卵子の寿命はどれくらい?質を良くする方法も紹介!

デリケートな女性の体は様々な要因に影響を受けやすく、女性特有の不安は尽きないものです。月経がきても排卵自体が無かったり、月経の周期が乱れていたり、ホルモンのバランスが乱れていたり、様々なトラブルが起きる事があります。

中でも卵子は、妊娠に大きな影響がある上に、卵子の状態は自分で分かりにくいものです。ここでは、卵子の寿命や質などについて、紹介したいと思います。

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卵子とは?

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卵子とは、女性の体内にある受精卵の元になる生殖細胞であり、卵胞という膜に包まれて、その中で育ちます。成熟すると卵子は外に排出され、これを排卵といいます。

卵子の数

卵子は、胎児の時から卵子の元となる原子卵胞を、約700万個位持っているといわれています。産まれた時点で、既に約200万個位に減少しています。その後、卵子は新しく増加したりする事はなく、年齢を増す事に減少していきます。

月経が始まる頃には170~180万個に減少するといわれ、25歳位には卵子の数は20万~30万個まで減少します。その後も閉経を迎えるまで、減少し続ける事になります。一日に減少する数は、およそ30~40個位だといわれています。

卵子の形

卵子は胎児の時から体内に存在する為、年を重ねるごとに減少し、卵子の老化も進みます。近年は晩婚化、出産の高齢化が進み、同様に卵子の老化も進む事になります。

若い卵子がきれいな円形の状態であるのに比べて、老化していく卵子は楕円形であったり、歪んだ形になっています。

卵子の質

質の良い卵子というのは、受精しやすい状態の卵子の事をいいます。卵子の形が歪んで整っていないと受精しにくい状態にあり、受精したとしても細胞分裂や着床に影響を及ぼす可能性が高くなります。

卵子の質には年齢だけではなく、生活習慣等も大きく関わるといわれています。一度衰えた卵子を元に戻す事は出来ないので、残っている卵子の質を悪化させない為にも、生活習慣や食生活等の普段の生活を心掛ける事が大切です。

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卵子の寿命は?

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一般的な卵子の寿命は排卵後の約一日、24時間だといわれています。卵子の寿命には、個人差があり、卵子の質にも個人差があります。卵子が24時間生存していても、厳密には24時間受精が可能という事ではありません。

一般的には、受精可能な時間は、卵子の生存している時間のうちの6~8時間位の間だといわれています。この受精可能な時間も、卵子の質や状態によって個人差があります。受精、妊娠の確立には、卵子の質や卵子の老化が大きな影響を与えます。

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卵子の質を良くする為には?

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卵子の寿命自体を変える事は出来ませんが、卵子の質を上げる事で、受精可能時間や可能性を増やす事は出来ます。老化が進んで質の悪い卵子の場合は、寿命や受精可能時間が短くなり、その分、妊娠の確立も低くなってしまいます。

卵子は新しく作り出す事は出来ず、減少する一方です。しかし、今現在残っている卵子の質を良くする事は出来ます。

体内のミトコンドリアを活性化させる

体内のあらゆる細胞には、ミトコンドリアが含まれています。卵子も同様でミトコンドリアが大きく関わっています。

ミトコンドリアは卵子の活動のエネルギー源にもなっており、ミトコンドリアが不足すると卵子は老化し、ミトコンドリアが活発になると体内細胞が若返る為、卵子の質や発育も良くなります。よって、受精や受精卵の発育にも影響します。

ミトコンドリアを増やす為には、有酸素運動や規則正しい食生活、十分な睡眠等を日常生活で心掛ける事が重要です。日常生活で気を付けながら、足りない部分はミトコンドリアを活性化させるサプリメントで補う方法もあります。

メラトニンの分泌を増やす

メラトニンとは睡眠ホルモンの一種です。睡眠ホルモンのメラトニンには卵子や卵巣の質を良くする効果があります。日常生活でメラトニンの分泌を促す為には、早寝早起きで規則正しい生活をして、朝起きたら太陽の光を浴びる事が大切です。

質の良い睡眠と規則正しい生活を、心掛けるようにしましょう。日常生活で補いきれない時は、サプリメントで摂る事も出来ます。

活性酸素を取り除く

活性酸素は、人間の老化を促進させます。この活性酸素を取り除く事で、体や卵子の老化を防ぐ事が出来ます。活性酸素を取り除く為には、紫外線、ストレス、飲酒や喫煙に気を付ける事が大切です。

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卵子の質を良くする食べ物とは?

