リステリンの効果について!成分や種類、正しい使い方について知ろう!

皆さんお口のケアをしていますか?口内洗浄用として何を使ってられるでしょうか?いまリステリンが話題を集めています。洗口用としてだけでなく、歯を白くしたり、口臭予防できるリステリンが出てきています。

リステリンについて詳しく紹介します。

リステリンについて

歯磨き

リステリンは外科手術の消毒薬として開発されたもので、1895年に消毒薬が洗口液としても効果があるとして、世界50か国以上で販売されるようになりました。

リステリンの歴史

一般的に販売されたのは1914年からで、アメリカのローレンス博士と薬剤専門家のランバード氏が、外科用の消毒用として処方を開始しました。

消毒薬の生みの親のリスター博士の名前から「リステリン」と名前をつけたもので、リステリンは医薬部外品のお口の、マウスウォッシュとして「口臭」「歯垢の沈着」「歯肉炎」の3大トラブルを予防します。

1987年には認定証が口の細菌に、殺菌性を発揮する洗口液として、アメリカ歯科医師会(ADA)歯科治療委員会によって与えられました。

日本上陸

日本に上陸したのは1985年で、1991年から販売されて、日本国内では7種類のリステリンが販売されています。リステリンは歯周病対策として歯肉炎や歯周炎を予防できます。

その理由はリステリンは細菌のバリアの、バイオフィルムを破壊できるのが最大の特徴で、このバイオフィルムを破壊できる洗口剤は、リステリンとGUMのデンタルリンスだけです。

最強おすすめ人気ランキングマウスウォッシュは、

  1. ウエルテックコンクールF
  2. リステリントータルケア
  3. リステリンオリジナル
  4. GUMデンタルリンス
  5. GUMノンアルコール

リステリンの種類

フレッシュミント(グリーン色)

殺菌作用がお口の隅々まで及ぼす、4種類の薬用成分が入っていて、味は異なり低刺激になっています。

クールミント(ブルー色)

効果はフレッシュミントと同じですが、味は異なって刺激を少なくしています。

オリジナル(オレンジ色)

効果はフレッシュミントと同じですが、可なり強く刺激があって、各種のリステリンの中でも最も強い刺激です。

ナチョナルケア(イエロー色)

初めての方でも使いやすく、刺激が弱くアルコール成分を使用していません。

ターターコントロール(水色)

基本となる4種類の薬効と、歯石を予防できるうがい薬で、歯石をつきにくくする効果の薬剤を配合しています。

トーラルケア(紫色)

リステリンの中でも効果効能が多いうがい薬で、歯垢の予防、口臭予防、歯肉炎の予防、歯石の予防、お口の中を浄化する、歯を白くする6つの効果効能があるリステリンです。

トータルケアゼロ(ピンク色)

使いやすく幅広い効果に加え、トータルケアからアルコールを覗いたもので、低刺激になっています。

リステリンの成分

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リステリンの4種類の薬用成分と、有効成分について、また危険とされる成分についても見てみました。

4種類の薬用成分

1.8シオネール

強い殺菌と防腐作用があり、ユーカリにも精油として含まれています。

チモール

歯科治療でも広く使われている、刺激的な味と芳香性のにおいを持つ殺菌剤です。

サリチル酸メチル

医薬品の消炎鎮痛剤としても広く使われ、清涼感の臭いがあります。

ℓ‐メントール

着香料として食品に使われたり、防腐剤・消炎剤広く使用され、はっかのような香気と清涼感のある味です。

その他の成分

エタノール

薬用リステリンの溶解する有効成分としての成分の溶剤です。

ジンククロライド(塩化亜鉛)

石灰化の結晶化を防いで、歯石の沈着予防効果がある、日本で初めて洗口液、液体歯磨に有効成分として配合しています。

ソルビット液

トウモロコシやジャガイモのでんぷんから、作られた人工甘味料です。保湿剤として食品や医薬品に使われています。

リステリンの危険な成分

ラウリン酸ナトリウム

アメリカはこのラウリン酸ナトリウムの、歯磨き粉の使用を完全禁止しています。この成分は自動車の車庫用の洗剤に使われ、歯磨き粉の泡立ちに使われている成分です。これは溶解補助剤です。

プロピレングリコール

これは溶剤で体内に浸透しやすく薬用成分を、溶けやすくする為に配合されています。このプロピレングリコールはそれ自体が、発がん性物質の危険性の可能性があります

また他の有害成分の吸収力を強めてしまう可能性があります。

サッカリンナトリウム

サッカリンナトリウムも発がん性物質である可能性が指摘され、プロピレングリコールによってこれが体内にくまなくしみわたります。

リステリンの効果と使い方について

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4種類の薬用成分により殺菌作用効果があり、虫歯や歯周病の原因は、プラークという細菌が集まった細菌の塊を作ることです。

