足の裏のほくろは危険?癌の可能性と見分け方について!

顔や体、いたるところにできるほくろですが、年齢を重ねると共に「あれ?こんなところにあったっけ?」と気付かないうちに増えていることがよくあります。

また、「足の裏にあるほくろは危険」という話を聞いたことはありませんか?実際に足の裏にほくろがある人は心配になってしまいますよね。

噂なのか迷信なのか、もしくは真実なのか?そこで今回はほくろが出来るメカニズムや癌化したり病気となるような危険なほくろの見わけ方について、詳しくご紹介していきたいと思います。

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ほくろのメカニズム

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ほくろはどうしてできるのでしょうか。また、どうして増えていくのでしょうか。

ほくろとは何か

ほくろとは、メラノサイトと呼ばれるメラニン色素を含む細胞が皮膚の表面に高い密度で集まって出来た斑点のことを言います。

体のどこにでもでき、日本人ですと平均で30個ほどあると言われています。

ほくろが出来る原因

ほくろというと成長と共に現れるイメージがありますが、実は先天性のものと後天性のものがあります。

■先天性ほくろ

先天性ほくろはその名の通り赤ちゃんの頃に出来るほくろです。とはいえ新生児にはほくろは無く、生後一ヶ月を過ぎたあたりに出来るものです。

原因は分かっておらず予防も出来ません。恐らく先天性のもので遺伝が影響しているのではないか、と言われています。

■後天性ほくろ

ほくろの多くはこの後天性ほくろになります。

主な原因は紫外線です。ほくろの素であるメラノサイトは紫外線を浴びることにより活性化する為です。

紫外線の他にも加齢ストレス生活習慣の乱れによってできる場合があったり、女性の場合はホルモンバランスが原因となることもあります。

ホルモンバランスが崩れることでメラノサイトが活性化する場合がある為、妊娠中はほくろが増えたり濃くなりやすいと言われています。

また、体の内部の問題ではなく、下着や洋服、靴などが皮膚にあたって何度も擦れたり圧迫されたりし続けるといった外部刺激によって細胞が傷つき、ほくろが出来ることもあります。

詳しくは、ほくろが増える原因とは!?病気の可能性は!?を参考にしてください。

シミ、そばかすとの違い

ほくろ、シミ、そばかすは、その見た目も発生原因も似ていることから、どれがどれなのか違いが分からないといった方が多いかと思います。

■シミ

シミは皮膚の表面にメラニン色素が沈着したものを言います。

通常、メラニン色素は皮膚のターンオーバーによって排出されますが、新陳代謝が乱れたり角化異常を起こしたりすると排出されずに皮膚に残り、色素沈着してシミとなるのです。

■そばかす

そばかすは実はほくろの一種と言っても良いかも知れません。

メラノサイトの集合体であるほくろに対し、そばかすはそのメラノサイトがバラバラに散らばった状態で色素沈着を起こしたものなのです。その為一か所ではなく広範囲に現れますし、ほくろよりも密度が低い為、色は黒色ではなく薄茶色となります。

そばかすもほくろも紫外線による日焼けが原因の一つとなりますが、白人の方や色白の方は紫外線に弱い為、密度の低いメラノサイトでも肌に現れやすくなります。

また、子供の頃の方にそばかすが多くても、時間と共に薄くなったり消えてしまうことが多いのもそばかすの特徴です。

詳しくは、そばかすの原因とは!しみとの違いってなに?を読んでおきましょう。

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危険なほくろ

足の裏

ほとんどのほくろは健康上何の問題もないものです。勿論、問題が無くても美容上の目的で切除する方もいらっしゃいます。しかし、中には危険なほくろというのも存在しています。

悪性黒色腫(メラノーマ)

”ほくろの癌”と呼ばれる悪性黒色腫(メラノーマ)という病気があります。この癌は転移することが多く死亡率が高い非常に危険な病気です。

■症状

メラノーマの特徴は、足の裏に発症しやすいと言われています。これが、「足の裏のほくろは危険」と言われるようになった所以です。

足の裏以外では、顔面指先、爪に出来ることもあります。

見た目はほくろと似ていますが、普通のほくろとの違いは短期間で大きくなることです。また、ドーム状に盛り上がってくることもあります。

■原因

最も大きな原因は紫外線です。

長期間、過度に紫外線を浴びたり、あるいは釘を踏む、指をはさむ等の外的刺激を受けることにより発症すると言われています。

特に紫外線に弱い白人や色白の方は発症しやすい為、紫外線には十分注意が必要です。

■治療

手術による治療がメインとなります。

他の部位への転移が見られない場合は5年生存率が90%を超えると言われている為、早期発見が鍵となります。詳しくは、メラノーマの初期症状は?種類を知って適切な対処を!の記事を読んでおきましょう。

しかし足の裏等の見えずらい部位に出来やすく、そして非常に転移しやすい癌であることから早期発見が難しいとも言われています。

日頃からほくろの位置や状態をチェックし、変化に敏感になることが重要です。少しでも普通のほくろと違うと感じたら、すぐに皮膚科を受診しましょう。

基底細胞癌

基底細胞癌(きていさいぼうがん)は日本人に最も多い皮膚癌と言われています。皮膚の最も深い部分である”基底層”の細胞が癌化したものです。

症状

見た目はほくろと非常によく似ています。初期症状としては黒色または黒褐色の点、あるいは軽く盛り上がったほくろ状のものが現れます。

進行と共に中心部が陥没し、周辺が盛り上がってきます。そして出血したりかさぶたになったりを繰り返します。痛みはほとんどありません。

発症場所で最も多いのが頭部顔面です。比較的50代以上の高齢者に多く、男女差はないようです。

■原因

原因はやはり紫外線を多く浴びすぎることによって引き起こされます。また、やけど等の外傷も発症誘因としてあげられています。

■治療

手術による治療となります。

皮膚の最深部に起こる癌ということで、皮下脂肪組織まで深く切除することが必要となります。切除範囲は広くなりがちですが、ここで範囲を狭めた場合再発の危険が高くなってしまいます。

