役員面接での逆質問の注意点とマナーを紹介!してはいけない質問は?

書類選考・適性検査・面接を終えて、いよいよ最終の役員面接です。役員面接で高い評価を得れば、採用される可能性が高くなります。

役員面接で評価を上げる方法の一つが逆質問です。逆質問によって、入社への熱意や企業への関心の高さを示すことができます。でも、逆質問の仕方や内容によっては、役員たちの心象を害する可能性があります。

役員面接で高い評価を受ける逆質問の仕方と内容、決してしてはいけない逆質問など逆質問の対策についてお伝えしますね。

逆質問をするためには準備が大事

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就職活動でも転職活動でも、採用試験は書類選考・筆記試験・適性検査を終えて面接となります。採用担当者・人事担当者が面接官(面接担当者)を務める一次面接・二次面接を経て、社長や人事担当の取締役らが面接官となる役員面接になります。大企業(大手企業)では、役員面接の前に三次・四次の面接があるケースもあります。

とにもかくにも、役員面接によって最終の合否判断が下されます。役員面接の評価によって、採用・不採用が決まるとも言えます。役員面接は就職を決める最後のチャンスです。

[役員面接の合格率は40~50%]

役員面接をする面接官は、社長をはじめとする経営者です。大企業では社長が面接しないで、人事担当ら取締役に任せるケースもあります。中堅企業やベンチャー企業では、社長が積極的に最終面接にあたります。

役員面接の合格率は40~50%という低い確率です。それは、企業にとって本当に必要な優秀な人材を確保したいという社長や役員たちの熱意の表れです。会社の経営で大切なことは「人・物・金」といいます。優秀な人材を確保できるか否かが企業の方向性を左右します。

役員面接では入社意欲と仕事に対するビジョンの一致を見極める

規模の大小や社歴の長さに関係なく、どの企業も優秀な人材確保に力を入れています。専門知識が豊かでスキルの高い就活生や転職者を求めています。応募者の能力・スキルは、適性検査や一次・二次面接で見極めます。

役員面接では、応募者の入社意欲と仕事に対するビジョンの一致を見極めます。志望度の高い就活生や転職者を採用しようとします。入社後、意欲と熱意を持って働く人間を採用します。

企業の仕事に対するビジョンと、就活生個人・転職希望者個人の仕事に対するビジョンが一致するかどうかを見極めようとします。有能な人間でも、ビジョンが一致しなければ不採用になります。

志望動機や転職理由を詳しく尋ねる

役員面接で頻発する面接官からの質問は、志望動機・他に選考中の企業があるか・他に志望の業種はあるか・自社の事業や企業理念に対する知識・入社後のキャリアプランです。転職者には転職の理由や転職先への希望などを聞きます。

逆質問をさせて、企業に対する関心や熱意を見る

面接する役員たちは、その就活生や転職者に志望動機や企業理念に対する感想などを尋ね、最後に「何か質問はありませんか?」「何か聞きたいことがありますか?」と言います。逆質問をさせて、応募企業への関心の高さや入社意欲・熱意を見ようとします。この時「いえ、ありません」と応えるのは、「あんたの会社に興味はないよ」と言うのと同じです。

役員面接で「感じが悪い」応募者は落とされる

役員面接で不採用となる本当の理由は、「あいつはなんとなく感じが悪い」「なんとなく気に喰わない」です。社長や役員の合否判断は、面接の時の雰囲気に左右されます。

応募者の服装や髪型・姿勢や動作・態度・言葉遣いなども、役員の評価の対象になります。役員の質問に対する回答の仕方や内容、逆質問の仕方や内容は、もちろん厳しく評価されます。そうした評価に自分自身の経験を加えて、役員たちは「なんとなく感じが悪い。一緒に働くことはできない」あるいは「気持ちのいい人間だ。一緒にいい仕事ができそうだ」と考えます。

