大学に友達がいない原因は?作る方法や、やるべきことは?

近年大学に入って友達がいないという学生が急増しています。中学、高校ではそれなりに友達がいて、コミュニケーションを取るのもできる方だから大学でも大丈夫だろうと考えている人が多いのですが、実際なかなか友達が出来なくて悩んでいる人も多いようです。

ではなぜ友達ができないのでしょうか。ここでは大学で友達ができない原因と大学で友達を作るためにするべきことをご紹介します。

大学に友達がいない原因とは

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まずは大学に友達がいない原因について考えてみましょう。性格的なものもあると思いますが、性格に問題がないのに友達が出来ないと考えている人もいるようです。

ここで原因を知って自分に当てはまっていないか考えてみましょう。

①大学にクラスがないから

中学校や高校ではクラスが設けられているため、1年間同じ教室で一緒に授業をしたりなど、クラスメイトと顔を合わせる機会がとても多いです。何度も顔を合わせるうちに心を通わせることができ、気づいたら友達になっていたと言う事もあるでしょう。

このクラス制は保育園や幼稚園の頃から続いており、クラスに属することで社会性や協調性、コミュニケーション能力などを身に着けていくのです。一緒に勉強や食事、掃除、話し合いをすることで仲が良い人が増えてもそれは当然のことなのです。

しかし、大学生になると大きく変わってきます。まずクラスと言うものが無くなり、1年を通して毎日顔を合わせる人というのがほぼいなくなります。食事の時間もバラバラになり、大学を掃除すると言う事もなくなるため、孤立しやすくなるのです。

今まではクラスが決められ、そのメンバーと1年間生活していくという環境だったため、友達を作るのは簡単でした。しかし、大学ではクラスというものが無くなり、時間割も自由に決めることができ、何から何まで自由になるため、0から関係を築かなければいけなくなるのです。

そのため、大学進学をして、友達がいないと悩む人が多いのです。

②自分に合う友達が見つからない

大学は高校とは違い、学生の年齢層が幅広いです。年齢が近い人がほとんどなのですが、中には留年している人や浪人生、同じ学年でも年齢は相手の方が年上ということもあります。

大学生になるころには比較的心も大人になってきているため、友達を作ろうという考えを持っていない人も割りと多いです。大学は勉強するところだ、他の人となれ合う場所ではないと思っている人もある程度いるのです。

そして、高校のように生徒がほとんど地元の人ではなく、大学には全国から学生が集まってくるため、いろんな性格の人がいます。そのため、自分と気が合う性格の人を見つけるのが割と大変になってくるのです。

③勉強にのめり込みすぎている

志を持って大学に入学した学生は勉強一筋です。友達と遊びに行ったり、サークルや部活動に入らず勉強に打ち込むのも悪いことではありません。しかし、勉強にのめり込みすぎるがあまり、友達が出来ないという可能性があります。

1人で勉強にのめり込んでいると、壁を作っているようにみえ近寄り難い存在になってしまいます。学年が上がるとゼミに入ると思いますが、そこでも勉強にのめり込みすぎるがあまり孤立してしまい、孤独感を感じてしまうのです。

社会人になるとなかなか自由にいろんなことができなくなりますので、若いうちにいろいろなことを経験してみるのもいいでしょう。

④性格に問題がある

大学生だけに限ったことではありませんが、悪口ばかり言っていたり、嘘つき、卑怯者、わがままなど性格に問題がある人は周囲の人から敬遠されて友達が出来ません。

高校までであれば、子どもだからしょうがないと許されていた性格も大学生になれば大人の一任になりますから、性格にも厳しくなってしまいます。

そのため、性格に問題があると自覚を持って成長していけるように努力をする必要があります。そうしないと、社会人になったとき、人間関係を円滑にできない、子どもみたいだという印象を周りに植え付けてしまうことになるのです。

大学で友達を作りたい人がやるべきこと

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では大学で友達を作りたいと思ったらどうしたらいいのでしょうか。大学で友達を作りたいと思っている人はぜひ実践してみてください。

①学年が限定されていたり、少人数クラスの講義を受講する

大学の講義は必修のもの以外は全学年が取れる講義が多いため、話しかけようと思ってもためらってしまいがち。そのため、1年生限定で取れる講義や少人数の講義やゼミを受講してみましょう。

特に1年生限定で取れる講義には同じように友達が出来なくて悩んでいたり、大学に馴染めないと思っている人が多いです。

ゼミは少人数で行われるもので、教授との距離が近くなり話す機会が増えます。また、興味のある分野が同じ人が集まるため、話しが合いやすいというメリットもあります。レポートや論文がめんどくさそうだと思われがちですが、研究を行ったり、論文作成や研究発表を行うため、より自己成長につなげることができるでしょう。

②掲示板をチェックする

大学に友達はいないけど、サークルに参加したり、新入生歓迎会に参加するのが苦手という人は大学の掲示板をチェックしてみましょう。

大学では休講のお知らせが貼られるイメージの強い掲示板で、特に用事が無ければ見ないという人が多いですが、実は興味深い情報が載せられていることがあります。

例えば、あまり大きくないクラブやサークルが部員を募集していたり、外国人留学生との交流パーティーのお知らせ、イベントのボランティア募集、などの情報が張り出されています。

