歯磨きするのがめんどくさい・休日に出かけるのがめんどくさい・飲み会に付き合うのがめんどさい・・・「こんなに何もかもめんどくさいなんて、わたしは怠け者なのかな?」と、心配になったりしますよね。
日常生活には「めんどくさいこと」が沢山あります。「めんどくさい」と思うことは決して悪くありません。「めんどくさい」と思うことから、便利な道具や機械ができたのです。
めんどくさい心理とその改善方法、恋愛がめんどくさいと思う心理についてお伝えしますね。
なぜ「めんどくさい」と思うのか?
「お風呂に入るのがめんどくさい」「お化粧するのがめんどくさい」「仕事の手順を説明するのがめんどくさい」など、日常生活には「めんどくさい」ことが溢れています。
「めんどくさい」は「面倒臭い」です。「非常にわずらわしい・大変厄介だ」という意味です。子供や病人の世話をするのは厄介なので「面倒を見る」と言うようです。
人が「めんどくさい」と思う時には、①できるけれど、やりたくないという心理 ②できないから、やりたくないという心理 ③何をすれば良いのかわからなくなっている心理 という3つの心理状態にあります。
①できるけれど、やりたくないという心理
「やろう!」と思って取りかかれば大きな困難もなくやり遂げられるのに、「やりたくない」「やる気が出ない」という心理状態です。
痩せるために運動するのがめんどくさかったり、お風呂掃除がめんどくさかったりすることです。「今日は早く帰ってTVでも見てゆったりしよう」と思っていたのに、会社の飲み会に誘われると「めんどくさい」と感じることです。
やりたくないことをする時「めんどくさい」と感じる
人は自分が「やりたくない」ことをする時には、「やる気」が出ません。モチベーションが上がらないのです。まして他にしたいことがあるのなら、余計やる気になれません。このような状態の時、人は「めんどくさい」と感じます。
犠牲・義務・不自由へのストライキが「めんどくさい」
社会の中で「したいことだけする」人はめったにいません。自分のしたいことを我慢したり(犠牲)、しなければいけないからしたり(義務)、上司や親などから強制されたり(不自由)して、行動することが多いものです。
この犠牲・義務・不自由が心のストレスとなり、「やりたくない」気持ちが強くなります。「めんどくさい」と思うのは、犠牲・義務・不自由という不快な感情に対するストライキと言えます。「わたしはこんなに我慢して義務を果たしているのに、わたしの苦労をだれもわかってくれない」という怒りや反発が、「めんどくさい」という言葉にこめられています。
人間関係がめんどくさい
何かしようとする時に人間関係がからむと、「めんどくさい」という気持ちが強くなります。
「せっかく飲み会に誘ってくれたのに断っては、相手の気持ちを傷つける」と思い、渋々出かけることがよくあります。内心では「めんどくさいなあ」と思っています。良い人間関係を形成するためには、他人の気持ちを思いやることが大事です。
しかし、他人への思いやりからやりたくないことをすると、犠牲・義務という不快な感情がストレスとなります。「めんどくさい」と感じてしまいます。
②できないから、やりたくないという心理
「やるからには、きちんと成し遂げたい」と考えると、しなければならないことが山と出てきます。「しなければならないことを全てするのは無理」と思ってウンザリする心理状態です。「全てを完璧に行うのはめんどくさい」と思ってしまうのです。
完璧主義者は何事も完璧にできないと耐えられない
「できないから、やりたくない」という心理は、完璧主義者によく見られる傾向です。完璧主義者は「完璧にできる」か「「完璧にできないのなら、しない」の二者択一です。「一生懸命に努力した」という途中経過を評価しません。
何かする時には、完璧に成し遂げようとします。そのためにするべきことや途中の困難や苦労を予想して、めんどくさくなってしまいます。
未知のことや成果が出せなかったことは、めんどくさい
完璧主義者は何事も完璧に成し遂げようとします。全く体験したことのない未知のことは、完璧に成し遂げる自信が持てません。
