タバコにより吐き気がする原因は?吸い過ぎの人は要注意!

身体に良くないとわかっていても、寝起きや食後の一服がやめられない…しかし、タバコを吸うと、吐き気がしたという経験を持つ人は、喫煙者にとって、あまり珍しいことではないかもしれません。

仕事が忙しいとき、イライラしたとき、ついつい吸いすぎてしまったとき、あるいは、ある日突然、タバコによって吐き気がすることもあります。症状が軽いと、つい見逃してしまいがちですが、それは、身体が発している危険信号かもしれないのです。めまいや下痢などの症状がある場合は要注意です!

ここでは、タバコを吸うと吐き気がするときに考えられるいくつかの原因や、改善策をご紹介します。

スポンサーリンク

タバコを吸うと吐き気がする原因

cigarette-923192_960_720

喫煙者のみだけでなく、普段タバコを吸わない人も、タバコの煙で気分が悪くなることがあります。原因はいくつかあげられますが、タバコによって吐き気を感じる人は、場合によって病院で診察してもらわなければならないこともあるのです。

具体的にどのような原因が考えられるのか、早速見ていきましょう。

ニコチン代謝ができていない

タバコに含まれるニコチンという有害物質が体内に入ると、身体はそれを消滅させようとします。人によっても代謝の良し悪しが異なりますが、日本ではニコチン代謝がうまくできない人が10人に1人という高い割合でいると言われています。

そういった人は、タバコを吸わない人でも、煙を吸い込み、吐き気を催す場合があります。

そして、吸いすぎて吐き気を催す人も、ニコチンを分解しきれなくなったことが原因と言えるでしょう。そもそもニコチンそのものに、神経を刺激して吐き気を催す作用があるので、吸い過ぎると吐き気をもたらすのは、当然と言えます。ひどい場合は、貧血や痙攣を起こすこともあるのです。

また、多くの人が喫煙する、紙巻タバコは、タバコの葉だけではなく、燃焼剤や人口の化学薬品添加物も一緒に燃やしています。これらの薬品が、吐き気の原因となっている場合もあるようです。

実際に、紙巻タバコではなく、葉巻やパイプ、キセルに変えると、吐き気がおさまったというケースもあります。

逆流性食道炎

はっきりとした関係はまだ分かっていないのですが、統計的に見ると、喫煙者は逆流性食道炎になりやすく、重症化しやすい傾向があります。これには、いくつかの理由があります。

一つ目は、タバコに含まれる様々な有害物質が(ニコチンを含む)、食道の粘膜に悪影響を及ぼすこと。そして、二つ目は、喫煙によって唾液の分泌量が減少するので、胃酸を中和する働きが弱まるという理由です。

さらに、煙を吸い込んだときに、胸内の圧力が高くなり、胃液を上へ押し出す力が働き、胃液の逆流を招く可能性があるとも考えられています。

ひどくなると、就寝時など、身体を横にする体勢になると、タバコを吸っていないのに、胃液が上がってくるようになってしまうこともあります。そこまで悪化した場合は、病院で受診した方が良いでしょう。

胃潰瘍、十二指腸潰瘍

胃腸炎や十二指腸潰瘍は、逆流性食道炎に症状が似ていますが、痛みを伴うことが大きな違いと言えます。ひどい場合は、吐き気が止まらなかったり、胸が激しく痛んで起き上がることが困難な場合もあります。

タバコの有害物資によって、胃潰瘍や十二指腸炎を患い、吐き気を催すこともありますし、その逆に、胃潰瘍や十二指腸炎をすでに患っている状態でタバコを吸うと、粘膜を刺激して吐き気を催すこともあります。

どちらにせよ、これらの病気は、一度患うと癖になりやすく、さらに大きな病気を招く可能性もあるので、早めに受診する必要があります。胃潰瘍については、胃潰瘍の症状をチェック!治療するための方法は?を読んでおきましょう。

妊娠

人間の身体は、実に神秘的です。妊娠すると、突然食べ物の好みが変わるなどの変化が現れてきます。それと同じように、これまで普通に喫煙していた人が、妊娠すると急にタバコの煙を受け付けなくなるケースが多々あります。

喫煙は、胎児に悪影響を及ぼします。もし、妊娠の可能性がある場合は、赤ちゃんのためにも、今すぐに禁煙しましょう。

ストレス・睡眠不足

ストレスや睡眠不足によって、身体の免疫力が落ちているときに、タバコが含む様々な有害物質を吸い込むと吐き気がすることがあります。

長年喫煙していると、感覚が麻痺してわからなくなりますが、もともと、タバコは刺激が強いものです。初めて吸ったときは、ほとんどの人がクラクラしたり、むせ込んだりしたのではないでしょうか?

