脱水症状の頭痛は危険?吐き気を感じる時の対処方法とは!

脱水症状によって頭痛が引き起こされたとき、体の中ではいったい何が起きているのでしょうか。夏場だけでなく、梅雨の時期や冬場も脱水症状になってしまうケースが増えています。

脱水症状のことをよく知って早めに予防しましょう!

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脱水症状とは

脱水1

体から体液が失われた状態のことです。「脱水症」ともいいます。体液とは水と電解質(ナトリウム)です。

体液は栄養や酸素を身体中に届け、老廃物と二酸化炭素を排泄する働きをしています。血液、リンパ液、唾液、粘液、汗、消化液、尿のことです。体温を一定に保つことができるのも体液のおかげです。

電解質には、この体液が体から排出されないようにする働きがあります。

脱水症状のメカニズム

脱水2

体の水分は、腎臓が尿の量を調節して一定に保たれています。腎臓のコントロールを超えて、水分が多く排出されたり摂取する量が少なすぎると、脱水が起こります。

脱水が始まると、血の量が減り血圧が下がります。血液が足りないので脳や内臓の働きが鈍り、だるくなったり気分が悪くなったりします。喉が渇いたり、食欲が減ることもあります。
電解質が減った場合は、手足のしびれや力が入らない、脚がつるといった運動系の症状が現れます。

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脱水症状の原因

脱水3

では、脱水症状の原因について紹介します。

発汗

気温が高い時は大量の汗をかき、湿度が高いとその汗が乾きにくいです。このような状況は体温調節がしにくく、脱水症状を引き起こしやすいのです。

日本は脱水症状になりやすい気候であるといえます。炎天下での激しい運動や仕事、スポーツ時などは汗をかくスピードがとても早いです。梅雨の時期の熱中症も多いので注意が必要です。

下痢、嘔吐

風邪やインフルエンザにかかった時など、発熱による発汗と同時に下痢や嘔吐が続くような状況では、水分がどんどん出て行ってしまいます。

おなかがゆるいから、気持ちが悪いからと水分補給をしないでいると、脱水症状を引き起こす原因になります。きちんと水分を補給した方が、下痢や嘔吐などの症状の回復が早いことが分かっています。

腎臓の疾患

腎不全などによって腎臓がその機能を失ってしまうと、尿の排泄や濃度のバランスを調整できなくなります。水分を排出しすぎてしまったり、溜めすぎてしまいます。

十分な水分補給が必要になりますが、摂りすぎもよくありません。過度な水分摂取は腎臓に負担がかかります。

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脱水症状3タイプ

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脱水症状は3つに分けることが出来ます。どのようなものがあるのかを知っておきましょう。

高張性脱水

汗を多くかいた時。スポーツ時や夏場など、水分のほうが多く抜けてしまうときに起きる脱水症状です。のどの渇きがあります。体の中の塩分濃度が高くなっているからです。

等張性脱水

水分も塩分も同じくらい失ってしまっているときになる脱水症状です。腎臓に疾患があるときの症状です。

低張性脱水

激しい下痢や嘔吐などによって、電解質のほうがより多く抜けてしまっているときに起きる脱水症状です。

塩分補給が必要なのですが、水やお茶など塩分が入っていないものを飲んでさらに体液が薄まってしまい、悪化させてしまうことがあります。のどの渇きはあまりありません。

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脱水症の症状

脱水5

脱水症状が起きると、どのような症状が現れるのかを知っておきましょう。

体重減少1~2%(軽度)

症状はほぼありません。トイレを済ませた後や回数が少ないと感じたら、少し水分を補給しておきましょう。

体重減少3~9%(中等度)

頭痛、めまい、吐き気、だるさ、めまいなど体に不調があらわれます。血圧も下がってきます。病院で点滴を受けると回復が早いです。

アルコールを飲んだ後に頭痛や二日酔いがあらわれたときは、脱水症状を起こしているかもしれません。

体重減少10%以上(高度)

