焼肉やしゃぶしゃぶ、スイーツなど、食べ放題などに言ってしまうとついつい食べすぎてしまうという方は多いのではないでしょうか。
ダイエットをしたいけれども、友人や会社の同僚などに誘われてしまったらなかなか断りづらい為、今日だけは食べてもいいんじゃないかと食べすぎてしまいますよね。
もちろん人間なので、食べすぎてしまうことは仕方のないこともあります。
それより一体食べすぎた翌日にどのような行動をとると、ダイエットの成果が台無しになってしまう結果にならないのかをご紹介していきたいと思います。
この記事の目次
食べすぎた食べ物が体重に変わるのはいつなの?
食べすぎた日の次の日はお腹が張っていたり、全く食欲が起きず、膨張感をずっと感じていたり、次の日には自分は太ってしまったんだと思いがちですよね。
しかし、実はその認識は間違いだと言われています。なんと、食べすぎた日の翌日はまだ、前日の大量の食べ物が体重に変わっていない状態のようです。
それでは一体たくさん食べた食べ物は、いつから体重に変わってくるのでしょうか?
翌日の体重には影響が起きない
食べ過ぎた翌日の体重は、実は全てが本当の体重ではないということが科学的にも証明されています。
これはどういうことかというと、食べすぎた日の翌日の胃腸の中には、消化されきっていない食べ物が入っています。しかし、これらは対処によっては体の中にうまく排出することもできますし、放っておくとそのまま体脂肪に変わって本当に体重に変わってしまいます。
その為、翌日はまだ、体の中では完全に体重増加しているわけではないという状態です。
食べ過ぎた食べ物は3日後に体重に変わる
ある医者の方が研究した結果、体重だけではなく、血圧などにも影響がでるのは3日後だということがわかったと言われています。
その為、翌日は体重に変化があっても安心することができますが、そのまま上手く排出できるように促すことができなければそのまま体重になってしまいます。
そうはいっても、下剤などで無理に排出するのは体に負担がかかってしまいます。それでは一体どのように対処すればよいのでしょうか?
翌日に食べ過ぎをリセットする為にやるべきことって?
食べ過ぎてしまった日の翌日は気分も良くないし、体重計にものりたくない、食欲もないと、あまり希望がもてない方もいるのではないでしょうか。
しかし、そこで行動することで、偽の体重はなくしてしまい、ダイエット中の方でもリバウンド無しで解決することができるんです。
今回はその中の方法でもいくつかを選んでご紹介していきたいと思います。
代謝を上げる食べ物や飲み物を摂ることを意識する
食べすぎたときにおすすめの飲み物とは?
食べ過ぎてしまった日の翌日は、あまり食欲が湧かないという方もいると思います。
その為、まず朝起きたら白湯を飲んでみるのがおすすめです。この時、常温の水や冷たい水に比べて格段に白湯がおすすめです。これは、白湯が体を温め、代謝を上げてくれるからです。
女性は特に冷え性の方が多く、日常的に体温が低いので代謝が低いといえます。代謝が低いと体の中の脂肪の燃焼が少なくなってしまうため、脂肪が体の中に残り、太りやすくなってしまいます。
その為、食べ過ぎてしまった日の翌日は体を冷やしやすいコーヒーなどよりも体をぽかぽか温める生姜湯やココアなどを飲むのもいいかもしれません。他にも酵素の含まれている酵素ドリンクなどはダイエット方法としても推奨されているようにおすすめです。
食べすぎた日におすすめの食べ物とは?
また、飲み物だけではなく、食べ物も代謝酵素が含まれているようなものを意識的によることがおすすめです。
糖分をたくさん摂りすぎてしまった場合にはビタミンB1を、脂質をたくさん摂りすぎてしまった場合にはビタミンB2を、タンパク質をたくさん摂りすぎてしまった場合にはビタミンB6を摂るのがおすすめです。
ビタミンB群を豊富に含む食材なら、全てをカバーすることができるので、一番おすすめですよ。
ビタミンB群は脂肪になり、体の中に残るのを防ぐだけではなく、栄養としてきちんと分解して、体が吸収できるようにしてくれます。ただ排出するだけではないので、きちんと栄養もとれ、一石二鳥だといえます。
ビタミンB群を多く含んでいる食材とは?
