寝起きに吐き気を感じて気持ち悪いと思う原因とは!?

朝はスッキリ目覚めて気持ち良いスタートを切りたいものですよね。特に仕事がある日なんかは快適に過ごしたいものです!

しかし寝起きに吐き気を感じると、気持ち悪くてゲンナリしちゃいますよね。いつもなら気持ち悪くなったり吐き気を感じたりすることなんてないのに・・。

昨日の夜の行動に問題があったのかな?それとも寝ている時に何か問題があるのかも知れない!など様々な疑問を持っている人も少なくないはずです。

今回はそんな寝起きに感じる吐き気についての記事を書きました!朝を快適に過ごしたい人や、気持ち悪さで悩まされている人はぜひ読んでみてください!

寝起きに吐き気を感じる原因

コンタクト 寝る

どういった原因で朝に吐き気を催すのかを知っておきましょう。原因が自分ですぐに分かる場合もありますが、以外な原因によっても吐き気が催されることがあります。

自分に可能性のある原因を見つけて対処法を探っていきましょう。

前夜にアルコールを飲みすぎた

前夜にアルコールを飲みすぎてしまった場合、頭痛や吐き気を強く引き起こすことがあります。いわゆる二日酔いというもので、アルコールがまだ体の中に残っていてそれを体が排出しようとして血管が拡張し神経を刺激することで頭痛や吐き気を催します。

このような場合はアルコールを薄めるために水分を大量に摂ることが症状の解消法として挙げられます。特にアルコールによる吐き気は長時間何度も起こるので脱水症状も引き起こしてしまいます。脱水症状になると余計に吐き気が強くなったり頭痛もさらに強力になるため、どうせ吐いてしまうとしても水分補給を怠らないようにしましょう。

二日酔いの場合は原因がはっきりしている分安心して治療に専念することが出来ます。平均3〜4時間ほどで症状は改善するので、横になって安静にしておきましょう。

胃に負担がかかりすぎている

前日の夜に食事を多く食べてしまうと、胃に過度の負担がかかってしまい吐き気を感じてしまう場合があります。

夜に多くご飯を食べてしまうと、胃が消化を仕切れないまま寝てしまうことになります。

さらに食べている量が多いと、胃酸が多く分泌されてしまいます。胃酸は本来であれば食物を消化するものなのですが、食べる量が多いとそれ以上に胃酸が分泌されてしまい胃に負担をかけてしまいます。

それが寝ている間に行われているために、朝起きたと同時に胃もたれを感じて吐き気を感じるのです。

就寝する3時間前には、夕食を済ますように心がけましょう。

血圧が低い

体の基礎血圧が低い人は、朝に吐き気を感じやすくなります。

血圧が低い人は体の各機能の働きが低下しやすくなります。そうなると胃腸の働きももちろん低下するため、あまり量を食べていなくても胃もたれを起こしてしまい、吐き気を感じることがあります。

血圧が低い人は吐き気と共にめまいを感じることもあります。低血圧は改善するようにしましょう。

ストレス

朝起きた時に会社や学校へ行くのを体が拒否して吐き気を催している可能性があります。

ストレスを抱えすぎると、自律神経のバランスをうまく保てなくなります。そうなると、吐き気を感じたり胃腸の働きが低下するなどの症状が現れます。

胃腸の働きが低下している時に、ストレスなんかで胃が苦しめられると吐き気を感じる可能性は非常に高くなるといえます。

また、ストレスは胃酸を過剰に分泌してしまう傾向にあります。そのため胃腸炎を起こしやすく、胃に不調を感じやすくなるため吐き気も強くなります。

自分ではなかなかストレスが原因と気付けないのも難点であるといえます。

疲労の蓄積

日々の労働や寝不足により疲労が溜まっている時は、寝起きに吐き気を感じる場合があります。

疲労が溜まると消化器官の活動が低下してしまいます。そのため胃に入った食品をうまく消化できていない可能性があります。

今までは大丈夫だったものの疲れのリミットを突破してしまったという可能性は大いにあります。疲れを感じている様であればゆっくり休むようにしましょう。

睡眠不足

睡眠不足は体にあらゆる症状を引き起こしてしまう元凶です。特に集中力の低下や内臓機能の低下などの症状が挙げられますが、その内の一つとして寝起きの吐き気があります。

仕事や勉強などで夜遅くまで残業したり徹夜で勉強などをした場合、短時間寝て起きたときなどに吐き気やめまいを催すことがあります。これは自律神経の乱れや寝不足の疲労蓄積などによる血液循環の低下によって引き起こってしまいます。

またカフェインやアルコール類を摂りすぎることでも睡眠の質が低下し睡眠不足となってしまう場合もあります。

しっかりと睡眠を摂ることを心がけ睡眠不足には注意しましょう。

頭痛もある

朝起きたときに吐き気だけでなく頭痛の症状もある場合は、その頭痛によって吐き気が催されている場合があります。頭痛が発生する原因と吐き気が発生する原因は似ている点が多く、同時に症状が現れやすい特徴があります。