有棘細胞癌

基底細胞癌が皮膚の最深部であるのに対し、有棘細胞癌(ゆうきょくさいぼうがん)は中間層である”有棘層”の細胞が癌化する皮膚癌です。基底細胞癌に次いで多いと言われています。

■症状

症状は発生場所、原因により様々です。

最も多いのが形がいびつで赤色にぼこぼこと盛り上がっている状態ですほくろに見える黒色になる場合もありますが、少数のようです。

進行すると出血したり大きくなっていき、膿や悪臭が出ることもあります。

■原因

こちらもやはり紫外線が原因と言われています。

子供の頃から浴び続けた紫外線が蓄積し、加齢と共に癌化することが多いようです。他の癌と比べて高齢での発症率が高く、70歳以上の男性に最も多いと言われています。

その他に、子宮頸がんの原因と言われている”ヒト乳頭腫ウイルス”の感染によって、有棘細胞癌が発症することが分かってきました。

■治療

手術による治療以外に、凍結療法、化学療法、放射線療法が選ばれることがあります。進行状態や、高齢による体の具合を考慮し、適した治療が行われます。

どれか一つだけではなく、幾つかの治療方法を組み合わせて効果を上げていく場合もあります。他の病気に比べて明かに普通のほくろとは違うと気付きやすい為早期発見がしやすく、早期治療を行えば生存率が非常に高い癌です。

とはいえ、頭部は見えずらい場所です。洗髪や普段触っていて出来物が出来ていると感じた場合は、放置せずに注意して見てみることが大切です。

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危険なほくろの見分け方

医者

それでは問題のないほくろと危険なほくろを見分けるポイントをご紹介していきましょう。

大きさの変化

問題のないほくろは通常大きくなることはありません。しかし癌化している場合は徐々に大きくなっていきます。

また、その大きさが6mm以上あるかどうかが一つの判断基準となります。6mm以上あるものは癌の可能性が高い為、疑った方が良いでしょう。

いびつな形

問題のないほくろは、ほくろと皮膚の境界線がはっきりしていて表面は平らです。

それに対して癌化している場合は周りの皮膚に色がにじんだようになっていることが多く、表面もでこぼこしていたり、左右対称ではなく歪んでいる場合が多いです。

大きさや形に加え、色が真っ黒であったり、逆に赤っぽい色になっている場合は要注意です。

最初は普通のほくろに見えていても、このように色の変化があるかどうかも注意してチェックしましょう。

場所

上記であげた癌化するほくろが特に発生しやすい場所は、足の裏、頭部、顔面、指先、爪です。

顔であれば普段から確認できるのですが、その他の場所はなかなか気づきにくい場所かと思います。

こういた部分にほくろが出来ているのかどうか確認し、出来ている場合はその形状を日頃から観察しておくことが重要です。

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予防策

麦わら帽子

皮膚癌となってしまう前に、日常で出来る予防策はあるのでしょうか。

 紫外線対策

そもそものほくろが出来る原因でもありますが、癌化や皮膚癌をを防ぐ為に最も大切なことは紫外線を浴びすぎないようにすることです。

紫外線量の多い時期は6月、7月、8月です。時間帯としては10時から14時の間が多く、12時がピークとなります。

誤解されやすいのですが、紫外線は晴れている時だけ多い訳ではありません。曇りでも雨でも、紫外線は降り注いでいます。

この時期に外出される場合は特に注意し、日焼け止めを塗ったり、帽子を被ったり、サングラスをかける等の対策を行いましょう。皮膚だけではなく、意外と目から吸収される紫外線量は多いのです。

また、外だけでなく家の中にも紫外線は侵入してきます。

紫外線カット効果のあるレースカーテンが多く販売されていますのでそういった商品を利用したり、車の窓も紫外線カットシートを貼ると効果的です。

日常生活において完全に紫外線を防ぐことは難しいと思いますが、出来るだけこうした対策を行うことによって恐ろしい癌を予防できますし、癌だけではなくシミ熱中症を予防することも出来ます。

免疫力アップ

免疫力をアップさせることは、癌だけではなくあらゆる病気を予防することが出来ます。

基本は食事からです。皮膚癌の予防には野菜や果物を摂ることが効果的と言われています。

特にβ-カロチンが多く含まれるニンジンは、癌の原因となる活性酸素を除去する効果が高い為お勧めです。

その他にレモンキャベツも効果が高いようです。

勿論、それだけ食べていれば良い訳ではなく、栄養バランスの良い食生活が大切です。

昔から肉食は発がん性が高い食事であると言われていますので、こういった野菜や果物を多めに摂るようにしながら、肉や魚、豆類等もバランス良く摂取しましょう。免疫力を高める方法は、免疫力を高める方法は?食べ物などを紹介!を参考にしてください。

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まとめ

普通のほくろとして見過ごしやすい皮膚癌。特に悪性黒色腫(メラノーマ)は死亡率の高い非常に危険な癌であることが分かりました。

「足の裏のほくろは危険」という話は、あながち間違いではないようです。

勿論、問題のないほくろである場合や良性である場合もあります。

しかしここに挙げた危険なほくろの特徴を頭に入れて日頃からチェックを行うことは非常に大切です。

いずれも初期段階であれば完治する可能性も高いですので、疑いがある場合は必ず早めに病院を受診しましょう。

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