髭を抜くと、痛い目にあう!その対処法を紹介!

毎日朝や夜に髭を剃るのはめんどくさいですよね。この髭は剃る分にはまったく問題ないのですが、抜いたりするとちょっと厄介なことが起きます。

男性でも当然、肌はきれいに保ちたいものですが、髭は扱い方によっては肌荒れがひどいものになったりします。女性でも鼻の下には産毛が生えている人もいて、これまた処理が大変と聞きます。

また、最近の若い人には、髭は抜くものと思っている人も多いようです。これ、一本一本抜くと、痛いですよね。でも特に女装家の人、バイの人は抜いているんではないでしょうか?

実際にヒゲを抜くことを続けていて肌が荒れてしまうなどの症状が現れ、赤くぶつぶつになるなどひどい状態になり、しかもヒゲを抜くことが癖になってしまって辞められないという問題になってしまった人も居ます。

今回はその髭を抜くことについて、お伝えします。

髭を抜くことのメリット

髭1

まずは髭を抜くことで得られるメリットについて紹介します。そもそもヒゲを抜く理由はこのメリットのために抜いているわけですから、わかると思いますが、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?

詳しく見ていきましょう。

見た目がいい

好みにもよりますが若い人にとっては濃いひげは、女性から好印象を持たれないイメージが強いようです。剃り残しがあるような髭ですと、見た目かっこ悪いのですが、きちんと剃っていれば問題はないかと思います。

ただ、頬にかかっている髭は、どうにもしようがないのですが、やはり印象としてはあまりプラスにならない傾向があるようです。正直言って、ヒゲが濃い人はアンラッキーとしかいいようがありません。遺伝によるものが原因なので仕方ないですが、毎日剃るのは面倒臭いから抜いてしまう人は少なくないでしょう。

髭処理が楽

髭は毎日剃ることは確かに面倒といえば面倒です。ですが、習慣となっていれば、あまり面倒くささは感じないと思います。たしかに抜いてしまえば、数日に一回の割合で剃るか抜く処理で済みますから、楽と言えば楽です。

それに、剃ったあとのザリザリ感とでもいいますか、ザラっとした感じがなくなるので、肌もきれいに見えます。永久脱毛を行う男性もいるくらいですし、ヒゲは社会人なら毎日剃らなくてはいけないので無くても問題ないですし、ない方が良いと言う人のほうが多いのも事実です。

肌は青くならない

剃ることにより、肌の中には髭が残っていますから、それが肌を通してみると青く見えてしまいます。特に日本人は肌が白い人が多いので、余計青く見えます。さらに、頬の部分にまで髭が生えている人は目立ちます。口の下だけなら、多少青くても見立たないで済んでしまうのですが…

抜くことにより、青くはなりません。きれいな肌がキープできます。そういう意味では、抜いた方がいいかも知れません。

夜になると伸びてくるということがない

ヒゲの濃い人ならわかると思いますが、朝出勤前にヒゲをしっかり剃っていたとしても一日も経たないうちに伸びてきてしまいます。

遠目ではぱっと見わかりませんが、近くで見たり手で触るとジョリジョリしていたり、青くなっているのでわかってしまいます。ヒゲが微妙に伸びている状態の言うのはなんとも言えない気分になり、ついついいじってしまう人もいると思います。

はやく剃ってしまいたくなりますよね。そのような煩わしさを抜くことで解消することが出来ます。

節約出来る

全て抜いてしまえば毎日のクリームやシェービング剤やカミソリや高いシェーバー代も節約出来るので節約にもなりますので手間も省けますし、節約も行うことが出来ます。

永久脱毛も一気に払う金額は大きいですが、手間の時間の節約や毎日の髭剃りに掛かる費用を差し引けば、支払う金額には見合ってくるかと思います。

また、カミソリを使用することでのカミソリ負けの心配もないので敏感肌の人はなるべく剃る機会を減らしたいですよね。

髭を抜くことのデメリット

髭の剃り方

髭を抜くことのデメリットを紹介します。上記のようなメリットに気を取られてついつい忘れてしまいますが、きっちりこのデメリットの存在を忘れないようにしなくてはいけません。