この場合は原因が寝すぎであったり、アルコールの過剰摂取や寝不足などが原因に挙げられ前夜の飲食状況や睡眠方法を改善する必要が出てきます。

朝に吐き気を引き起こす可能性のある病気

血圧

朝に吐き気を催す場合、それの原因が病気である可能性もあります。病院に行かなくてはいけないものの場合があるので、その可能性を知っておき早めの対応をしましょう。

原因がわからないまま放置していると、症状が慢性化し治療がしにくくなる場合がありますので注意してください。それでは、吐き気を催す可能性のある病気について紹介します。

逆流性食道炎

胃酸が逆流してしまって食道で炎症が起きてしまう症状です。

こちらも食べ過ぎと同じく胃酸の大量分泌が原因で発症します。食べ過ぎているくらいでは強烈な吐き気はなかなか感じないので、吐き気が強い場合は逆流性食道炎の可能性が高くあります。

吐き気以外にも、胸焼けや喉の違和感などを感じることがあります。タバコや過度の飲酒をしていると発症しやすいのでこれらを嗜む方は摂取量に十分注意しましょう。

過敏性腸症候群

主に下痢や腹痛など下から出る方向性での症状が多いですが、中には頭痛やめまいなどを引き起こす場合もあり、同時に吐き気も催します。

過敏性腸症候群は血液検査やレントゲンなどの検査ではなんの異常も見られないにも関わらず、便秘や下痢などの症状が続く病気です。消化器系の症状を訴える患者の半数近くがこの病気であることがあり、先進国に特に多い傾向にあります。特に女性に多くその発症が見られ便秘型の人が多い傾向にあります。

消化器運動の異常や過敏やストレス等により発症することがあり感染性腸炎にかかった後に発症するケースが多くあります。

頻繁に便通の異常が見られて3ヶ月以上この症状が続いている場合に過敏性腸症候群と診断されます。原因とされる項目により様々なアプローチの薬によって治療が行われます。

慢性化しやすい病気のため、早めの治療が症状回復の大きな鍵となります。

低体温症

吐き気を感じる原因の多くの場合がこの低体温症であることが多いです。特に朝に吐き気を感じるという女性に多く見られる病気で体温が35度以下の低体温の人が当てはまります。

雪山での遭難などで高度の低体温症の人は体温が28度以下にまで落ち込み、ここまで高度低体温症の人は直ちに救急処置を受ける必要があります。

低体温の人は血液の循環が非常に悪く、胃腸などの活動が弱まるため夜に食べたものがそのまま朝まで消化されずに多く胃の中に残ってしまうため、朝起きたときにその未消化のものが違和感になり吐き気を催すことがあります。

この症状の改善には下半身の筋肉を付けることが有効とされており、特に大きい筋肉の太ももを鍛えることが効果的でしょう。

また女性はダイエットによってもこの低体温症を引き起こしてしまうため過度な食事制限などには注意が必要です。

クモ膜下出血

クモ膜下出血は、脳を保護している三層に別れた膜の内の真ん中の層に当たるクモ膜の下で出血が引き起こったものです。

クモ膜下出血は出血が引き起こったときに強烈な頭痛が引き起こり、同時に吐き気の症状も引き起こることがあります。数日前から激しい頭痛が続いていたり、血圧が下がるなどの症状が見られる場合は早急に病院で検査を受けましょう。

メニエール病

メニエール病は未だ原因が解明されていない難病に含まれる内耳の病気です。主な症状はめまいや難聴、耳鳴り、吐き気などの症状です。寝起きの吐き気を引き起こす病気としてこの病気である可能性が挙げられます。

メニエール病はリンパ液が内耳で過剰に分泌されることで引き起こります。しかしこの過剰な分泌がなぜ引き起こるのかはまだ解明されていません。先進国にこの症状が見られることが多いことからストレスや精神的な疾患による原因がささやかれています。

症状の現れ方がなんの前触れもなく突発的に引き起こることからなかなかメニエール病とは判断できないことも多いようです。症状が1年に1回しか訪れない場合もありそのまま放置してしまうケースも少なくありません。

この病気が疑われる場合は専門医である耳鼻科に行かないと判明が難しいため、吐き気やめまいと共に難聴や耳鳴りを発症する場合は専門の耳鼻科に掛かりましょう。

吐き気の予防方法

成功

では吐き気を感じないようにはどのようにすれば良いのでしょうか。

吐き気を抑える効果のあるいくつかの方法を紹介していきます。

睡眠をしっかり取る

睡眠の質によって次の日の体調が大きく変化する事があります。特に寝起きの血圧が低い人は寝ているときに自律神経がよく休んでおらず、睡眠によって整えられるホルモンバランスなどもうまく整えられていないことがあります。