生意気な応募者・上から目線の応募者は役員に嫌われる

就活生や転職者の中には自分の有能さや意欲をアピールしようとして、面接する役員たちから「生意気だ」「上から目線の態度をとる」「偉そうに振る舞う」と思われる人がいます。役員たちは不快な印象を受け、「社員にすると、使いにくい」「協調性がなく、同僚や上司とトラブルを起こしやすい」と考える可能性があります。

役員面接では敬語表現など言葉遣いに注意する

役員面接では、一次面接や二次面接以上に態度や敬語表現などの言葉遣いに注意します。面接する役員たちの心象を害すれば、不採用になる可能性があります。

大企業の役員は、熾烈なビジネス競争に勝ち抜いてきた人ばかりです。自分の実力に自信と誇りを持っています。一見腰が低く人当たりが柔らかい人が多いのですが、自尊心が高くマナーに反した対応を許しません。

中小企業やベンチャー企業の社長や経営者は個性が強く、自尊心が高い傾向があります。ビジネスマナーを無視する応募者に不快な印象を受けます。

[企業のホームぺージで逆質問を考える]

役員面接での逆質問は、応募者の入社意欲や応募の熱意を示すものです。「自分は応募企業について情報を集め企業研究をして、入社後に役立てようとしている」という姿勢を示します。

そのためには、応募した企業のホームページをよく見て企業理念や今後の事業計画についてよく企業研究しておくようにします。志望企業の業界や業界における地位・社長の経歴についても、事前に調べておきます。採用者の経験を聞くのも良い対策方法です。

逆質問は最低3つ用意する

企業によっては、「応募者に自社をよく知ってもらいたい」と考えて逆質問の時間を長く取ります。

また、「逆質問によって応募者の入社意欲と熱意を見たい」と考える企業も、逆質問の時間を長くします。「他に質問はありませんか?」と言われた場合に備えて、最低3つは逆質問を用意します。

ホームページの内容を引用した逆質問をする

ホームページの企業理念や事業展開計画の内容を引用した逆質問をすることで、自分の入社意欲や応募企業にたいする関心の高さをアピールできます。下記はその具体例です。

  • 御社のホームページでは○○事業が売り上げの70%を占めているようですが、今後他に伸ばしていきたい事業がおありかどうか、伺ってもよろしいでしょうか?
  • 御社のホームぺージでは2020年までに海外事業所の拠点を中国からインドに移すということですが、入社させて頂けるとすれば、どのようなスキルや知識が必要でしょうか?

逆質問に対する自分なりの回答を用意する

逆質問で「今後の事業展開について、どのようにお考えでしょうか?」と役員に尋ねたら、「あなたは、どうしたら当社の事業が発展すると思いますか?」と質問を返される可能性があります。その時、「さぁ、わかりません」と応えるのはマイナス評価です。

逆質問を用意する時には、自分なりの回答を考えておきます。

逆質問で注意することは?

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役員面接では、多忙な社長や役員が時間を割いて応募者の面接をします。「役員たちは貴重な時間を割いて人材獲得に努めている」ということを就活生も転職者も忘れないようにします。

[逆質問する時は役員に対する敬語を使う]

逆質問する時は、相手が社長や取締役なので敬語を正しく遣い、相手に配慮します。

「教えてください」「聞かせてください」は、部下が直属上司に使う言葉です。社長ら役員に対する敬語表現としては不十分です。下記のように質問します。

  • いかがお考えでしょうか?
  • どのようにお考えになっていらっしゃるのでしょうか?
  • 御教示頂けますでしょうか?
  • お伺いしてもよろしいでしょうか?
  • お聞きしてもよろしいでしょうか?

役員たちの目は就活生より転職者に厳しくなる?

就職活動をしている学生は、まだ社会人ではありません。敬語の使い方やマナーが少し違っていても、社長や役員たちは大目に見てくれる可能性があります。しかし、転職活動をするのは社会人です。社会人としてビジネスマナーや敬語表現を十分身につけていて当然です。役員たちの目は、就活の学生よりも中途採用の転職者に厳しくなる傾向があります。

「差し支えない範囲で」を付け加えると好感度アップ

逆質問する時に「差し支えない範囲で」をつけ加えると好感度アップできます。今後の事業展開や事業戦略について社外の人間に話せないこともあります。「差し支えない範囲で」という言葉を加えると、応募企業に対する配慮が感じられます。以下は例文です。

  • 御社の海外における今後の事業展開について、差し支えない範囲でお教えいただけるでしょうか?
  • 海外企業に対する対抗策について、差し支えない範囲で伺ってもよろしいでしょうか?