一度抜いてしまうことで炎症などの症状が起こってしまうと痕が残ってしまい消えなくなってしまうので、逆に顎の状態が悪くなって印象も悪くなる可能性も考えられます。

気をつけなくてはいけないデメリットを見ていきましょう。

痛い

抜くことは当然痛みを伴います。毛抜きで一本一本抜いていくわけで、しかも男性の場合は毛が太いので毛根もしっかりしており痛みもかなりきつくなります。女性用のすね毛を抜くもしくは腋の毛を抜くような脱毛機もありますが、それでは髭は抜くのは難しいようです。

男性が抜くのに、たいへんなのは挟むのに髭の場合は短いからです。ある程度まで伸ばしてから抜く分にはやりやすいかもしれませんが、脱毛機の場合は、挟む部分がある程度ないと、抜きにくくなります。

毛抜きや爪で摘んで抜くことで誤って皮膚をつまんでしまって痛いなんてこともあります。

それと、整形外科でレーザー脱毛をする場合ですが、抜くにはそれほど痛みはないのですが、かなりお金も必要になります。また、一回で済まないので、金額に関しては最終的にはどれくらいかかるか、終わってみないとなんともいえないそうです。

アフターケアが大変

抜くと、毛穴の奥にある毛根と毛細血管を傷つけることになるので、きちんとしたケアをしないと、そこからバイ菌などが入り、化膿します。また、毛細血管傷つくことになるので、出血する場合もあります。

抜く時は、その後のメンテナンスをしっかりすることが大事です。しかもその時だけでなく、毛穴の状態が落ち着くまでは、注意しないといけません。肌をきれいに保ち、保湿も充分に行う必要があります。

料金がかかる

自分で抜く分には、痛い思いをすれば、大丈夫ですが、病院で脱毛となると、かなりな金額がかかります。当然、あとあとのことを考えると、病院で処理したほうがいいとは思います。やるなら、とことん、そして、きちんとすることをお勧めします。

皮膚の色が悪くなる

小さな出血や炎症を繰り返し、傷がたくさんできることで色素沈着が起こり、皮膚の色が黒くなったり赤らんだり、凹凸が出来て顎が汚く見えるようになる可能性があります。

また、毛根が炎症することで吹き出物やニキビなどができやすくなりその結果見た目が悪くなることもあります。その他にもヒゲを抜く過程でヒゲが途中で切れてしまったり、毛根が傷つくことで毛穴が塞がってしまい毛が出てこれなくなり皮膚の中で毛が成長する埋没毛という症状になる場合もあります。

そのままで放置しておくと毛嚢炎や色素沈着などの可能性も出てきます。より見た目が悪くなるので適切な処理を行うようにしましょう。

抜くと剃るとで濃さが変わる?

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髭を抜くことで濃くなると言われることがありますが、これは本当なのでしょうか?またなぜこのような事が言われるようになってしまったのか。

この説について検証してみたいと思います。

抜くと濃くなる?

昔から、抜くと髭は濃くなるといいます。理由としては、髭を抜くことにより、毛穴の奥の毛根と毛細血管が傷つき、その修復のために強い血管ができるからというものです。

実際はどうかというと、濃くなることはないそうです。理屈の上では、そうなるようですが、実際には濃くなりません。通常の毛がまた生えてくるということです。

また、毛は抜いてダメージを与えることでより弱い毛が生えてくるというデータがあります。なので抜いていくうちに痛みが少なくなっていくことは、慣れも関係していますが、毛が弱く細くなることも関係していると考えられます。

剃ると濃くなる?

これも昔から言われていることで、剃ると濃くなってしまうということですが、これもそうなりません。これも理屈をいいますと、剃った部分がその修復効果により太くなるということですが、毛は毛根から延びるので、切った面はそのままです。

つまり濃く見えるだけです。つまり、断面というのは面積が見た目広く見えるので、濃く見えるだけのことです。ですから安心して剃っても問題ないでしょう。

しかし、剃ることで毛が濃くなるという意見を述べる人たちの意見では、マウスを使った実験で、実際に毛を剃った場合は10%毛の太さが太くなった、や肌へのカミソリなどの刺激により濃いヒゲを生やしてしまう可能性があるという意見があります。

医学的には解明されていませんがひげを剃ると濃くなってしまうという可能性が完全に否定できるわけでもない様です。

抜くことにより、起こる厄介なこと

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抜くことにより発生する危険なことは何でしょうか?

