体を温める方法とは?食べ物や入浴方法を紹介!

みなさんは自分の体温を気にしたことはありますか?体温は免疫力や体の機能性を高めるためには高い方が良いといえます。

しかし、女性の方などは体温が低い方が多く、風邪になりやすい人もすくなくありません。体温は低いよりも高いほうが良いのです。

今回は、体温を上げる方法についての記事を書いています。低体温を治したい人や悩んでいる人はぜひ読んでみてください。

体温について

体温調整 できない

まずは、体温について紹介します。体温が高いことでどのようなメリットがあるのか、また、体温が低いとどのようなデメリットがあるのかを知っておきましょう。

・体温が高いことで起きる影響

まずは、体温が高いことについてのメリットを紹介します。

・血行が良くなる

体が暖かくなると、血管が拡がるので血の巡りがよくなります。そうなることで栄養や酸素が体の細部まで運ばれやすくなり、美容面や健康面にも効果的です。頭皮や手足などは血行が良くないと、トラブルが起きやすくなります。血行については、血行を促進するための7つの方法!今日から健康な生活を!の記事を読んでみましょう。

・老廃物や不要なものを排出しやすくなる

上記で紹介したように、血行が促進されることで老廃物を排出しやすくなります。そのため、むくみの防止や、肌でのターンオーバーが促進され美容面で効果を発揮します。また、代謝が良くなるので、肥満防止の効果もあります。

・免疫力の向上

体が温まることで、免疫力が高くなり細菌やウイルスに強い体になります。免疫力が高いと、風邪になっても治るのが早くなったり、症状が悪化するのを防ぐ効果もあります。

体温が低いことで起きる影響

では逆に体温が低いと、どのような影響があるのかを紹介します。

・老化が促進される

女性の方は体温が低い人が多いのですが、老化が促進されるという影響があるので、早期に改善した方が良いといえます。

体温が低いと、老化の原因である「活性酸素」を抑える働きが弱くなることが原因です。さらに血行が悪くなってしまい、老廃物を排出しにくくなることも老化を促進してしまいます。

・病気にかかりやすい

上記で紹介したように、体温が低いと免疫力が弱いので病気にかかりやすくなります。さらに、治療にも時間がかかってしまいます。

また、体温が低いと微熱程度でも体が辛く感じてしまうことがあり、高熱がでてしまうとかなり苦しくなるといったデメリットもあります。

・イライラしやすい

体の温度が低いと、脳から「セロトニン」を分泌しにくくなります。セロトニンが不足すると、集中力が持続しなくなったり、感情が安定しにくくなってしまうのです。詳しくは、セロトニンが不足することで起きる症状とは!対策方法も紹介!の記事を読んでみてください!

・ガンになりやすい

なんと体温が低い人はガンになりやすいといわれれています。

ガン細胞が活発に活動する温度は、35度といわれています。そのため、35度に近い体温の人はガンになりやすいので、なるべく改善するようにしましょう。

体を温める方法

温める

では、どのようにして体を温めるのが良いのかを紹介します。まずは、夜寒くて眠れない時などに一時的に体を温める方法を紹介します。眠るときの体温が高くても良い効果が得られます。

◆腹巻きを巻く

寒くて眠れない時のために、腹巻きを購入しておくのをオススメします。

昔から寒い時期になると腹巻きを巻いて眠る人は多くいますが、若い人はあまり腹巻きを着用する人は少ないのではないでしょうか?しかし、お腹から温めることで、生理痛の緩和や胃もたれの・便秘の解消、むくみの改善などに効果を発揮してくれます。

近年は様々なタイプが発売しており、筒型のタイプや履くタイプ、柄やデザインが可愛いらしいものなどがあります。自分が気に入ったものを購入するのが良いですが、どの形が良いか困る方はスタンダードな筒状のものにしてみましょう。着脱が容易に行えるので使いやすいといえます。

あまりキツ過ぎずゆったりしたものを着用しましょう。締め付け過ぎると血管を圧迫してしまうので逆効果になる場合があります。

◆毛布を使用する

眠るときは体温が変化しやすいので、眠った後に寒気を感じないようにシーツを毛布に変えてみましょう。

毛布を使用する際に布団の間に挟む人が多くいますが、毛布は下に引いた方がより高い効果を発揮できます。床から温度が下がるのを防ぐ効果があり、温まった体温を逃さないようにしてくれます。

また寝心地も良くなるので、快適な睡眠を得ることが出来やすくなります。睡眠については、眠りが浅い人へ!快眠できない原因と快眠する方法についての記事を読んでおきましょう。

◆カイロを使用する

使い捨てのカイロを使用することで体を温める人は多くいると思いますが、貼る場所によって様々な効果を得ることが出来ます。

まずは、首に貼ることで体全体を温めることができます。首にある血管は太いので、温めることで体の温度を上げやすくなるのです。真冬のあまり動かない時期などに貼っておくと良いでしょう。