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質の良い卵子を作る、卵子の質を高めるという事は、体自体の質を高めるという事になります。健康な体をつくる為には、いろいろな栄養をバランス良く摂る必要があります。ご自身の出来る範囲で日常生活に取り入れてみて下さい。

たんぱく質

たんぱく質は、体の土台を作る為に不可欠な栄養素です。質の良い卵子を作る為にも、大切な栄養素です。たんぱく質が多い食品には、卵、豚肉、しらす干し、いわし等があります。

鉄分

鉄分は、毎月月経によって消費する為、女性の体には不足しやすい栄養素でもあります。鉄分が多く含まれる食品には、あさり、しじみ、レバー、納豆等があります。

亜鉛

亜鉛は性ホルモンの分泌を活発にする働きがあります。卵子の活性化にも必要な栄養素です。亜鉛が多く含まれる食品には、山芋、牡蠣、ホタテ、あさり等があります。

ビタミン E

ビタミンEは、抗酸化作用があるので、体や卵子の老化防止の効果があります。血流を良くし、ホルモンバランスを整える効果もあります。ビタミンEが多く含まれる食品には、卵黄、しいたけ、かぼちゃ、アボカド、パプリカ、ナッツ類等があります。

葉酸

葉酸は、厚生労働省が妊娠を望む人に推奨している栄養素です。受精卵の環境を整え、胎児の先天性の障害の発症を減らす働きをします。葉酸が多く含まれる食品には、ブロッコリー、モロヘイヤ、アスパラガス、ほうれん草、レバー等があります。

ビタミンA

ビタミンAには、目や皮膚、粘膜の健康な状態を維持し、子宮の環境を整える働きがあります。ビタミンAが多く含まれる食品には、うなぎ、ほうれん草、レバー、卵等があります。

カルシウム

カルシウムには、骨を作る働きの他にも精神状態を安定させる働きがあります。女性の体はデリケートなので、ストレスによってホルモンのバランスを崩しやすくなります。カルシウムは、ストレスを緩和させる為にも必要な栄養素です。カルシウムが多く含まれる食品には、牛乳、チーズ、ヨーグルト、小魚等があります。

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卵子の凍結保存について

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近年は、晩婚化や出産の高齢化の影響もあり、将来の為に卵子を凍結保存する女性が増えてきています。女性は、年齢よりも若く見えて体も健康であったとしても、卵子の老化に関して影響する事はありません。出産する年齢が高くなればなる程、卵子も老化し、リスクも増加する事になります。

近年産婦人科では、AMHという卵胞から分泌されるホルモンの検査で、今現在の卵子の状態を調べる事が出来ます。将来的に妊娠を望んでいる場合は、検査で現在の卵子の状態を知っておく事も大切です。卵子の凍結保存は、将来的な不安を取り除くための一つの方法です。ご自身の人生設計を考えた上で、将来的な卵子の老化も考慮して、質のいい卵子を守る選択の一つになるかもしれません。

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まとめ

at the doctor's office

医学が進歩している現代においても、卵子は新しく作られることなく減少し続け、一日だけの寿命で、年齢と比例して老化するという事実を変える事はできません。しかし、今現在の卵子を健康で質の良い状態にする事を心掛けて、前向きに毎日の生活を送りたいですね。

卵子の質を向上させてくれるサプリメントも沢山出ています。高年齢出産でも元気な赤ちゃんを出産されている例も沢山あります。デリケートな事だけに、不安を抱え込んでしまう事もあると思います。不安要素がある時は、専門医に相談して一人で不安を抱え込まないようにしましょう。

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