日頃の適度な運動や、前夜の食生活、入浴などによって睡眠の質を上げることが出来ます。それらの方法を試してみて、睡眠の質の向上を図りましょう。

ホルモンバランスを整えるためには22時から深夜2時までの時間帯の睡眠が大切です。その時間にしっかり寝られていない人や昼夜が逆転している生活の人は注意が必要です。

食べ過ぎをおさえる

やはり原因を知ってさえいれば回避できることが多いように感じます。

朝の吐き気の多くの理由は、胃の消化器官でのトラブルが原因となっています。

逆流性食道炎にしても胃もたれにいても、量を多く食べたか、遅い時間に食べてしまうという行動が引き起こしてしまう可能性が高いといえます。

いつもの夕食の時間や量を見直してみてください。量を食べたいのであれば時間を早めるなどの対策も可能です。また油っこいものや、肉類というのが消化がされにくく重たすぎるということが吐き気の原因に合っている場合もあります。そういったものを減らすなども一つの手です。

またアルコールなどの直接吐き気の原因となってしまう可能性のあるものも控えるようにしましょう。過度な飲酒は体に毒です。大量のビタミンを消費してしまうため美容にも良くありません。

これらの行為を控えることでことで胃の負担を格段に減らすことができ、吐き気を感じることも少なくなるでしょう。

入浴をする

シャワーではなく湯船に浸かるようにしましょう。入浴することで低血圧の改善にもなります。その他しっかり体を温めることで睡眠の質が高まったり、デトックス効果もありリラックス効果もあるため体に溜まったストレスを軽減することも出来ます。

また疲れの取れ方が格段に違います。人間は疲れをとる行動は、睡眠と入浴が主な行動となっています。シャワーだけだと思うように疲れが取れず、疲労が蓄積して消化器官の働きが低下する原因になるので注意してください。

しかし入浴する場合は注意点があります。夕食を食べてすぐの入浴は避けるようにしてください。

食べてすぐは、胃腸に多くの血液が必要となります。すぐに入浴してしまうと、胃腸の血液が不足してしまい、消化不良を起こしやすくなってしまいます。

30分〜1時間は間を空けてから入浴するようにしましょう。

リラックスする

ストレスが原因で吐き気を感じている場合があります。溜めないようにリラックスしましょう。

もちろんリラックス方法は各々ありますが、特に寝る前にストレスを感じるようなことを思い出さないようにしましょう。寝起きの吐き気に直結する恐れがあります。

ストレスを感じなくなるというのは無理があると思うので、うまく排出できるように付き合っていきましょう。

効果的な方法は先ほども紹介した入浴やティータイムや読書などがおすすめです。特に読書は以外にもストレスの発散効果が非常に高く、研究では68%のストレスが解消されたとの結果もあります。

睡眠前などに自分が集中して読むことが出来る本を用意しておき30分ほどの短い時間読んでから眠りにつくと良いかもしれません。

ホットミルクを飲む

寝る前にホットミルクを飲むことで朝の吐き気を抑えられる可能性があります。

牛乳には多くのタンパク質が含まれています。タンパク質には胃酸で負担を受けていた胃の状態を落ち着かせてくれる効果があります。冷たい牛乳だと胃に負担がかかる場合があるのでホットにしましょう。

またリラックス効果もあり、睡眠の質も高まりやすくなります。朝いつも吐き気を感じているという人はホットミルクを飲んでから寝てみましょう。

頭痛薬を飲む

朝起きたときに吐き気の他に頭痛も併発して引き起こしている場合は、主にその頭痛によって吐き気を催している場合があります。その場合には、原因である頭痛を解消しなければ、吐き気は治まりません。

偏頭痛持ちの人や、寝すぎてしまったことによる頭痛を発症している場合は、軽く外の空気を吸い、頭痛薬を飲んで症状の回復を図りましょう。頭痛によって吐き気がある場合には一度吐いてしまうと楽になる場合もあります。

薬を飲んでしまうと吐けなくなってしまうため、先に吐いてしまってから薬を飲むと、より治りやすくなるでしょう。

しかし、朝何も食べていない状態での服薬は薬によっては胃が荒れてしまう場合もあるためゼリーなどを使って飲むようにしましょう。

まとめ

寝起きに吐き気を感じる原因

  • 胃に負担がかかっている
  • 血圧が低い
  • 逆流性食道炎が起きている
  • 過度なストレスを感じている
  • 疲労が溜まっている
  • 睡眠不足
  • 頭痛もある

朝に吐き気を引き起こす可能性のある病気

  • 逆流性食道炎
  • 過敏性腸症候群
  • 低体温症
  • クモ膜下出血
  • メニエール病

寝起きの吐き気の予防方法

  • 睡眠をしっかり取る
  • 食べ過ぎを抑える
  • 入浴をする
  • リラックスする
  • ホットミルクを飲む
  • 頭痛薬を飲む

以上が今回の記事のまとめになります。寝起きに感じる吐き気は消化器官のトラブルが主な原因となっています。食べ過ぎや胃もたれを起こすものは避けるようにしましょう。

また毎日感じるという人はストレスが原因の可能性が高くあります。いきなり改善するのは難しいですが、ストレスを上手く発散できるような方法を見つけましょう。

思い当たることがないのに吐き気を感じ続けるのであれば一度病院に行って診察してもらいましょう。

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