき症状です。筋肉がほぐれ、血液が流れ出す。そういう兆候がみられない、単なる痛み悪化は本当にマッサージ師の腕が悪い可能性があります。

良い揉み返しとは

マッサージ後に筋肉が痛くなるのはなんとも納得がいかないことです。しかし、それは体の正常な現象であり、マッサージ師の腕が悪いわけではありません。

良い揉み返しとはマッサージ後に疲れがどっときたり、体の火照りなんかを感じます。筋肉を含め、体の緊張を解いたわけですから、自然な症状ですよね。

日常生活で常に緊張を感じている。そういう人ほどマッサージ後の揉み返しなんかを感じやすいでしょう。マッサージに期待してしまうと、裏切られた感覚になるかもしれません。

しかし、それは普段から体がいかに疲れているかの反映なのです。一度緊張を解いてあげることがマッサージの意味。揉み返しはその症状の一つなのです。

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揉み返しが起きたときの対処

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マッサージ後に揉み返しが起きたとき、どのような対処をすればいいのでしょうか。マッサージをしたのに体が痛くなる。気分的には下がるかもしれませんが、以下の対処をしてみてくださいね。

患部を冷やす

揉み返しは筋肉が傷ついていて、程度はありますが炎症を起こしている状態です。このため、患部を冷やせば炎症を抑えることができます。熱を持っているので冷やしてあげるのですね。

ケーキなんかを買ったときについてくる保冷剤をタオルで巻いて、患部に当ててあげるといいと思います。長時間当ててしまうと低温やけどになってしまうので注意しましょう。

お風呂やサウナに注意

炎症症状は熱が加わると悪化します。そのため、揉み返しではお風呂やサウナをなるべく避けたほうがいいでしょう。血行が流れ、なんとなく良いようにも思えますが逆効果なので注意が必要です。

揉み返しが起こっている間はシャワーでささっと入ってしまうというのがいいかもしれませんね。患部には冷水をあてて、熱を取ってあげるというのもいいと思います。

休息をとる

揉み返しが起こる体は疲労が溜まっていることが多いです。先に述べたように自律神経がリラックスモードになることで倦怠感を感じるといいましたが、普段から休息がとれていないなんてこともあるでしょう。

なので、揉み返しをきっかけに意識して休息をとるようにしてみてください。睡眠時間はとれているだろうか。きちんと食事は食べられているだろうか。体力や健康に気遣ってみてください。

水分をとる

マッサージ後は体の血行が促進され、体は老廃物を排出するよう動き始めます。このとき、きちんと老廃物を排出するために水分が必要になります。

普段からあまり水分を取らないと言う人は意識して水分をとってみてください。食事の時にコップ一杯の水でもいいでしょう。体の水分量を増やし、老廃物が出やすい体にしてくださいね。

熱が取れたら…

揉み返しの症状が治り、熱も引いた。その後は患部を温めることでコリをとることができます。温熱は血管を拡張し、血液循環を良くする効果があります。

血液循環が良くなればマッサージによって傷ついた筋肉を修復する機能が高まります。血液が患部に栄養を運んでくれるからですね。先ほどとは反対にサウナやお風呂に入るのもいいでしょう。

症状の改善には順番があります。痛い時に温めて、治ったら冷やすという逆の順番ではなく、冷やして治ったら温めるという順番で症状を取って行ってみてくださいね。

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揉み返しと体の痛み

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揉み返しに限らず、整体やマッサージなどを施述された後、体が返っていたくなってしまうと言う人は多くいます。お金を払ったにもかかわらず症状が悪化する、というのはなかなか納得できないですよね。

もちろん、中にはただの揉み返しで数日程度で症状が改善され、体の軽さを実感するケースもあります。しかし、そうではなく痛みが悪化し、動けなくなるという人もいるのです。

この痛みが悪化し、動けなくなるという人は一体どうすればいいのでしょうか。大切なのは揉み返しを予防すること。そして、異変を感じたらすぐに中止するということでしょう。