とても危険な状態です。病院で緊急処置を受ける必要があります。

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脱水症状と頭痛

脱水5

脱水症状と頭痛の関係について知っておきましょう。

脱水症状が頭痛を引き起こす理由

脱水症状によって脳の血流が下がると、脳の機能も低下してしまいます。

脳は血液を確保しなくてはならないので、血管を拡張して血流の循環を回復しようとします。こうして拡張した血管が周りの神経を刺激し、頭痛が起きると言われています。

症状

頭痛や吐き気がある場合は、中等度に脱水が進んだときの症状なので注意が必要です。熱中症の一歩手前だったということもあります。

血液が不足した状態が続くと脳の細胞そのものがダメージを受け、最悪の場合は脳梗塞や心筋梗塞などに至ることもあります。

対策

速やかに経口補水液を補給しましょう。炎天下であれば、日陰やなるべく涼しい場所に移動して安静にして下さい。スポーツドリンクも有効ですが、水だけはかえって症状を悪化させてしまうことがあります。

脱水症状と脳梗塞

脱水症状が怖いのは頭痛だけではありません。

脱水症状がはじまって血液から水分が抜けてくると、血液がドロドロになります。血液の流れが悪くなるので、血栓がひっかかりやすくなってしまいます。血栓が脳で詰まってしまえば脳梗塞、心臓で詰まれば心筋梗塞などを引き起こします。

血液の流れが止まれば酸素や栄養が十分に供給されなくなり、細胞や神経が死んでしまいます。症状は軽度のものから重度のものまで様々です。麻痺や痴呆、言語障害など後遺症が残ったり、最悪の場合は死に至ります。

スポーツ選手のように体力もあって人一倍健康であるはずの人が脳梗塞になり、麻痺などの後遺症が残ってしまうことがあります。試合中や練習後に突然倒れ急死してしまったというニュースも度々耳にします。運動して大量に汗をかき、脱水症状を起こしているにも関わらず運動をつづけていたため、それが引き金になってしまうことがあるのです。

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脱水症状になりやすい人の対処法

脱水6

脱水症になる患者さんは子どもと65歳以上の高齢者に多いことがわかっています。それぞれに合った対処法があるので、覚えておくといいかもしれません。

高齢者の脱水症状

高齢者は筋肉の減少に伴い、もともとの体液の量が減っています。風邪などを引いていなくても水分が不足しがちです。のどの渇きを感じにくくなっている人もいます。

トイレが近くなるのを嫌がる傾向があるようですが、こまめな水分補給はとても大切です。発熱などによって汗をたくさんかいたときは、積極的に経口補水液を摂取しましょう。

食事はおかゆや茶碗蒸し、鍋料理などがいいです。水分補給と同時に栄養も摂ることができます。また普段から体を動かしたりよく食べて体力をつけておきましょう。

子どもの脱水症状

子どもの脱水症状は、風邪やウイルス感染による高熱や大量の下痢や嘔吐が原因のことが多いです。悪化をさせないためにもやはり経口補水液を摂取することが一番です。また、そのような症状が出る前からこまめに補給してあげることも大切です。常温か、ぬるま湯程度に温めてあげましょう。

摂取量は体から出てしまった水分量と同量くらいが目安です。出た分だけ入れる、と覚えておきましょう。スプーン1杯ずつ時間をかけて与えてあげてください。どうしても嫌がったり、母乳やミルクを飲むようであれば、無理に経口補水液をあげる必要はありません。

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まとめ

脱水症状と頭痛についてのまとめです。

・脱水症状とは体の水分が失われてしまっている状態
・脱水症状の原因は発汗、下痢嘔吐、腎機能の低下、高齢など
・脱水症状には水分が多く抜けるタイプ、電解質が抜けるタイプ、両方が抜けるタイプがある
・脱水症状による頭痛は中等度まで脱水が進行しているのですぐに経口補水液を飲む
・脱水症状は高齢者と子どもに多い
・脱水症状はこまめな水分補給で予防できる

脱水症状と頭痛について少しは参考になりましたでしょうか。重症化すると症状がつらいだけでなく、病院で救急の処置が必要になることがあります。また命の危険があることも考えて対応してください。

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