埋没する毛

毛を抜くことにより、厄介なことが結構起こります。抜いたことにより、毛穴が塞がり、その後に毛が生えてくると、毛の先が出る場所が無くなってしまうことです。今まであった、毛穴へそのまま抜け出てくれればいいのですが、向きが変わってしまうなど、毛先が抜けず、肌の中で埋もれてしまい伸びることがあるのです。肌は圧迫され、若干痛みを伴います。また、色も黒っぽくなってしまいます。

対策としては、そのような毛が少しであれば、それを見つけて、毛穴を確保する穴を開けてあげます。そうすると、毛も気持ちよく伸びることができます。そうでない場合は、スクラブが入っている洗顔フォームで地道に顔を洗うのがいいと思われます。それでも解決しない時は、皮膚科で処理してもらう方が確実です。下手にほじくり返すと、同じことも起こりえますし、また、化膿する原因にもなるからです。

また、ピーリングで処理する方法もあります。これは、薄めの酸が入っている、ケミカルピーリングと称して、皮膚の表面を酸で溶かして、すぐ下に生えている新しい肌を表に出す方法ですというものです。これだとスムーズに抜くことが出来きることと思います。ですが、実際には皮膚を少し焼けどさせて、表皮を取り除くという一過性の方法です。

毛嚢炎

毛包炎とも書きます。これも非常に厄介で、髭を抜いた時に毛穴の中が傷つき、細菌が侵入してしまうことです。それがもとで炎症を起こしたり、化膿したりすることで若干の痛みを伴います。

顎の回りがよく赤紫色になっている人を見かけると思いますが、おそらく炎症を起こしているものと思われます。すみやかに医師の診断を受けたほうがいいかと思います。さらに最悪なのが、化膿して白い膿みが出たりしてしまうことです。そうすると治すにもかなりの時間がかかってしまいます。

見た目を良くするためにしたのに、逆効果ですね。用心して、髭抜きは軽い気持ちで行わないようにしたほうが無難です。

色素沈着

皮膚の色が赤黒くなっている人を見かけますが、これは髭をぬいたことにより、毛細血管が破壊され、メラニン色素が沈着してしまったことが原因です。

メラニン色素は肌を守るために存在しているのですが、刺激に影響され、赤紫色になって沈着してしまうのです。日焼けも日の光から守るために肌が赤くなるのですが、原理は一緒です。しかもこの場合、急激になるものではなく、じわじわと赤黒く変色していきますので、治すのもかなりの時間を要します。

こちらも解消法としては医師の診断を仰ぐ方がよいでしょう。保湿した上で、肌を早く蘇生するために、必要な栄養素を取る必要があります。ただ、肌というものは、早々簡単には修復しないものです。若い女性もよくコラーゲンとかを飲んで肌をきれいにしようとしていますが、なかなか肌がきれいにならないのと一緒です。こちらも地道に治していくしかないでしょう。

毛根鞘

毛を抜いた時に毛根の黒い毛球部分にくっついて皮脂のような透明のゼリー状のものが出てきたことはありませんか?白っぽかったり透明だったりするもので特に害はありません。これを一緒に抜いてしまうと、毛が生えてこなくなるとか毛母細胞が傷つくなどと言われてます。

何度も無理に毛を抜いていると確かに毛母細胞が傷ついてしまう可能性があります。

しかし、毛根鞘がついた毛を抜いてしまうこと自体は特に問題ありません。見た目的に異常かと思うかもしれませんが、気にしなくてもいいでしょう。

しかし、無理に毛を抜いて毛乳頭を傷つけてしまった場合は炎症が起きたり、出血する恐れがあります。毛乳頭は毛を作り出す重要な器官で、これは一度傷つけると修復しないともいわれています。

毛細血管が傷つくことで色がついてしまうことがありますので無理に毛を抜く行為は控えましょう。

どうしても髭が気になる人はどうする?