また、過去に失敗した経験があったり思うような成果を出せなかったりしたことを再びすることは、気が進みません。「やりたくない」という気持ちが強くなり、「めんどくさい」と感じます。
自分自身がめんどくさいと感じる
完璧主義者には頑張り屋が多いようです。やりたくないことでも1度引き受けたら、完璧に成し遂げようと努力します。そのためにストレス過剰となり、心身ともに疲れてしまいます。そうなると自分自身までめんどくさいと感じるようになります。何もかも生きていることも、めんどくさくなります。
③何をすれば良いのかわからなくなっている心理
日常生活において、しなければいけないことが重なってしまうことがよくあります。「あれもしなければ。これもしなければいけない」と作業に追われているうちに、「何をすれば良いのか」わからなくなってしまう状態です。途端にめんどくさくなってしまいます。
しなければならない仕事は1つだけではありません。あれもこれも仕事が重なるのは、会社など職場では日常茶飯事です。しなければならない作業が溜まってしまうと、どうして良いかわからなくなり、めんどくさいと感じるのです。
「めんどくさい」が口癖の人の性格
「めんどくさい」が口癖の人がいます。仕事や飲み会・遊びなどでその場の雰囲気が盛り上がっている時に「めんどくさい」とつぶやかれると、みんなシラけてしまい不快な気分になります。職場の仲間だけでなく恋人にも反感を持たれてしまいます。めんどくさがり屋の可能性が高い人です。
「めんどくさい」が口癖の人の性格には特徴があります。
①頭の回転は良いが、努力することが嫌い
頭の回転が良い人は、何かしようとする時に将来起こり得る障害や困難を予想できます。また、「これをするのは無駄だ。必要ない」「このやり方は効率が悪く不合理だ」ということを見抜くことができます。
「めんどくさい」が口癖の人は、起こる可能性がある障害や困難を予想するだけで「やる気」を失います。もっと効率の良い合理的な方法があるとわかっていても、それを他の人たちに説明するのもめんどくさくなります。
「めんどくさい」が口癖の人は、努力することが嫌いなのです。楽をするのが好きです。「めんどくさい」を理由にして厄介事を避け、楽をしようとします。大人になりきれていないとも言えます。
②傷つくことが怖い
前述した完璧主義者と共通点のある心理です。自分の能力に自信がないため、新しいことや自分の手に負えそうもないことはやろうとしません。
できなかった時に恥をかいたり自尊心を傷つけたりすることが怖いのです。やらないための言い訳が「めんどくさい」です。
③モチベーションが低い
「めんどくさい」が口癖の人は、何をする時でもモチベーションが上がりません。「やる気に燃える」ことがありません。自分では「クールな態度」と思っています。
普通、楽しいことをする時はモチベーションが上がります。心理的なエネルギーが湧き出てテンションが上がります。しかし、「めんどくさい」が口癖の人は、どんなことも「楽しい・興味深い」と感じません。「退屈だ・くだらない」と感じるのです。
めんどくさい心理の対処法
「めんどくさい」と思うことに罪悪感を持ち、「自分はダメな人間だ」と落ち込んでいる人が少なくありません。しかし、前述した通り「めんどくさい」心理はだれにでもあります。
めんどくさい心理を利用して、無駄を省いたり便利な道具・機械を発明したりできます。めんどくさい気持ちをやる気に変えることもできます。
めんどくさい心理の対処法は、「めんどくさい」が口癖の人の性格の改善方法にもなります。
①やりたくないことをやりたいことに変える
やりたくないことをする時はモチベーションが上がらず、めんどくさいと感じます。義務・犠牲・不自由という不快な感情がストレスとなり、やる気が起きません。
そこで、やりたくないことをやりたいことに変えます。やりたいことをする時は、モチベーションも行動力もアップします。
やることの楽しさや意味を考える
「めんどくさい」はネガティブなイメージの言葉です。マイナス思考と言えます。プラス思考に変えて、今からする行動の楽しみや意味やメリットを考えるようにします。
掃除は面倒ですが、「掃除によって古い汚れたエネルギーを追い払い、新しいエネルギーを呼び込める」と考えます。風呂の掃除も入浴の気持ち良さを思い浮かべるようにします。飲み会に誘われたら、仲間とワイワイ騒ぐ楽しさを考えます。
