まぶたのかゆみの原因は?症状によって変わる対処方法!

まぶたのかゆみは、意外にやっかいです。痛みや充血が起きれば、医者にかかる人も多いのですが、「まぶた」が「かゆい」だけだと「病院にいくのもなあ」と、軽く考えてしまうからです。しかし原因によっては、悪化して、ただれてしまうこともあります。

また、皮膚科か眼科か、どちらにかかったらいいのでしょうか。まぶたのかゆみを引き起こす主な病気と、その予防法を見てみましょう。

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まぶたのかゆみはアレルギー?

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まぶたの異変は、まぶたが原因のときと、白目が原因のときがあります。まぶたと白目の間が原因のこともあります。さらに、「目」にはさまざまな「膜」があり、そこがかゆみの元になることもあります。

このように原因はさまざまですが、かゆみを抱えた人はまず、まぶたを擦ってしまいます。どのような「かゆみ」であっても、「掻くこと」は症状を悪化させます。しかも「目」は、精密機器と呼べるほど、入り組んだ構造をしていて、なおかつ壊れやすいパーツでできています。

目の病気が悪化すると、生活を著しく不便にします。症状をしっかりと把握して、原因をつきとめて、適切な治療を受けたいものです。

アレルギーが原因でかゆみが発生する

アレルギーの3大原因は、「家のホコリ」「花粉」「ダニ」です。こうした物質が目の中に入ると、まぶたや眼球や膜が炎症を起こします。これを「アレルギー性結膜炎」といいます。

アレルギー性結膜炎の症状は、白目の部分が、肉の脂身のようにぶよぶよになります。コンタクトレンズの汚れでも、アレルギー反応と似た症状を引き起こすと言われています。白目がぶよぶよになる場合は、白目がぶよぶよするのは何故?コンタクトの使い方に注意!の記事を読んでおきましょう。

・春季カタルとは

アレルギー性結膜炎は小学生ぐらいの子供が重症化させやすく、悪化すると病名が変わり、「春季カタル」といいます。痒みが増したり、まぶたの裏に、たくさんの白い粒ができたりします。春季カタルでは、目やにが大量に出ることも主な症状です。

アレルギーによるかゆみを予防するには?

予防法としては、とにかく、アレルギーの原因物質を近づけないことです。

「家のほこり」対策では、自宅を綺麗にしましょう。ベッドや布団などの寝具は、「家のほこり」も「ダニ」も、どちらも溜まりやすいです。こまめな清掃を心掛けてください。じゅうたんは掃除機だけでなく、消毒や、場合によっては丸洗いしてください。

外に出ないわけにはいかないので、「花粉」対策は大変です。ゴーグルやマスクで身を守りつつ、家に侵入させないようにしなければなりません。花粉は服に付くことで、家の中に入ります。

服の生地を選びましょう。羊毛や綿、ニットは、花粉を取り込みやすい材質といえます。一方、ナイロンなどの化学繊維は表面がすべすべしているので、花粉が付着しにくく花粉対策には良いといえます。

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現代病によりかゆみが?

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先ほど、コンタクトレンズの汚れが原因で、アレルギー性結膜炎になるといいました。とても便利な道具であるコンタクトレンズが、病気の原因になってしまうのは、現代病の特徴でしょう。

コンタクトレンズは、装着時間や洗浄方法など、医師の指示通りに使いましょう。

パソコンに注意

現代人はパソコンを使った仕事が増えたことで、まばたきの回数が減ったといわれています。これにより、本来潤っていなければならない目が乾いてしまいドライアイになってしまいます。

ドライアイの状態なのに目を使い続けると、充血したり、目に酸素や栄養が届かなくなり、まぶたがかゆくなります。

長時間の車の運転や、暖房や冷房がききすぎている部屋にいることも、ドライアイの原因になります。

現代病の予防法の難しさは、「予防すると不便になる」点です。コンタクトレンズやパソコンを使わないようにすればいいのでしょうが、それができない人は多いと思います。

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ものもらいが原因でかゆみが?

