合コンや初対面などの相手との会話で「好きなタイプはどんな人ですか?」という質問がよく出てきます。
この質問の回答に困ってしまったりテンポが悪くなってしまって場の空気を悪くしてしまったことはありませんか?悪くしないまでも「空気を悪くしてはいけない」とストレスになってしまったり、自分の不甲斐ない回答に自己嫌悪になってしまうこともあるでしょう。
『好きなタイプは?』に対するいい回答、うまい返し方について紹介します。
「好きなタイプは?」と聞く人の心理
「好きなタイプは?」と聞いてくる人は相手にどんな回答を求めているのでしょうか?
面白さなのか、単純に好きなタイプが知りたいのかその質問の真意についてまとめました。
趣味をなんとなく把握
相手の趣味を把握してどういう人なのかを把握しようといているという意見が多くあります。
見た目の印象だけではわからない中身を知る材料にしているのです。
もし自分と似ている趣味をしている場合はそれだけでも盛り上がりますし、話も弾みます。相手への興味が沸くか、ちょっと話が合わないかなと判断する基準にしているのです。
狙っている
その人のタイプを知って自分に可能性があるのかを判断するという意味で質問している人も多くいます。
しかし、もし回答の中身を聞いて自分と全くかけ離れているタイプの場合かなりの確率で諦めてしまうことが多いようです。
実際に相手のタイプの回答を聞いて諦めたことがある人は4割近くに登ります。
狙っている人がいるのであればその人の見た目や性格的特徴に寄せた人物像を答えた方が相手は意識しやすいでしょう。
話題のきっかけにしている
とにかく初めましての間柄では話題のきっかけがないで、何かしらの話のとっかかりを探しているという意見もあります。
話題のきっかけを探している人が求めている回答は芸能人などわかりやすくてイメージしやすい答えです。その芸能人の好きなところや出演している映画の話などで盛り上がって場を持たせることができるでしょう。
タイプを聞かれた時の回答方法
異性に好きな人のタイプを聞かれた時の回答方法について紹介します。
その場が盛り上がり好感度が上がる回答内容や恋愛に発展しやすい回答方法など、それぞれ秀逸な回答についてみていきましょう。
芸能人で答える
最近ハマっている芸能人を答えるもっともオーソドックスな回答です。誰もがわかりやすい芸能人を答えることがポイントでしょう。
しかしイケメンすぎる俳優や可愛すぎる女優やアイドルなどを言ってしまうと、理想が高い人と思われてしまって相手の守備範囲からはみ出てしまう可能性があります。
できればお笑い芸人や三枚目の俳優・役者、タレントなどを挙げると親近感が湧きやすく、自分でもいけるかも!と相手の気持ちも高まります。
基本的に半数近い人が自分が相手のタイプに当てはまっていない場合、望み薄と感じて冷められてしまう包末胃があります。あまりガチな回答をして周囲を凍らせないように注意しましょう。
性格で回答する
「優しい人」や「笑った顔が可愛い人」など性格のタイプについて挙げるのもいいでしょう。
見た目は変えられませんが、性格であれば結構の人にチャンスが巡ってきます。特に「優しい人」や「笑った顔が可愛い人」などは見方によっては誰もが持ち合わせている性格的特徴です。
回答として適していないのは「男らしい人」「太っ腹な人」「器が大きい人」「気の強い人」「母性が強い人」などの明確だけどハードルが高い願望です。
これも理想が高い人なんだなと思われてしまうのであまり好まれません。初めからハードルをあげてしまうと、高値の花と思われて近寄りがたい印象を与えてしまいます。
できるだけ初めのうちは親近感を与えることが大事なのでできるだけ広いストライクゾーンを見せておくことが大事です。その方がたくさんの球が投げてもらえて話も弾みます。
嫌いなタイプを挙げる
好きなタイプはその時タイミングによって変わるものです。
しかも、好きなタイプを言ってしまうと、その回答に当てはまらない人との出会いやお近づきのきっかけがなくなってしまう可能性があります。
それは悲しいことです。なのであえて好きなタイプはあんまり決まってないんだよね〜と前置きをしつつ、でも嫌いな人・こんな人は無理っていう人はいる、と言って「束縛の強い人」や「人の悪口を陰でいう人」や「ナルシストな人・ぶりっ子な人」「自分勝手な人」「自己中な人」など誰もが共感できる嫌いな人の特徴を言ってもいいでしょう。
「わかるわかる」「そういう人は難しいよね」と共感を呼び盛り上がるでしょう。
特に前の人とほとんどタイプが一緒だった時や、同じような流れで話が広げられなくなっているときにちょっと話の内容を変化させるとポイントが高く好感度が上がるでしょう。