ブラッシングをすることで歯肉炎に、対する効果が報告されていて、プラークに浸透して細菌を減らすことができるのです。刺激成分はチモールです。人体には影響ありません。

歯周病予防

リステリンは殺菌作用効果ばかりでなく、炎症を抑える効果の薬用成分も含まれ、歯周病菌の殺菌効果と歯茎の炎症を抑える相乗作用があります。

また歯周病の原因となる、歯石や歯垢を防ぐ効果もあり、これらを防止することで、歯周病から歯茎を守ります。

バイオフィルムが壊せないという説

洗口剤はプラークができるのを防ぐ効果はありますが、歯周病を治す効果はありません。それは洗口液が歯周ポケットの内部まで届かないからです。

届いたとしてもバイオフィルムが存在する限り、歯根面に付着している歯周病細菌には効果が発揮されません。

歯周ポケット内部にバイオフィルムが形成され、この内部には複数の細菌が、共存生息していてガードを固めています。

バイオフィルムは薬剤や殺菌剤などの、バリアとして外敵から身を守っています。リステリンはあくまでも歯肉の上に対して効果を発揮しますから、バイオフィルムを除去することはできません。

バイオフィルムを除去するには、機械的にこすり取らないと、汚れの内部のバイオフィルムには薬液は浸透していきません。歯科医師の中にはリステリンでは、バイオフィルムを破壊できないという説が多くあります。

お口の中は37℃前後に保たれ、食べかすや水分などがあり、細菌の絶好の棲みかで、細菌にとって快適な環境であるため、お口の中を清潔にしないと、細菌はすぐ増殖します。

虫歯予防

虫歯菌の量を歯磨きにより減らし、歯磨きのあとにリステリンを歯の表面を覆うプラークを取り除いた後に使用することは、その殺菌効果が高まって虫歯予防効果が期待できます。

口臭予防

お口の中の殺菌が口臭の原因の一つでもあります。細菌をリステリンの殺菌作用で、抑えることができれば口臭の改善の可能性があります。

歯垢や歯石、舌苔に潜んでいる細菌が、お口の中で溜まった食べかすなどで繁殖することで、口臭の臭いが発せられる一つの原因となっています。

唾液が少なくなると殺菌力が弱まって、口臭の原因になることもあります。リステリンにはこのお口の中の細菌を抑える効果があるため、口臭予防が期待できるのです。

お口のねばつき効果

お口の中のねばつきの原因に、口内の汚れで歯垢が唾液に溶けるため、またお口の中が乾燥することで細菌などが繁殖し、舌苔ができることで粘着きやすく、乾燥からくる苦みなどの不快がストレスとなり、また唾液などの分泌が減ることになって、悪循環を繰り返していきます。

根本原因の歯垢と細菌をリステリンは除去できるので、お口の中の粘着きにも効果が期待でき、口内洗浄液としての効果があります。

着色ケア効果

歯の着色の汚れの原因は、食べ物や、煙草のヤニ、飲み物の色が沈着することが原因とされています。

口内環境が悪化して歯垢や歯石が、形成されると汚れが付きやすくなり、リステリンは着色ケアをサポートする、沈着予防効果が期待できます。

但し頻度が多いとリステリンの色が、着色剤が使われているため、着色する可能性があります。

口内炎ケア

口内炎になったらリステリンの、成分のエタノールが入っているので、エタノールの殺菌成分で、口内炎の傷口付近の雑菌を、抑えてくれて予防と対策になります。

口に含んでクチュクチュとやって吐き出すだけですが、口内炎になった時に使用すると、強烈な痛さがありますので、それに耐えられる人はやっても大丈夫です。

口内炎のできた人には、口の中に火のついた爆弾をいれるようなものです。できてしまった口内炎には治療効果がないという説もあります。口内炎を予防するための製品です。

既にできてしまった口内炎には、リステリン紫は使用しないでください。理由はリステリン紫には、エタノ~ルなどの刺激物が入っていますので、傷ができている場合には、体調を悪化させることもあります。

リステリンの正しい使い方

リステリンの効果を高める使い方にはどのような使い方があるでしょう。リステリンの使い方には2種類の方法があります。それはマウスウォッシュと、液体ハミガキの方法です。

マウスウォッシュの使い方

正しい歯磨きを行う
  • 水を口に含んでブクブク口の中の汚れを落とす
  • ブラシに3分の1程度歯磨き粉をつける
  • 歯と歯茎の境に毛先をあてる
  • 歯ブラシの毛先が広がらない力を入れて歯を磨く
  • 小刻みに5~10mm間隔で動かす
  • 歯は1~2本ずつ丁寧に磨く

正しい歯磨きをしたら、マウスウオッシュを口に含みます。リステリンを口に含んで口全体に行き渡るようブクブク30秒ほどおこないます。リステリンの場合の使用目安は

  • 適量は1回につき20ml
  • 100mlではキャップ4杯
  • 250ml用ではキャップ1杯半
  • 500ml用ではキャップ8分目
  • 1000mlボトルの場合はキャップ半分

