BCG予防接種後の経過の状況は?注意点も紹介!

皆さんにも上腕外側の小さな注射のあとがあるのではないでしょうか?

小さなプツプツのあと、それは小さい頃に受けた予防接種、BCGワクチン接種のあとです。今も乳幼児の定期健診とともに定期接種の中に入っているBCGワクチン接種は、結核という恐ろしい疾患の予防につながる大切な予防接種です。

またこの予防接種は経過反応が気になる予防接種でもあります。ここではBCGワクチン接種についてその意味と経過反応についてまとめてみました。小さなお子さんを持つ方は参考にしてみてください。

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結核とは?

悲しい赤ちゃん

結核とは結核菌という細菌が原因で発生する疾患です。肺の炎症から始まり人体のいろいろなところにも感染します。肺の炎症が進むと膿みをもち、さらにその膿が抜け落ち空洞になります。そしてその場所にまた細菌が繁殖するという状態が続き菌が増殖します。それが続いて他の臓器にまで影響を及ぼし命の危険につながります。またこの疾患は患者が感染源となり強い感染力で周りに感染していくので隔離が必要となります。

結核に対する抵抗力は生まれたばかりの赤ちゃんの場合お母さんからもらえないので、感染する危険性があります。特に乳幼児は小さく抵抗力が弱いので、全身に感染したり髄膜炎になることもあるのでより注意が必要です。

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BCGワクチンとは?

フランスで開発されたウシ型結核菌を弱毒化してつくった生菌ワクチンです。BCGワクチン接種によって皮膚に感染させることで免疫をつけます。1回の接種で効果があるといわれ、結核発病を75%抑えてくれるワクチンともいわれます。

BCGワクチンの接種方法は、管針法という針が9個付いたスタンプのような針で上腕外側に2箇所接種します。それ以外の場所は、副反応が強く出ることがあるので接種することは出来ません。注射の痛さもまた通常の注射よりもBCGのスタンプ注射の方が痛くないといわれています。

日本では、1943年に予防効果が証明されてから一般的に使われるようになりました。また現在は以前より接種時期が早くなっています。そのためワクチン接種後の傷跡のようなものが大人になっても目立たなくなり、気にする人も少なくなっています

免疫機能がつく時期については、BCGの場合一般的には接種から2~4週間ほどで免疫が得られるといわれています。またその効果の期間はおよそ約15年と言われています。

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BCG接種時期と接種前の注意点

日本でのBCGワクチン接種は、定期接種として生後12ヵ月までに1回を目標としています。

病院では生後5ヵ月から8ヵ月までに接種するのが望ましいとされ、結核の発症している地域などでは特に早急に接種することがすすめられています。ただし、免疫不全などの免疫のつかない体質の場合はBCGワクチン接種で副反応が大きく出てしまいます。そのためBCGワクチン接種は免疫不全などの症状が無いことが前提で、その判別がつく月齢での接種が効果的です。

またBCGワクチン接種前には、体調管理に気をつけましょう。まだ話ができない月齢では小さな体調不良のサインも気にしてみるようにしてください。弱毒化したワクチンでも体調の状態によっては副反応が強く出る可能性もあります。接種後の反応も気になるところですが接種前もよい状態で出来るようにしましょう。

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予防接種の予定をたてましょう。

注射

幼児期はさまざまな定期健診や予防接種が目白押しです。子供の体調管理とともに接種スケジュールを立てておくのが良いでしょう。

たとえば、BCGワクチンの接種日時が生後5ヶ月になってすぐ入っているのでなければ、最初は四種混合ワクチンの接種をしてしまいましょう。四種混合ワクチンは不活化ワクチンなので、接種後約1週間程度あければBCGワクチンの接種ができます。順番を逆にしてBCGワクチンを先に接種した場合は生ワクチンのため接種後は約1ヶ月程度期間を空けないと次のワクチンは接種できません。

健康面が大丈夫であればなるべく合理的に定期健診・予防接種とこなしていくのが赤ちゃんにとってもよいでしょう。

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BCGワクチンの接種場所は?

BCGワクチン接種は幼児期の定期接種の中に含まれています。公的なものとしての扱いなので住んでいる地域の保健福祉センターなどの場所で受けることができます。また基本的には集団での接種になります。幼児期の定期健診のお知らせなどとともに、自治体からのお知らせが届きます。ただし公的機関なので日時や場所の指定があります。

もしその日に体調が悪い場合には無理して受けないでください。都合の悪い場合は別の日に個別で受けることが可能な地域がほとんどですので、安心して地域の保健福祉センターに問い合わせてみてください。

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BCG接種後の注意点

無事にBCG接種が終わったとしても心がけておきたいことがあります。

①接種後の患部は日陰で乾燥させるようにしましょう。

②接種後は入浴は出来ますが、接種した部分をこすったり強く圧迫したりするのはやめましょう。

③ワクチンが入りきちんと体内で免疫が出来るまでは激しい運動などを避け、なるべく安静を心がけましょう。

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BCGの経過反応について

BCGワクチン接種は経過反応が気になるところです。どのように経過反応が出るのでしょう。

接種直後 特に変化はありません。

2・3日後 注射の跡が少し赤みをおびてきます。

接種後10日ほど後 患部にポツポツとした赤い点のようなものがでてくる。

接種後の1ヶ月から2ヶ月 赤い点のようなものが現れてから数日で徐々に大きくなって、少しだけ膿の様なものが出てくることがあります。この反応は接種後の1ヶ月から2ヶ月に最も多く出る反応です。絆創膏や包帯・テープなどで患部を覆うようなことはしないでください。患部は清潔に保てれば大丈夫です。

接種後3ヶ月から4ヶ月後 徐々に患部の反応が弱くなっていき、小さな後が残ることになります。

まれに患部の側のわきの下のリンパ腺が腫れることがあります。少し様子を見てさらに大きく腫れたり、ただれが発生した場合はすぐに医療機関に受診するようにしてください。また接種後に大きく腫れたり、高熱やひきつけなどの別の症状が現れた場合も医療機関を受診してください。

コッホ現象

コッホ現象とは、BCGワクチン接種前にすでに結核に感染してしまっている可能性がある場合に起こる接種後の強い副反応です。

接種後10日ほどで赤く腫れたり膿んだような状態になったりします。一般的にこのような症状が出たときにもすぐに症状が治まりますが、問題なのはどうして結核菌が体内に存在したかということです。もしかしたら赤ちゃんの親や親類などが菌を保有している可能性があるのかもしれません。まずは本当にコッホ現象であるのかどうかを医療機関で判断してもらうのがよいでしょう。

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まとめ

誰もが一度は通る道のBCGワクチン接種は接種時期や体調の具合やタイミングなどを良く見て接種するのがよいでしょう。また近年接種する月齢も早くなっていることからなるべく身体に無理の無いようによく注意をして受けにいきましょう。

BCGワクチンの接種後は体調管理に注意して過度な運動や過剰な日光浴などをさけ安静にして過ごすようにしましょう。また接種後の経過観察は大切です。BCGワクチン接種の経過を正しく理解することでコッホ現象や副反応が強く出た場合などにすぐに対処できます。症状がでたらまずは副反応を良く見て腫れがひどかったり、熱が出るようであれば早めに医療機関に受診することをオススメします。

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