[社長・役員でなければ応えられないことを質問する]

役員面接は採用試験の最後の難関です。すでに一次面接や二次面接で、人事の担当者や現場の責任者が履歴書や職務経歴書に目を通して、就活生や転職者の能力や資格や志望企業に対する適性を見ています。応募者は、自分の志望度の高さ・入社意欲・能力について自己PRを十分にしています。

会社の待遇面・福利厚生・現場の仕事内容・日常の業務のスケジュールなどについての逆質問は、一次面接・二次面接で人事担当者や現場責任者にします。最終の役員面接では、社長や経営者の役員でなければ応えられない質問をします。

社長・役員から採用の内定を得る逆質問

社長も役員も多くの応募者を面接して、沢山の逆質問を受けています。ありきたりの質問をする就活の学生や、人事担当者や現場責任者にするべき質問をする転職希望の社会人には良い印象を持ちません。社長の心に触れるような質問をするのがポイントです。社長が話したがっていること・将来の社員に理解してほしいことについて質問すると、採用の内定を得られる可能性が高くなります。下記はその例です。

  • 御社がここまで発展し、現在も成長を続けられているのは素晴らしいと思います。社長が一番御苦心なさっているのはどのようなことか、お伺いしてもよろしいでしょうか?
  • 社長が会社経営において一番大切にしていらっしゃることを、御教示頂けますでしょうか?
  • 主力となるビジネスモデルを始められたきっかけについて、お伺いできますでしょうか?

社長・役員が困る逆質問

大企業でも中小企業でも、社長や役員は多忙です。常に高所に立って会社全体のことを考えています。ですから、現場のことはよくわかりません。現場の業務内容や研修制度について、社長や役員は直接タッチしていません。一次面接・二次面接でするべき逆質問です。仕事に対する熱意を示す逆質問としてススメル就活や転職サイトもありますが、印象が悪くなります。

  • 御社の研修やスキルアップの機会について、教えていただけますか?
  • ○○の経験を活かしたいと考えていますが、御社の仕事に貢献できますでしょうか?

この他にも、社長や役員が困る逆質問があります。役員、特に社長は腹心の部下にも本心を明かさない傾向があります。社長や役員の心の内を覗くような質問はNGです。

  • 仕事で悩んでいることはありますか?仕事の悩みを聞かせて頂けますか?
  • 仕事で楽しいと思う時は、どんな時でしょうか?

社長や役員の評価を下げる逆質問

役員面接の逆質問で評価を下げてしまう可能性があります。

福利厚生に関する逆質問は「働く意欲がない」と思われる可能性がある

役員面接の逆質問で、産休制度・育児休暇・有休休暇など福利厚生の制度について尋ねると評価を下げます。これは会社説明会や一次面接・二次面接で人事の担当者に聞くべき質問です。これについて逆質問された社長や役員は「入社する前から休むことばかり考えている」と感じて、評価を下げます。仕事に対する意欲がないと思われてしまいます。

自己PRを間違うと、評価を下げる

募集している部署には必要のない資格や特技を自己PRしたり、特定の事業部に配属されたいと配属先を熱望したりするのはNGです。社長や役員は「希望する部署に配属されないと、転職するのではないか?」「自分の資格や特技が活かせないと、仕事に対する意欲を失うかもしれない」と考えて、評価を下げます。

  • 私は簿記二級の資格を持っていますが、営業部から経理職への異動は可能でしょうか?
  • 私はクリエーターの資質と経験があります。営業部でもクリエーターの経験を活かすつもりですが、将来は企画部の仕事もさせていただけるでしょうか?
  • 私は御社の○○事業に大変興味があります。もし、採用していただけたら、○○事業に携わることができますでしょうか?