ビタミンB1を多く含んでいるのは、豚肉やたらこ、うなぎや豆類などです。ビタミンB2を含んでいるのは、レバーや鶏卵、うなぎ、カレイ、牛乳や豆など。ビタミンB6はにんにくやマグロ、イワシ、カツオ、鮭、アジ、さんまなどが多く含んでいると言われています。
脂肪を燃焼してくれるだけではなく、食材によっては体の中の無駄に溜まってしまった水分を排出し、むくみを解消してくれたり、コレステロールを下げてくれる効果も期待できます。その為、その点でデトックス効果も期待できます。
あまり食欲がわかない場合に無理に食べる必要はありませんが、少しお腹が空いた時にはこれらのビタミンB群を多く含む食材を意識的に食べてみるのがおすすめです。
普段よりも少し食べる量を抑えて、摂取カロリーを調節する
食べすぎてしまったということは、カロリーをたくさん摂取しすぎてしまったということです。
ダイエットや、日常的に太らないようにする時に重要なのが、その日の消費カロリーを、摂取カロリーがうわまわらないにすることです。
もちろん栄養面でも重要ですが、摂取カロリーが最低消費エネルギーを下回ればどんどん痩せていきます。
その為、食べ過ぎてしまった日の翌日は、摂取カロリーを控えめにして、エネルギーをあまり摂らずに前日の分と合わせて帳尻を合わせるというのがおすすめです。
たくさん食べてしまったから、あまり食欲がわかない方は、無理に食べ物を食べる必要はありません。前日にたくさん栄養を摂ったため、一日ぐらい控えめにしても問題はないからです。
また、食欲が全く変わらない方も、無理に絶食する必要はありませんが、ただ少し控えめに食べたり、カロリーの高い揚げ物などは少し控えて、胃を休ませてあげるくらいがちょうどいいのではないでしょうか。
水分を体の中にためすぎないように意識する
食べすぎてしまった時の体の中の水分量ってどうなっているの?
食べ過ぎてしまった時には、食べ物と同時に、たくさん水分をとっていることが大半です。また、食べ物自体にも水分が多く含まれているため、通常よりもより多くの水分が体の中に溜まってしまっている状態になっています。
ダイエットにむくみが大敵だというように、水分が体の中に増えすぎてしまうと、体がむくみ、膨張してしまいます。また、余計な老廃物を上手く排出することができなくなってしまうため、セルライトができてしまうこともあります。
体の中の余分な水分を排出する方法とは?
溜まりすぎてしまった水分を上手く排出するためには、カリウムを上手く摂取することが大切です。このカリウムは、溜まった水分を上手く体外に排出してくれます。また、筋肉の働きも促進するため、運動効率も高くなり、カロリーが消費しやすくなると言われています。
特に塩分をたくさん取る人や、コーヒーやお酒の飲量が多い方、甘いものが大好きな方や、ストレスを多く感じやすい方などはその食生活などからカリウムが体内から失われがちだと言われています。
特にこれらの体質に当てはまる方は、日常的にも意識するのがおすすめです。
カリウムを多く含んでいる食材とは?
カリウムを多く含んでいる食材は主に野菜や乾物、豆類などです。特に、ほうれん草や、アボカド、わかめ、大豆、納豆、わかめ、こんぶ、ひじきなど、比較的食べやすいものが多いため、意識的に食べてみてください。
あまり食欲がなければ、豆類とアボカドを加えたサラダなどを食べるのが一番いいかもしれませんね。
食物繊維をたくさんとり、快便を促す
食べすぎてしまった日におすすめの栄養素とは?