興味のない授業で友達を作るのはためらいがあっても、興味があるサークルやイベントに参加すれば、同じような興味を持つ人たちに出会えます。1人でも勇気を出して参加してみることで、気の合う友達ができる可能性が高まります。

ぜひ休講情報などをチェックするときに一緒に掲示板を確認してみましょう。

③アルバイトを始めてみる

アルバイトは社会勉強にもなり、お小遣いや学費、生活費を稼ぐことができるだけでなく、同世代の友達をつくることができる場所でもあります。自分の興味がアルバイトや時間の都合など自分に合いそうなバイトにチャレンジしてみましょう。社会勉強にもなりますし、自分のスキルをあげることもできます。

自宅近くでアルバイトをすれば他大学の友達ができますし、同じ大学の友達が欲しい人は学内バイトをしたり、大学の近くでアルバイトをしてみましょう。

そうすることで勉強と両立しながら友達を作ることができます。アルバイでは授業のように黙々と勉強しているわけではなく、先輩から教えられたり、こちらから質問するなどの機械が多いため、会話が増えて、コミュニケーション能力を磨くことができたり、仲間ができるものです。

是非アルバイトをして時間を有効活用しつつ友達も作りましょう。

④学生新聞を読む

大学には学生新聞という大学独自で作られた新聞や、その地域の大学が集まって作られた新聞が設置されています。

学生新聞には有効な情報が数多く掲載されています。例えば、短期留学の情報や国際交流のイベント、学生ボランティアの募集、他大学のサークル募集(インカレ)など通っている大学の情報や他大学の情報、イベントなどいろいろな情報が掲載されています。

その中にもし興味があるものがあればぜひ参加してみましょう。同じ大学だけでなく、他大学の友達も作れたりするでしょう。

⑤大学以外の場所で友達を作る

大学に友達がいなければ、大学以外の場所で友達を作りましょう。大学はほとんどの場合、自宅近くにはないため、通学や授業など大学にいる拘束時間が長くなりがちなのですが、大学にいる間は自由に行動しやすいため、大学以外の場所で友達を見つけるのがおすすめです。

例えば、大学の近くで習い事をしたり、ジムに通ってみたり、同じ大学の友達ではないけど、大学の近くに住んでいる友達を作るのも良いでしょう。

同じ大学で友達探しをしなくても、近くに友達がいると思えば、寂しさを紛らわせることができるでしょう。

⑥得意なことを伸ばす

大学の友達は就職活動のときにも力になってくれたり、単位を取るときにも協力しあうことができ、学生生活を充実させるこというとができるのですが、逆に友達がいることで、参加したくもないサークルに参加させられたり、飲み会に参加しなければいけなかったり、気が乗らないときでも遊ばないといけないということがあるものです。

そのため、もし友達がいないのであれば、そのことに対して悲観に暮れるのではなく、自分のやりたいことや得意なことを伸ばす時間に充てるのも良いでしょう。

大学なら自分の得意なことで推薦で入学したという人もいますから、自分の得意なことを伸ばしても良いでしょう。大学で友達がいないことを逆手にとって自分を磨く時間にするのです。

⑦彼氏や彼女を作る

大学に友達がいないのであれば、友達の代わりに彼氏や彼女を作るのも良いです。友達がいると、友達が気になって本命の相手にアピールできないことが良くあります。友達がいなければ周囲の人を気にする必要がなく、恋愛を楽しむことができるのです。

友達がいないとその分出会いも少なくなってしまいますが、ライバルがいないので恋人を作りやすいと言えるでしょう。

卒業後就職してから恋人を探したくても仕事が忙しくて出会いがないという人も多く、婚期が遅れる場合もあるため、友達が出来ないのであれば、社会人になってからも付き合っていきたいと思えるような相手を探してみてもいいでしょう。

⑧規則正しい生活を守る

大学に友達がいなければ、規則正しい生活を守るようにしましょう。大学生になって友達ができると、新しい遊びを覚えたり、夜遊びをするようになるものです。そのような遊びを一度覚えてしまうと、生活が不規則になってしまいがちなので、もし友達がいないのであれば、規則正しい生活を守れるように頑張りましょう。

友達がいなければ、講義が終わった後の時間は自由になるため、それをプラスにとらえて規則正しい生活を送るようにしましょう。

まとめ

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大学では友達がいないと学生生活が楽しくないと悩んでしまいがちです。確かに友達がいれば情報共有をしたり、それだけ色々な経験をすることができますが、友人関係が良いだけでは学生生活はうまくいきません。そのため、1人でいることをプラスにとらえて学生生活を送るのも良いと思います。

どうしても友達が欲しいのであれば、部活動やサークルに参加したり、アルバイトをするなど行動を起こすことが大切だと言えるでしょう。

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