また、下半身に冷えを感じるときはお腹にカイロを貼りましょう。体の温度が下がると、内臓を冷やさないようにするために腹部を中心に温めてしまうので、下半身が冷えてしまいます。腹部を温めてあげることで、それ以外の部分を温めようと体が働くので下半身に有効になるのです。

手の指先が寒い時は、持って温めるタイプのカイロを上手に使用してみましょう。

◆湯たんぽを使用する

布団の中で役立つホカホカグッズといえば、湯たんぽですよね。熱量が大きいので、体を温めるアイテムとしては非常に良いのです。

あまりに熱すぎるお湯を入れてしまうと、火傷をする恐れがあるのでタオルやカバーを着けて火傷しないように注意しましょう。また、ぬるすぎると体温よりも低くくなってしまい、体温を下げてしまう危険もあります。お湯の温度には十分に注意して使用しましょう。足や太もも、お尻などを温めると効果的です。

基礎体温を上げる方法

運動習慣

体を温めるのも良いですが基礎体温を上げることで、健康的な風邪に負けない体を作ることが可能です。基礎体温を上げる方法を紹介します。

◆睡眠をしっかりとる

生活リズムが乱れていて睡眠をしっかり取れていない人は、血の巡りが悪くなって体温が低い人が多くいます。基礎体温を上げるためには、睡眠をしっかりとる必要があります。

人間は昼に行動するための構造になっており、夜は休むように体が作られています。覚醒効果のある「コルチゾール」というホルモンは、朝方に多く分泌されており夜間の分泌量は少なくなっています。

そのため、夜の12時までには寝るようにして、朝の6時〜7時の間に起床するといった生活を送る必要があります。休日にたっぷり寝て睡眠補ったりする行動はしないようにしましょう。

睡眠については、眠りが浅い人へ!快眠できない原因と快眠する方法についての記事を読んでおきましょう。

◆筋肉をつける

普段の生活にトレーニングを取り入れて、筋肉をつけることで基礎体温を上げることが出来ます。

筋肉の量が増えることで代謝が良くなり、体温が低下するを防ぐ効果があります。さらに、代謝が良いと、基礎体温も上がりやすく低体温を改善するためには必要不可欠です。また、程良い運動は血行を促進する効果があるので、老廃物がたまりにくくなる効果も期待できます。筋トレについては、上半身の筋トレ方法を紹介!簡単メニューで美しい体に!の記事などを参考にしてください。

エレベーターやエスカレーターを使用するタイミングで、意識して階段を利用するなどして体を動かすことを積極的に取り入れましょう。

◆入浴を行う

普段シャワーだけで済ませている人は多くいますが、じっくり湯船につかって入浴することで基礎体温を上げることが出来ます。入浴を行うことで、免疫力が高くしたり代謝を活性化させる効果が期待できます。

また、時間がある人は半身浴を行うことをオススメします。半身浴は、体全体の血の巡りを良くする効果が期待でき、普通に入浴するよりも基礎体温を上げやすいのです。半身浴の方法は、半身浴のやり方をもう一度確認!得られる効果と入浴後のケアについての記事を読んでみてください!

◆食事を改善する

普段の食事に、基礎体温を上げる効果のある食材を取り入れましょう。食事を変えることで、体の内側から基礎体温を上げることが可能です。

基礎体温を上げることが可能な食材

  • 野菜  ニンジン・紫蘇・生姜etc
  • 魚介類 いか・ひじき・わかめetc
  • 果物  リンゴ・グレープフルーツ・ブドウetc

他にも様々な食材が、体温を上げる効果を持っています。これらの食材を、なるべく温めて調理するようにしてください。

◆生活習慣を正しくする

生活習慣が乱れていると、基礎体温は低くなりやすくなります。生活習慣を正しくするようにしましょう。

タバコを吸っている人は、禁煙か減煙をしましょう。タバコを吸うと血管が収縮してしまい、代謝を低下させてしてしまうのです。さらに、エアコンを頻繁に使用している人は極力使用を控えるようにしましょう。エアコンは体温を変化させてしまうたので、基礎体温を調整しにくくしてしまいます。

ストレスを感じている人は、リラックス方法を考えてなるべく溜め込まないようにしましょう。ストレスは血行を悪くしてしまう原因になります。ストレスについては、イライラ解消!自律神経の乱れを整える5つの方法の記事を参考にしてみてください。

まとめ

体温が高いメリット

・血行が促進される

・免疫力の向上

・老廃物の排出

体温が低いと起きる影響

・老化の促進

・病気にかかりやすい

・イライラしやすくなる

・ガンになりやすい

体を温める方法

・腹巻きを巻く

・毛布を使用する

・カイロを使用する

・湯たんぽを使用する

基礎体温を上げる方法

・睡眠をしっかりとる

・筋肉をつける

・入浴を行う

・食事の改善

・生活習慣の改善

以上が今回の記事のまとめになります。

体温を高めることは、健康的にも美容的にもメリットがあります。体温が低いという人はなるべく改善するようにしましょう!また、寒くて眠れない時などの一時的に体温が低い時も、毛布や湯たんぽを使用して温度を調整しましょう。

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