ホームページでわかることを逆質問するのは、時間のムダ遣い

志望企業の社歴・事業所・社員数など、応募企業のホームページを見ればわかることを逆質問するのは、社長や役員の貴重な時間をムダ遣いしています。役員面接の評価を下げます。

[逆質問は意図を明確にして、できるだけ具体的にする]

役員面接で逆質問する時は、質問の意図を明確にします。何のためにこの質問をするのか、逆質問の目的を社長や役員にわかってもらうと自己PRにもなります。

逆質問はできるだけ具体的にします。曖昧な逆質問は社長も役員も回答のしようがありません。就活サイトや転職サイトの記事に「逆質問すると好印象を与える」と書いてあったから、とりあえず質問したという感じがします。下記は良い逆質問の具体例です。

  • 私は仕事の意義は○○と考えておりますが、社長はどのようにお考えでしょうか?できましたら、実際に働く前に仕事に対するイメージを持っておきたいと考えております。
  • 御社は国内生産だけで事業を発展されて来られましたが、今後も海外に事業展開なさる計画はないのでしょうか?差し支えなければ、海外事業に対するお考えを聞かせていただけないでしょうか?

「今後の御社の事業展開について教えていただけますか?」などという逆質問はNGです。曖昧過ぎて、回答のしようがありません。特に大企業は多数の事業を抱えているので、事業別に展開計画が異なります。せめて「御社の○○事業の今後の展開」と、的を絞るようにします。

[入社を前提とした逆質問はOK]

就活も転職活動も志望企業に就職することを目的としています。入社を前提として対策を立てます。役員面接での逆質問も、入社を前提としていてかまいません。入社意欲の高いことを示すことができます。

  • 御社に採用が決まれば、就職活動に使っていた時間を語学のスキルアップに使いたいと思います。英語だけでなく中国語も勉強する必要があるとお考えでしょうか?
  • 御社に採用して頂ければ、私の専門知識が活かせると思いますが、英語などの語学力も今後は必要になるとお考えでしょうか?

[逆質問をするように言われない時は?]

企業によっては、役員面接で逆質問の時間を設けないケースがあります。社長や役員が多忙で次の予定が迫り、逆質問の時間がなくなってしまった可能性もあります。「何か聞きたいことはありませんか?」と逆質問するように言われなかったら、無理にすることはありません。

しかし、どうしても聞きたいことがある時は、面接する社長や役員の予定を配慮して下記のように逆質問の許可を得ます。

  • せっかくの機会ですので、ぜひ伺いたいことがあるのですが、お時間を頂戴してもよろしいでしょうか?
  • せっかくの機会ですので、ぜひお聞きしたいことがあるのですが、お時間を頂くことができますでしょうか?

[許可を得てからメモをとる]

一次・二次面接でも役員面接でも、メモを取るのは企業側です。応募者の応対を評価するためにメモをとります。しかし、役員面接の場では面接官の社長や役員の話に感銘を受け、ぜひ記録しておきたいと思うことがあります。

「メモを取らせて頂いてもよろしいでしょうか?」と、面接官の許可を得てからメモをとります。熱心に役員たちの言葉をメモする態度は、就職活動や転職活動で有利に働く可能性があります。役員たちに好印象を与えて、採用の内定が得られるかもしれません。

ただし、メモは最小限に

しかし、メモをとることに夢中で面接する社長や役員の顔を見なかったり、メモに時間がかかって面接官を待たせたりするのはマナー違反です。メモは最小限にしておきます。

[最後の挨拶を忘れずに]

逆質問も無事にすみ役員面接が終了したら、必ず最後の挨拶をします。多忙な社長や役員に時間を割いて面接してもらったことを感謝します。

  • 本日は貴重なお時間を割いていただき、誠にありがとうございました。
  • 貴重なお時間をどうもありがとうございました。

最高の笑顔で丁寧にお辞儀をします。

してはいけない逆質問

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前述の[逆質問で注意することは?]でもNGの逆質問について述べました。しかし、多くの人が「入社の意欲や熱意を示し、好感度アップ」と思っている逆質問の中には、面接の評価を下げて不採用になる質問があります。

就活サイトや転職サイトの記事でも「オススメの逆質問」になっていることがあります。

[絶対NGの逆質問]

絶対NGの逆質問の中には、「好感度アップ・高い志望度や仕事の意欲・熱意を示す」と思われているものがあります。NGの理由をよく考えると納得できると思います。

①御社がここまで成長した要因(理由)は何だとお考えですか?