髭抜く

ヒゲを抜くことはデメリットが多かったり、実際に目指しているようなつるつるなキレイな顎を手に入れることは難しい事がわかりました。

ではどのようにヒゲを処理すれば良いのでしょうか?それでもやっぱり、毎日の髭剃りが煩わしく感じられる人や、抜きたい人におすすめする対策法をご紹介します。

脱毛

髭が濃いということで、抜こうかと思っている人は、やはり剃るより抜く方が効果は高いと言わざるをえません。ただ、何度もいうように、その後のメンテナンスが厄介なだけです。必ず化膿しないように、注意を要します。菌が入らないよう保護しないといけません。

病院での脱毛に関しては、心配することはないかと思います。結局は料金がどれほどになるかということです。

値段は大体目安として7万〜20万の間と見積もっておけばいいでしょう。処置法や施術法や髭の濃さや範囲でも大きく値段は変わってきます。

これは一回で払う形ではなく、大体が1回の除毛で1万円〜4万円程の治療費を5回ほどに渡って行い治療していきます。

クリニックや病院によってかなり幅があるのでよく調べてから病院を選びましょう。また、気をつけなくてはいけないのが永久脱毛を行ったからと言って絶対にもう二度と毛が生えない訳ではないということです。

男性ホルモンの影響で、産毛が成長したりすることで、再度ヒゲが生えてくる可能性は全体の1割以下の可能性であります。なので、出来ればアフターフォローがしっかりしているクリニックなどを選ぶほうが後々良いかもしれません。

正しい毛の抜き方

それでも自分で毛を抜きたいという方は以下のことだけは注意したほうがいいと思います。これは床屋でもやる方法ですが、蒸しタオルでその部分を温め、ふやけるようにします。つまり髭の毛穴をしっかりと開くようにすることにで、毛が抜きやすくなります。

続いて、しっかりと挟める毛抜きやピンセットを消毒し、毛の生えている方向に引っ張ります。そうすることで、痛みが軽減し、毛根も残らずに抜けます。その後は、アルコールが入っているローション等を塗り、保護します。

できればその時に冷やした方がいいでしょう。そうすることで、炎症がおこることも防げます。ローションはこまめに塗ってください。化膿や炎症が非常に厄介ですから、本当に注意してください。

同様の理由で風呂上がりにヒゲを抜くのもいいでしょう。またすぐに就寝することで皮膚の修復も行われるので風呂上がりで就寝前であることが最適かと思われます。

ヒゲを抜くのは1週間に2回

毎日ヒゲを抜いてしまうと肌へのダメージが蓄積されてしまい、出血や毛根が傷ついてしまう可能性が高くなります。また、2,3日立った後のほうがヒゲも適度に伸びていて抜きやすくなります。

効率的に力を加えられることで、毛根へのダメージを掛けずに綺麗に抜くことが出来ます。休みの日などに向けてヒゲを伸ばしておき、その日に出来るだけ毛を抜いてしまうなどの方法が良いかと思われます。

しかし、一気に大量に抜いてしまうことも肌トラブルのリスクが高くなりますので注意しましょう。

抜いた後はしっかりケア

毛を抜く時は、清潔なヒゲ抜きなどの道具を使用することはもちろん、手も顔も清潔な状態で毛抜きを行いましょう。

さらに抜き終わった後はしっかり化粧水などで保湿などのケアを行い、肌の修復効果を高めるようにすることが重要です。しっかりケアすることで肌のターンオーバーの質を高め、健康な肌をキープしましょう。

もし肌へのダメージが心配でしたら脱毛ローションや脱毛テープなどの商品もあるので、そちらも試してみてはいかがでしょうか?

まとめ

髭を抜くことでいろいろと面倒くさいこともどうやらたくさんあるようです。そういえば、昔からですが、髭を抜くのが気持ちがいい、だから辞められないという人が結構いるようです。最近の漫画家はどうか知りませんが、昔の漫画家はアイデアを思い浮かべる時に、つい癖で抜いているシーンをよく見ました。漫画家には髭をはやしている人も多いので、結構癖で、抜くことをしていたみたいです。

また、いわゆる都市伝説とでもいいますが、髭を抜くと濃くなるということを信じている人も多いようです。実際はすでに書いたように、そんなことはないと専門家も言っています。それにしても、抜いても抜いても生えてくるという髭は、人間の体って、生命力が強いものと考えさせられます。人間の体は廃用萎縮といって、使わない部分は、衰えてくるので、髭もあまり意味がないようであれば、なくなってくる気もするのですが、そうでもないですね。そういう意味ではやはり絶対に必要なのだなと感じざるをえません。

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