歯肉癌について!症状や原因、治療法と予防法を紹介!

今は、死因のトップスリーに癌が入っています。それほど患者も増えているのですが、この歯肉癌というのはその中でもかかる率の少ない癌でもあります。あまり聞かない病気ですが、聞いただけでちょっと恐ろしそうな感じもします。

これは文字通り、歯茎の周りにできる癌です。場所が場所だけに発見が早そうですが、実のところ、それほど早く発見されないとのことです。はっきり言って口の中なので、すぐに発見できそうなものですが、この場所に癌ができるとはあまり思われないので、かなり放置していて、実際には発見が遅くなる傾向が非常に多いということが理由です。

今回はその歯肉癌についてお伝えします。

歯肉癌の原因

虫歯0

まずは、歯肉癌の原因を紹介します。

入れ歯が合わない

入れ歯が合っていないと、ある部分だけに圧がかかったり、刺激があるとその部分が炎症を起こしたり、粘膜細胞がそのための影響で、癌化しやすくなります。もちろん、それだけが原因とならないと思いますが、何らかの影響を及ぼしていると考えられます。

歯のかみ合わせが悪い

これも入れ歯が合わないと同様の理由になりますが、やはりある部分に圧や刺激の影響を受けていることにより、粘膜細胞が癌化しやすくなります。また、最近では少ないですが、以前の虫歯治療にはアマルガムという銀などが使用され、これがとじわじわと溶けだし、身体に悪影響を及ぼしているという報告もありました。

ですから、虫歯で大昔に治療した銀歯がある場合には歯医者に調べてもらい、アマルガムを別の詰めものに変えてもらった方が良いかと思われます。

このアマルガムは発がん性を伴っているかどうかははっきりしていませんが、頭痛を引き起こしたり、体内に入り込み悪影響を及ぼす可能性があるということです。意味もなく頭痛がちな状態が多い人は、一度確認をしてみたほうがよいかと思われます。

喫煙

こちらは、どの健康関連の話にも出てきて、決していいとは言われないものの代表格です。もっともそのような人はまずこのようなサイトには興味がないと思われますが、正直健康な人の健康保険の費用も支払っているということを考えると、不公平な感じも否めません。

煙草の煙には有害な物質が相当量含まれており、これは口に中で溶け込み、歯茎に吸収されます。当然、歯肉癌への影響もかなりあります。

アルコール

アルコールもご多分にもれず、悪影響を及ぼします。量的に多ければ多いほど、害の度合いが高いとのことですが、一概にどれぐらいがどれほど悪いかの判断は難しいかと思われます。

さらに、喫煙の習慣がある人は何倍にも害が及ぶという統計も出ています。これは、アルコールが煙草の有害物質を溶かし、歯茎などから本来なら吸収しないものも吸収してしまうからです。

歯肉癌は、男性がかかる割合が8割と圧倒的に高い数字となっているのも、この理由からと思われます。

歯肉炎、歯周病

歯ブラシ

歯肉炎、歯周病も歯肉癌への影響が強いようです。概して、歯茎に異常があったりするような人に特に強い影響が出るようです。これは慢性の炎症を起こしていることであり、粘膜細胞も弱まっていることが理由と考えられます。

清潔でない

上記の歯肉炎、歯周病なども歯肉癌の影響を及ぼしかねないと同様、その病気を引き起こす要因としては、不潔にしていることも影響します。口の中にはそれこそ何億もの微生物が存在しており、不潔にすることにより何倍にもすぐに繁殖していまいます。当然そのような菌は、虫歯にも影響しますし、歯茎の細胞へも悪影響を及ぼすのです。

口内炎

口内炎が治らない、あるいは治ったようですぐに発症する場合は用心した方がいいかと思われます。そもそも口内炎ができやすいこと自体にも注意を払う方がいいのですが、実際にできる人はかなりの頻度でできるので、体質などを考慮した方がいいかと思います。

口内炎がよくできる理由としては、口の中を清潔に保ててない人や、食べている時に口内に傷ができてしまうケースなどがありますし、内臓が荒れていていたりする時も、口内炎ができやすくなります。

白板症

歯茎や舌が白っぽくなることで、それが元となって癌になることがあります。これらは、白い色に変色した上で、ざらざらしています。そして、舌苔と違ってこすっても取れません。そのような兆候が見られたら、用心が必要です。

紅板症

こちらは逆に赤くなる症状で炎症を起こしています。そして、その表面はつるつるしています。

痛みもほとんどないとのことですが、特にこの赤く変色した紅板症は、癌化する率が50%とかなり高いので、用心が必要ですが、発見するのが若干難しいことで、悪化するケースが多いというのが実態です。

歯肉癌の症状

歯 女性

歯肉癌の症状について紹介します。

歯肉のただれ

段階的にまず、歯肉がただれるのですが、一見、歯周病、歯槽膿漏と思われる節があります。おそらく歯茎のただれだけでは全く判断できないと思われます。

普段から歯茎の色が悪いとか、ただれが多い人には発見するのが難しいかと思いますが、そうではない人にとっては医師の診断を受ける確率も高いので、発見はしやすいと思われます。これは若干痛みを伴い、食事の際には、しみることがあります。