好きなタイプを答える時の注意点
好きなタイプは?と聞かれたときに場の空気を凍らせたり、雰囲気を悪くしない注意点について紹介します。
変な空気になったり、話の流れを止めてしまわないためにはどんなことに注意すればいいのかを知っておきましょう。
一言だけは厳禁
「優しい人」とだけ回答する人もいますが、それだけの特徴を挙げても何もわかりません。
「坂口健太郎みたいな人」と言っても受手にとってはイケメンが好きなんだとしか伝わりません。さらになんだか不機嫌で、自分との話がつまらないのかな?と思わせてしまいます。
できるだけもう少し相手が話を広げやすいように
「優しい人!次の人のためにちょっとドアを押さえといてくれるみたいなさりげない思いやりがある人にドキッとする」
「坂口健太郎みたいな一見とっつきにくそうだけど知り合ってみると柔らかくてよく笑う人が好き」など好きになっちゃうシーンを想像できるような言葉が付いていると相手も想像しやすかったり「それいい!」とほかの人の共感を呼んでその場が盛り上がるきっかけになります。
ちょっとした情景を付け加えるだけでノリがいい人、話しやすい人、というふうに印象がよくなりますので好印象を抱いてもらえるように、一言だけの回答はしないように注意しましょう。
いくつもの特徴を挙げない
上記のように一言だけ発言して終了というのもよくありませんが何個もの特徴をだらだら挙げないことも重要です。
「優しくて、子供が好きで、運転がうまくて、寡黙で、すらっとしてて、顔は妻夫木聡みたいな人」など全ての要素を盛り込んで答えると理想が高いことしか伝わりません。
相手も圧倒されて何から話していいのかわからず「そうなんだ」と感想しか言えなくなってしまいます。
あまり一気に回答しないことも重要です。1の質問に10返してしまうと相手も聞くことに疲れてしまいます。1の質問には1の回答+補足や質問などをつけて返すとちょうど相手との会話のキャッチボールができて話が弾みやすくなります。
長時間悩まない
ほとんどの人が好きなタイプの異性について訊ねるときに本気の回答は期待していません。
なんとなくの雰囲気が伝われば十分だと思って回答しています。なので長時間質問されたボールを持った状態で悩むのはやめましょう。
もし、いい答えが見つからない場合はとりあえず何か浮かんだわかりやすい特徴を挙げてそこから会話の中で具体的なタイプについて広げていくことが理想です。
ちょっとした言葉で相手がうまく広げてくれて話が弾む可能性もあります。あまり深刻に質問に考え込まないようにしましょう。
マニアックな回答は恋愛対象外になってしまうことも
「ペン回しがすごい上手い人」「毛深い人」「臭い人」などマニアックすぎるタイプを持っている人は恋愛の対象外になってしまう可能性があります。
笑いのために奇をてらって変な回答をする場合もありますが、逆効果となる可能性が高いので注意しましょう。
相手もツッコンでいいのか、どうしたらいいのかがわからず対応に困ってしまいます。
こう言った趣味はかなり面白いキャラですが出すタイミングが重要です。マニアックな趣味はもっと気がしれるようになったタイミングで告知するようにしましょう。
相手がしっかりツッコめるようになっていたりノリでいじれるようになってからが出し時です。
また大勢から人気のいないところで二人きりになったタイミングで気になる人にだけマニアックな趣味を告げてみるのもいいでしょう。情報を開示するタイミングが重要です。
君みたいな人
男性が女性に好みのタイプについて聞かれたときに「君みたいな子がタイプ」と言ってしまうとかなりチャラい印象が強くなり、女性からしたら絶対に恋愛対象にはいりません。
直接全然知り合って間もない男性にこんなことを言われたら女性はサブイボがたってしまいます。
絶対に男性の皆さんは言わないようにしましょう。本当にその女性がタイプなのであれば、その女性の特徴である髪型・身長・体型・雰囲気などを「黒髪で小さな人」や「ちょっとぽっちゃり系でよく笑う子」など近いタイプの条件を答えると、意識して恋愛に発展する可能性も出てくるでしょう。
まとめ
好きな人のタイプは話のきっかけを作るいいチャンスです。
あまりマニアックだったり、ピンポイントすぎる回答をしてしまうと話が盛り上がりにくく、扱いが困ってしまいます。誰もが共感できる、そういう人いいよね!というポイントをあげると場の空気も盛り上がりモテるきっかけにもなります。
合コンや初対面で「好きなタイプは?」と聞かれた時は上記のポイントを押さえて好印象な回答ができるようになっておきましょう。
関連記事としてこちらの記事も合わせて参考にしてみてください。