愛情不足な人の特徴は?子供・思春期・大人、それぞれの場合を紹介!サインに気づく方法は?

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愛情不足と聞くと、ネグレクト(育児放棄)や児童虐待を思い浮かべる人が多いかも知れません。確かに、それも愛情不足の原因になりますし、社会的にも大きな問題として、度々ニュースで取り上げられていますよね。

しかし、愛情不足は何も、親が子供に愛情を注がないから起こるとは限りません。親はたっぷりの愛情を子供に注ぎ、大切に育てているつもりでも、子供は愛情不足だと感じてしまうことがあるのです。

では、なぜそのような事態が起こってしまうのでしょうか?また、愛情不足だと思わせないためには、一体どうしたらよいのでしょうか?これから詳しくご紹介しましょう。

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愛情とは

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そもそも愛情とは、親が子供を愛しいと思い、子供が親を求めることですよね。親というのは赤ちゃんや子供にとって、無条件に自分を守ってくれる、とても大きくて安心できる存在です。親に保護してほしいという欲求を子供は持っていますが、親も人間ですから、愛情のかけかたを間違えたり、その場の気分で子供に寂しい思いをさせてしまったりするこもあるでしょう。

こうしたすれ違いによって、親は愛情を注いでいるつもりでも、子供にはきちんとそれが伝わらず、愛情不足だと感じてしまうことがあると言います。そして、愛情不足な続くと、子供に悪影響が現れることになります。

最近、子供を叱れない親が増えて問題になっていますが、子供を叱らないことも、正しい愛情のかけ方とは言えません。愛情は、子供が将来的に自力で生きていけるように支援し、正しい方向へ導くものです。いけないことをしたら叱り、よいことをしたら褒めてあげる。これが正しい愛情のあり方です。

子供を叱ることも褒めることも、子供のよい点悪い点、すべてを受け入れなければできないことです。叱らないというのは、子供の悪い部分に目をつぶり、なかったことにしてしまう行為です。そんなことをしたら、子供はよいことと悪いことの区別がつかないまま大人になってしまいますよね。

幼少期にきちんと教育することが、子供の精神発達につながり、ゆくゆくは子供の幸せにつながるのだといいうことを、まずは覚えておきましょう。

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愛情不足な子の特徴

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小さな子供にとって、ママの愛を実感できることは非常に大切です。母親との関係性によって、子供の成長や性格にも影響が出ますから、接し方がとても重要なのです。

では、愛情不足を感じている子供の行動には、どのような特徴があるのでしょうか?成長過程に合わせて見ていきましょう。

幼児期

まだ判断能力の低い幼児期では、見られる行動も幼稚です。

爪を噛む・指しゃぶり

指をしゃぶったり爪を噛んだりする行為は、ストレスの表れです。ストレスや不安を感じたとき、子供は口元へ指を持って行きやすいと言います。もしもこうした行動が見られるようなら、愛情不足のサインかも知れません。

モノを隠す

子供は大人のように、自分の気持ちを上手く訴えることができません。普段おしゃべりで、何でも話す子であっても、悲しさや寂しさというものは訴えることができないのです。そのために何をするかと言うと、ものを隠して困らせます。

これは、困らせたいというよりも、自分のことを見てほしい、振り向いてほしいという気持ちの表れです。子供がものを隠すようになったら、愛情不足のサインかも知れません。

嘘をつく

寂しいと、子供はなんとかして関心を自分に向けようとします。その結果、周りの気を引くために嘘をついてしまうことがあるのです。嘘によって注目を集められると、また同じように構ってほしくなり、再び嘘をつきます。それを繰り返している内に、嘘をついているという感覚が薄くなり、自分の話していることが嘘なのか本当のことなのか、自分でも分からなくなってしまいます。

また、嘘をつく以外にも、周りの目を引くための行動として、わがままを言うこともあります。だだをこねたり、頭が痛いと言ったりして親を困らせ、自分へ関心を向けようとするのです。わがままを言うからと言って、何でもかんでも叱りつけるのではなく、まずは愛情がきちんと足りているかどうか、子供の様子をしっかり見てあげることが大切です。

これ以外にも、突然暴力を振るったり、突然泣き出したりして、周囲を困らせます。愛情不足が原因で情緒不安定になっているため、感情をぶつけたり、ものに当たったりすることでストレスを発散させているのです。