揉み返しを予防する

揉み返しの原因は普段使っていない筋肉に対して、マッサージ等の強い刺激が加わり、筋肉が傷ついてしまうことが原因でした。それは準備運動をしないで運動をするような筋肉痛に似ています。

揉み返しを起こさないためにはなるべく普段から運動をして筋肉を使うことが大切です。デスクワークが多く、椅子に座ることが多い、という人の体はコリやすく、運動不足になりがちです。

しかし、ウォーキングといった比較的軽い運動をするだけでも、筋肉はきちんと使われます。筋肉は収縮し、柔軟性を取り戻すことができます。揉み返しにならないためには、普段から筋肉を柔軟に使っておくことが大切なのです。

異変に気付いたらすぐに中止する

体の構造はとてもデリケートです。筋肉の緊張をほぐし、コリを取るということはとてもよくわかるのですが、整体をしすぎてしまうと悪化してしまうケースもあるのです。

強い刺激を与え過ぎてしまった。違う場所をマッサージしてしまい、痛みの箇所が増えてしまった。施述後に体がとても痛くなってしまった。このようなときは注意が必要です。

揉み返しは筋肉痛。数日〜一週間で必ず回復します。反対に言えば、それ以上なっても症状が改善されないのであれば、通っている整体やマッサージはやめた方がいいかもしれませんね。

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体のコリを作らないために

体のコリは現代病ともいうべき症状です。デスクワークをする時間が多ければ多いほど、その症状は悪化していくでしょう。コリは取れず、体を動かすたびに痛みを感じたら、気分は暗くなってしまいます。

では、体のコリを作らないためにはどうすればいいのでしょうか。コリがなければマッサージに行く必要もありませんし、当然揉み返しも起こりませんよね。以下のポイントがあるので実践してみてください。

コリができる前にほぐしてしまう

例えば肩こりは頭が肩より前方に出てしまい、その荷重を肩が負担することで起こります。パソコンを覗き込む姿勢そのものが肩こりの原因になっているといえます。

そして肩こりが悪化するのはその状態を放置してしまうから。もっと言えば、肩に痛みが出ているにもかかわらず、痛いままデスクワークをしてしまうからに他ならないのです。

コリを悪化させないためには、初期の段階で筋肉をほぐしてあげることがポイントです。つまり、ちょっと肩に痛みを感じたらマッサージをするということですね。

椅子から立って肩を回すのもいいでしょう。後ろで手を組んで胸を大きく張るというのも肩の筋肉をほぐしてくれる体操として大きな効果があります。

痛いまま放置すると、慢性化しやすくなります。何かの作業をしている時、ときどき体の緊張を解いてあげること。これがコリを予防する方法の1つです。

自分にあった姿勢を見つける

コリができてしまうのは、筋肉に無理な負担がかかっているからです。常に筋肉は緊張していますから、コリの原因になってしまうのですね。そのため、自分の作業のしやすい姿勢を見つけることが大切です。

例えばデスクワークでは、ちょっと背中を後ろに曲げた方が肩がこらないということがあります。まっすぐ背筋を伸ばすと返って肩に負担がかかるなんて人もいますから、良いと言われる姿勢がその人に合っていることもないのです。

運動をする

体の筋肉を適度にほぐしてくれるのが運動です。日中の仕事で固まってしまった筋肉を運動で使うことで、緊張を解いてくれるのですね。これは本当に効果があるのでぜひ続けてもらいたいものです。

運動はウォーキングで十分な効果が得られます。家の近所や公園といった場所をウォーキングしてみてください。肩を回りたり、背筋を伸ばしながら行うと、気分も良くなります。

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まとめ

揉み返しが起こるのは筋肉に傷がつくという理由でした。マッサージ師の腕が悪いケースもありますが、普段から筋肉を使っていないということが症状を起こしてしまうのですね。

症状は日毎に解消されていきますが、それでも体が痛いということもあるでしょう。そんなときは無理をせず、きちんと休むようにしてください。

また、これをきっかけとして体の筋肉を使ってあげるということも日常生活で意識してみるといいかもしれませんね。体が使わなければ錆びてしまいますから注意が必要です。

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