会社が成長発展した要因については、志望企業のホームページの社歴を読めばわかります。逆質問された社長や役員は「企業研究が足りない」「準備不足」と受け取ります。「とにかく逆質問しておけばいい」と考えている就活生や転職者と見做します。

②社員の皆様にどのようなスタンスで仕事に臨むことを求めていらっしゃいますか?

これもオススメの逆質問の一つです。どのようなスタンスで仕事(業務)に臨むかは、社会人である自分が決めることです。仕事のスタンスは上から教えられるものではなく、自分で考えることです。

転職者がこの逆質問をすれば「ビジネスパーソン失格」と思われる可能性があります。

③御社の魅力は何だと思われますか?

これは、社長や役員にする逆質問ではありません。社長や役員は自社の魅力について語ることはしません。平社員か一次・二次面接の担当者にする質問です。

「御社は業界で高く評価されていらっしゃいますが、お客様に対する御社の魅力は何か、教えていただけますか?」という逆質問であれば、役員面接の場でしても大丈夫です。

④今日の面接の私の印象はいかがでしたか?

こんな逆質問をすれば、面接する社長も役員も「ここへ面接の練習に来たのか」と思ってしまいます。「時間をムダにした」と腹を立て、評価を下げます。

[逆質問しないのも対策の一つ]

程度の低い逆質問で社長や役員の時間をムダ遣いして面接の評価を下げるくらいなら、思いきって逆質問しないというのも対策の一つです。無理に3つ以上の逆質問を考えず、自分がどうしても聞きたいことに的を絞る対策方法もあります。

逆質問をしない場合、逆質問を1つか2つしか用意しなかった場合は、「何か聞きたいことがありますか?」「他に聞きたいことはありませんか?」と面接官に言われたら下記のように応じます。

  • 今までお話しさせていただいたことで、十分納得いたしました。本日は貴重なお時間を割いて頂き、誠にありがとうございました。
  • お話しさせていただいたので、よくわかりました。お聞きしたいことは、もうございません。本日は貴重なお時間を頂戴いたしまして、誠にありがとうございました。

まとめ 役員面接の逆質問で合否が決まる

就職活動でも転職活動でも、採用試験の最後は役員面接です。役員面接の評価が採用・不採用を最終的に決定します。役員面接の合格率は40~50%という低さです。これは、企業の社長や経営する役員が本当に会社が必要とする優秀な人材を確保したいという熱意の表れです。

就活生や転職者の能力・スキル・適性については、役員面接の前に行う書類選考・筆記試験・一次二次面接で人事の担当者が見極めています。役員面接では、応募者の志望度の高さ・入社意欲や熱意・応募者個人と企業のビジョンの一致について見極めます。そこに、社長や役員たちの人生経験から感じる雰囲気が加わります。「なんとなく感じが悪い人」ではなく、「一緒に良い仕事ができそうな人」を採用します。

役員面接の逆質問は、自分の入社意欲・仕事に対する熱意を示して「感じが良い」と思われるものにします。一次面接・二次面接では聞けない、社長や役員でなければ回答できない逆質問をします。志望企業のホームぺージなどで十分に情報を得て、逆質問の対策を立てます。質問は具体的で、質問の目的がはっきりわかるようにします。ホームページでわかること・一次二次面接の担当者に聞くべきこと・曖昧で回答のしようがない逆質問はNGです。程度の低い逆質問を無理にするのは、役員たちの心象を悪くします。

企業の社長や役員は多忙な中、貴重な時間を割いて応募者を面接します。応募者は面接してくれる社長や役員への敬意と感謝を忘れないようにします。

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