ユーイング肉腫とは?症状・原因・治療方法を紹介!

これも何か聞いたことのない病名ですが、症例の少ない病気です。おそらくは100万人に1人とかのレベルの病気ですから、実際にその病気にかかるとか、家族がかかってしまったというようなことがないと、おそらくずっと知らない病気の一つかと思われます。

ただ肉腫となると、多少は聞いたことがあるかもしれません。映画やドラマでは、その病気にかかっても頑張っている人の話とか、克服して復活したというような人の話の題材にはよくつかわれています。

ちなみに、骨や軟骨部分、筋肉、神経に出来る悪性腫瘍を「肉腫」と呼び、粘膜などの内臓や、皮膚に出来る悪性腫瘍を「がん」と呼びます。

さて今回はユーイング肉腫について、お伝えいたします。

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悪性骨腫瘍の種類

女性頭

悪性というからには、間違えば死を意味します。確かに罹患してからの生存率は、決して高くはないのですが、かと言ってゼロではありません。適切な治療を受けて対応し、本人の強い意志で克服は出来るものです。実際に復活している人もかなりいますので、望みを捨ててはいけません。

原発性悪性骨腫瘍

  • 骨肉腫

10代の若い時にかかる率が高いもので、主に大腿骨や上腕骨に発症しやすいといわれています。疼痛といって、かなりきつい痛みを最初に感じるようで、その他患部近くが腫れることも多いようです。

骨肉腫は非常に転移しやすいのですが、進行が速いことも含め、なかなか見つけにくいこともあり、気が付くとかなり進行しているケースが多いと報告があります。

文字通り骨のがんであり、手術の際には気をつけないと、その患部細胞が他へ流れ出て、リンパ液や血液で全身へと流れ出て転移することが多少あります。

骨肉腫については、骨肉腫の初期症状とは?治療方法も合わせて紹介!を参考にしてください。

  • 軟骨肉腫

骨肉腫と同様、大腿骨や上腕に出来やすく、骨の中心部に出来るのがこの軟骨肉腫です。ただこの肉腫は40代ぐらいでも発症するというまれなものです。これは徐々に進行し、患部も同様に少しずつ大きくなるのが特徴です。やはり他への転移の危険性は十分にあります。

  • ユーイング肉腫

これも骨に出来る悪性腫瘍で、非常にまれな病気です。はっきりと病名が解るまでの数か月を要することもあります。

普通の骨肉腫と違うところは、関節部分から遠い、骨の中心部で発症することです。逆に骨肉腫は関節の近辺で発症します。そして、骨肉腫より発症年齢が若いということ、発熱を引き起こすこともあり、白血球がふえることも特徴的です。

実際にはその原因ははっきりとしていないのが現状で、ユーイング博士が最初に報告した病です。一説の依ると、骨髄の内部の血管の細胞が腫瘍化したものと考えられています。

  • 脊索腫

これも非常に怖いところにできる骨肉腫ですが、脊柱や骨盤に見られます。これら全般的に専門の医師の検査で調べることがその後の治療には重要な要素となります。つまり、あまり例がない故に、過去のデータがないところでの検査の場合、わからずじまいや、誤診といったことも考えられます。

転移性悪性骨腫瘍

別名、続発性悪性肉腫ともいいますが、内臓などにがんを患い、そのがんなどの悪性腫瘍が骨に転移したものをいい、この種の肉腫は非常に多いとの報告が上がっています。

この種のがんは骨に転移するだけでなく、他の臓器にも転移しますので、注意を要します。一度、内臓のがんにかかり完治しても、定期的に検査をすることが望ましいといわれています。

この転移は血液やリンパ液を通して全身に菌が運ばれる可能性があるからで、気をつけようがない部分ではあります。ただ、そのような状況になるということ自体、なにかしらの理由があると思われます。

現代の医者はおうおうにして、原因を追究することはあまりしません。これでは、治療後の対応が全くできないと思います。

原因がある以上はそれに注意して生活することで、再発することも防げると思うのですが、はたしてこれからの医療がどう改善されるのかがカギとなると思われます。

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ユーイング肉腫の症状

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それぞれの症状について紹介します。

骨肉腫の症状

一般的にこの種でかかる率の骨肉腫の症状は、患部の腫れ、痛みなどですが、多少発熱もあります。

身体の内部、四肢の深部などは発見されにくく、スポーツ障害とか良性の腫瘍と間違うこともかなりあります。

ユーイング肉腫の症状

この症状は普通の骨肉腫よりも疼痛がひどいとの報告があります。つまり、かなり痛みが強いとのことです。ただ罹患した人は、療法の病気を経験している訳ではないので、比較のしようがありません。

骨に発症するものなのですが、多いのは大腿骨、上腕、骨盤です。また、胸部の骨へ罹患することもあります。この場合は気をつけないと、水が溜まることもあるようです。

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ユーイング肉腫の治療法

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ユーイング肉腫の治療方法について紹介します。

化学療法

通常、化学療法を行い、その後手術での患部切除となるケースがほとんどです。化学療法を行うと痛みが治まります。この場合肉腫の患部である腫瘍をまず殺すことが優先します。

