妊活をしている女性にとっても、出産後の女性にとっても、大切なエストロゲン。
今回は、そもそもエストロゲンとは一体何なのか、どうやったらエストロゲンを増やすことが出来るのか、分かりやすく説明していきたいと思います。
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そもそも、エストロゲンって何?
エストロゲンという言葉を聞いたことはあっても、その詳しい内容ままでは知らない人も多いかもしれませんね。
エストロゲンが女性に必要なものということは分かっていても、詳しく説明してと言われたら、良く分からない・・・という人が大半だと思います。
まずは、エストロゲンとは一体何なのか、分かりやすく解説します。
エストロゲンとは、ホルモンの一種
凄く分かりやすい言い方をすれば、エストロゲンは女性ホルモンのことです。女性ホルモンという言葉なら、女性でしたらまず聞いたことがありますよね。
エストロゲンはステロイドホルモンの一種で、卵胞ホルモンなんていう言い方をしたりもします。このエストロゲンは、2歳から思春期を迎えるまで、男性より圧倒的に女性の方が分泌量が多くなっています。
女性の方が成長が早い、大人っぽいなんて言いませんか?
これは、女性の方が男性より思春期を迎えるのが早いからということもあると思います。その、思春期を迎えるのが早い原因の一つが、エストロゲンの分泌量の女性と男性との差によるものなんですね。
エストロゲンが増えると、どんな良いことがあるの?
エストロゲンが増えることによって、子宮内膜が厚くなり、乳房も大きくなります。
体が妊娠に備えるようになるので、妊活をしている女性にとっては、とても大切なホルモンなんですね。
産後の女性にとっても、エストロゲンを増加させることによって、更年期障害を予防することが出来るので、とても重要です。
先に書いた通り、乳房も大きくなり、体つきが女性らしくなります。ですから、女性ホルモンの増加=女性らしい魅力的な体を作る、ということにもなるんですね。
美しさを保つためにも、エストロゲンは女性にとって必須のホルモンです。
どうやったらエストロゲンを増加させることが出来るの?
では、そのエストロゲンを増やすには、どうすれば良いのでしょうか。まずは、普段から気を付けられることから説明したいと思います。
ストレスをためないようにすること
女性は心も体もデリケートな生き物です。些細な出来事でも、それが元で様々なバランスが崩れてしまいます。
その中でも、ストレスを抱え込んでしまうと、自律神経のバランスが崩れやすくなっています。
自律神経のバランスが崩れると、体に様々な悪影響がありますが、その中でも今回問題になるのが、エストロゲンの低下です。
そのことによって、体調自体も悪くなってしまったり、妊娠中には、貧血の原因になったりもします。なるべくストレスは抱え込まず、出来るだけ発散するようにしましょう。
体を冷やさないようにすること
体が冷えていると、女性にとって悪影響しかありません。なぜなら、体の冷えは卵巣の機能が低下してしまう原因の一つになるからです。
卵巣はエストロゲンを分泌する機能があるので、当然、エストロゲンも減ってしまいます。冷え性の女性は多いと思いますが、なるべく体を温めるように心がけましょう。
具体的には、暑い時でも冷たい飲み物ばかりとらず、温かい飲み物もとるように気をつけること。シャワーだけでお風呂を済まさず、湯船にもしっかりつかることもポイントです。
腹巻きや湯たんぽ、カイロなどを利用して、お腹を特に重点的に温めること、などが挙げられます。
ちょっとした工夫によって、体を冷やさないようにすることが出来るんですね。
規則正しい生活習慣を心がけること
三食しっかりとご飯を食べることは、なかなか難しいかもしれませんね。特に、朝食はついつい食べないまま出かけてしまう・・・ということは良くありがちです。三食ご飯をとっていても、コンビニやファーストフードですませてしまう女性も多いと思います。
それでも栄養バランスが乱れていなければ良いのですが、こういった食生活では、どうしても栄養バランスが乱れてしまうものです。栄養バランスが乱れることによって、エストロゲンを増やすための材料が体から不足していまいます。
そのために、三食しっかりとご飯を食べないことは、結果的にエストロゲンの減少につながるんですね。
作る時間がなかったら、前日のご飯の残りでおにぎりを作っておいたりして、軽くでも朝食を食べるようにしましょう。出来れば、昼食や夕食は、手作りでバランスの良い食事をとれると良いですね。
次の項目で紹介する、エストロゲンを増やす食べ物を意識的にとれると尚更良いと思います。
エストロゲンを増やす食材は?
エストロゲンを増やすためには、具体的には何を意識して食べれば良いのでしょうか。エストロゲンを増やすために効果的な食べ物を紹介します!
大豆はエストロゲン増加の味方
イソフラボンという言葉を聞いたことはないでしょうか。イソフラボンとは、植物性エストロゲンの一種で、エストロゲンを増やしたい女性にとってはとっても助かる栄養素となっています。
イソフラボンは大豆由来の食材に含まれています。納豆・豆腐・味噌といえば分かりやすいですよね。もちろん、それらを加工したおからや厚揚げにも含まれています。
意外なところでは、ザクロや山芋にもイソフラボンは含まれているんですよ。
卵巣のために大切なのはビタミンEとB6
ビタミンEが、女性の体に良いとは良く聞くと思います。ビタミンEが女性の体に良いというのは、卵巣のための一番の栄養素がビタミンEだからなんですね。
ビタミンEを適度に摂取することによって、卵巣が健康になり、老化を防ぐ効果があります。
エストロゲンは卵巣で作り出されますから、エストロゲンのためにも、ビタミンEの適度な摂取は必須なんですね。
また、ビタミンB6というビタミンは、エストロゲンの代謝に必要です。ビタミンB6は、妊娠中のつわりや、月経前症候群の軽減にも役立つと言われています。
その二つのビタミンを摂取するためには?
ビタミンEは、普段とりやすいものだとかぼちゃやアーモンドに多く含まれています。
女性に人気のアボカドにも実は含まれています。他には、モロヘイヤや大根の葉など、割と野菜に多く含まれている成分かもしれませんね。
ビタミンB6は、マグロの赤みをはじめとする魚に含まれています。バナナやにんにくにも含まれているので、朝食やデザートには意識的にバナナを食べると良いですね。
卵は実は必要なもの
卵にはタンパク質やコレステロールが沢山含まれています。コレステロールというと、太ったり、血液がドロドロになるイメージがあるからといって、敬遠する女性も多いかもしれませんね。
ですが、卵のタンパク質やコレステロールは、とても良質なものです。
コレステロール自体が、エストロゲンには大切なものです。痩せ型の女性であれば、卵を毎日一個以上摂取しても大丈夫でしょう。
妊婦さんの場合は、生卵の摂取はお腹の赤ちゃんに良くないと言われているので、十分注意してから卵を食べるようにしてくださいね。
まとめ
女性に必要なホルモン、エストロゲン。
女性にとっては、妊活中にも、妊娠してからも、産後にも必要となってきます。
ちょっとしたくふうで増やすことが出来るものなので、ぜひ日頃から意識して増やすようにすることをおすすめします!
素敵な生活を送るために、エストロゲンを増やす方法を活用してみてくださいね。
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