菌はすぐには死なないので、使用したら30分は飲食を控えることが、効果を発揮することです。

注意のポイント

虫歯や歯周病の原因に、マウスウォッシュの使いすぎがあります。お口の中は常在菌がいますので、善玉菌の常在菌がお口のバランスを守ってくれています。

常在菌がマウスウォッシュによって減菌されると、お口の中の悪玉菌が勢力を伸ばしてきます。悪玉菌は虫歯や歯周病の原因菌で、歯垢を餌に増殖します。

悪玉菌が増殖すると善玉菌の常在菌が増殖できなくなって、お口の中のトラブルが起こります。マウスウォッシュの使いすぎは善玉菌を殺してしまいます。

回数

歯磨きをしている時は毎回使用する方が良いです。仕事などで毎回使用が難しいときは、朝夕の2回一日に必ず行ってください。

効果のでない使い方

リステリンの間違った使い方をしていると、効果が全く現われなくなります。間違った使い方を見てみました。

歯磨きをしないで使用する

リステリンはあくまでもうがい薬の一種で、殺菌作用のある薬用成分が含まれていても、歯に着いたプラークや、お口に残った食べ残しなど取り除く効果はありません。

リステリンだけで歯磨きをしないと、虫歯や歯周病菌を誘発する可能性もあり、効果も歯磨きをしないとありません。

うがい薬と液体ハミガキを間違える

液体タイプのリステリンは歯磨きの前に、うがい薬タイプのリステリンは歯磨き後に、使うと効果があらわれますが、間違えて使うと効果が出てきません。

折角つかうのですから、順番を間違えないで効果のある使い方をしましょう。

タイプ別リステリン

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リステリンのタイプ別のものを見てみました。洗口液タイプや液体歯磨きタイプ、アルコールタイプ、刺激タイプについてみてみます。

洗口液タイプ

洗口剤(マッシュウォッシュ)はオリジナル・フレッシュミント・クールミント・ナチュラルケア・ターターコントロールがあり、食後の歯磨き後に使います。

歯磨きの際は歯間ブラシも一緒に使用して、歯の間の歯垢も取り除きましょう。20mlをお口に含んで、30秒ほどお口の中でクチュクチュをします。

お口全体に馴染ませたら、お口から吐き出します。口臭対策や、原因菌の殺菌などに使用されます。

液体歯磨きタイプ

液体歯磨きタイプにはトータルケア・トータルケアゼロの商品があります。このトータルケア・トータルケアゼロを20mlお口に含んで、歯磨き前にお口の中で全体に馴染ませて、吐いてから歯磨きをします。

歯磨き粉と同じでお口に含ませ吐き出した後に、ブラッシング歯磨きをすることで、歯への負担は少ないですが、研磨剤が少ないので汚れを落とす力は、歯磨き粉より小さいです。

アルコールタイプ

マウスウォッシュは独特の味がしますが、現在は誰でも使いやすいように、調整しているものもあり、アルコールタイプはすっきり爽快、即効性のあるものは、アルコールタイプのものです。

刺激タイプ

リステリンで一番刺激が強い刺激タイプの、リステリンはオリジナルです。刺激が強いタイプは酸性が強い傾向にあり、口臭のものを殺菌するだけでなく、歯を守る菌まで殺すので、長期に使用すると歯を、溶かす酸性の成分の可能性があります。

マウスウォッシュを長期で、口臭や歯周病ケアするなら、低刺激のものが良いでしょう。

リステリンのその他の使用方法

綺麗な足の爪

リステリンで色々な裏技を見てみたいと思います。リステリンの殺菌作用を利用して、色々な使い方ができますので、利用してみてはいかがでしょうか?

豆がつぶれた時

豆がつぶれた時に汚い手で触るのは、雑菌が侵入しますので、絆創膏にリステリンを少し染み込ませて、貼るだけで殺菌作用しながら傷口を守ります。

足の消臭

足が臭くなる原因は、汗ではなく菌による増殖です。足の環境が蒸れと角質で、足の常在菌が悪玉菌に変化します。そこで足が臭くなるのです。

悪玉菌が減ると臭いもなくなりますので、リステリンをキッチンペーパーに染み込ませ、足の隅々まで拭いていくと臭いが消えます。

かゆみ止め

かゆみ止めの配合成分は、ビタミンやその他の成分と、殺菌効果のあるもの+メントールですがリステリンには殺菌作用+メントール配合なので、かゆみを止める事が可能です。

痒いところにリステリンをたたきこんでいくことで、かゆみを止める効果が期待できます。

虫よけ

虫はメントールの臭いを嫌いますので、かゆみ止めや、足の消臭の為にリステリンを塗っていると虫よけ効果が期待できます。

生ごみの臭いけし

生ごみの臭いも微生物など菌によるもので、放置しておくと繁殖するので臭いが酷くなります。このような場合リステリンをスプレーボトルにいれて、シュッシュと振りかければ、臭いけしの効果も期待できます。

その他にもゴミ箱の臭いけし、洗濯機の除菌と消臭、室内の汚れ拭き、トイレの臭いけしと便座の掃除などにも使えます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?リステリン効果を見てきましたが、皆さんはどの様にお感じになられましたか?

リステリンの評判は良いようですが、歯科医のなかにもリステリンを疑問視する声もありましたので、成分表示などをよく見て、自分に合ったものを使用してください。

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