眼球破裂の症状や治療法、原因について知っておきましょう!

「眼球破裂」なんて恐ろしいひびきの言葉をご存知でしょうか?「え?眼球が破裂しちゃうの?」「視力はどうなっちゃうの?」と恐ろしい想像が膨らみますよね…。

この眼球破裂は、スポーツや喧嘩、交通事故などの、外部からの強い衝撃を受けた時に生じるものです。ここまで聞くと、日常生活を普段通り過ごしていれば、こんな恐ろしい状況には遭遇しなさそうに思えます。しかし、実際は、私たちの普段の生活でだれでも起こりえることなのです。

では、実際に自分が眼球破裂してしまったら、もしくは、家族や友人が眼球破裂を起こしてしまったら、どうしたらいいのでしょうか。今回は、眼球破裂の原因と症状、その対処法をご紹介していきます。

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眼球破裂とは

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言葉をきいただけでもぞっとしてしまう「眼球破裂」ですが、症状としては、いったいどんなものがあるのでしょうか。

眼球破裂って何?

外部から、強い衝撃を受けて、その名の通り、眼球が破裂してしまう症状です。眼球の周りを取り囲んで、眼球内部を保護する役割を持っている角膜や強膜が破壊され、眼球の内部の機関が露出した状態になってしまうことです。

眼球破裂の原因

眼球破裂の原因は、外部からの強い衝撃との事ですが、では、そもそも、眼球破裂が起こってしまう原因は何なのでしょうか。

そもそも、眼球破裂とは、外部からの衝撃を強く受けることによって生じるものですので、その原因は、様々なシチュエーションが考えられます。例えばスポーツやレジャーの中でも、特に激しい運動をするものや、交通事故や職務中が挙げられます。また、お年寄りの方や、小さなお子さんについては、急な転倒なども原因になります。

眼球破裂の症状

眼球破裂が起きてしまった場合、どのような症状が現れるのでしょうか。

まず、眼球破裂が起こると、視力が急激に低下します。また、確認できる症状としては、目が充血し、腫れ上がってくる事があります。角膜や強膜といった眼球の保護をする膜が破壊されている状況ですので、光や、ちょっとした衝撃(風や埃など)に非常に敏感になり、痛みを伴ないます。

また、これほどの症状がでないとしても、見えづらい、眼の中の異物感も、眼球破裂の症状として挙げられます。痛みが伴なわない場合でも、視力の低下がみられます。

しかし、このような症状が片目だけに発生したとしても、もう一方の眼球にも同じような痛みや視力低下といった症状が現れる事があります。

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眼球破裂が起こった場合の応急処置と治療

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では、もし、眼球破裂が起こってしまった場合はどうしたらよいのでしょうか。

目の回りに強い衝撃をうけたら…

まずは、すぐに眼科を受診するようにしましょう。眼科では、まずは問診を行った上で、超音波検査やCT検査を行い、破裂箇所や異物の有無、その他の病気の併発がないか銅貨を確認します。

裂傷が小さい場合は、治療用コンタクトレンズを用い、傷口を覆います。もし、傷が大きい場合は、抗生物質の点滴を行いながら、早急に破壊されてしまった強膜や角膜をつなぎあわせる手術が行われます。

眼球破裂は、緊急手術の対象ですので、眼球の内部が露出してしまっている状況を早急に修復する必要があるのです。

眼球破裂かな?と思った時の応急処置

眼球破裂とは、突発的な外的な要因で起こるものですので、何らかの作業中や、職務中に鉄片、木片、プラスチック片などが飛んできて目に入ってしまったという原因も考えられます。また、お年寄りや小さなお子さんの場合は、急な転倒によって眼、または眼球の周りを強く打撲してしまうようなケースも、想定できます。

もし、上記のような「眼球破裂かな?」と思い当たるような症状が出たらすぐに眼科に電話をして早急に受診しましょう。眼科を受診するまでの応急処置としては、以下のような応急処置が可能です。

応急処置:その1

眼の表面に汚れや傷がある場合は、軽く水で洗い流すようにしましょう。ただし、それほど時間をかけずに、さっと大きな汚れを落とすようにしましょう。眼球の傷口に汚れや菌がはいってしまう可能性がありますので、十分注意しましょう。

応急処置:その2

眼球に大きな傷がある場合や、眼球周りにガラスやプラスチック、木片等が刺さった場合は、無理に取り除こうとしないようにして下さい。傷口を開く事で、失明に繋がる可能性があります。また、眼球に大きな傷や痛みがある場合は、無理に目を開かずに、軽く汚れをとるようにしてください。

この間、目を押さえつけてはいけません。出血している場合は、清潔なタオルやティッシュなどをまぶたの上から軽く当てるだけにしましょう。

眼科を受診した際に伝えるべきポイント

眼球破裂は、失明にもつながる緊急度の高いものですので、すぐに眼科を受診する必要があります。また同時に、医師の診療を受けた際にも、より迅速に的確な治療を受ける為に、以下のポイントを医師に伝えるようにしましょう。

1、強い衝撃を受けた時の状況

  • 何をしている最中に何が起きたのか
  • そのときの姿勢
  • 外的衝撃の要因(ボールなのか、格闘技の最中のパンチなのか、強度や素材など)

2、どこで、何分前に外的衝撃をうけたのか

3、眼鏡やコンタクトレンズを着用していたか

4、どのような応急手当をしたのか

以上のような点を、できるだけ明確に医師に伝えるようにしましょう。

初期治療までのスピードが命!