ユーイング肉腫の場合はこの化学療法と放射線療法は効果が高いとの報告があります。ただ、転移しやすいということが難点です。早めの治療が功を奏すると思われます。

放射線療法

ほとんどが、化学療法と併用しての治療となります。化学療法とともに、効果がかなり見込める治療法なので、同時の治療を行い、その後、患部を切除する方法が取られます。

放射線は普通の肉腫やがんの治療にも使用されるケースが多いのですが、それらに治療に関してはあまり治癒率は高くありません。むしろ、いい細胞にも影響を与えかねず、悪い結果を出すケースが多いとの報告があります。ですが、この骨肉腫やユーイング肉腫の場合はかなりの効果があがるとの報告が上がっています。

手術

主に手術では患部を切除することになるのが、ほとんどですが、いかにその切除部分を少なく出来るかが重要な要素となります。子供の体力があるうちに行うことは回復力もあり、よいこととは思われるのですが、ただ成長期に一部でも切除するのはその後の成長に関して、かなり影響が出てしまうことと思われます。

それと、切除する際には、患部ごとの切除を行います。患部である腫瘍部分を傷つけないように行わないと、その腫瘍細胞が漏れると非常に危険です。骨肉腫が転移する可能性が高まります。

実際に切除した後は、その部分を補う人工関節や人工骨が使われます。その後は再発防止を含め、科学療法を併用します。

これなどはかなり進歩した方かと思います。一概に比較はできませんが、以前は患部のある腕や足をそのまま切除する方法しかなかったということです。

新薬の投与

科学療法となる抗がん剤の投与はかなりの有効性を発揮しています。いくつかの薬剤を組み合わせて、原則として静脈から点滴で投与します。

抗がん剤はその病気に対してもそうですし、いつの時代においても辛い治療となります。それは、副作用がかなりあるということです。人にも因りますが、吐き気や発熱などがあります。また、身体の表面的には毛が抜けてしまったり、食欲が全くなくなり、やせ細ってしまうこともあります。

最近では多少の副作用がないものも開発されつつありますが、全くなくなるということはないようです。この辺は医師との相談の上で取り組みとなると思われます。

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ユーイング肉腫の予防法と再発などについて

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次に予防法と再発について紹介します。

予防法

予防ということは、ほぼ不可能かと思います。それは原因がはっきりしないからです。一部の医師は遺伝子などの影響と考えているようですが、結局のところ遺伝子異常といわれても、改善することは出来ないので、正直原因不明ということと同じかと思われます。

問題は、その遺伝子異常がどうして起きるかということではないかと思われます。ある医師は、環境が与えるものがかなり影響を及ぼしていると考えています。

それは電磁波であったり、人工的につくられた光、放射能などです。あるいは、まだまだ身近にある人工的なもの、もしくは、母体のよく食していたものなども候補にあげられます。これらはそもそも太古の時代にはないもので、このような病もなかったと思われます。

再発の可能性

基本的に治癒後は1年ごとに最大5年間は検査を要します。ただこのような遺伝子の異常による病気は、5年検査して、発症しなかったから大丈夫というわけには行きません。病院の方針によっては10年間の検査をするところもありますし、実際10年経ってから、再発した例もあります。

二次がんについて

ユーイング肉腫の投与した薬剤や放射線の影響で、その後時間が経ってから白血病や脳腫瘍などが発症することです。その後の経過はかなり慎重に見る必要があります。白血病などは発症すると非常に厄介ですから、注意を要します。

その他にもやはり時間が経ってから、治療の影響で臓器などに発症するケースも確認されています。

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まとめ

いかがでしたか。難病であるがゆえにあまり聞いたことのない、ユーイング肉腫についてお伝えしましたが、骨肉腫についての情報も、多少盛り込んでいきましたので、参考になったと思われます。

とはいっても、この肉腫の病は、5年後生存率も40%とかそれほどの低さなので、すこし心配な部分はあります。

ただ治療に関しては、今は病院の数も増え、専門医も多くの症例を研究しています。また、最新の設備も整えられて、治療法もかなり研究され尽くしています。そして過去の治療で成功している例もたくさんあるので、診察や治療に関しては、安心かと思います。

ただ、原因がわからないということで、はっきり言って不安な部分は残りますが、心配ばかりしていても仕方がありません。

逆に、原因はわかりませんが、このようなタイミングを期に、生活も見直すことをお勧めします。例えば家族の方でタバコを吸う人がいれば止めるとか、食事も加工食品を多くとっていたら、改善して自然の昔ながらの食事を取るように努めるなどということです。

病人本人とか、過去に病気になった人だけが気をつけることだけではなく、その回りの人も影響を与えていることが、何かしらあるかもしれないのです。そういう意味で、これは身体によくないというようなことを止めていくことをお勧めします。

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