1人でいることが多い

暴れたり、わがままを言ったりすることなく、1人でおとなしくしている子も、実は注意が必要です。友達と遊ばず、いつも1人でいる他、年齢の割に落ち着いていたり、表情や反応に乏しい子は、愛情不足かも知れません。子供はうれしいことや悲しいことを、親と共有しようとします。そんな時に、一緒に共有してくれる人がいないと、とても寂しいですよね。こうしたことが増えると、次第に表情が乏しくなると言われています。

おとなしい子は手がかからなくて楽なので、ついついよい子として見逃してしまいがちですが、年相応の反応をしない子には、注意を払ってあげましょう。

自立している

自立している子供は、何でも自分でできますし、やろうとします。親にとっては助かりますし、しっかりした子だと、よい評価をくだしてしまうかも知れません。

しかし、年齢の割に何でも自分でこなしてしまう子には要注意です。というのも、子供が親に何かをしてもらいたがるのは、愛情を確認する行為として、ごく自然なことだからです。

これをしない子供は、単純に自立心が強いのではなく、甘えたくても甘えられない子かも知れません。放っておくと愛情不足になる可能性もあるため、子供の様子は注意深く見守っておきましょう。

親以外の大人に甘える

自分の親に甘えられない子は、他の大人に甘えることがあります。甘えさせてほしい人に甘えられない代わりに、他人に甘えることで寂しさを埋めているのでしょう。

もしも普段は甘えない子供が他の大人に甘えていたら、それは愛情が足りていないサインかも知れません。

思春期の場合

思春期になると、子供たちの出すサインにも変化が現れます。ただでさえ不安定になりやすい時期ですし、この時期に人格形成ができあがってくるため、非常に大切な時期でもあります。

この時期に愛情が足りていないと、学校での生活から脱落してしまう危険性がありますから、注意して子供を見るようにしましょう。

非行に走る

喫煙や飲酒、さらには万引きなど、この時期に愛情不足な子供は非行に走りやすいようです。他にも、器物損壊や傷害事件など、人やものに危害を加える危険性もあります。子供が悪いことをすれば親は何もしないわけにいきませんから、子供は問題を起こすことによって親の愛情を確かめようとするのです。

こうした問題行動は、先生からも問題児として見られることにつながり、学校での孤立を助長してしまいます。子供がなぜ、そのような行動を取ったのか、叱る前にきちんとその意味を探りましょう。愛情不足のサインに気付かなくても、反抗期になると不満が一気に表に現れてくることがあります。そんな時こそ、子供にきちんと向きあい、心のケアをきちんとしてあげることが大切です。

不登校

学校へ行かなくなるのも、愛情不足の子供に見られる行動です。いきなり行かなくなるわけではなく、遅刻や早退が徐々に増え、そのうち部屋に引きこもるようになります。学校へ行かないということは、子供にとっては精一杯のサインで、そうすることによって親に振り向いてほしいという心理の表れです。

こうした行動を子供が起こすようなら、適当に対応せず、きちんと子供と向き合いましょう。場合によっては専門機関を受診されることをオススメします。

大人になって現れる症状

子供の頃の愛情不足を抱えたまま大人になった人は、社会に馴染むことができずに病気を発症したり、犯罪者になってしまうリスクがあります。幼少期のトラウマや満たされない寂しさによって心が歪み、通常では犯さないような犯罪に手を染める可能性は十分になります。

境界性パーソナリティ障害

境界性パーソナリティ障害とは、気分の浮き沈みが激しく、感情を自分で上手くコントロールできない病気です。社会生活を円滑に営むためには、ある程度の我慢や人との支え合いが必要ですが、境界性パーソナリティ障害の人はそれが上手くできず、人間関係のトラブルを起こしやすいと言います。

さらに、対人トラブルなどでストレスを抱え込むと、自傷行為などを経て、精神疾患に発展してしまうこともあるため、早い段階で対処することが非常に大切と言えるでしょう。

詳しくは、境界性人格障害の治療法や対応の仕方を知ろう!原因や症状、ガイドラインを紹介!を参考にしてください。

自己愛性人格障害

自己愛性人格障害とは、自己愛が強すぎるために、他人の気持ちを考えられず、周囲と摩擦を起こしてしまうパーソナリティ障害です。常に自分のことが最優先になってしまうため、人間関係が上手くいかなくなりがちです。

また、周りの目を気にし、少しのことでも傷ついたり、変に思われていると思い込んでしまったりします。

詳しくは、自己愛性人格障害の特徴とは?向き合うために必要なことを知ろう!を読んでおきましょう。

依存症になりやすい

愛情不足はまた、依存症を引き起こす原因にもなります。ものに固執する「物質依存」や、行為・プロセスに固執する依存症、人に固執する依存症などがあります。物質依存の場合、アルコールやたばこに依存し、場合によっては薬物に手を出してしまうこともあるため、注意が必要です。行為やプロセスにこだわる場合には、パチンコやギャンブルにはまったり、万引きなどの盗癖に手を染めてしまったりすることもあります。

上記のような場合、経済状況の逼迫や犯罪の危険性がありますが、人に依存するとさらにやっかいなことになります。女性依存や男性依存、またはDVやストーカー行為に及ぶ可能性もあるため、愛情不足の代償は大きいと言えます。親との関係をきちんと構築できなかったために、執拗に人とのつながりを求めてしまうのですね。

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愛情不足が引き起こす疾患

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子供の頃の愛情不足は、時として疾患を引き起こすこともあります。これは、心理学では「承認欲求」と呼ばれる、「認められたい」という思いが満たされないためと考えられます。睡眠欲求や食欲などと同じように、人間には承認欲求があります。

相手にされない、いつも自分だけ怒られる、など、子供にとって「親から見てもらえない」ことは大きなストレスです。きちんと愛してもらえなかったという思いが、やがては精神疾患につながってしまう可能性もあるのです。

ここからは、愛情不足を原因とする疾患についてご紹介します。子どもにこのような症状が出ていないか、きちんと大人が目を配ることが大切ですよ。

愛情遮断症候群

愛情遮断症候群は、乳児期の愛情不足が原因で起こる疾患です。身体的な症状が特徴で、動きが緩慢になったり、表情が乏しくなったりする他、知能や言語の発達にも影響を及ぼします。原因としては、親から十分な愛情を受けられなかったことによるストレスで、睡眠時に成長ホルモンの分泌が十分に行われないことにあるようです。

また、ネグレクトを受けた子供は、食事による栄養が足りないため、体の発達に遅れが見られることがあります。

いい子症候群

いい子症候群の原因は親の愛情不足ではなく、子供への過度な期待です。親はかわいい我が子に、どうしてもよい人生を送ってほしいと期待してしまいますよね。その結果、たくさんの習い事をさせたり、些細なことで子供を叱ったりすることもあるかも知れません。

しかし、親の干渉が強かったり、過度な期待を寄せていたりすると、子供は身動きがとれなくなってしまいます。

親に褒めてほしい一新で、期待される「いい子」の自分を演じてしまうために、ごく自然な感情表現ができなくなってしまうこともあると言います。親の前で完璧な子供でいようとするため、自分自身の本心を押し殺すことにもつながりますし、その反動で家と外で2つの顔を持つ子供も多数いるようです。

愛着障害

愛着障害は、発達障害と間違われやすい症状です。

スキンシップを嫌がったり、攻撃的だったり、注意力が散漫だったりと、初期症状は発達障害にも似ていますが、発達症がが先天性のものであるのに対し、愛着障害は、ネグレクトや虐待など、後天的なものが原因で引き起こされます。

子供の様子がおかしいと感じたら、専門機関できちんと診断してもらうことが重要です。

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愛情不足が招く弊害

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親の愛情が足りないまま成長すると、様々な弊害が出てきます。愛情不足の原因はいろいろありますが、家庭環境によって心に傷を負っていると、アダルトチルドレンになってしまう可能性があります。

アダルトチルドレンとは、幼少期のトラウマが大人になっても消えず、ずっと抱えている人のことを言いますが、人の期待に応えようとしたり、自分の気持ちを抑え込んだりする傾向があります。

また、愛情不足な幼少期を過ごした人は、恋愛面でも苦労するようです。人とコミュニケーションを取ることが苦手なため、一般的な恋愛の常識とずれてしまったり、愛情に飢えているが故に、執拗に愛情を求めてしまったりします。そうなると、求められる方には大きな負担になりますので、どうしても恋愛が上手く行かない原因にもなってしまうのです。

さらに、愛情不足で育った人はか感情のコントロールがうまくできずに爆発させてしまうこともあります。時には自傷行為に及ぶ危険性もありますから、普段から大人がきちんと見ていてあげることが大切です。

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子供を愛情不足にしないためには?

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いかがでしょうか?ここまで子供の愛情不足や、それによって起こってくる弊害についてお話してきました。子供への接し方は非常に大切で、ネグレクトはもちろん、親はきちんと愛情を注いでいるつもりでも、子供には届いてない場合もあります。

では、子供を愛情不足で苦しめないためにはどのようにしたらよいのでしょうか。

スキンシップをしっかりする

子供が親の愛情を確認できる方法として、非常に効果的なのがスキンシップです。親の温もりをダイレクトに感じることができ、とても安心しますよね。わがままを聞いてあげたり、ほしいものを買ってあげたりすることも愛情表現の1つかも知れませんが、ものだけでは子供の心は満たされません。やはり、時々はスキンシップでダイレクトに愛情を注いであげることが大切です。

日常生活でも、頭をなでたり、抱きしめたりするなど、スキンシップの方法はいくつかありますよね。頭をなでる、抱きしめるなどは、小さな子供に特に重要なスキンシップで、母親の愛情を温もりとともに感じられるので安心します。また、肩をたたいたり、手を握ったりなどという方法は、年齢のあがった子供にもオススメです。誰しも不安になった時や勇気を出したい時に、肩をたたいてもらったり、手を握ってもらったりしたらほっとしますよね。

言葉や行動だけでは伝えきれない愛情を、時にはダイレクトに届けるためにも、スキンシップを心がけましょう。

見送り

朝はどうしても準備に忙しく、ばたばたしがちですよね。それでも、子供が出かける時にはできるだけ、玄関まで見送ってあげることが大切です。

子供としても、毎朝ちゃんと母親の顔を見て、見送ってもらって出かける方が安心しますし、愛情も実感しやすいですよね。毎日のことなのでついつい疎かになりがちですが、きちんと心がけましょう。

会えない時は手紙やメールで伝える

親が共働きの場合、どうしても子供を見送ることができなかったり、家に1人で留守番させてしまったりすることもあるでしょう。

しかし、子供に会えない時間でも、愛情を伝える方法はあります。朝起きた時や帰ってきた時、家で留守番をしている間など、子供が1人でいる時に、親の手紙やメールでのメッセージがあると心強いですし、「1人ではないんだ」と思えるでしょう。

子供との時間を取るのが難しい場合には、スキンシップと合わせて、遠くから愛情のこもった言葉を伝えてあげることも十分な愛情表現です。子供が寂しいと感じないように、家庭環境に合わせて、しっかりとケアしてあげましょう。

これ以外にも、子供との写真をアルバムやフォトブックにして取っておくなど、形に残る愛情表現もよいでしょう。親子の絆を子供に実感させ、家族としての思い出をしっかりと残していくことが大切です。子供がお母さんといて安心感を持って過ごせることがとても大切なのです。

愛情表現には様々な形がありますし、どうしてあげるのが子供にとってよいのか、その価値観は人それぞれです。しかし、思い込みで接してしまうと、いつの間にか自分の価値を子供に押しつけているだけになり、実際のところ、肝心の愛情は足りていない・・・などということにもなりかねません。

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まとめ

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子供は、自分の思いを上手く伝えることができません。言葉にして甘えられているうちはよいですが、爪をかじるなどの癖や、表情が乏しいなどの症状が出てきたら要注意です。愛情不足は目には見えませんし、ちょっとした子供の仕草から気付くのは難しいかも知れません。しかし、無意識に行う癖や表情の変化は、愛情不足のバロメーターです。緊急度が高くなってしまう前に、きちんと対処してあげることが大切です。

子育てには、ママの大きな愛が必要不可欠です。その愛を、どうやってきちんと子供に伝えるかを、日々考え、時々は振り返ってみると、自分が今やるべきことは何か、見えてくるかも知れませんね。

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