困難な仕事をする時は、成し遂げた時の達成感を思い浮かべてモチベーションを上げます。仕事を成功させた満足感に加えて、上司や同僚に評価されること・報酬(お金)アップの可能性などを考えます。めんどくさい気持ちよりやる気が強くなります。
自分の行為の意義や価値を考える
自分の行動・行為が家族や周囲の人々を喜ばせたり役に立っていたりすると、疲れもどこかへ吹っ飛んでしまいます。「自分の行動には意義がある」「自分の行為には価値がある」とわかれば、やる気がモリモリ湧いてきます。
自分自身の楽しみやメリットよりも、社会の役に立つ・人々を喜ばせるという行動の意義や価値の方がモチベーションを上げます。
②必要のないことはしなくてもいい
私達が使える時間は限られています。何もかもすることはできません。あれもこれもしようと思うと、どうしていいかわからなくなります。「めんどくさい」と思うようになります。
何かする時には、それが本当にする必要があるのかどうか、よく考えます。不必要なこと・やらなくてもいいことを見極めて、本当にするべきことを選択します。自分で選択して「する」と決定したことは、意欲を持って取り組めます。
するべきことに優先順位をつける
仕事でも何でもしなくてはならないことが重なってしまったら、するべきことに優先順位をつけます。優先順位の高いことからするようにします。頭の中が整理できますし、自分で選択・決定したという満足感も生じます。やる気が出ます。
パッションテスト
「パッションテスト」はジャネット・ブレイ・アットウッドとクリス・アットウッドが研究・考案した自己発見法です。世界各国で翻訳され、テストが行われています。日本では「心に響くことだけやりなさい」(フォレスト出版社)という著作が出版されています。翻訳者は鶴田豊和とユール・洋子です。
パッションは日本語では「情熱」です。ハイテンションや熱血ではなく、「静かなワクワク」を意味しています。パッションテストでは、自分のパッションに優先順位をつけます。順位付けによって、自分最も重要なパッションに気づくことができます。
自分の重要なパッションに気づくと、パッションに沿って生きるようになります。無駄な努力や無理をしないようになるので、モチベーションや行動力がアップします。人生の夢が実現しやすくなります。
③完璧主義から脱する
人間は完全な生き物ではありません。物事を100%完璧にできる人はだれもいません。まず、このことを認識します。そして「結果が全てではない」と考えます。目標達成のために全力を挙げて取り組む過程が大事なのです。目標達成のために努力する姿は周囲の人にも良い影響を与えます。
結果より過程を重視すれば、失敗を恐れない
完璧主義者は結果を重視するので、失敗を恐れます。「めんどくさい」を理由にして、少しでも失敗する可能性のあることには手を出しません。過程を重視すると、失敗を恐れずにいろいろな方法を試すことができます。「失敗は成功の母」と言います。
失敗を重ねて目標に到達すると、達成感・満足感は大きくなります。自信も持てます。
完璧主義の背後には劣等感がある
「失敗したくない」という完璧主義の裏には、劣等感が潜んでいることが多いようです。「自分は能力が低いダメな人間だ」と思っているので、失敗を恐れます。マイナス思考・ネガティブ思考に陥り、「めんどくさい」を言い訳にして何もしようとしません。
できることから始める
「だれも完璧ではない」「結果よりも、目標達成のために努力する姿勢が重要だ」と考えるようにします。できることから少しずつ始めて、小さな成果を積み上げていきます。小さな成果を積み上げて目標に到達すると、大きな達成感とともに自信が得られます。
④人によって価値観が異なることを認識する
良い人間関係を築くためには、相手の気持ちや立場を思いやることが大事です。それよりも重要なことは、人によって価値観が違うという認識です。人によって重要なことや楽しいことが異なるという認識です。
他人の価値観がどのようなものかは、なかなかわかりません。「自分の価値観と違うかもしれない」と考えるだけでいいのです。「自分とは異なるが、その人には大事なことなのだ」と理解すればいいのです。