えぐれ、潰瘍

これもあまりただれ特別はつきにくいかもしれません。歯茎が赤くなったり赤黒い状態で、さらに一部がえぐれてきた場合は、癌が進行している可能性が高いと思われます。

この場合は出血も認められるとともに、歯の根っこの部分がむき出しになったりします。そのうえ腫瘍のように腫れて来るケースもあります。

腫瘤

腫瘤はこぶのように膨れ上がり、塊ができることです。痛みを伴うとともに、熱を帯びることもあります。

押すと血が出てくることもあり、かなり進行している状態と思われます。

痛み・出血

進行の度合いが進むと、痛みも伴います。さらに、腫瘤と同様に血が出ますが、これも歯周病と思ってしまう傾向も強く、放置してしまうケースも多いようです。押すと、歯茎の間から出血します。

首のしこり

歯肉癌を放置していると、リンパを通して、転移したり、また歯茎の奥に癌細胞が入り込み、骨に転移することも多く、処置も非常に大変なことになります。

当人は放置しているつもりはないのですが、歯肉癌はあまり聞きなれないうえに、歯茎の異常に関しては、よほどの痛みがないと、そのままにしがちです。定期的に歯の検診を受ける事も大事ですが、特にリンパを通して転移する場合は、かなり進行している状態で危険です。

歯肉癌の治療法

歯医者内0

手術

悪化した部分の摘出手術となります。かなり広範囲を摘出しますので、その後の食事スタイルなどが相当変わることが予想されます。また、輪郭も変わってしまうことも起こりえます。場所が場所だけに手術がかなり困難なケースも起こりえます。

早めの対処をした場合には、それほど重大なことにはならないかと思われます。

化学療法

化学療法の主な治療法としては、抗癌剤の使用が上げられます。抗がん剤も、通常の細胞に影響を及ぼすので、できれば使いたくないものではありますが、癌細胞を死滅させるためには、かなり有効な方法と思われます。

最近では注射で癌細胞のすぐそばに抗癌剤を注入することで、副作用も少なく効率的な効き目がある方法が多くなってきています。。

放射線治療

この放射線治療はかなりの困難を伴います。特に痛みも強く、歯茎もその放射線によりただれることもあります。放射線は、癌細胞だけを焼くことができず、いい細胞にも影響が出てしまうのです。極端な話になってしまいますが、この痛みが我慢できずに治療を断念する人もいるのです。

歯肉癌の予防法

入れ歯01

禁煙

煙草の害については、先にいろいろと書きました。歯肉癌の疑いのある人には即座に止めるようにお勧めしますが、今後健康状態を維持するということでお考えなら、癌の疑いがある、なしにせよ、速やかに喫煙の習慣を断つことをお勧めします。

特に長期に渡って喫煙してきた方でも、止めることにより、癌の発症は相当抑えられます。そして最近は禁煙外来と言って、禁煙する方法がかなり科学的に研究され、病院での診察により、飲み薬で禁断症状をやわらげる方法など、その禁煙成功率も高くなっています。

なんのメリットもないのであれば、止めることで身体への負担もなくなることを考えれば、禁煙外来をしようしない手はないかと思われます。

ともあれ、なんといっても、発癌の要素が一番強い、悪影響のあるものです。

入れ歯を変える

自分の歯茎と入れ歯があっていないことで、歯肉への刺激が常にかかることに関しては要注意です。これは、遠慮せずに少しでも気になるようでしたら、歯科医に相談することが必要となります。

最初の気軽な相談が、のちのちの大きな問題を避けることができるのですから、省いてはいけません。多少面倒くさくても、相談をすることをお勧めします。

歯科医への通院

歯及び歯茎を清潔にすることも、非常に重要です。3カ月に一度、もしくは半年に一度ぐらいのペースで、歯の状態を診察してもらうことは、虫歯予防や他の病気の予防を含めて、きわめて大事なことと思われます。

特に普段からあまり意識せずに歯を大事にしていない人は、定期健診ではかなり功を奏すと思われます。

清潔にする

歯や歯茎を清潔にすることも、この歯肉癌を予防する上で重要です。特に歯肉癌ということでなく、他にも歯周病や歯肉炎、口内炎など厄介なものも防ぐことができます。食事をしたら、毎回はブラッシングをすることは難しいと思いますが、口をすすぐなど清潔感を持つことで、かなりの予防の効果が高まります。

まとめ

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いかがでしたか。とにかくこの歯肉癌というのは、かかる人には生活習慣の特徴が強く出ています。この生活習慣をきちんとすることにより、なんら心配することは無くなると思われます。ぜひ、これを機会に取り組んでいただきたいと思われます。

多くの人は、何事においても他人事ととらえることが多すぎます。自分だけはかからないと思っていたり、特別と勘違いしたり…。しかし、みな同じ人間で、同じような肉体をもっています。そこをどう考えているかの違いだけです。

また、現代社会も問題かと思われます。いわゆる臭いものにふたをするということが多く、肝心の問題に触れないことが多いように思われます。一例をあげれば、発がん性のある物質があるにも関わらず、それを禁止しない、その使用を止めようとしないというようなこと、これこそも問題かと思われます。

少し話がずれましたが、これを読んでくれた方が、少しでも健康的な生活を営まれることを、切に願うしだいです。

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