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まぶたのかゆみが「ものもらい」が出来ている場合があります。症状や治療方法を知っておきましょう。

おしゃれに潜む原因

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前髪が目にかかっていたり、アイラインやアイシャドウなど目の周りの化粧のせいで、ものもらいになることもあります。この予防法は簡単で、前髪を切り、化粧をしなければいいのですが、しかしこれも、実行することが難しい人は多そうです。

そこで、せめて家に戻ったら、前髪を上げたり化粧を素早く落とすことをおすすめします。温かくしたタオルを目に当てることも、効果的といわれています。おしゃれは外でして、プライベートの時間では、目をいたわることを意識してください。

ものもらいが悪化したから、肌の荒れを隠すために化粧を濃くする――それだけは避けてください。

ものもらいで手術も

正式病名は「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」といいます。細菌に感染して発症します。

初期症状は、まぶたに赤みが出てきて、軽いかゆみを生じます。進行すると赤みとかゆみが強くなり、膿がたまります。軽いうちは、抗生物質の目薬や内服薬で治療できますが、悪化すると、切開して膿を取り除く必要があります。

ものもらいを起こす細菌で最も一般的なのは、黄色ブドウ球菌です。食中毒や肺炎を引き起こすので恐いイメージがありますが、でもこの菌は健康な人でも保有していることがあります。

健康だと、黄色ブドウ球菌を保有していても、苦しい症状を引き起こさないことがあるのです。ですが、ひとたび傷口に感染したり、体の抵抗力が落ちると症状が出てくるのです。

抗生物質で治療

治療法は、抗生物質で菌を殺します。予防法としては、まずは、抵抗力を落とさないようにすることです。

そして、やはりまぶたを擦らないことです。「掻く」行為は、菌をばらまくようなものです。また、外部の菌の侵入を防ぐため、手や顔をこまめに洗うことも有効です。

まぶたの裏がゴリゴリ

まぶたの裏に「かたまり」ができて、違和感を持つ病気があります。「霰粒腫(さんりゅうしゅ)」という病気です。「めいぼ」とも呼ばれています。痛くないことが特徴です。

眼球は水分の蒸発を防ぐため、たえず油分が供給されています。油分を眼球に供給する「穴」を、「マイボーム腺」といいます。まつ毛の生え際を虫眼鏡で見ると、小さな穴がほぼ等間隔で並んでいるのが分かります。ここから油分が出てくるのです。

「霰粒腫」は、この穴が詰まってしまい、油分がたまって「かたまり」や「いぼ」のようなものができてしまうのです。

これも菌が原因のことが多いです。軽度だと自然に治ることがありますが、一時的に治まったり、再発したりを繰り返すと、医師によっては手術をすすめることもあります。悪化する前に、薬で治療しましょう。ものもらいについては、ものもらいの原因とは?ストレスや疲れとの関係についての記事を参考にしてください!

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皮膚科も検討を

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黒目や白目などの「眼球」の異常なら、迷わず眼科に行くことができます。しかし、まぶたのかゆみとなると、ちょっと悩みます。それは、まぶたの表面が「皮膚」だからです。まぶたは皮膚科の領域でもあるのです。

まぶたのように、「目」であり「皮膚」でもある部位のことを「境界領域」といいます。一般の患者さんは、境界領域の病気のとき、どちらの診療科にかかったらいいのか迷うと思います。しかし、まぶたの場合は、先に眼科に行くことが望ましいでしょう。

診察した眼科医が「これは皮膚の病気だ」と判断すると、皮膚科を紹介してくれます。

皮膚全体が乾燥すると、当然まぶたの表面も乾燥し、かゆみが生じることがあります。その場合、頬やあごなど、まぶた以外の皮膚もかゆくなったり、赤くなったりします。

薬の使用は?

これまで見てきたように、症状としては「まぶたのかゆみ」で共通していますが、原因は様々あります。当然ですが、原因によって、使う薬は異なります。

まぶたのかゆみの原因が炎症だった場合、炎症を抑える目薬を使います。成分名はプラノプロフェンといいます。

ドライアイには、潤いを持たせる薬を使います。ものもらいは、菌が原因なので、抗菌薬を使います。

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まとめ

一般の方が、まぶたのかゆみの原因を特定することは難しいでしょう。そうなると、市販薬を正しく選択できるか不安です。例えば、炎症が原因でまぶたがかゆいのに、抗菌薬を使っても治らないのです。

とにかく、まぶたのかゆみが長く続くようなら、一度、医者にかかった方がいいでしょう。

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