食べすぎてしまった日になによりもおすすめなのが、食物繊維をたくさん摂取することです。胃の中でどろどろになった消化された食べ物は、放っておくと脂肪などに変化してしまいます。しかし、そのまま便として排出することができれば全てをリセットすることができます。
また、食物繊維は腸内環境を整えてくれながら、余分な脂肪も排出するデトックス効果があります。胃の中にたまった老廃物や水分を一掃し、すっきりするにはなにより食物繊維をたくさん摂るのがおすすめです。
食物繊維が多く含まれている食材とは?
食物繊維が多く含まれているのは、基本的に野菜類です。特に根菜類に多く含まれていると言われています。
ごぼうや、にんじん、かぼちゃ、さつまいもや、噛みごたえのある切り干し大根やこんにゃく、きくらげなどにも多く含まれていると言われています。
また、フルーツでも干し柿や干しイチジク、りんごなどには食物繊維がたくさん含まれていると言われています。
食物繊維と一言で言っても、水に溶ける水溶性食物繊維は水に溶けるため、体内でジェル状に変化して、余計な水分を上手く排出してくれます。また、水に溶けない不溶性食物繊維は便秘を解消し、腸内環境を整えてくれる働きがあると言われています。
食べすぎた次の日に実践したい食事法とは?
食べすぎた次の日に食べるのがおすすめな食材はわかったけれど、一体どのように食べればいいのかわかないという方もいるのではないでしょうか。
摂取カロリーを抑えるなら、何も食べない絶食がいいんじゃないかなど、誤解してしまう方もいるかと思いますが、それは実は間違いです。
それであは一体どのような食事を刷るのが一番オススメなんでしょうか?
栄養はバランスよく摂るのを意識する
普段よりも多く食べてしまった場合には、食べすぎた次の日はいつも食べるものより8割位の内容に抑えるのが一番オススメな制御方法です。
食べすぎたからといって、無理に食べないと体に負荷がかかり、健康にも影響が出てしまう場合があります。
その為、量を減らすもいつもよりも少し比較して少ないぐらいにするのが一番おすすめです。また、その時注意したいのが、量は減らしても栄養バランスは崩さないということです。
特に、食べすぎたから炭水化物を抜いたりというプチ断食などの行動はおすすめしません。タンパク質などを多くとりながら、糖質を控えるくらいが一番おすすめです。
コンビニでのご飯でも組み合わせでリセットする
食べすぎてしまった次の日は仕事や学校だから、コンビニでご飯を買って食べるという方でも、実はコンビニに売っているものでリセットすることができるんです。
まずは、タンパク質を多く含んでおり、そこまでカロリーが高くない青魚や蒸鶏、豆腐サラダやゆで卵などを選んでください。
それに合わせて海藻サラダや野菜炒め、スープなどといった野菜が豊富に含まれている食べ物をお腹のすき具合にあわせて2種類程度選びましょう。
最後におにぎりや小さめのパンなどを選べば、栄養バランスとしても、カロリーとしてもちょうどよいものになります。
加えて、傍目から見るとそこまで食べていないようにも見えないため、他の人と一緒に御飯を食べないといけないときにも安心ですよ。
食べすぎたら、ツボを押してみるのもおすすめ
食べ過ぎたら運動が一番カロリー消費することができるので、酵素運動をして、よりエネルギーを消費するといった対処法をとる方も多いのではないでしょうか。しかし、身体自体の基礎代謝に加えて運動方法を工夫するにしてもリセットダイエットには限りがあります。
また、運動ダイエットはより空腹を感じやすくなってしまうので、逆に食べすぎてしまうこともあります。そんな方にはツボをおすのがおすすめです。
おすすめのツボは身体のどこにあるの?