そう考えると、心身が弱っているときに体内に入れてしまうと、体調が悪くなるのも頷けます。普段は喫煙していても平気な人に、このような症状が見られたときは、心身のサインだと思ってゆっくり休む必要があります。

脳の病気

吐き気に加え、頭痛やめまいが生じた場合は注意が必要です。喫煙によって、酸素が回りにくくなるので、脳は酸欠状態になります。

さらに、喫煙には、血液の循環を悪くさせたり、血管そのものを脆くしてしまうので、脳卒中や脳梗塞など、何らかの脳の病気になっている可能性があります。このような脳の疾患は、悪化すると、突然倒れ、そのまま死に至るということも珍しくない、恐ろしい病気です。

喫煙時、吐き気とともに、頭痛やめまいを発症することが続いた場合は、病院で検査を受けることをおすすめします。

スポンサーリンク

タバコを吸うと吐き気がするときの改善方法は?

smoking-1111975_960_720

身体は、害になるものが外から入ってくると、何らかの反応をします。それが喫煙の場合、長期に渡り、タバコを吸い続けることでその感覚が麻痺します。その結果、さまざまな病気を引き起こし、吐き気を催すなどの症状となるのですね。

また、病気ではなく、タバコの吸い過ぎによる吐き気においても、私たちの知らないところで身体は頑張っています。普段の喫煙量で吐き気を感じないのは、脳が無意識に「吸い過ぎ」にも「足りなさ過ぎ」の状態にもならないように、喫煙者が一番心地良くいられる一定のニコチンを摂取するよう、指令を出しているのです。

しかし、忙しさやストレスで、普段、脳が調節している一定のニコチン量を超えると、タバコによる化学物質によって、急に中毒症状を起こさないよう、タバコを受け付けなくさせています。

もう、想像がつくかと思いますが、これらを改善するための方法は、数多くはなさそうです。

禁煙する

ずばり、これに尽きるでしょう。タバコを吸って、吐き気を催すときは、身体が、「もうタバコはいらない」と言っているのです。

突然やめることができなくても、せめて、このような症状が出たときだけ、中断してみると、タバコを吸っているときと、吸わないときの体調の変化に、目を向けることができます。

「吸いたい気持ち」はあるけれど、吐き気が治まった、食欲が出た、肌の調子が良くなったなど、改善点に気づけるかもしれません。

人は、「心地良い」と感じる方へ惹きつけられう傾向があります。例えば、楽しそうな人のところと、つまらなさそうな人のところだと、圧倒的に楽しそうな人の方へ、人が集まってきます。

あるいは、それまで心地良いと“思い込んで”続けてきた、生活のタイムスケジュールにおいてもそうです。お風呂は、ご飯の前に入る、と何となく決めていたけれど、とあるきっかけで、寝る前にお風呂に入る日があったとします。

いつもとリズムが違うので、なんとなくぎこちなかったけれど、そのとき、ぐっすり眠れたとしましょう。身体は、その「ぐっすり眠れて心地よかった感覚」を必ず覚えています。そうすると、人間の身体は、徐々にその感覚を追い求めるのです。

結果、意識せずとも、いつの間にか「寝る前にお風呂に入る」というタイムスケジュールに変化していた、ということもあるのです。これはむしろ、自然なことと言っても良いのではないでしょうか。

それと同じように、少しずつ、「タバコを吸わないときの心地よさ」を身体が覚えると、少しずつ、無理をすることなく、禁煙を成功させることができるかもしれません。

また、最近では禁煙をする人も増えているようで、いろいろな禁煙補助グッズもあります。それらの力を上手に借りるのも、方法の一つでしょう。

タバコとの付き合い方を見直す

それでも禁煙はなかなかできない…と嘆く方も多いのではないでしょうか。これまでずっと喫煙してきたのですから、無理もありません。身体に良くないといっても、禁煙が精神的にかなりのストレスになるのであれば、無理をしながら禁煙するのも、考えものです。

禁煙は困難だと、現時点で感じている人は、まず、タバコとの付き合い方を見直してみるのはいかがでしょうか?

たとえば、食後の一服は、至福のひとときでしょう。しかしそれは、「吸いたいから吸っている」と言うより、「食後にはタバコを吸うのが習慣になって」吸っている場合も少なくありません。

朝起きて最初に一服する人もいることでしょう。それもまた、同じことが言えます。

飲み会に行くと、最初は美味しそうに、ゆったりと煙をふかしてタバコを吸っている人も、時間が経つにつれ、タバコに火をつけるものの、実際に口元まで運ぶ回数より、灰皿でタバコが長い灰をつけたまま、ぐったりしている時間の方が長くなっている光景がよくあります。それもまた、「何となく手持ち無沙汰で火をつけた」ニュアンスの方が強い気がします。

まずはそこから、タバコとの付き合い方を見直してみると、良いかもしれません。

「タバコを吸おう!」とタバコに火をつけるときは、じっくり吸う。けれど、何となくタバコに手が伸びて、火を付けそうになったときは、深呼吸して「本当に吸いたいのか?」と自分に聞いてみるのです。

そうすると、「今のは、癖だな」「今は、口寂しかったからだ」と、自分とタバコの距離を客観的に見られるようになり、“本当は必要ない時間”を発見できます。

そのあと、たとえ吸ってしまったとしても、そう言った経験を積み重ねていくと、禁煙を無理強いしなくても、自然とタバコとの距離が遠くなっていくかもしれません。

スポンサーリンク

まとめ

いかがでしたでしょうか。吐き気だけでなく、いろいろな病気や不調を引き起こすタバコ。これを機に、少しずつ、タバコとの付き合い方を見直し、自分の身体が健康であるということが、どのような状態なのかを、今一度確認してみてください。

「なんか調子が優れない」といった、原因の曖昧な不調は、もしかするとその一本のタバコにあるかもしれません。

関連記事として、

喘息の時のタバコは危険?その理由と対処方法について!

風邪の時にタバコを吸うとどうなる?症状について

タバコが引き起こす頭痛について!匂いにも要注意!

これらの記事も合わせてお読みください!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする