不定愁訴とは?症状と原因、主な治療法を紹介!

不定愁訴というと、よく聞くと思います。これは俗にいう、更年期障害ということですが、なんとなく身体が重いとかだるいなどの症状がでます。回りからみると、やる気がないように見え、怠惰な人と映ってしまい、それだけで損をしてしまうイメージもあります。確かに身体がそのように反応している以上、無理にがんばろうとしても、身体がついていかないというのが現状です。

これは主に年齢的な要素がからんでいることが多いようで、一般的にはホルモンのバランスが崩れてきたことが原因の一つとして考えられます。専門的な言い方をすると、身体的苦悩症候群とか複合性身体症状障害とも言うようです。今回はその不定愁訴についてお伝えいたします。

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不定愁訴とは?

頭痛女性

なんとなく体調が悪いというような状態を不定愁訴といいます。特に、疾患がないのに、身体の症状を訴えるようなことです。これが特徴です。

例えば、頭痛、腹痛、なんとなくイライラしたり、夜あまり眠れなかったり、寝つきにくくなったり、倦怠感があり、なんとなくだるかったりというようなことです。実際に医師にかかって診断してもらっても身体には異常がない、原因の追求が難しい場合がほとんどです。これらの症状が日常生活に影響を及ぼすことを、更年期障害と呼びます。

女性の不定愁訴

不定愁訴は女性に症状が出ることが多く、月経がいわゆる閉経の時期に多く起きます。年齢的には40~50代となり、このタイミングで女性ホルモンが急激に低下、よくある症状として、身体のほてりやのぼせ、発汗、めまい、冷えなどということです。

男性の不定愁訴

最近では男性には更年期障害があるということがわかってきました。男性は鈍感といいますが、あまり不定愁訴として、訴えるケースは少ないようですが、実際には男性にもあります。

これを正式には「加齢男性性腺機能低下症」と呼ぶそうです。最近では、かなりの高齢の男性が診療を受けているとのことです。

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不定愁訴の症状

治療先生720

不定愁訴というのは、何度も言うように、特定できない原因で体調が思わしくない状態をいいます。症状に人により全く違った症状がでます。

例えば、腹痛などもその症状の一つに上げられますが、腹痛などは本来ですと不定愁訴の原因とは考えられない普通の症状です。そして、人によって、相当な痛みを感じるケースもあり、その感じ方は人それぞれとなっています。

それぞれの症状は主に6つの分野に分けられます。

自律神経失調症

顔のほてり、異常な発汗、手足が冷えるなど

精神神経系

頭痛、不安感、イライラ、焦燥感、集中力の欠如など

筋肉運動器官系

肩こり、腰痛、膝痛、背中の痛みなど

知覚系

しびれ、視力低下、目のかすみなど

消化器系

胃痛、腹痛、食欲不振など

泌尿器系

排尿痛、頻尿など

これらの症例として、ほとんどの人が何かしらの症状を訴えます。ですが、それぞれの症状が、不定愁訴が原因などとは気づきにくいのが難点ではあります。

逆に、実際にはもっと根深い病原があるにも関わらず、不定愁訴で片付けられてしまうのは、怖いことでもあります。実は往々にしてそのようなケースがあるのです。

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不定愁訴の原因

寝込む

続いて不定愁訴の原因について紹介します。

ストレス

不定愁訴の場合、多くはその原因が特定できないのが特徴です。そういう意味でも一つの原因として、身体のホルモンのバランスが影響を及ぼしていることが考えられます。また、そのバランスを崩す原因の一つにストレスが上げられます。

人間関係というのは厄介で気持ち的に余裕がなくなったり、余計なことを考えて気を遣ったりと神経をすり減らしてしまいます。これらのことが微妙に影響を与えているのです。

そして心理面から見ても、世の多くの悩みは人間関係が原因であるとまで言われるくらい、影響が大きいとのことです。

ほんとに些細なことで、その症状を引き起こすとの報告があります。人のよっては「え、こんなことが…」という状況もあります。

生活習慣の乱れ

若いうちはあまり気にしないでもまったく問題ないことも、不定愁訴を感じる年齢に達すると、途端に発症するケースがほとんどです。

生活習慣はいうなれば普段からの癖なので、そう簡単には修正が効きません。一日一日少しでもずれていくと、経過する日数が多いほど、取り返しがつかないほどの状況になります。最近多い例として、いかにまとめます。

  • スマホやPCの長時間利用
  • 睡眠時間の減少
  • 規則正しい生活をしていない
  • アルコール、タバコなどの嗜好品
  • 食品添加物の多い食事
  • 運動不足
  • 身体の冷え、低体温

これらのことを改善しないと、40代50代に差し掛かると一気に不定愁訴の症状が出始めます。

その他

他の原因として、長年の疲れや慣れが起こしている可能性もあります。例えば普段の生活に肩が凝るような習慣があると、それが積み重なってある日突然背中の痛みや腹痛、頭痛を引き起こすといった具合です。それが、年齢的に40代ぐらいで筋力が落ちてくる頃だったり、身体を作ったり維持するための栄養が落ち込む時期だったりと重なることにより、一度のその症状がでるという状況です。

それでは、いくら医者に診断してもらっても、そこまでの背景は医師もわかりませんし、本人も結局気が付かずに過ごしていますから、心当たりもない訳です。

何事も原因があるから病気になるので、そのほんの些細なことが実は原因となっているものなのです。

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不定愁訴の治療法

注射720

不定愁訴を治療する方法について紹介します。

治療に関して

主に不定愁訴のケースと断定できれば、ホルモンを補充する注射等でかなりの回復は見込めます。これは最近の治療法の表的なものです。

それ以外の不定愁訴に関しては、正直これと言って断定できる原因がわかればその対処法を処方でいるのですが、はっきり言って断定できない場合は該当する病状に合わせて、実験的に薬や理学療法で対処することになるかと思います。

また、漢方薬を使う東洋的療法も有効です。これは科学的でないため副作用などの害がなく、割と安心してその治療に望めます。ただ難点を言えば、薬代が高くかかることと、急激な改善にはつながらないことです。実際、多くの人は、この治療法で改善しているようで、最低でも一ヶ月は継続することが望ましいかと思います。

病院の選択

これらの病気は何科に診療をしてもらうか、迷うと思います。最初の症状ではおそらく内科となるでしょう。それがよくならない、もしくは科が違うということになると、心療内科、精神科、婦人科ということになります。

ここの選び方が、今後の治療にも影響を及ぼします。ただ、別の科に行っても治療に時間がかかると思いますが、それが非常に厄介なものと考えられます。

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不定愁訴の対処法

原因がはっきりしないものである以上、薬以外の対処法で改善を図るのが一番いい方法かもしれません。早く治したいという気持ちはわかるのですが、長い年月をかけて、身体に負担がかかり、じわじわと悪くなってきているケースがほとんどなので、やはり気長に多少でも時間をかけて治すことになります。以下、その対処法をまとめます。

運動

適度の運動は身体の血流を良くする上で、欠かせないと考えられます。身体を動かすことで、精神的にもゆとりも生まれると共に、慢性的な痛みなどが解消されることがわかっています。

これらの痛みなどは、痛いから動かさないという悪循環がさらに悪化させる元にもなっているともいわれています。多少の痛みなどは、ある程度我慢をして身体を動かすことをお勧めします。これは間違いなく効果があります。

特に運動で効果のあるものは有酸素運動です。これはウォーキング、ジョギングなどで、身体の酸素を取り入れる運動となります。これに類するものでは、少しハードになりますが、山登り、サイクリング、水泳などもお勧めです。同じような場所で運動するより、気分も変えてリラックスしながらの運動は、さらに解消に効果があると思われます。

ただ運動をするということが、いいとはわかっていても、何か億劫だという人もいるかと思います。これは毎日するには、当然無理がありますので、週に1日でも2日でいいやくらいの気持ちで行うのが、長続きするコツといえます。

これら生活に根ざしたことは、なおざりにされがちですが、当人の感覚が最終的にものをいいます。具合が悪くなったら病院にいけば何とかしてくれるという風に考える人が非常に多いもですが、実際には医者は治療しますが、薬や治療法を使って一時的にその症状を抑えるだけです。原因はご自身が作っているのです。その原因がなんであるか、それは当人が一番よく知っているはずで、それを改めることが一番の対処法であります。

食事

食事は極端に偏らなければいいのですが、実際には大人になると自分の好きなものしか食べない傾向があります。子供は嫌いなものでも、無理やり食べさせられます。ところが大人に関しては、かなりいい加減の食事を取っている人が非常に多いのが実情です。

つまり嫌いなものとか栄養価の高いものとかを食べることが少なくなっていると一般的に考えられます。それらに加え、さらに外食が多いことでも悪い状況に拍車をかけています。

そういう意味では、家で食事する時はいわゆる健康食を心がけることをお勧めします。毎日の積み重ねが後々に影響を及ぼすことを考えて、食事をしていただきたいと思います。

チリも積もれば山となるということが本当に怖いことを肝に銘じていただきたいと思います。

趣味

趣味を持つこと、そして没頭することは非常にいいことです。何か今回のテーマとかけ離れているようですが、実際には身体の不調を忘れるぐらいに集中することがいいのです。没頭することで気分が前向きとなり、当然気分転換にもなります。

昔の名医が言った言葉に、「病気を治したければ、その病気を忘れろ」というようなことがありましたが、まさしく考えすぎ、こだわりすぎがよくないことを言っています。つい没頭してしまって、他の事に影響が出るぐらいの趣味を持つことをお勧めします。

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まとめ

いかがでしたか。不定愁訴という厄介な症状も、ある意味科学的に良くするより、精神的な部分で改善することが必要なのかと思われます。年齢的なものが影響していると思われたら、医師及びその治療等に頼りきりのなることよりも、自ら改善する方法を模索することも必要なのかもしれません。逆にあまり深く考えないほうが、快方に向かうのかもしれません。

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