耳には足と同じようにたくさんツボがあると言われています。ツボを押すことで様々な効果があるため、もし食べすぎてしまって苦しい場合には押して見るのもいいかもしれません。
耳を触って二つ目にあるくぼみの真ん中にあるのが、水分代謝を促進し、水分を体から排出して冷え性やむくみを解消してくれるツボです。このツボの指一本位後ろにあるのが胃の消化を助けてくれるツボです。
耳を触って3つめにある窪みの真ん中のツボが、食欲を抑えて血糖値をコントロールしてくれるツボです。これは、食事の前に押すことでダイエット効果にもつながると言われています。
また、耳の外側から内側にぷくっと入り込んでいる部分が過食を抑えて食欲を抑えてくれると言われているツボです。これも食べすぎてしまった後というよりも事前に押してから食事をするのがよいかもしれません。
耳つぼを押す秘訣とは?
あまり強く押しても効果が変わるものでもないので、ゆっくりと指先から暖かさを伝えるようにじんわりと押すのがおすすめです。
最近ではダイエットの方法としても注目されているほど効果があるので、ぜひ食べすぎてしまった場合には耳つぼを押してみるのもいいかもしれません。
そもそも食べ過ぎないようにする方法はどのようなものがあるの?
食べすぎてしまう前に、そもそも食べ過ぎを無くしたいというのが本音という方もいるのではないでしょうか。
それでも美味しいものが目の前にあったらついつい食べすぎてしまう。どうしても食欲を抑えるのが難しいという方におすすめなのが、食前や食後にある飲み物を飲む方法です。
実は、飲み物を飲むことによって食欲をコントロールすることができると言われているんです。
食べる前に食欲抑制をするには、きなこ牛乳
きな粉牛乳は、空っぽのお腹に満腹感を感じさせてくれる効果があります。その為、食前にきなこ牛乳を飲むと、膨張感のため、その後食べすぎることはありません。
しかし、きな粉牛乳と言ってもなんでもいいわけではありません。少し温めた牛乳に、よく溶かしたきなこのきなこ牛乳が一番おすすめです。
また、飲むタイミングも食前すぐではなく、そろそろご飯を食べようかなという10分から30分ほど前に飲むと、一番効果があるといわれています。
アルコールを摂りすぎるのを防ぐのには、カフェオレ
お酒を飲みながら食べ物を食べていると、いつのまにか食べすぎてしまっていることがありますよね。これは、アルコールのせいで、だんだん食欲もよく分からなくなってしまい、結局食べすぎてしまうからです。
それを防ぐためには、お酒に酔うスピードを抑えて食欲をきちんと見分けられるように試すことが大切です。
それにおすすめなのが、カフェオレを飲むことです。
カフェオレに含まれている牛乳は、胃や腸に薄い牛乳でできた粘膜を貼ってくれます。これにより、アルコールが急激に吸収されづらく、お酒を飲んでも、酔うスピードが遅れます。
また、コーヒーは中性脂肪を燃焼してくれると言われているため、食べ過ぎてしまいそうなときでも脂肪を燃焼して帳尻を合わせることができます。
もちろんたくさん砂糖が入っているものでは意味がなくなってしまうため、できるだけ砂糖が少なかったり、無糖のものを選ぶのがおすすめです。
まとめ
食べすぎてしまった日の翌日は食べすぎてしまったことを後悔してしまい、朝食を抜いたりといった食事制限や、運動をしてカロリー消費をし、脂肪燃焼をしたりと辛い思いをしてしまう場合もあるのではないでしょうか。
せっかく気分良く美味しいものをたくさん食べることができたのに、それでは台無しですよね。
食べすぎてしまった翌日は体重をリセットするのにかっこうの日です。そのリセットできる時間の中で、以下に自分ができる健康的な方法でフォローすることができるかということが一番重要なので、バランス良く食べるのを意識するのは重要です。
また、絶食や断食は血糖値が不安定になってしまうため、脂肪の燃焼に逆に負担がかかり、なかなか燃やすことができなくなってしまうといわれています。
自分が食べすぎてしまった分をしっかりと把握して、その上で自分が食べるべき栄養を見極めてぜひ、体重のコントロールをうまくしてくださいね!
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