相手に全面的に合わせる必要はない
人間関係のトラブルを避けるために、何もかも相手に合わせていると心身ともに疲れてしまいます。相手と関わることがめんどくさくなります。
会社の同僚・先輩・上司との付き合いも、前述した通り必要か不必要かをよく見極めます。あまり必要でないと思うことは、誠実な態度で断ります。その時、相手と価値観が異なるかもしれないという認識の上に立ち、相手を不快にしないように丁寧に説明します。
健常者と障害者
健常者と障害者の人間関係は難しいものです。健常者には、相手が障害者として扱ってほしいのか健常者と同じように扱ってほしいのか、よくわかりません。そのため「めんどくさい」と付き合いを避けることが多くなるようです。この時も、お互いに価値観が異なると考えると、多少は改善できるでしょう。
⑤めんどくさいことを効率よくする方法を考える
洗濯機も掃除機も「洗濯や掃除がめんどくさいから、簡単にする方法はないか?」と考えたことから発明されました。トヨタ自動車の前身「豊田織機」も「めんどくさい機織りを簡単にできないか?」という考えから創られました。
「めんどくさい」と考えるのは、悪いことではありません。生活の中でめんどくさいことがああれば、簡単で効率の良い方法を考えれば良いのです。工夫して楽することは、素晴らしいことです。余った時間で自分の好きなこと・やりたいことができます。
⑥心身ともにリフレッシュする
「めんどくさい」が口癖でもなく、怠け者でもめんどくさがり屋でもない人が「朝起きるのも顔を洗うのも、めんどくさい。何もかもめんどくさい」という時は、心身ともに疲労しているのです。放っておくと、生きていることもめんどくさくなります。
思いきって休暇を取り、ゆっくり休みます。旅行に出て気分転換するのも効果があります。心身ともにリフレッシュすれば、やる気を取り戻せます。
リフレッシュしてもめんどくさい時は医師に相談
十分に休養して心身の疲労回復をしても「何もかもめんどくさい」という気分が改善しなければ、心療内科か神経科・精神科の医師に相談することをオススメします。うつ病など心の病気の可能性もありますし、何かの疾患のせいかもしれません。
恋愛でめんどくさいと思う心理
「恋愛をすれば幸せいっぱい、この世はバラ色」と考える人が多いようですが、実際にはめんどくさいと思うことが多いものです。生まれも育ちも価値観も違う2人が親密に付き合うようになると、いろいろなことで食い違いが生じます。
感情の食い違いや生活習慣の食い違い、お互いの家の複雑な人間関係などから、相手に対する気持ちが冷めることもあります。「恋愛はめんどくさい」と思うようになります。
①相手に気に入られるように気を遣いすぎると、めんどくさい
恋愛する時は、相手に気に入られるように努力します。相手に気を遣って、できるだけ自分を良く見せようとします。相手にとって理想の女性・理想の男性であろうとします。また、相手の感情を刺激しないように話の内容にも気を遣い、相手が興味のある話をしようと努めます。
ありのままの自分とかけ離れた恋人像を演じていると、気疲れしてしまいます。実際の自分とは違うタイプの人間を装っていることが、めんどくさいと思うようになります。
素顔で付き合う・気を遣うのもほどほどに
できるだけ素顔で付き合える相手と恋愛するようにします。特に結婚まで考えるなら、素顔で付き合うことが大事です。相手に必要以上に合わせないようにします。気を遣い過ぎると疲れてしまうので、気配りもほどほどにします。
②恋愛テクニックがめんどくさい
恋愛では、男はハンター・女は獲物です。追ったり追われたり、恋愛テクニックを駆使して恋の駆け引きをします。「心理学に基づく恋愛法則」などを研究する人もいます。
しかし、恋愛テクニックを苦手とする男性や女性は、恋の法則や駆け引きをめんどくさいと感じます。
自分の気持ちを素直に伝える
恋愛テクニックがめんどくさい人は、自分の気持ちを言葉や態度に素直に表します。
③相手に時間を束縛されるのがめんどくさい