眼球破裂した場合は、裂傷をいち早く修復したり、入り込んでしまった異物を取り除く治療を可能な限り早く正しい治療を行うことが必要です。手当てを開始するまでの1分1秒の差が、その後の視力・視機能を大きく左右するからです。

眼球破裂の治療法

軽度の場合は、医療用コンタクトレンズを着用し、傷口が自然治癒を促す方法があります。しかし、傷口が大きい場合は、抗生物質の点滴を行い、合併症や他の菌の感染を防ぎながら、強膜・角膜をつなぎ合わせる手術を行います。

眼球破裂が起こった後の後遺症

眼球破裂が起き、初期治療が遅れたり、適切に行われなかった場合、視力の低下や視界不良、最悪の場合、失明に繋がる可能性が高くなります。

また、破裂してしまった傷口の大きさに酔っても、視力回復に違いが出てくるようです。「あれ?おかしいな?」と思ったら、すぐに眼科を受診するようにしましょう。

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眼球破裂の予防方法

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眼球破裂は、視力の著しい低下や、最悪の場合には視力の回復が見込めない事態に陥る可能性があるものです。そこで、日々の生活の中で気をつけるポイントをご紹介します。

眼球破裂をおこさないために心がける事

眼球破裂は、突発的に起こる事がほとんどですので、出来るだけ、目の回りに大きな衝撃を受けそうなスポーツや作業は避ける事ほうがよいでしょう。

どうしても、そのような可能性があるスポーツを行う場合には、眼鏡やサングラス・ゴーグルなどを着用し、目の周りを保護することが有効だそうです。

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眼球破裂を起こした際の注意すべき合併症

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眼球破裂を起こしてしまった場合、その裂傷自体が治ってきたとしても、次に注意すべきなのは、治療の最中、または治療後の合併症です。

この合併症にも、視力の低下や失明の危険がありますので、十分な注意が必要です。以下に、注意すべき合併症の例をあげてみます。

角膜潰瘍(かいよう)

角膜についた傷口から細菌が入り、眼球を保護する上皮膜が欠損してしまう現象です。

また、場合によっては角膜穿孔(かくまくせんこう)という、角膜に穴が空いてしまうことがあり、この場合は失明に至るケースもまれにあります。

外傷性白内障

外部から強い力が加わり、水晶体に乱れが生じると、白内障が発祥する可能性があります。白内障の主な症状としては、視力の低下がありますが、外傷性白内障を発祥した場合は、短期間でこの症状が進行してしまう恐れがあります。

緑内障

緑内障とは、視神経に異常が起こり、目で見た情報がうまく脳に伝わらなくなり、視野や視力に障害を引き起こすものです。典型的な緑内障の症状としては、視界の一部が見えなくなり、徐々に見えない範囲が広がっていくというものです。

しかし、普段は両目でものを見ているため、一部の視力が欠損しているとは気付きにくいものなのです。しかし、一度失った視力を取り戻す事はできないため、早期の発見と治療が不可欠です。

網膜剥離(もうまくはくり)

網膜は光を感じてそれを伝える神経網膜と、その土台になっている網膜色素上皮の二層で構成されています。網膜剥離とは、その神経網膜がその下の色素上皮から剥がれてしまう病気のことです。

神経網膜が剥がれることで、網膜色素上皮から供給されていた栄養がストップしてしまい、視細胞へ栄養が行き渡らなくなってしまいます。そのため、光に対する感度も低下し、視野狭く、視機能が低下してしまうのです。

破れたりしわになったフィルムで、鮮明な写真が撮れないように、網膜剥離が生じると視野や視力が低下し、鮮明な視力が失われてしまうのです。

網膜剥離の前兆として、白い壁や読書をしている最中に何かの浮遊物の陰などが現れる「飛蚊症」を併発することもあります。また、視野の隅に稲妻のような光が見えたり、視野全体がすすがかったようにみえるといった症状があります。

詳しくは、網膜剥離の原因は?症状や治し方を知っておこう!を読んでおきましょう。

黄斑円孔(おうはんえんこう)

眼球の底の中心部分を黄斑部といいます。この黄斑部の網膜穴があいてしまう病気です。 黄斑部は物を見るための中心ですので、、黄斑円孔を引き起こすと物が見えにくくなり、視力が低下してしまいます。

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まとめ

以上、いかがでしたでしょうか。なかなか、なじみのない「眼球破裂」という言葉ですが、日常生活でふとした不注意で、誰にでも起こりえる大変危険なものであることがお分かりいただけたでしょうか。

眼球や、その周りに、何か強い衝撃を受けた場合は、自己判断せずに、すぐに眼科を受診しましょう。1分1秒が、あなたのその後の視力を大きく左右する可能性があります。痛みや腫れ、視力低下が起きた場合は、すぐに医師に相談してみましょう。

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