男性でも女性でも仕事や趣味が好調に進み、興味が仕事や趣味に向いている時は、恋人に時間を束縛されることを「めんどくさい」と思うようになります。「独りなら自由に時間が使える」と思ってしまいます。
メールやラインに拘束されているように感じます。スケジュールをすり合わせてデートの約束をするのがめんどくさくなります。自由を奪われたような気がします。
男性は男同士の付き合いを大事にします。恋人優先にばかりしていると、男友達と疎遠になるような気がします。恋人優先か男同士の付き合いが大事か、迷っているうちにめんどくさくなります。
お互いの時間を確保する
お互いの自由な時間を確保して大事にします。それには、普段から恋人とよくコミュニケーションを取り、お互いの気持ちを理解し合うことが大事です。
④恋愛にのめりこんだ相手はめんどくさい
恋愛すると恋愛にのめり込み、相手のことしか考えられなくなる人がいます。恋愛脳になってしまうのです。相手の目の動きやしぐさの1つ1つ言葉の端々まで気にして、相手の自分に対する感情を読み取ろうとします。仕事や勉強も手につきません。
「恋愛依存症」になる女性もいます。「相手の男性がいなければ、自分は生きていけない」と思い込みます。常に相手の愛を確かめずにはいられません。愛を確かめるために、わざと我儘を言ったり意地悪したりします。
恋愛脳になった人や恋愛依存症の女性は、「めんどくさい相手」です。最初は「心から愛してくれている」とか「可愛い女」などと思っていても、付き合ううちにめんどくさくなります。
自分自身を沈着冷静に保つ
恋愛において「めんどくさい相手」にならないためには、恋愛は人生の一部と考えて自分自身を見失わないようにします。常に沈着冷静な自分を保つように心がけます。
⑤相手に振り回されるのがめんどくさい
愛した相手に嫌われないように気を遣うものですが、相手によっては自分本位で自分の都合や要求を押し通すことがあります。また、恋愛中にも気が多くて、他の人に目を奪われる人も少なくありません。
相手の自分本位な行動に振り回されると、相手について行くのがめんどくさいと感じるようになります。相手が浮気するのではないかと悩むうちに、恋愛がめんどくさくなります。
自分の生活を大事にする
相手の自分勝手な要求を受け入れるばかりでなく、時には自分の都合や要求をしっかり主張します。自分の生活を大事にして、相手に振り回されないようにします。
⑥本当に愛した人でなければ、めんどくさい
彼氏や彼女さんが欲しいと思うあまり、「この人を愛している」と錯覚することがあります。本当に愛している人でなければ、外見に気を遣ったり話の内容を合わせたりすることがめんどくさいと感じるようになります。
「デートするよりも友達と出かけたい」「独りで好きなことをしたい」「会うのがめんどくさい」と思うならば、一度冷静に相手のことを見つめ直す必要があります。もしかしたら、相手を本当に愛していないのかもしれません。
まとめ やりたくないから、めんどくさい
私達の日常生活には「めんどくさい」ことが沢山あります。「めんどくさい」という心理は「やりたくない」という心理です。「本当にしたいことを我慢してやる(犠牲)」「やらなければいけないからする(義務)」「強制されてやる(不自由)」ことは、やりたくないのです。犠牲・義務・不自由という不快な感情に対する怒りや反発が「めんどくさい」なのです。
また、物事を完璧にしないと気が済まない完璧主義者は、完璧にできそうもないと思うと「めんどくさい」を理由にしてやらないようにします。
めんどくさいの対処法は、いくつかあります。やりたくないことをやりたいことに変えます。自分の行動・行為の楽しさ・メリット・意味・価値を見出すと、やる気が出ます。本当に自分に必要なことややりたいことを選別して、無駄な努力や不必要な行動は省きます。めんどくさいことを効率良く簡単にする方法を考えます。結果よりも努力する経過を重視して、失敗を恐れないようにします。
「めんどくさい」と思うことは悪いことではありません。めんどくさいことの中から自分が本当にやりたいことを見つけて、行動するのです。人生の夢を実現することができます。
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